カラマネロ - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

• ページ
• ノート

カラマネロ [編集]

No.687 タイプ：あく/エスパー
通常特性：あまのじゃく（自分の能力ランクの変化が逆転する）
　　  　　きゅうばん（相手から強制交代させられない）
隠れ特性：すりぬけ（リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる）
体重　　：47.0kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

---

---

通常ポケモン唯一のあく・エスパータイプ。
弱点は少ないが耐性がエスパーしかない。むし4倍のため、とんぼがえりが致命傷になるので注意。

特性あまのじゃく+ばかぢからで攻撃しながら能力を上げることができる事が特徴で、
一致技のあく・エスパーとばかぢからのかくとうの3種で全タイプに等倍以上が取れる。
しかし、回復技はねむるしか覚えないのが難点。

第7世代では、メインのばかぢからと悪技を両方半減に押さえるフェアリーが跋扈していることもあり非常に動きづらい。
また、はたきおとすはZクリスタルを排除できず、威力も上がらないため、高威力を狙いにくい。
一方、あくタイプにいたずらごころによる変化技を受け付けないという耐性が追加された。

特性が「あまのじゃく」でもZパワーによる能力上昇は逆転せずに発動する。
これにより「Zさいみんじゅつ」で素早さを上げたり、
配信限定であるが全能力上昇の「Zハッピータイム」を活用する選択肢もできた。

USUMにおいては新たにラランテスがあまのじゃくばかぢからの使い手になった。
あちらにはきゅうけつ・こうごうせいという回復技があるが、技範囲や素早さではこちらが勝る。
教え技でじごくづきを獲得。他の悪技と違い、相手に左右されずに安定して使える。

---

ネタ考察やマイナー考察はカラマネロ/ノートにあります。

---

---

特性考察 [編集]

あまのじゃく

能力変化が反転することで、ばかぢからと併せて攻撃しながら能力を上げることができる。
このコンボの存在がカラマネロの採用理由に直結するため、基本はこれで確定。
他2つの特性だとこのコンボが使えなくなるだけでなく、数ある同特性の他のポケモンに見劣りしがちでカラマネロでやる必要性が全く無い。
あまのじゃく+ばかぢからの他にも相手のいかくやギルガルドのキングシールドで能力が上がるという利点がある。
逆に相手からのいばるや、自身への積み技で能力が低下する点には注意。
また、かたやぶり持ちのポケモンの能力変化技は逆にならず通常通りとなる。
間違っても、じゃくてんほけんやシード系アイテム等の能力が上がるアイテムを持たせてはならない。

きゅうばん

強制交代技を無効化。みがわりや積み技を使った際に流されづらくなるが、
あまのじゃく+ばかぢからを除くと積み技はめいそうしかない(Zワザの能力上昇はあまのじゃくでも逆転しない)。
当然きゅうばんを選べば上記のコンボはできなくなり、役立つ場面がほぼ皆無なため候補外。

すりぬけ

隠れ特性。すりかえやさいみんじゅつ、イカサマをみがわり貫通で撃つことができる。
しかし特性が役立つ場面は限定的で、あえてカラマネロでこの特性を採用する必要性は薄い。
あまのじゃく+ばかぢからのコンボの有用性に勝るメリットが無く、意表を突ける程度にとどまる。

---

技考察 [編集]

---

型考察 [編集]

スカーフ型 [編集]

特性：あまのじゃく
性格：ようき
努力値：AS252
持ち物：こだわりスカーフ
確定技：ばかぢから/はたきおとすorじごくづき
選択技：サイコカッター/いわなだれ/すりかえ/みちづれ

こだわりスカーフで素早さを補い、ばかぢからで攻撃を上げながら全抜きを狙う型。
最速スカーフで、最速135族（メガライボルト）と同速。130族やそれを目安に調整しているスカーフ勢を抜くことができる。
先制してばかぢからを撃つことで、ある程度の物理耐久を確保することもできる。速さは硬さともいえる。

無振りゲッコウガ、バンギラスをばかぢからで確1。無振りメガバンギラス（H実数値175）は31.3%の乱1（156~184ダメージ）。
H振りメガゲンガー（H実数値167）は、はたきおとす→やけど状態のはたきおとすで高乱数（合計162~194ダメージ）。退かれても後続の持ち物を排除できる。
メガミミロップに対しては同速で、こちらのばかぢからは確定耐え、あちらのねこだまし→とびひざげりで落とされるため基本的に不利だが、
先手を取ってばかぢからを当てれば、防御が上がってとびひざげりを耐えられるようになるため、対面時2回連続で先手を取らなければならないものの勝機はある。

ばかぢからで攻撃が上がるとは言え、攻撃補正なし＋技の威力が低いので出だしの火力は高くない。
また「カラマネロ＝ばかぢから」というイメージは強く、読まれやすいのでばかぢから以外の行動で何をするか、が重要になってくる。
（ゴーストタイプへの交代読みではたきおとすなど）

Zさいみんじゅつ型 [編集]

特性：あまのじゃく
性格：ようき
努力値：AS252
持ち物：エスパーZ
確定技：さいみんじゅつ/ばかぢから
優先技：はたきおとすorじごくづき/サイコカッター
選択技：いわなだれ/みちづれ

Zさいみんじゅつで素早さを上げつつ眠らせてばかぢからを積み全抜きを狙う型。
後攻Zさいみんじゅつ→先制さいみんじゅつで84%の確率で相手を眠らせることができる。
Zさいみんじゅつは読まれにくく、相手の交代際などにも刺さるため、有利な立ち回りをしやすい。
スカーフと違いばかぢからで上げたAを他の技に活かす事ができ、素早さアップにより止まりにくいのも利点。

Zさいみんじゅつを使えそうにない場合はZサイコカッター(マキシマムサイブレイカー威力140)として使うこともできる。
奇襲に使えるほか、ばかぢからでAを上げていれば強力な一致技として崩しを狙える。

確定技のほか、一致技2つもなるべく入れたいが、素早さが上がるためみちづれも使いやすく、こちらも十分候補。
Zさいみんじゅつと同じく読まれにくいのもポイント。
いわなだれはウルガモスやメガリザードンYを重く見るときにのみ採用。

耐久振りアタッカー型 [編集]

特性：あまのじゃく
性格：いじっぱり
努力値：HA252を基本に調整
持ち物：こだわりハチマキ/オボンのみ/とつげきチョッキ
確定技：ばかぢから/サイコカッター/はたきおとすorしっぺがえしorじごくづき
攻撃技：いわなだれ/かえんほうしゃ
補助技：さいみんじゅつ/ひかりのかべ/リフレクター/すりかえ

ばかぢからで能力を上げながら攻めていく。概要通り闘・超・悪で全ポケモンに等倍以上を取る事ができる。
ただばかぢからで能力を上げていくほかにも、こだわりすりかえのような搦め手も可能。
また、変化技を使用せず火力と耐久両方の能力を挙げる事ができるのでとつげきチョッキとも相性はよい。

トリックルーム使用型 [編集]

特性：あまのじゃく
性格：ゆうかん/のんき/なまいき
努力値：耐久・素早さ調整　残りA
持ち物：オボンのみ/半減実/くろいてっきゅう
確定技：トリックルーム
攻撃技：ばかぢから/サイコカッター/はたきおとすorじごくづき/いわなだれ/かえんほうしゃ/なげつける
補助技：ちょうはつ/さいみんじゅつ/ひかりのかべ/リフレクター/すりかえ/みちづれ/ひっくりかえす

半端な素早さを切り捨て、トリックルームを活用して先手を取る。
やはり中途半端な火力や耐久に努力値を多く割くこともできる。
ばかぢから等でそのまま戦うもよし、みちづれで1：1交換を狙うもよし。

最遅にすると無振り50族と同速になる。
メガクチート、マリルリ、ボスゴドラ、少し下にはローブシンや素早さを下げたハッサム等、
素早さを見誤ると危険な相手がひしめくため、最遅に限らず調整の余地がある。

+

折りたたみ

議論スペース これ普通のアタッカー型にトリックルーム入れただけじゃないの？ ↑普通のアタッカー型がトリックルーム採用したりすることがあるのなら一緒にしてくれてもいいと思うけど 性格も努力値振りも違ってくるし、トリルの有無が相手・味方に及ぼす影響も小さからぬものがあるから分けた方が考えやすいんじゃないかね。 持ち物にくろいてっきゅう、技になげつけるを候補に追加。 S激戦区を避けて動きやすくなるかもしれないし、なげつけるも仮想敵によっては。

【ダブル】トリックルームサポート型 [編集]

特性：きゅうばん/あまのじゃく
性格：ゆうかん/のんき/なまいき/いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値：耐久調整　残りA
持ち物：オボンのみ/半減実/くろいてっきゅう/Zクリスタル/メンタルハーブ/きあいのタスキ
確定技：トリックルーム
攻撃技：ばかぢから/サイコカッター/はたきおとすorじごくづき/いわなだれ/かえんほうしゃ/なげつける
補助技：さいみんじゅつ/まもる/みちづれ/ちょうはつ/ひかりのかべ/リフレクター/すりかえ/ひっくりかえす

きゅうばんならほえるで退場しないトリックルーム起動役。ほえるを防げるトリックルーム使いにはバリヤードもいるが、耐久の高さ、弱点の少なさに加えてふきとばしも防げることから差別化の必要はない。（ドラゴンテールはあちらは耐性上無効。）
あまのじゃくならトリパの障害となりやすいガオガエンをばかぢからで処理しやすい。ただしA1段階上昇ばかぢからでは特化してもH252振りガオガエンは高乱数1発に留まる。
Zトリックルームでさいみんじゅつの命中率を8割に改善出来る。

---

対カラマネロ [編集]

注意すべき点

あまのじゃくのせいで、いかくやキングシールドが逆効果。
あまのじゃく＋ばかぢからのコンボが強力。ゴーストは一致悪技で弱点を突かれる。
さらにエスパー技をあわせると全ポケモンに等倍以上の有効打となり、攻撃範囲が広い。
トリックルームやみちづれ、さいみんじゅつ、ひっくりかえす等の搦め手も嫌らしい。

対策方法

一致技は威力が低く、ばかぢからは不一致なので、積まれる前なら処理しやすい。
弱点は少ないが耐性にも乏しく、エスパー以外は全て等倍以上。素の耐久も並程度。
いばるで攻撃半減＋混乱と弱体化。ピクシー等のてんねん持ちやメタモンも有効。

---

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

過去作技マシン [編集]

タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

その他 [編集]

---

遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]