ペロリーム - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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ペロリーム [編集]

No.685 タイプ：フェアリー
通常特性：スイートベール（味方のポケモンが眠らなくなる）
隠れ特性：かるわざ（持ち物を消費すると素早さが2倍になる）
体重　　：5.0kg（けたぐり・くさむすびの威力20）

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フェアリー単タイプのポケモンで、種族値は平坦かつ合計値も低水準。
優秀な複合タイプや種族値を持つ他のフェアリーに比べると見劣りする。
攻撃技のラインナップも、物理はじゃれつくを覚えるがサブウェポンに乏しく、
特殊は逆にサブウェポンは豊富だが一致技はマジカルシャイン止まり。

一方ではらだいこやコットンガード、めいそうなど強力な積み技は多数。
更にフェアリー唯一のかるわざ持ちで、発動時はフェアリー随一の素早さとなる。
これらが合わさると、種族値からは想像もつかない能力を発揮できる。

第七世代では各種フィールド展開時に即消費するシード系アイテムが登場。
カプ系でフィールドを張れば初手から耐久を上げつつ特性かるわざを発動できる。
ただしいずれもフェアリータイプなので、弱点が一貫しやすい点に注意。

USUMではねばねばネットを習得｡
ドーブルを除けば、むしタイプ以外で初のねばねばネット使いとなる。
流し技のあくびと非常に相性が良く、これも自身とドーブルだけが両立可能。

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ネタ考察やマイナー考察はペロリーム/ノートにあります。

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特性考察 [編集]

スイートベール

自身・味方が眠らなくなる。ふみん・やるきの上位互換である。
ダブルで数の多い催眠使いであるモロバレルへの有力な対抗手段となる。
また、シングルでもあくびループメタやキノガッサメタとして機能するが、下記のかるわざが優秀なため採用は少なめ。

かるわざ

隠れ特性。持ち物消費で素早さ倍増。積み技と同時に発動すれば一気に強化。
オボンのみ＋はらだいこで無双や、オボンのみ＋めいそうで要塞化が狙える。

シード系アイテムの登場によりかるわざを手軽に発動できるようになったため、ダブルではこれによる高い素早さからおさきにどうぞ、うそなきなどで味方のサポートをする型が主流となっている。
ダブルで最メジャーの一角である雨パのメガラグラージ、ルンパッパに確実に先手が取れるのも評価点である。
フィールド要員としては一貫性と高火力を兼ね揃え、おさきにどうぞと相性のよいカプ・テテフが最有力。

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技考察 [編集]

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型考察 [編集]

起点づくり型 [編集]

特性：かるわざ(推奨)/スイートベール
性格：おだやか/ずぶとい/おくびょう/しんちょう/わんぱく/ようき
努力値：H252 S調整 残りBD
持ち物：レッドカード/きあいのタスキ/メンタルハーブ/半減実
確定技：ねばねばネット/あくび
優先技：がむしゃら
攻撃技：じゃれつく/マジカルシャイン/かえんほうしゃ
変化技：みがわり/うそなき

ねばねばネットとあくびを両立できるという個性を活かした型。
先発で繰り出してねばねばネットを撒きつつ、レッドカードやあくびで相手を流して後続の起点を作る。
ペロリームはシーズン15現在、ねばねばネット/あくび/がむしゃらの採用率がいずれも6割を超えている。
アイテムを消費してかるわざを発動しつつ、消耗してきたら先制がむしゃらで負担をかけて退場、といった具合に動けるのが理想的。

半減実はタスキ枠をさけない場合の行動確保用。先発対面の多いゲッコウガやアーゴヨン用のビアーのみの優先度が高い。
かるわざの発動機会が極端に低くなるため下記のスイートベールでの採用も検討できる。

スイートベールの場合、カバルドン対面でほぼ確実に仕事ができるようになるが、がむしゃらによる負担がかけにくくなるため採用は構築と要相談。
実際シングルでの採用率はかなり低い。
また、採用の場合は相手への負担増のためのC調整や持ち物ゴツゴツメットも候補になる等、やや型の傾向が変わる。
ネット設置後のあくびループ時に上からあくびを入れるための最速もスイートベール採用時には有効になる。

タスキペロッパフについて

ペロリームよりも耐久が低いためタスキを発動させやすく、かるわざがむしゃらを狙う場合一応候補となる(最速でかるわざ発動時実数値が222)。
利点としては上記のタスキかるわざがむしゃらを発動させやすいことであり、欠点は狙いがポケモン選択画面から完全にばれてしまうこと。
ペロリームの場合、はらだいこ型や特殊型等がまず対策として考慮されるが、ペロッパフは起点型一択となってしまうため非常に読まれやすい。
性能としては有りだが、戦略としては厳しいというのが結論か。

かるわざはらだいこ型 [編集]

特性：かるわざ
性格：いじっぱりorようき
努力値：H2n調整 S調整 余りA
持ち物：オボンのみ
確定技：はらだいこ/じゃれつく/ドレインパンチ
攻撃技：おんがえしorからげんき/どろぼう
変化技：みがわり

はらだいこ→オボンのみ→かるわざ発動で無双を狙う型。
かるわざがあるので他のはらだいこコンボを使うポケモン達よりも上を取りやすい。先制技にも頼らないのでサイコフィールドに強い。
HPはHPフルの状態からはらだいこしてオボンのみが発動する2n調整が必須。また、4nにすることでHPの回復量を1多くすることはできる。

エースであり全抜きを狙う以上止まる相手は少ない方が良いため、鋼への有効打のドレインパンチは抜く理由がない。

かるわざ発動後、どろぼうで道具を得てしまうと、素早さが戻ってしまう点には注意。
その道具を消費すれば再びかるわざは発動する。

型サンプル

性格　：いじっぱり
努力値：H20 A252 S236(実160-145-106-x-95-122)
持ち物：オボンのみ
技構成：じゃれつく/ドレインパンチ/どろぼう/はらだいこ

耐久不足だが、かといって振らないと火力も足りず、こだわりスカーフ持ちを考えると素早さも欲しいので、H4n調整にとどめほぼAS極振りで壁貼りと組み合わせて使用。
ペロリームをとめられるポケモンが多く(テッカグヤ、メガクチート、メガフシギバナ、ミミッキュなど)、選出が難しい場面も多い。
クレセリア、カプ・レヒレ、ポリゴン２などの高耐久の物理受けも受け不能くらいには削れるが、じゃれつくが半減されるドヒドイデやメガフシギバナは苦手。ナットレイはH振りだけならドレインパンチで確1、HB特化だと低乱数だが回復もあるので壁込みなら有利。
どろぼうはギルガルド、メガメタグロス、メガゲンガー意識。それぞれ中高乱1(H振り)、確1(無振り)、確1(H振りだとじゃれつくで低乱1)になる。
ギルガルドはZクリスタルが主流、メタグロス、ゲンガーはメガストーンなのでかるわざの効果は残りやすい。
火力ラインはギリギリな一方、素早さも最速スカーフサザンドラくらいから抜けなくなるのでいじっぱりかようきかは要検討(なお、準速なら最速スカーフサザンドラは抜ける)。

特殊アタッカー型 [編集]

性格：ひかえめ
特性：スイートベール
努力値：HC252
持ち物：たべのこし/オボンのみ/たつじんのおび/こだわりメガネ/Zクリスタル
確定技：マジカルシャインorドレインキッス
優先技：かえんほうしゃ
攻撃技：サイコキネシス/10まんボルト/エナジーボール/なみのり/めざめるパワー(地・格)
変化技：うそなき/めいそう/コットンガード

ムーンフォースは覚えない。
火力耐久共に足りないので変化技の選択が重要になってくる。
フェアリーの耐性のおかげで流し性能が少しあるのでその隙に積めると心強い。

かえんほうしゃとなみのりはそれぞれ鋼と炎に、サイコキネシスで毒に抜群を取れる。
特に鋼を誘いやすい現環境ではかえんほうしゃが優先度高めか。H振りハッサムくらいなら落とせる。

型サンプル1

持ち物：たべのこし
技構成：マジカルシャイン/かえんほうしゃ/なみのり/コットンガード

なみのりは、コットンガードを積む以上物理炎（主にバシャーモ、ファイアロー）の相手をすることも想定しての採用。
特殊耐久こそ心許ないがバンギラスなどは起点にでき、相手が物理寄りならしっかり仕事をしてくれる。
火力不足を感じることも多いため、パーティと相談してなみのり枠はめいそうなどと選択。

型サンプル2

持ち物：アッキのみ
技構成：ドレインキッス/めいそう/あくび/がむしゃら

物理に繰り出しかるわざ発動させてからあくびとめいそうを繰り返す。
削られつつ眠らせたらがむしゃらを撃ち、上手く積めたらドレインキッスで回復しつつ攻める。
ガブリアスやバンギラス等を起点にできればかなり活躍するが、それらがいない場合や特殊アタッカーばかりの選出だった場合は完全に腐るのが難点。
かるわざときのみを使う以上一度発動したら退けなくなるので、物理相手にすぐに強気に出していくことが難しい（故にあくびとがむしゃらで引っ掻き回すのは必須）。

要塞型 [編集]

特性：かるわざ
性格：おだやか/ひかえめ/ずぶとい
努力値：HP4n調整　耐久調整
持ち物：オボンのみ/メンタルハーブ
確定技：めいそう/ドレインキッス
攻撃技：かえんほうしゃ/なみのり/エナジーボール/サイコキネシス/マジカルシャイン
変化技：みがわり/あくび/コットンガード

被弾→めいそう→オボンのみ→かるわざ→めいそう→被弾→C2段階UPドレインキッスで回復　で要塞と化す型。
めいそうを積むので特殊技との相性もよく、威力も期待できる値になる。
物理技のラインナップは物足りないが特殊技は豊富なので、それを活かせるのも利点。

一致火力を高めるためにマジカルシャインを（ドレインキッスと両）採用してもよいが、
火力を高めて戦うなら他の型でもよいので、他の特殊技を採用した方がよいか。

積み始めの耐久は心許ないため、壁張りやおきみやげ、おいかぜなどのサポートを受けたいところ。

フェアリー技を半減する鋼にはかえんほうしゃ、毒にはサイコキネシス、炎にはなみのりと、対応できる範囲は広いが技スペースは若干厳しめ。
要塞と化した後はなるべく居座りたいので、あくびも当然有用。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性：かるわざ/スイートベール
性格：ようき/おくびょう
努力値：HS252ベースで調整
持ち物：オボンのみ/混乱実/シード系/Zクリスタル
優先技：まもる
攻撃技：じゃれつくorマジカルシャイン/ドレインパンチ/なみのり/かえんほうしゃ/りんしょう/がむしゃら
変化技：うそなき/てだすけ/おさきにどうぞ/アロマセラピー/ねばねばネット/あくび/わたほうし

スイートベールで催眠対策、かるわざ＋フィールド＋対応シード＋おさきにどうぞで相方の補助と、ダブルではサポートに向いている。
てだすけやアロマセラピー、二体攻撃のわたほうしなど、補助技の選択肢も多い。

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対ペロリーム [編集]

注意すべき点

特性かるわざと強力な積み技を持つ。はらだいこ物理型が主だが、範囲の広さを生かしためいそう特殊型も可能。
積む隙に倒し損ねると、高火力のドレインパンチやドレインキッスで攻撃しつつ回復される。
ダブルではスイートベールで催眠技が無効化される場合がある。サポート技も有用なものが多数。

対策方法

かるわざ対策にはでんじはや先制技、積み技対策にはちょうはつや流し技、てんねんが効果的。
物理型はサブウェポンがドレインパンチ程度なので、フシギバナやギルガルド、ゲンガーなら有利。
ただし構成によっては積まれてからは安定しないため、常に有利対面を保つよう立ち回らなければ対策としては不十分。

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覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

過去作技マシン [編集]

タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

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遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]