ネイティオ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ネイティオ [編集]

No.178 タイプ:エスパー/ひこう
通常特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態異常になる)
     はやおき(眠りのターン消費が半分になる)
隠れ特性:マジックミラー(マジックコートが有効な技を跳ね返す)
体重  :15.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
マジックミラーエスパーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性タイプ
ネイティオ657570957095470シンクロ/はやおき/マジックミラーエスパー/飛行
エーフィ65656013095110525シンクロ/マジックミラー単エスパー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)くさ/エスパー
いまひとつ(1/4)かくとう
こうかなしじめん

種族値だけで見ると攻撃以外は同タイプのシンボラーの劣化だが、特性マジックミラーが強力。
同特性のエーフィに比べるとサブウェポンや補助技の選択肢が豊富であり、ライバルとの差別化は容易と言える。
特に、流行りの攻撃技がじしんのみのカバルドンに強いのは他にはない強み。
ただし、ふきとばしをあえて跳ね返させた後続の無償降臨には注意。

単純なアタッカーとしては火力・素早さとも中途半端で、数値不足であることは否めない。
特性と炎・飛行技の習得を生かし、粉技を使ってくることの多い草タイプに補助技読みで繰り出すことも考えられるが、
メジャーなメガフシギバナキノガッサはヘドロばくだん・がんせきふうじといった打点を持つため、安定して役割を持てるかは難しい所。
他のエスパー/飛行にも共通することだが、個性的な性能を持つ一方で種族値や耐性の半端さにより明確な役割がもたせづらいことが難点と言える。



特性考察 [編集]

シンクロ
マジックミラーの印象が強いため、対面状態で状態異常技(どくどく、でんじは、おにび等)を使われることは少ない。
相手の技の追加効果で発動したらラッキー程度であり、戦術には組み込みづらい。
はやおき
眠りからの回復が早くなるが、基本的に催眠技はマジックミラーで防げる。
積み技+ねむるで粘る戦法も取れなくはないが、はねやすめを覚えるため優先度は低い。
マジックミラー
隠れ特性。メガシンカや伝説のポケモンを除くとネイティオ系統とエーフィだけが持つ希少な特性。
自身やこちらの場に対する変化技を常に跳ね返す。先発でステルスロックを撒いてくる相手をけん制したり、
変化技に対して繰り出せるなど独自の動きができる。基本的にこの特性を優先。
かたやぶりに貫通される点、攻撃技の追加効果はそのまま受けてしまう点は注意。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特防↓10%安定した一致技。
サイコショック80(120)100-特防の高い相手を意識するなら。
アシストパワー20(30)~100-能力が上がるほど威力アップ。めいそうを2回以上積む場合に。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%虫に対する遂行技。でんじはと合わせてまひるみも。
ねっぷう9590やけど10%教え技。対鋼タイプに。
シグナルビーム75100混乱10%教え技。対エスパー、悪に。
シャドーボール80100特防↓20%対エスパーやギルガルドに。
マジカルシャイン80100-対悪タイプに。ダブルだと全体攻撃。
くさむすび~120100-重い地面タイプへの役割遂行に。
ギガドレイン75100HP吸収1/2教え技ウォッシュロトムや草4倍の相手を意識するなら。
めざめるパワー60100-ガブリアスボーマンダランドロスに通る氷が有力。他ヒードランピンポイントの地など。
ナイトヘッド-100-攻撃面に振らなくても一定のダメージを与えられる。
ふいうち70100-威力高めの先制技。マジックミラーのおかげで攻撃技を誘いやすい。
とんぼがえり70100交代交代読みや退却時に。
変化技タイプ命中備考
でんじは90流し際の嫌がらせに。はねやすめと合わせると嫌らしい。
どくどく90耐久型つぶしやダメージソースとして。
みがわり-特性を活かした流し際に。
サイコシフト100ねむる・ねごととのコンボや、かえんだまを持たせてやけど撒きが可能。
トリック100教え技。こだわり系アイテムを押し付けたり。
めいそう-火力と耐久を同時に強化。実質どくどく無効なので居座りとは好相性。
はねやすめ-素早く回復可能。先手で使う場合は飛行タイプが消えるので注意。
おいかぜ-サポート用。ダブル向け。
ひかりのかべ-サポート用。
リフレクター-サポート用。
トリックルーム-サポート用。中途半端に素早さがあるので使いにくいか。
一方、変化技による妨害を一切受けずにほぼ確実に起動できる点は魅力。
サイドチェンジ-ダブルで味方と位置を入れ替える。優先度+2なのでトリル展開後でも先手で使える。
シンプルビーム-強特性を消したり、ダブルで積み技を使う相方に使ったり。
くろいきり-積み崩しに。自身の積みも消してしまうので注意。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:マジックミラー
性格:おくびょうorひかえめorむじゃき(物理技搭載)
努力値:C252 S、H調整
持ち物:きあいのタスキ/こだわりスカーフ/こだわりメガネ/いのちのたま/たつじんのおび/Zクリスタル
確定技:サイコキネシスorサイコショック/ねっぷう
選択攻撃技:エアスラッシュ/めざめるパワー(氷/地)/シャドーボール/くさむすび/ギガドレイン/とんぼがえり/ふいうち
選択変化技:めいそう/さきどり/でんじは/どくどく/みがわり/おいかぜ/トリック

普通のアタッカー型。
ねっぷうのおかげで鋼と対面したとき退かずに済むのがエーフィとの違い。
とは言っても無補正252振りのねっぷうは無振りメガルカリオ確定2発程度の火力。

めいそう型 [編集]

特性:マジックミラー
性格:おくびょう
努力値:HSベースで調整
持ち物:たべのこし/じゃくてんほけん
確定技:はねやすめ/めいそう/アシストパワーorサイコショックorサイコキネシス
選択技:上記の各種攻撃技

補助読みで繰り出し、流し際に積み突破していく型。

2つの能力が上昇するめいそうと1積みごとに威力があがるアシストパワーは相性がよい。
ただし、どこか4つ能力が上がっていないと(めいそう2回以上)サイコキネシスに劣るので注意。
サイコショック、サイコキネシスはあまり積む回数を稼げないときに採用。
選択技はエスパー無効の悪対策のマジカルシャインか鋼対策のねっぷうが有力候補。

ある程度は耐久に割く場合も先手めいそうをした方が結果的には硬くなるので、耐久に振りすぎないよう注意。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:マジックミラー
性格:おくびょう
努力値:HSベースで調整
持ち物:たべのこし/じゃくてんほけん/オボンのみ/きあいのタスキなど
攻撃技:エアスラッシュ/サイコキネシス/アシストパワー/ねっぷう/シグナルビーム/ギガドレインなど
補助技:おいかぜ/じこあんじ/シンプルビーム/でんじは/どくどく/あやしいひかり/サイドチェンジ/トリックルーム/はねやすめなど

マジックミラーによりちょうはつを反射できるため、豊富な補助技によるサポートを行う型。

先制できないという点ではいたずらごころ持ちに劣るが、マジックミラーの永続性、持ち物フリー、悪タイプやサイコフィールド下でも通る、読み出しで反射できる、といった強みを活かして差別化していきたい。

おいかぜ・シンプルビーム・じこあんじを覚えるため、特性を利用しないものであれば積みエースの補助に向いている。
特にイーブイZを使うイーブイとは素早さの差や相性補完、アシストパワーの存在もあり相性がよい。

素の耐久が貧弱なため、一致等倍全体技程度でも2発受けたら落ちかねない事には注意。


対ネイティオ [編集]

注意すべき点
マジックミラーによる跳ね返しが強力。いたずらごころを持つポケモンは状態異常を撒きにくくなる。
また、ステルスロックも対面で撒くと撒き返されるのでステルスロックから積みエースに繋ぐ戦法を選出段階から牽制してくる。
特性以外でも特攻がそれなりにあり、ねっぷうやギガドレインなどのサブウェポンもある他、
サイコシフトやおいかぜといった搦め手も多い。
対策方法
別段打たれ強いわけではなく、Sも95止まりなので上から叩くのがよい。
ふいうちで簡単に落とせるが、変化技を使うことも多いので過信しないように。
きあいのタスキで耐えて行動回数を確保してくることもあるがあらかじめステルスロックを使っておけば潰せる。
ただし「注意すべき点」の通り対面状態だとかたやぶり持ちでない限り撒き返される。

外部リンク [編集]