アゲハント - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

アゲハント [編集]

No.267 タイプ:むし/ひこう
通常特性:むしのしらせ(HPが残り1/3以下になると、むしタイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:とうそうしん(相手と同じ性別だと技の威力が1.25倍、異なると0.75倍になる。性別不明には効果なし)
体重  :28.4kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
蝶舞虫/飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
アゲハント6070501005065395むしのしらせ/とうそうしん
バタフリー604550908070395ふくがん/いろめがね
アメモース7060621008280454いかく/きんちょうかん
ガーメイル709450945066424むしのしらせ/いろめがね
ビビヨン805250905089411ふくがん/りんぷん/フレンドガード

ばつぐん(4倍)いわ
ばつぐん(2倍)ほのお/でんき/こおり/ひこう
いまひとつ(1/2)むし
いまひとつ(1/4)くさ/かくとう
こうかなしじめん

第三世代の序盤虫ポケモン。
高めの特攻とちょうのまいを持つものの、その他の種族値や技に恵まれず採用を見送られてきた。
第七世代では同タイプのライバルであるアメモースが強化され、相対的に不遇さが増している。
また上記比較対象に加え、ちょうのまいを積まずとも高い攻撃性能を持つメガヤンマや、
圧倒的な種族値とちょうのまいを両立するウルガモスに対する優位点も見当たらない。

下記の技比較を見れば分かるように、有用な技はライバルのいずれかが覚えられる。
あさのひざしに関しても、天候の影響や耐性変化の有無はあれど全員はねやすめで代用出来る事に留意。
バタフリーに至ってはすいとる・どくばり・とぎすます以外のアゲハントの習得技を全て習得可能。
それらの技を採用したところで実用的とはいえないため、技での差別化は極めて困難。

また、ひこうタイプの一致技最高威力がエアカッターの60止まり。
バタフリーの一致エアスラッシュやウルガモスの不一致ぼうふうに火力指数で負けてしまう。

+  折りたたみ

以上の点から、個性を見出すのは難しいが、ちょうのまいを活かせば戦うことは可能。
採用するならば、劣化を承知で使いやすさを重視した構成での運用が望ましいだろう。

アゲハントバタフリーガーメイルアメモースメガヤンマビビヨンウルガモス
ちょうのまい
シャドーボール
サイコキネシス
ベノムショック
エレキネット
ふきとばし
しびれごな
あさのひざし
とぎすます

XD限定。マークの両立で実質的な差別化は可能。



特性考察 [編集]

むしのしらせ
メインの虫技を補強。タスキとあわせれば容易に発動可能だが、他のむしタイプとの差別化が非常に困難。
ガーメイルウルガモスより低い耐久を逆に活かせるか。
とうそうしん
隠れ特性。虫タイプでは唯一。上昇幅は小さいがサブウェポンも補強可能。
♂ならC特化めざめるパワー氷でH振り霊獣ランドロスを高乱1。
♀なら無補正C特化ZむしのさざめきでH特化D6振り程度のクレセリアは確1だが、HD特化だと確2(ちょうのまい1積みで確1)。
但しアメモースは特性に頼らず上述のことが可能であり、性別が不一致だと火力が落ちると言うリスクもある。
ちょうのまい1積みおくびょうアゲハントのめざパ地面でHP252+特防4振り耐久無補正の同性ヒードランは確1。アメモースが同様のことをした場合は確2。
また、環境に多いヒートロトムを始めとする各種ロトム、メタグロスポリゴン2ジバコイル
及びUBやカプ神など含む準伝説の大半は、性別が無いため特性が発動せず(減少はしないが上昇もしない)実質特性無しとなって恩恵を受けづらい点もある。
とはいえ、他との差別化を図るのであればこれを採用するしかない。
+  折りたたみ

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力
[シラセ]
命中効果解説
むしのさざめき90(135)
[202]
100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。みがわり貫通。
エアカッター60(90)95急所ランク+1タイプ一致技。ぼうふうやエアスラッシュは覚えない。
サイコキネシス90100特防↓10%対毒。アメモースとの差別化にも。
シャドーボール80100特防↓20%対ゴースト。虫技とあわせて全18タイプに等倍以上。
ギガドレイン75100HP吸収虫技と半減範囲が被る。ちょうのまいと相性が良い。
めざめるパワー-60100-相性補完に。対鋼の炎・地面、4倍狙いで氷・電気など。
とんぼがえり70(105)
[157]
100自分交代攻撃しつつ撤退。ちょうのまいとの相性は悪い。
変化技タイプ命中解説
ちょうのまい-特攻・特防・素早さ補強。抜き性能の向上に。
しびれごな75妨害技。電気や草、そうしょくには無効。
フラッシュ100妨害技。下降は1段階だけだが、タイプで無効化されず命中安定。
※5~6世代技マシン限定。
メロメロ100とうそうしんでの異性対策に。
ふきとばし-積み技対策。起点化回避に。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
みがわり-補助技対策や、むしのしらせの発動、ちょうのまいの機会確保に。
はねやすめ-回復技。先手で使うと耐性が変化。

型考察 [編集]

ちょうのまい基本型 [編集]

特性:むしのしらせ(推奨)/とうそうしん
性格:おくびょうorひかえめ
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:むしのさざめき/ちょうのまい
攻撃技:ギガドレインorエナジーボール/エアカッター/サイコキネシス/シャドーボール/めざめるパワー(炎/氷)  
補助技:みがわり/しびれごな/ふきとばし

ちょうのまいを積んで戦う特殊アタッカー型。
素の耐久・素早さが低く、安全に積むにはタスキがほぼ必須だが、
特攻はアメモースと同等で、特性が発動すれば更に補強可能。
無補正C振り+ちょうのまい+むしのしらせでH振りクレセリアを確1。
とうそうしんはデメリットが大きいので非推奨だが、他のむしタイプとの差別化を図るのであればこれを採用するしかない。


対アゲハント [編集]

注意すべき点
高めの特攻と火力補強の特性・積み技を併せ持つ。
草技やシャドーボール等のサブウェポン、とうそうしんでの火力アップにも注意。
対策方法
カプ・コケコ等で上から弱点技やちょうはつを撃つ。
タスキ潰しの先制技・連続技を持つポケモンも有利。
ウルガモスビビヨン等の対策が出来ていれば問題無いが、性別が一致しているポケモンはとうそうしんの存在を留意しておくこと。

外部リンク [編集]