ルージュラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ルージュラ [編集]

No.124 タイプ:こおり/エスパー
通常特性:どんかん(メロメロ状態にならない、ゆうわく・ちょうはつを無効化)
      よちむ(相手の技が1つわかる)
隠れ特性:かんそうはだ(みずタイプの技を受けた時、その技を無効化しHPが最大HPの1/4回復する。
            ほのおタイプの攻撃技で受けるダメージが1.25倍になる。
            天気が「あめ」の時、ターン終了時、HPが最大HPの1/8回復。
            天気が「ひざしがつよい」の時、ターン終了時、HPに最大HPの1/8のダメージ)
体重  :40.6kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高速氷HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ルージュラ6550351159595455どんかん/よちむ/かんそうはだ
フリージオ80505095135105515ふゆう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/むし/いわ/ゴースト/はがね/あく
いまひとつ(1/2)エスパー/こおり
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「かんそうはだ」の場合、みず無効・ほのお2.5倍


唯一の「こおり×エスパー」の複合タイプを持つポケモン。
ねむりごなと命中率は同じだが、タイプによる無効化がなく使いやすい専用催眠技「あくまのキッス」や、
みずタイプに強く出られる特性「かんそうはだ」が特徴的なアタッカー気質のポケモン。

しかし物理耐久は非常に低く、フェローチェよりも紙耐久。
Cは115とそれなりに高いが、一致技の威力はふぶきを除き威力90に留まるためそこまで火力はない。
Sも100未満と中途半端であり、単純なアタッカーとしては少々汎用性に欠く。

第7世代では素早さ・火力インフレが進み、より優秀な高速アタッカーも増えたためさらに厳しい立場に。
専用技や特性を活かした運用を心がけたい。



特性考察 [編集]

どんかん
補助技を使う際に。ちょうはつされてもあくまのキッスを叩きこめるのは大きい。
よちむ
技を一つ見られるが、見て得になるのは不意のめざめるパワーや弱点技ぐらいなのでメリットは少ない。
加えて見られる技の優先度は一撃技>攻撃技(威力順:タイプ一致補正なし)>補助技なので、特性そのものの恩恵は少ない。
また、発動によってかんそうはだではないことがバレるのもネック。
特性の発動順から行動順やこだわりスカーフの有無を見破れることもあるので、採用の目的はもっぱらこちらとなる。
かんそうはだ
隠れ特性。水タイプに役割を持てるようになる。デメリットとして不一致特殊炎に弱くなる(物理は端から耐えない)。
水タイプのサブウェポンに多い氷にも強いが、メガフシギバナナットレイルンパッパの方が草打点を持つ上、全体的なスペックも優秀で扱いやすい。
天候を書き換えられるほか草打点を持つユキノオーとの差別化も必要。
雨パにおいては草やドラゴンを牽制できるが、同特性のドクロッグや氷アタッカーのツンベアーラプラスなどを押しのけて採用する理由とはなりにくい。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
れいとうビーム90(135)100氷10%一致氷技。
こおりのいぶき60(90)90急所100%確定急所によりれいとうビームと同威力になる。
壁や能力ランク補正を無視して攻撃できる。
ふぶき110(165)70氷10%氷技の中では最も威力が高いが霰下でなければ使いにくい。
サイコキネシス90(135)100特防10%↓一致超技。
サイコショック80(120)100-特殊受けによる止まらなさを重視するなら。
きあいだま12070特防10%↓補完に優れているが、命中不安定。
エナジーボール90100特防10%↓かんそうはだ型でのみずタイプへの役割遂行技として。
トリトドンヌオーなどに。
くさむすび~120100-スイクンブルンゲルといった重い水に。
他にもバンギラスマンムーなどに。
シャドーボール80100特防20%↓エスパーゴーストギルガルドに。
めざめるパワー60100-候補ははがねに対する炎や、ほのおに対する地面など。
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
シングルでは無理して入れるほどの技ではないが、
ダブルでは縛りを解除できる技として非常に重要となる。
カウンター-100優先度-5第1世代技マシンor第3世代教え技。きあいのタスキと併せて。
ドレインキッス50100HP吸収3/4貴重な回復手段。かんそうはだと併せてもよい。
変化技タイプ命中備考
あくまのキッス75専用技。くさタイプや特性ぼうじんで無効化されないため、催眠対策をそれらに任せているパーティに強い。
ちょうはつ100素早さはなかなか高いため、上から掛けやすい。
めいそう-物理攻撃が飛んでくることを考慮しなければ、高めの特攻と特防を強化できる優秀な積み技。
わるだくみ-低耐久のため積むタイミングを作るのは難しいが、一回でも積めればかなりの火力を出せる。
リフレクター-物理耐久を強化できるが、元の物理耐久が低すぎるため耐久無振りなら壁を貼ったところであまり変わらない。
ひかりのかべ-特殊耐久を強化できる。味方へのサポートにも。
まもる-様子見などに。
みがわり-きあいのタスキとは相性が悪いが、状態異常技やふいうち読みなどに。
トリック100教え技。こだわりトリックなど。
くろいまなざし必中有利な相手をうまくキャッチしたり、ほろびのうたと合わせて相手に圧力を掛けたりできなくもないが、ゴーストタイプには効果無し。
トリックルーム-素早いため恩恵は少ない。ダブルなどでの味方のサポートに。
ほろびのうた-居座る相手を流せる。特性どんかんならちょうはつを受けないためダブルでの滅びパなどに組み込みやすい。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:どんかん/かんそうはだ
性格:おくびょう/ひかえめ など
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ など
攻撃技:れいとうビームorふぶき/サイコキネシスorサイコショック/きあいだま/シャドーボール/エナジーボール/めざめるパワー(炎)/ねこだまし
補助技:あくまのキッス/めいそう/わるだくみ/ちょうはつ/みがわり/くろいまなざし/ほろびのうた

無効化手段が少なく命中率も悪くない催眠技「あくまのキッス」により、他の催眠技を覚えるアタッカーと差別化出来ている。
ねこだましも覚えるため、シングルよりはダブルでの活躍が見込めるだろう。
特性はちょうはつを意識するならどんかんみずタイプに強く出たいならかんそうはだ

ほろびのうた型 [編集]

特性:どんかん推奨
性格:おくびょう
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ など
努力値:特攻252 素早さ252
確定技:くろいまなざし/ほろびのうた
優先技:あくまのキッス
攻撃技:ふぶきorれいとうビーム/サイコキネシスorサイコショック/ねこだまし
補助技:まもる/みがわり/ちょうはつ

プクリン等の他のほろびのうた起動役との差別点はちょうはつで止まらない点と催眠技。差別化のためにあくまのキッスは優先したい。
特にちょうはつで止まらないのは大きく、マイナー故に無意味なちょうはつが飛ぶ事もあり美味しい。

先発で繰り出し、あくまのキッスをしてからほろびのうた、そこからソーナンスゲンガーゴチルゼルなどに繋げる型。
ほろびのうた使用後に交代するか否かの選択をさせ、交代されても睡眠撒きとして起点を作れる。

きあいのタスキでない場合、先制技一発で沈んで次に繋げられない、ということがあるので先制技を持ってそうな相手には要注意。
相手が持ち物による補正無しなら攻撃特化カイリューのしんそくでも耐えるので、
落ちるとしたらタイプ一致弱点(かげうち、バレットパンチ)辺り。
当然ふいうちはタイプ不一致でも落ちるが、積極的に攻撃する型ではないので透かしやすい。
また、当然ながら相手のスカーフには要注意。物理技だと不一致ですら沈みかねない。


対ルージュラ [編集]

注意すべき点
専用技「あくまのキッス」が厄介。それ以外の補助技もそこそこ使える。
特性がどんかんならちょうはつ無効、かんそうはだなら水技無効。
対策方法
B種族値が35という絶望的な低さなので、物理技で攻めればあっさり落ちる。
きあいのタスキ持ちが多いので、連続技が有効(ミサイルばり、ロックブラストなど)。
あくまのキッス対策としてラムのみがあれば安心。

外部リンク [編集]