マッスグマ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

マッスグマ [編集]

No.264 タイプ:ノーマル
通常特性:ものひろい(毎ターン終了時に、そのターンに自分以外が消費した道具を拾って自分のものにする)
     くいしんぼう(本来、HPが最大HPの1/4以下の時に使用するきのみを、HPが最大HPの半分以下の時に使うようになる)
隠れ特性:はやあし(状態異常の時に素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが低下しない)
体重  :32.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
はらだいこNエースHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
マッスグマ7870615061100420ものひろい/くいしんぼう/はやあし
ザングース7311560606090458めんえき/どくぼうそう
カビゴン160110656511030540めんえき/あついしぼう/くいしんぼう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第三世代の序盤ノーマルポケモン。
種族値は低水準だが、ドーブルアルセウスを除けば唯一の一致しんそく使いという個性がある。
これにはらだいこが加わることで破格の威力となり、パーティコンセプトを担うほどのパワーを誇る。
A特化ランク+6のしんそくの火力指数は64320。これは無補正全振りランク+1メガボーマンダのすてみタックル(63720)をも上回る高火力。

第七世代ではくいしんぼうと相性が良いフィラのみ系の回復量が増加し、使い勝手が向上。
はらだいこで消費する体力を即座に補えるため、単体でのコンボ成立も現実的なものになった。
USUMでは過去世代もしくは配布限定だったしんそくがタマゴ技に追加された他、新たにじだんだ・じごくづきを習得し、いわはがねゴーストへの対抗手段も増加。

一方でしんそくを無効化するカプ・テテフの存在は、全抜きを狙う上で大きな障害となる。
ミミッキュや地面等倍以下の鋼などもキツく、うまく積めても止められる機会が増えてしまった。



特性考察 [編集]

ものひろい
自身が消費した道具は拾えないので、シングルで使う事は難しい。
ダブルでは相方とのコンボを狙えるが、用途が狭いうえに安定しない。
くいしんぼう
フィラのみ系の発動条件が緩和される。はらだいこと相性が良い。
とはいえ確1にされる大技には無力。トリック、むしくい、はたきおとす等道具を奪う技にも注意。
はやあし
隠れ特性。種族値換算176相当という、圧倒的な素早さを得られる。
からげんきとの相性は良いが、はらだいこ+しんそく程の抜き性能は無い。
能動的に発動するには、どくどくだまかかえんだまが必要になる。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
しんそく80(120)100優先度+2タイプ一致技。高威力の先制技。はらだいことあわせて。
おんがえし102(153)100-タイプ一致技。性能安定。
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。反動が痛い。
からげんき70(105)/
140(210)
100-タイプ一致技。状態異常で威力倍増。どくどくだまやかえんだま、はやあしとあわせて。
じたばた20~200
(30~300)
100-タイプ一致技。最大威力は一番。はらだいこやみがわり、タスキとあわせて。
シャドークロー70100急所ランク+1ゴースト。じごくづきに威力は劣るが、ミミッキュに弱点が付ける。
じごくづき80100音技封じゴースト。シャドークローより高威力。追加効果の生きる場面は少ない。
なげつける-100道具消費はやあし発動後のかえんだまの活用の他、ダブルでは王者の印で擬似ねこだましにも。
道具を消費するので一度きり。
じだんだ75100-対岩・鋼。技失敗後に威力倍増。
変化技タイプ命中解説
はらだいこ-攻撃超強化・HP消費。しんそくとあわせて。Zワザ化で先に全回復。
どくどく90耐久型対策。毒や鋼には無効。
みがわり-補助技対策や、特性の発動に。
まもる-はやあしの発動に。
シンプルビーム100相手の特性をたんじゅんにできる。特性の無効化に使ったり、味方に撃って能力変化を倍にしたり。シンプルビームを覚えるポケモンの中では最速。
すりかえ100こだわりアイテムやかえんだまとあわせて。
メガストーン・Zクリスタルには無効。

型考察 [編集]

はらだいこしんそく型 [編集]

特性:くいしんぼう
性格:いじっぱり
努力値:A252 HS調整
持ち物:フィラのみ/イアのみ/バンジのみ/マゴのみ
確定技:はらだいこ/しんそく
選択技:すてみタックルorおんがえし/シャドークローorじごくづき/じだんだ

はらだいこ+タイプ一致しんそくで爆発的な火力をハイスピードで繰り出す型。
はらだいこが決まれば、しんそくで無振りメガラグラージあたりまで確1。
等倍で落とせない相手は大抵マッスグマより遅いため、他の一致技で十分落とせる。

第7世代で仕様変更された混乱実によって、相手の技を一発耐えられればはらだいこを成功させられるようになった。
この流れはノーマルZでも可能だが、混乱実でも回復量は十分であり、何より貴重なZワザを他のポケモンに回せる点で優れている。
その一方、Z技により火力はインフレ傾向にあるため、依然として壁orおきみやげサポートは欲しいところ。

はらだいこ後に混乱実を発動させるために2n調整は必須。
基本的に耐久は低いためなるべく耐久に割きたいが、多少S調整してしんそく半減以下のポケモンを抜けるようにするのはあり。例えば最速バンギラス抜きの36振りなど。

しんそくの効きにくいいわゴーストはがね及びカプ・テテフ対策は必須。
霊に対してはシャドークローorじごくづきで大体のポケモンに確1が取れるためそこまで脅威ではない。
岩・鋼に対してはじだんだがあるが、地面等倍以下の相手は一撃で倒せないことも多い。テッカグヤのようにそもそも利かないポケモンやメガメタグロスのように上を取られるポケモンも多いため、パーティー単位でのケアが必須。

はやあしアタッカー型 [編集]

特性:はやあし
性格:いじっぱり(推奨)/ようき
努力値:AS252
持ち物:どくどくだま/かえんだま
確定技:からげんき/まもる
選択技:いかりのまえば/しんそく/シャドークローorじごくづき/じだんだ/なげつける(かえんだま)

状態異常+はやあし・からげんきのコンボで攻めるアタッカー型。
準速でも最速フェローチェまで抜けるため、性格はいじっぱり推奨。
最速なら準速スカーフ115族と同速になるが、火力は期待できない。

第七世代では火傷のダメージが減ったため、持ち物はかえんだまも候補。
こちらにすると、なげつけるで相手をやけどにすることもできる。
ただしからげんき・いかりのまえば以外の攻撃技は使いにくくなる。

しんそくはあれば便利だが、ただでさえ速いこの型では使う場面が非常に限られる。
その他サブウェポンも2倍では等倍からげんき以下なので有用性は低い。

はやあしはらだいこ型 [編集]

特性:はやあし
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:どくどくだま
確定技:はらだいこ/からげんき
選択技:しんそく/シャドークローorじごくづき/じだんだ

上記はやあしアタッカー型に加えはらだいこを積む型。
凄まじい火力と素早さを得られるがHP消費も激しく、
他のポケモンのサポート無しに積むのは不可能に近い。


対マッスグマ [編集]

注意すべき点
タイプ一致しんそくに加え、強力な積み技はらだいこを持ち、
ノーマル等倍で並程度の耐久のポケモンは軒並み確1にされる。
くいしんぼう+フィラのみにより、はらだいこを積まれやすく、
しんそくは優先度+2のため、いたずらごころでも先制できない。
対策方法
先制技無効特性を持つポケモン
アマージョじょおうのいげん)/ハギギシリビビッドボディ)/カプ・テテフサイコメイカー
いずれも素の素早さがマッスグマより低い点には注意。
いわゴーストはがねタイプのポケモン
しんそくを牽制できるので、Sで勝るポケモンや先制技持ちなら上から叩きやすい。
じごくづき・じだんだには注意。
ハッサムカミツルギならサブウェポンでも弱点を突かれないので安定。
積み技対策を持つポケモン
流し技やちょうはつ、てんねん等。積みの起点を作らせないことも大事。

外部リンク [編集]