クロバット - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

クロバット [編集]

No.169 タイプ:どく/ひこう
通常特性:せいしんりょく(怯まない)
隠れ特性:すりぬけ(リフレクター・ひかりのかべ・オーロラベール・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる)
体重  :75.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
高速飛or毒+炎技HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クロバット8590807080130535せいしんりょく/すりぬけ
ファイアロー7881717469126499ほのおのからだ/はやてのつばさ
アーゴヨン73737312773121540ビーストブースト

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/エスパー/いわ
いまひとつ(1/2)どく/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ/かくとう/むし
こうかなしじめん

唯一の「どく×ひこう」の複合タイプを持つポケモン。
高い素早さから、みがわり貫通でブレイブバード、必中どくどく、さいみんじゅつなどで強い圧力をかけることができる。
1/4が3つに無効1つと優秀な耐性を持ち、特に今作大幅に増えたフェアリーに対しては相性補完としてサブで持っていることも多いじめんタイプの技も無効化できるため滅法強い。
耐久も並程度にあり、耐性のある相手への高い繰り出し・流し性能ととんぼがえりを備えることから、サイクル戦適性もうかがえる。
特性「せいしんりょく」持ちでは最速かつ、味方へのおいかぜ、ちょうはつによる展開阻止性能を持つため、ダブル適性も高い。

第7世代ではライバルであるファイアローが弱体化し、高速ブレイブバード使いとしてのアイデンティティを取り戻した。
A種族値は控えめだが、第6世代のファイアローに近い範囲で多くのポケモンを上から縛ることができる。
加えて役割対象のフェアリーが大幅に増加しており、新しく独自の活躍が期待される。
ただし、同速に強力なフェアリーであるカプ・コケコが追加されており、そちらとの対面は同速対決になってしまうことに留意。

HS振りする場合、H252では実数値が192=16nになってしまうことに注意。244振りに止め、余り12はダウンロード対策にDに回すのが基本。

ギガドレインはタマゴ技だが遺伝元で自力習得するポケモンがいない。ただし教え技でも習得は可能なので大した問題ではない。



特性考察 [編集]

せいしんりょく
ねこだましの怯みを無効化できるので、主にダブルでの採用が多い。
クロバット自体ファストガードやおいかぜ等ダブルで有用な技を覚えるので適性は高い。
すりぬけ
隠れ特性。シングルでは主にこちら。みがわりを貫通できるので受けループにかなり強くなれる。
アタッカーでもひかりのかべ・リフレクターを無視できるので有用。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ブレイブバード120(180)100反動1/3メインウェポン。反動あり。
ゴッドバード140(210)90ひるみ30%
急所率+1
教え技。ヒコウZとあわせて。
アクロバット55(82)or
110(165)
100-レッドカードを持たせるなら。
クロスポイズン70(105)100毒10%
急所ランク+1
一致技だが飛行技と範囲が被る。
電気・フェアリーピンポイント。
とんぼがえり70100自分交代交代読み、きあいのタスキ潰し、その他様々な場面で使える。
きゅうけつ80100HP吸収1/2エスパー・悪に刺さる体力吸収技。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。交代読みで撃ってもよい。教え技。
どろぼう60100道具奪取レッドカードを持たせるなら。一応ギルガルドに対しての打点にもなる。
はがねのつばさ7090防御10%↑岩ピンポイント。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ヘドロばくだん90(135)100毒30%メインに据えるなら積み技が欲しい。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%素早さが高いので追加効果が狙える。
ねっぷう9590火傷10%教え技。対鋼として優秀。物理型でもサブとしては使える。
ギガドレイン75100HP吸収1/24倍狙いの他、耐久補強にも繋がるかもしれない。
あくのはどう80100怯み20%ラティオス相手に抜群だが予めわるだくみを積んでないと厳しい。
めざめるパワー-60100-氷推奨。グライオンを着実に処理できる。
変化技タイプ命中備考
おいかぜ-サポートに。自分自身への恩恵は少ない。
にほんばれ-一応自分も炎技の強化が狙える。天候特性系の場を潰すのにも使える。
あまごい-相手の妨害や味方のサポートに。
はねやすめ-高い素早さが活かせる回復技。電気、岩、氷を軽減できるが同時にじしんには要注意。
ちょうはつ100耐久型、サポート型への機能停止狙い。速いので不発し難い。
あやしいひかり100速いので先制で決めやすい。相手を流せる可能性がある。
いばる85速いので先制で決めやすい。あやしいひかりに比べハイリスク・ハイリターン。
いやなおと85火力補強や流しに使えるが、命中不安。
わるだくみ-特殊型に必要。無いと火力不足感が漂う。
みがわり-単体ではほとんど状態異常を避ける程度。
どくどく必中どくタイプなので必中。すり抜けならみがわり貫通。
みがわり&ちいさくなる型に非常に強い。
さいみんじゅつ60命中率は極めて不安定だが、当たれば美味しい。
くろいきり-積みをリセット。ゼルネアスのメインウエポンを半減しつつジオコントロールの積みをリセットできる。
ファストガード-ダブル用。サイコフィールドで代用可能で自身は浮いているがせいしんりょくがある。
自分より素早いメガミミロップや雨パのルンパッパなどの味方へのねこだましは防げない。

Zワザ考察 [編集]

※特に注意書きがなければ基本は無補正AorC252振り前提。

Zワザ元にする技威力解説
ファイナルダイブクラッシュゴッドバード200(300)急所率を加味してもダメージ期待値はゴッドバード以上。H252メガゲンガーを乱数1発(75%)。
ブレイブバード190(285)反動ダメージなし、火力はこだわりハチマキブレイブバードより上。B4メガルカリオを乱数1発(75%)。
エアスラッシュ140(210)特殊技。わるだくみ1積みで無振りガブリアスを確定1発。
アシッドポイズンデリートヘドロばくだん175(262)特殊技。わるだくみ1積みでH4 メガボーマンダを確定1発。
同条件でH252 メガフシギバナを中乱数1発 (56.3%)。
クロスポイズン140(210)無振りカプ・コケコを確定1発。
ダイナミックフルフレイムねっぷう175H252ナットレイを確定1発、わるだくみ1積みでH252メガメタグロス・H252ギルガルドを共に確定1発。
ブラックホールイクリプスあくのはどう160特殊技。一貫性は高い。
ちょうぜつらせんれんげきはがねのつばさ140飛行半減の岩タイプに有効だがピンポイント気味。

型考察 [編集]

物理汎用型 [編集]

特性:すりぬけ
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:各種Zクリスタル/いのちのたま/あおぞらプレート/きあいのタスキ/こだわりスカーフ/ゴツゴツメット
確定技:ブレイブバードorゴッドバード
攻撃技:いかりのまえば/とんぼがえり/きゅうけつ/ねっぷう/クロスポイズン
補助技:おいかぜ/どくどく/あやしいひかり/みがわり/ちょうはつ/いやなおと/くろいきり/さいみんじゅつ/はねやすめ/ねごと

攻撃は平凡だが優秀な一致技を持ち、種族値故に上から複数回殴りやすいので案外火力が出せる。
飛行技しかまともな火力の技がないのが欠点だが、飛行のみで等倍範囲はそこそこ広く、
苦手な相手もとんぼがえりやいかりのまえばである程度ごまかせる。
技スペースには余裕があるのでPTと相談して補助技を組み込もう。

くろいきりはのろいなどのS上昇系以外の積み技に対して後出しで使う。
S上昇系の積み技には押し負ける。

クロスポイズンはカプ・コケコピンポイントなとこ以外あまりメリットがない。
どうしても電気、フェアリーに少しでもダメージを多くしたい、反動を受けたくないなら。

C下降補正でもねっぷうは普通にあり。
タイマンだとやや厳しいが、交代で出てきたナットレイハッサム
ブレイブバードorいかりのまえば→ねっぷうで安全に倒せる。

+  折りたたみ

こだわりハチマキ型 [編集]

特性:すりぬけ
性格:ようきorいじっぱり
努力値:A252 S252をベースに調整
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:ブレイブバード
優先技:とんぼがえり
選択攻撃技:クロスポイズン/はがねのつばさ/かみつく/いかりのまえば
選択補助技:ねごと/どくどく

高い素早さで上からこだわりハチマキの高火力を押し付けていく。
前半はとんぼがえりでサイクルを回し、相手が削れた後半にブレイブバードで一掃する動きが基本。

ハチマキとは言え、技の威力の関係上ブレイブバード以外の技は控えめな火力。
飛行技の高い一貫性が基軸の型のため、岩や電気、鋼タイプの処理はクロバット以外に任せたい。

また、性質上ファイアロー以外にムクホークもライバルとなる。
火力指数はA特化こだわりスカーフムクホークのすてみブレイブバード>陽気クロバットのこだわりハチマキブレイブバードである。
攻撃面に関しては完全に負けているため、優秀な耐性と並程度にある耐久によるサイクル戦適性を生かして運用したい。

ようきの場合は130族と同速対決ができるが、勝てる見込みがあるのはメガゲンガー程度。
しかもH252だとブレイブバードでも低乱数1のため安定はしない。
メジャーポケモン意識で考えると、実質的にはゲッコウガアーゴヨンに先制確1が取れることが最大の利点。

いじっぱりの場合、252振りで実値182となり、ぴったり最速115族に抜かれてしまう。
とはいえメガルカリオジャローダテラキオンなど抜けるポケモンは多いため、火力を重視する際には選択肢。
ようきA252ブレイブバードで無振りメガルカリオが中乱数1だったのが確定1発に変化する利点もある。

わるだくみ特殊型 [編集]

特性:せいしんりょくorすりぬけ
性格:おくびょう
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:ぼうじんゴーグル/いのちのたま/たつじんのおび/きあいのタスキ/各種Zクリスタル
確定技:わるだくみ
選択技:ヘドロばくだん/ねっぷう/あくのはどう/エアスラッシュ/ギガドレイン/めざめるパワー/いかりのまえば/とんぼがえり
補助技:ちょうはつ/どくどく/おいかぜ/はねやすめ/さいみんじゅつ

主に草・虫1/4という耐性を活かし、草・虫タイプを起点にわるだくみを積んで攻撃する型。
ぼうじんゴーグルを持つことでねむりごな・キノコのほうしを起点に安心して積むことができる。
格闘も1/4だが、格闘タイプはサブで岩技を持っている事が多いので、積みの起点にはしづらい。

いのちのたまとたつじんのおびは火力補強ができ、きあいのタスキなら行動回数が確保できる。
素の火力は低いため積み技のわるだくみは確定。

物理型の差別点は、どくどく無効を活かして物理受けを起点にすることができるという点か。
技選択としては草・虫への遂行技であるエアスラッシュ、フェアリー意識のヘドロばくだん、鋼意識のねっぷうが有力。
いかりのまえばを持たせておけば積める機会がなくても腐りにくくなる。
わるだくみ以外の補助技は攻撃範囲が狭まるため入れるスペースが厳しいが一応候補に入れておく。

各種Zクリスタルは一度限りだがわるだくみ後に高威力技での一点突破が狙える。

サポート型 [編集]

特性:すりぬけ
性格:ようき
努力値:HP252 素早さ252 をベースに調整
持ち物:ラムのみ/オボンのみ/くろいヘドロ/半減のきのみ/しめったいわなど
優先攻撃技:ブレイブバードorアクロバット
選択攻撃技:とんぼがえり/どろぼう/ねっぷう/いかりのまえば
選択補助技:ちょうはつ/おいかぜ/どくどく/さいみんじゅつ/みがわり/まもる/くろいきり/あまごい/にほんばれ

豊富な補助技と高い素早さを活かし、相手の妨害や後続のサポートに徹する型。
基本的には先発or交代出しから先制で各種補助技を使い、
役目を終えたらとんぼがえりで交代orブレイブバードで特攻、というのが主な役割となる。
ちょうはつされると身動きが取れなくなるので攻撃技は最低1つ欲しいが、素早さ全振りであれば先にちょうはつすることも可能。

おいかぜを持たせるならば、だっしゅつボタンも候補に入る。
この場合、半減タイプの技に出して後続を無償で登場させるという使い方も可能。

スカーフ持ちを考えないのであれば、S調整はオンバーン抜きがラインか
最速にしても同速の130族は相性で苦手、その下に居るファイアローは特性でどちらにしろ抜けず、
ゴツゴツメット持ちにちょうはつを入れるぐらいしかファイアローを抜く理由はない。
マニューラにも一発入れるぐらいしかできないのでオンバーンを抜いておけば十分と言える。

また、ラムのみ(もしくはぼうじんゴーグル)を持ちブレイブバードを採用する際は
Aをブレイブバードで特化メガフシギバナ確2調整にしておくと後出しから立ち回りやすい。
ちなみにAも調整した場合の努力値はS204、A164(残りH140)となる。

レッドカード前歯型 [編集]

特性:すりぬけ
性格:ようき
努力値:素早さ252 HP244or228 残りで耐久調整
持ち物:レッドカード
確定技:いかりのまえば/ちょうはつ
優先技:ブレイブバードorアクロバット
選択技(ブレイブバード採用の場合):どろぼう/ねっぷう/おいかぜ/にほんばれ/あまごい
選択技(アクロバット採用の場合):とんぼがえり/ねっぷう/さいみんじゅつ/どくどく

先発前提。先制いかりのまえばとレッドカードで相手2匹のHPを半分削り、相手パーティの弱体化を狙う型。
先発が変化技を使用しそうならちょうはつで強制的に攻撃させ、レッドカードを発動させる。
レッドカード発動後、先発に戻してきた場合も残る1/4のHPを飛行技で狩り、2匹目にいかりのまえばを入れられる。

第7世代ではカプ達が専用技しぜんのいかりによってタイプ相性で無効されず似たような挙動を取れる。
ただ、耐性や種族値、特性、覚える技等で各カプとの差別化はできる。

【ダブル】おいかぜサポート基本型 [編集]

特性:せいしんりょく
性格:ようきorおくびょう
努力値:H252 S252をベースに調整
持ち物:くろいヘドロ/あおぞらプレート/だっしゅつボタン/メンタルハーブ など
確定技:おいかぜ
優先技:いかりのまえば/ちょうはつ
選択攻撃技:とんぼがえり/ブレイブバード/クロスポイズン
選択補助技:くろいきり/はねやすめ/あまごい/にほんばれ/どくどく/まもる/ファストガード

特性せいしんりょくによりねこだまし・スカーフいわなだれで怯まない。
怯みによる妨害を恐れること無く、最速でおいかぜ始動ができる唯一のポケモン。
また、相手のトリル始動役も高速のちょうはつで潰せるため、展開阻止性能も高い。

ねこだまし持ちの素早さは、ゼラオラメガミミロップを除くとクロバット以下なので、最速ならファストガードでねこだましをほぼ防げる。
ただしクロバット自身は特性で怯まないので、相方を確実に行動させたい場合に。
第7世代ではカプ・テテフの登場で浮いているポケモン以外はフィールドでねこだましを防げるようになり、採用優先度は下がった。

攻撃技はゴースト以外に一定の削りが狙えるいかりのまえばが使いやすい。
くろいきりは味方のいかく解除に使えるため有用だが、相手にも効果が及ぶ点は忘れずに。
また、せいしんりょくでねこだましを防げるのでまもるの優先度は低い。


対クロバット [編集]

注意すべき点
圧倒的な素早さと、豊富な補助技と恵まれた耐性。
過小評価されがちだが、アタッカーとしても補助型としても優秀で、型も多い。
毒が効かず、ふきとばし、ちょうはつ、みがわり貫通の必中どくどくが使えるため、耐久型に対しても強い。
特性はシングルではすりぬけが多く、ダブルではせいしんりょくが主流。
持ち物はこだわりハチマキ、くろいヘドロ、ラムのみ、メンタルハーブが多い。レッドカードはシングルのみ。
対策方法
麻痺が対策として有効だが、第7世代から素早さダウン効果が1/4→1/2になったため、麻痺させても抜けない場面も増えている。
ダブルならトリックルームやおいかぜも有効。
補助型にはちょうはつも有効だが上から押さえ付けることは難しく、いたずらごころやこだわりスカーフでの対処が必要。
耐久も低くなく、スカーフで上から一撃で倒したい場合はひかえめサーナイトのサイコキネシス程度の火力が要る。
いかりのまえばを持っている可能性も高いが、アタッカー型は岩や鋼タイプに対して有効打がない場合が多い。
一致技を半減以下に抑え、どくどくもいかりのまえばも無効のギルガルドに対しては、さいみんじゅつ持ち以外ほぼ何もできない。
先発で出てくることが多いため、対処が可能なポケモンを対面させたい。

ゴルバット [編集]

No.42 タイプ:どく/ひこう
通常特性:せいしんりょく(怯まない)
隠れ特性:すりぬけ(リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる)
体重  :55.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計備考
ゴルバット758070657590455
75801156512290547しんかのきせき・無振り
クロバット8590807080130535

しんかのきせき適用で高耐久を手に入れることができる。
単純な耐久指数はポリゴン2などには及ばないものの、タイプにより耐久型の天敵である毒・猛毒が無効。
加えて耐久型としてはSが90と高く、先制はねやすめによる回復・耐性変化を狙いやすいため、数値以上の場持ちを良さを見せる。
毒無効・必中どくどくにより対耐久型性能にも優れ、ちょうはつ習得により相手の展開も阻止しやすい。
元々の耐性が優秀なこともあり、耐久ポケモンとして実用に足る能力を持つと言える。

第七世代ではフィールド効果やZワザで高速高火力のポケモンが増加し、従来の先制はねやすめを活かした耐久型は厳しくなった。
どくタイプでありながらカプ・コケコカプ・テテフといったメジャーなフェアリーに役割を持てないのは痛いところ。
一方で対ミミッキュ性能は非常に高い。つるぎのまいはくろいきり、みがわりはすりぬけ+どくどくで対処できる。
更にSで下回るため後攻とんぼがえりでばけのかわを解除しつつ後続の無償降臨が可能と、クロバット以上に有利に立ち回れる。
じめん無効耐性により霊獣ランドロスなどにも強く、汎用性も損なわないため、パーティ次第では補完として心強い存在となる。


型考察 [編集]

しんかのきせき型 [編集]

特性:せいしんりょく/すりぬけ
性格:のんき/わんぱく/ずぶとい
努力値:HB252ベース
持ち物:しんかのきせき
確定技:どくどく/はねやすめ
優先技:くろいきり
攻撃技:とんぼがえり/いかりのまえば/ねっぷう/エアスラッシュ/ヘドロばくだん
補助技:ちょうはつ/ふきとばし

必中どくどく+はねやすめで削る。
概要通りミミッキュや格闘・地面に強く、物理受けとしての運用が主流。
鋼を強烈に呼ぶため、交代読みでのとんぼがえりによる対面操作が決まりやすい。

Sが90と絶妙な値で、重火力アタッカーにははねやすめ、耐久型にはちょうはつを先手で使える。
他方でガブリアス霊獣ランドロスには後手を取ることができ、はねやすみ読みのじしんで突破されない。
積み技対策のくろいきりもあり、不一致岩技程度は余裕で耐える。いわなだれの怯みもせいしんりょくなら無効。

後続は呼ぶ鋼を処理できる炎タイプが候補。
まもる持ちのバシャーモヒードランなら、どくどくとの相性も良い。


対ゴルバット [編集]

注意すべき点
しんかのきせきによる耐久力と、クロバット同様の恵まれた耐性。
どくどくが効かず、積み技もくろいきりやちょうはつで妨害されてしまう。
先制はねやすめと後攻とんぼがえりを使い分け、物理受け・耐久潰し・対面操作と様々な仕事をこなしてこちらのパーティを崩壊させる。
対策方法
火力は低く、ダメージ源はどくどく・いかりのまえば頼り。ゲンガーギルガルドならどちらも無効。
耐久も数値受けが務まるほど高くはなく、こだわりアイテムやフィールド効果で高火力を出せるアタッカーなら押し切れる。
他のきせき持ち耐久ポケモン同様、はたきおとすやちょうはつも有効。

外部リンク [編集]