オーベム - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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オーベム [編集]

No.606 タイプ：エスパー
通常特性：テレパシー（味方の攻撃を受けない）
　　　　　シンクロ（どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態異常になる）
隠れ特性：アナライズ（後攻で繰り出す技の威力が1.3倍になる）
体重　　：34.5kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

高水準な特攻と特性アナライズが特徴的なポケモン。
アナライズ発動時の火力は相当なものであり、鈍足との相性も良いので高火力を引き出しやすい。

しかし、耐久は並程度なのでH振り程度ではせいぜい等倍技を確2に抑えるのが精一杯。
単エスパーの宿命として耐性も少なく、サイクル戦に移行して複数回アナライズを発動させるのも難しい。
トリックルームを習得するのでそれで先手を取れば行動回数は稼げるが、それだとアナライズの発動機会が減るのでいまいち噛み合わない。
何より、単に高火力エスパーがほしいなら素早さの高いカプ・テテフの方が圧倒的に汎用性が高い。
よってどうしても「鈍足を活かした運用法」に頼らざるを得ず、アナライズと耐久種族値、耐性の噛合いの悪さがなおさら目立ってしまう。
そして、鈍足単超にはより耐久が高くサポートに秀でたムシャーナ、耐久つぶし兼積みアタッカーとしての役割も担えるランクルスがいる。
上述の欠点に加えてライバルが強力なことも合わさり、なかなか採用機会を得づらいポケモンである。

サイドチェンジやシンプルビーム、特性テレパシーなどを活かしてダブルでの運用も考えられる。
特にサイドチェンジは相性補完に優れた相方と組ませることで活きる優秀な技で、ライバルのムシャーナは覚えない。
ダブル運用する場合はこの技を軸に据え、戦術を組み立てるとよいだろう。

特性考察 [編集]

テレパシー

ダブル専用の特性。味方からの攻撃でダメージを受けなくなる。
味方との連携で生きる特性だが、同特性持ちのライバルには同じく鈍足単エスパーのムシャーナがいる。
単に自身がトリルを張って味方に全体攻撃を任せるならムシャーナのほうが耐久も高いのでトリル始動が安定しやすく、より鈍足でもある。
サイドチェンジを採用するか、高い特攻と10まんボルトなどの攻撃面を活かすことで差別化できるので覚えておきたい。
かたやぶりで無効化されるのは忘れずに。

シンクロ

毒・麻痺・やけどになったときに相手にも同様の状態異常を引き起こす。
いずれの状態異常もオーベムにとって大きな問題とはなりづらいため、耐久型からどくどくなどを受けて相手も巻き込めれば美味しい。
反面、かえんだまなどを持たせない限り発動は受動的。耐久も高くないので積極的に状態異常技を撃たれる場面も少ない。
シングルでトリックルームを採用する場合に、S逆転により下記のアナライズが無駄になると感じる場合は採用候補になりうるか。

アナライズ

隠れ特性。後攻時技威力1.3倍。
鈍足なオーベムと相性が良い一方、トリックルームとの相性の悪さは致命的。
オーベムは耐久・耐性とも微妙かつ先制技も無いでなるべくトリルでS逆転して上を取りたいところであり、
単に後攻で技を受けてアナライズで反撃するだけではせいぜい1on1交換の働きが関の山である。
サイクル戦に持ち込めれば発動機会も稼げるが、流し性能もあまり高いとは言えない。
とはいえ非トリル時に後攻で大火力の反撃が狙えるのは貴重な個性であるため、シングルは基本的にはこの特性が優先される。

技考察 [編集]

攻撃技	タイプ	威力	命中	効果	解説
サイコキネシス	超	90(135)	100	特防↓10%	タイプ一致技。性能安定。
サイコショック	超	80(120)	100	-	タイプ一致技。特殊受け対策。
シャドーボール	霊	80	100	特防↓20%	対エスパー。ゴーストにも抜群。ノーマルには無効。
あくのはどう	悪	80	100	怯み20%	シャドーボールと選択。無効タイプ無し。怯みは狙いにくい。
シグナルビーム	虫	75	100	混乱10%	対エスパー・悪。悪への唯一の対抗手段。
10まんボルト	電	90	100	麻痺10%	エスパー技とあわせて全18タイプに等倍以上。
エナジーボール	草	90	100	特防↓10%	水/地面やバンギラスに。
めざめるパワー	-	60	100	-	相性補完に。炎・氷・格闘など。
変化技	タイプ		命中	解説
サイコフィールド	超		-	エスパー技の補強や、先制技対策に。Zワザ化で特攻ランク+1。
わるだくみ	悪		-	特攻を強化。積むなら味方のサポートが欲しい。
めいそう	超		-	特攻・特防を補強。耐久も上げられる。
コスモパワー	超		-	防御・特防を補強。物理・特殊の双方に強くなる。
バリアー	超		-	防御を強化。物理アタッカーへの交代読みで。
じこさいせい	無		-	使いやすい回復技。積み技とあわせて。
ねむる	超		-	状態異常に強い。カゴのみとあわせて。
いたみわけ	無		-	削り技兼回復技。使うタイミングはシビア。
でんじは	電		90	鈍足と相性が良いが、アナライズとの相性は悪い。
どくどく	毒		90	耐久型対策。毒は呼びにくいが、鋼には注意。
トリック	超		100	こだわりメガネとあわせて。メガストーン・Zクリスタルには無効。
かなしばり	無		100	起点作りに。遅いので使いづらい。
リフレクター	超		-	サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ	超		-	サポート用。味方の特殊耐久を強化。
トリックルーム	超		-	サポート用。鈍足と相性が良いが、アナライズとの相性は悪い。
マジックコート	超		-	補助技対策。読みが要るが決まれば強力。
シンプルビーム	無		100	ダブル用。積みアタッカーのサポートに。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性：アナライズ
性格：ひかえめorれいせい
努力値：HC252
持ち物：いのちのたま/こだわりメガネ/オボンのみ/エスパーZ
確定技：サイコキネシスorサイコショック（両立可）
攻撃技：10まんボルト/シャドーボールorあくのはどう/エナジーボール/シグナルビーム/めざめるパワー（炎/闘/氷)
補助技：トリックルーム/でんじは/じこさいせい/かなしばり/トリック

鈍足により、積極的に発動を狙えるアナライズを活用した型。
C特化＋アナライズのサイコキネシスの火力指数は34047で、メガネを持てば無振りガブリアス、H振りファイアローを確1。
C130族の一致110技が火力指数33000であることを考えると、相当な高さをうかがえる。

サブウェポンも等倍ならば交代先にかなりのダメージが期待できる。
例としてC特化＠メガネの10まんボルトでH振りハッサムに70～85%のダメージ。
サイコキネシスでも確2圏内である。

H228B20もしくはH4B172振りで、A特化オノノクスのげきりんを確定で耐える。
弱点を突かれなければ並のアタッカー相手には最低限動くことが可能。

対オーベム [編集]

注意すべき点

鈍足と相性のよい特性アナライズにより、数値以上の火力を出せる。
アナライズは交代時にも発動するので、安易な受け出しで痛手を負うことも。

対策方法

超火力のエスパー技も、悪タイプには無効。格闘技やフェアリー技も無いので弱点を突かれにくい。ただしシグナルビームを覚えるので注意。
ハッサムやバンギラス、メガクチートなど、エスパー技に強い高火力物理アタッカーでの速攻が有効。
耐久調整されていることが多く、A130の一致120技はH振りで耐えるが、A特化＋珠以上の火力補強アイテムならば落とせる。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

過去作技マシン [編集]

タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]