リザードン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

リザードン [編集]

No.006 タイプ:ほのお/ひこう
通常特性:もうか(HPが1/3以下のときに炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:サンパワー(晴れのときに特攻が1.5倍になるが、ターン終了時にHPが1/8減少する)
体重  :90.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)

・メガリザードンX
タイプ:ほのお/ドラゴン
特性 :かたいツメ(直接攻撃の威力が1.3倍になる)
体重 :110.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)

・メガリザードンY
タイプ:ほのお/ひこう
特性 :ひでり(天候が晴れになる)
体重 :100.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リザードン78847810985100534もうか/サンパワー
メガリザードンX7813011113085100634かたいツメ
メガリザードンY7810478159115100634ひでり

通常/Y
ばつぐん(4倍)いわ
ばつぐん(2倍)みず/でんき
いまひとつ(1/2)ほのお/かくとう/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ/むし
こうかなしじめん
X
ばつぐん(4倍)----
ばつぐん(2倍)じめん/いわ/ドラゴン
いまひとつ(1/2)でんき/むし/はがね
いまひとつ(1/4)くさ/ほのお
こうかなし----

初代御三家の一角。禁止級伝説であるミュウツーを除き、唯一2種類のメガシンカ先を持つポケモン。
メガリザードンX(以下X)は物理アタッカー気質でほのお×ドラゴン複合、
メガリザードンY(以下Y)は特殊アタッカー気質でほのお×ひこう複合と、種族値・タイプ・特性まで全く異なる。
X・Yの双方を後出しから受けられるポケモンは非常に少なく、見せ合いの時点で双方の対策を強いることが可能。
メガシンカ先の読み違えから、パーティ崩壊や全抜きをも狙えるポテンシャルの高さが最大の魅力である。
パーティに組み込む際は、安易にどちらか見破られない並びにする、有名な並びに反対のメガシンカを採用するなどの工夫を施すとなおよい。

第七世代ではメガシンカ枠を席巻していたメガガルーラの弱体化、X・Yの双方に有利なガブリアスの減少により、採用機会が増加。
現在ではメガシンカポケモンの代表格として、シングル・ダブル共にトップメタに君臨している。
なお、各形態の採用率に関してはシングルではX・Yがほぼ五分五分。天候操作・全体攻撃が重宝されるダブルではYが9割以上。通常型はごく少数である。
各メガシンカ形態および通常リザードンの詳細については形態考察に委ねる。

形態を問わずステルスロックに弱いため、HP奇数調整が推奨される。
H無振りで実数値153、4振りで154、全振りで185になる。



形態考察 [編集]

通常リザードン [編集]

サンパワーでの運用が前提。自身でにほんばれを使うか、キュウコンコータス等味方のサポートが必要になる。
晴れ下ならC189相当になり、炎技の火力は無補正C振りでもC特化メガリザードンYを上回る。持ち物により更なる補強も可能。
例として無補正C振りZオーバーヒートでD特化ポリゴン2@奇石を低乱1。
とはいえ登場時に天候始動できるYと異なり、こちらは自身や味方で晴らす手間がかかる。
スリップダメージにより耐久力でも大きく劣るため、汎用性ではYに敵わない。

もうか
通常特性。タスキやみがわりとあわせれば発動を狙えるが、
ひでりで常時晴れ補正を得られるYに勝る点は無い。
サンパワー
隠れ特性。晴れ下で凄まじい特殊火力を得られるものの、
天候上書きに弱い、スリップダメージが痛い等のデメリットも。

メガリザードンX [編集]

Xにメガシンカすると物理面が大きく上昇し、タイプがほのお×ドラゴン、特性がかたいツメへと変化。
つるぎのまい・りゅうのまい・ニトロチャージといった積み技から全抜きを狙うエースとして運用される。
A特化げきりん・フレアドライブの火力指数は46,800と非常に高水準。
相性補完に優れるうえ、上記の積み技や役割破壊のサブウェポンの存在もあり止められにくい。

耐久面の変化も見逃せない。通常型の弱点であるみずが等倍、でんきが半減となる。
いわも2倍に抑えられ、じめんは通常型には無効なので牽制しやすい。
ドラゴンとしてもこおりフェアリー等倍で、従来のドラゴン対策に強い。
この優秀な耐性と防御の上昇、おにび・はねやすめを活かした物理受けも存在する。

総じて強力なポケモンであり、主にシングルにおいて高いタイマン性能・抜き性能を発揮する。
ダブルではいかくに弱い、メインのげきりん・サブのじしんが使いにくいといった難点から採用率は下がる。

かたいツメ
接触技の威力が1.3倍。
持ち物固定のメガシンカでありながら、いのちのたまと同等の火力を出せる。
メイン・サブの多くを補強でき、積み技との相性も良い。
メガシンカ前の特性について
トレース対策を重視するなら、もうかとなる。しかし、晴れ下の状況に於いてメガシンカを温存したい場合はサンパワーとなる。

メガリザードンY [編集]

Yにメガシンカするとタイプはそのままに特殊面が上昇し、通常型の上位互換に近い能力を得られる。
C159と特性ひでりによる特殊ほのお技の火力はまさに脅威的。
C特化晴れ下オーバーヒートの火力指数は67,860と、半減でもサイクル崩壊級の負荷をかけられる。
起点を必要とせず、1ターン目からこの高火力を発揮できるため、下を制圧する力が強い。
素早さを補うニトロチャージや、補完に優れるソーラービームの習得も嬉しい。
一方でひこう技はエアスラッシュ止まりなうえ、ほのお技と範囲が被りがちなのも気がかり。

耐久面では防御は上がらず、いわ4倍の致命的な弱点も変わらないが、
通常型と異なり耐久を削らずに高火力を出せるため、耐久調整を施す余地も生まれる。
晴れ補正によりみずを等倍に抑えられ、でんきもXの存在により撃たれにくい。

ダブルではひでりに加え、おいかぜ・ねっぷうといった範囲技によりメガシンカポケモン中でも破格の制圧力を誇る。
グッドスタッフ的起用から晴れパの起動役まで様々な構築の主軸として活躍が期待できるものの、
上からのいわなだれに非常に弱い点をいかにカバーするかが課題となる。シングルと異なりXが少ないため電気技にも縛られやすい。

ひでり
ほのお技の威力が1.5倍、みず技が等倍となり、攻守両面で強化される。
メガシンカ時に発動するため、天候の奪い合いにも強い。
メガシンカ前の特性について
トレース対策を重視するなら、もうかとなる。しかし、晴れ下の状況に於いてメガシンカを温存したい場合はサンパワーとなる。

技考察 [編集]

X/Yの欄は各メガシンカ時の優先度を示す。

物理技タイプ威力命中効果解説XY
通常
フレアドライブ120(180)234100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。反動が痛い。×
ニトロチャージ50(75)97100素早↑100%タイプ一致技。追加効果が優秀。積み技感覚で。
げきりん120234100行動固定Xのタイプ一致技。行動固定が痛い。×
ドラゴンクロー80156100-Xのタイプ一致技。性能安定。×
じしん100-100-対炎・岩。2倍では等倍フレアドライブ以下。
かみなりパンチ7597100麻痺10%対水。水/飛行や水/フェアリーに。×
かわらわり7597100壁破壊対岩。壁構築に強くなる。×
いわなだれ75-90怯み30%対炎。ニトロチャージやりゅうのまいとあわせれば怯みを狙える。
アイアンテール10013075防御↓30%対岩・フェアリー。命中不安。×
じわれ--30一撃必殺初代VC限定技。耐久型対策。飛行やふゆう、がんじょうには無効。
特殊技タイプ威力命中効果解説XY
かえんほうしゃ90(135)100火傷10%タイプ一致技。中威力・性能安定。×
だいもんじ110(165)85火傷10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は効かない。両刀・撃ち逃げ向き。
ねっぷう95(142)90火傷10%タイプ一致技。ダブルでは相手全体攻撃。×
エアスラッシュ75(112)95怯み30%通常・Yのタイプ一致技。ニトロチャージやおいかぜとあわせれば怯みを狙える。×
ソーラービーム120100溜め攻撃対水・岩。ひでりとあわせて。×
きあいだま12070特防↓10%対岩。ヒードランサザンドラにも。×
りゅうのはどう85100-対ドラゴン。等倍では半減晴れ下かえんほうしゃ以下。×
めざめるパワー-60100-相性補完に。4倍狙いで氷・地面など。×
破壊光線12090次ターン行動不能最後に決めるときに
変化技タイプ命中備考XY
みがわり-補助技対策や、交代読みで。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
りゅうのまい-攻撃・素早さ補強。抜き性能の向上に。
おにび85物理型対策。炎は呼びにくいが、こんじょうやミストフィールドには注意。
はねやすめ-回復技。通常・Yは先手で使うと耐性変化。
つるぎのまい-攻撃を強化。ニトロチャージとあわせて。×
にほんばれ-サンパワーの発動に。Zワザ化てSランク+1。××
+  折りたたみ

型考察 [編集]

メガリザードンX [編集]

特性:もうか(トレース対策重視)orサンパワー(晴れ下の火力重視)→かたいツメ
持ち物:リザードナイトX

りゅうのまいアタッカー型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 B4
確定技:りゅうのまい/フレアドライブ/げきりんorドラゴンクロー
選択技:じしん/かみなりパンチ/かわらわり/みがわり/おにび/はねやすめ

先発の起点作りからりゅうのまいを積み、全抜きを狙う物理エースアタッカー。
一致技だけでマリルリ/メガチルタリス/ヒードラン/メレシー/アシレーヌ/カプ・レヒレ以外のポケモンに等倍以上が取れる。

メガシンカによる物理耐久の上昇や、恵まれたタイプのおかげで積むチャンスは多い。
初見でメガシンカ先を相手に絞らせず、メガシンカ前後で水・電気・地面が一貫しないのが強み。
不一致弱点程度は耐えるので、岩やドラゴンとの対面でない限り安定して積める。
ただしステルスロックを撒かれると辛い。がんせきふうじやでんじはにも注意。

選択技
じしん:ヒードランメレシーに。無補正A振りでH振りヒードランを確1。
かみなりパンチ:水/フェアリーに。A特化+りゅうのまいでH振りマリルリを確1、H振りカプ・レヒレを中乱1。
かわらわり:バンギラスに。無補正A振りでH振りバンギラスを確1。メガシンカされると確2。

ニトロチャージ剣舞型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 B4
確定技:ニトロチャージ/つるぎのまい/げきりんorドラゴンクロー
優先技:フレアドライブ
選択技:じしん/かみなりパンチ/かわらわり

ニトロチャージとつるぎのまい、2つの積み技を搭載したアタッカー型。
ニトロチャージを積めば抜き性能が上がる。上記りゅうのまい型に比べ、タスキやみがわりに強い。
攻撃は上がらないが、ニトロチャージ自体がタイプ一致・かたいツメ補正により高威力となるため、
無振りカプ・テテフ程度の低耐久ならA特化で確2にできる。
つるぎのまいは崩し性能が高まり、受けループすら成立しないほどの高火力を得られる。
AS両方を上げようとすると悠長になりかねないので、相手のパーティに応じて使い分けること。

鬼羽型 [編集]

性格:わんぱく/ようき
努力値:H252 S調整 残りB
確定技:おにび/はねやすめ
選択技:フレアドライブ/ニトロチャージ/ドラゴンクロー/じしん/りゅうのまい

通称「鬼羽リザードン」。上がった物理耐久や、再生回復技の習得などを活かす。
Yの存在により、地面アタッカーに対してもじしんを撃たせずおにびを入れられる。
ただし見せ合いの時点でXであることを見抜かれるとこの限りではない。
また、ガブリアスの場合はドラゴン技を撃たれる恐れもあるので注意。

ニトロチャージを積めば起点化できる範囲が広がるため、優先度は高い。
鋼やフェアリーへの遂行速度を上げるなら、りゅうのまい+フレアドライブも候補。

わんぱくなのにBにあまり振らないのって結構無駄があると思う。
↑素早さより防御の方が種族値高いので。
もっとも、H振り・最速81族(ギャラドス)抜き且つ準速95族(カプ・テテフ)と同速・残りBだとわんぱくでもようきでも実数値は同じ。
S補正で最速ギャラドス抜き且つ準速95族と同速:努力値B148・S108、実数値B150・S147(134)
B補正で最速ギャラドス抜き且つ準速95族と同速:努力値B44・S212、実数値B150(137)・S147 ※()内は補正かける前の値
従ってSが準速の実数値152以下であるなら、どちらの性格にしても努力値振りが異なるだけで実数値は変わらず、どのような調整でも性格の違いは気にならない。実数値が性格によって変わるのは、Sの実数値を153以上(準速100族抜き以上)にする場合で、この時S補正一択となるので注意すること。
なおこの調整はあくまで一例であり、素早さを更に速く調整することも十分に考えられる。但し準速100族抜き以上であるなら、素早さは153以上になる。従って前述の通り性格はようき一択となる。
最速88族(ドリュウズ)抜き・準速102族(ガブリアス)抜きに調整する例 (S補正):努力値B92・S164、実数値B143・S155(補正前:141)
↑メガシンカ後は同じでも、メガシンカ前はようきの方がBが3高い。

メガリザードンY [編集]

特性:もうか(トレース対策重視)orサンパワー(晴れ下の火力重視)→ひでり
持ち物:リザードナイトY

特殊アタッカー型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252 BorD4
確定技:かえんほうしゃorだいもんじ/ソーラービーム
選択技:オーバーヒート/ニトロチャージ/めざめるパワー(氷)/きあいだま/エアスラッシュ/りゅうのはどう/げんしのちから/じしん/みがわり/はねやすめ

C159に特性ひでりが加わり、単体で初手から超火力の炎技を撃てる。
かえんほうしゃorだいもんじとオーバーヒートの両立もあり。
ソーラービームもあるため水や岩でも止まらず、下への圧力は凄まじい。
反面、メガシンカしてもBやSは上がらず、上からの攻撃には脆い。
ひでりにより水技は実質等倍だが、岩技は不一致でも致命傷となる。

ソーラービーム以外のサブウェポンはいずれもピンポイント気味。
物理技は下降補正無振りでは火力不足なので基本的に候補外。

メガボーマンダガブリアスは相性が悪く素早さでも劣る難敵。
他にも霊獣ボルトロスカプ・コケコウツロイドなど苦手な相手は多く、
居座って全抜きを狙うよりも、サイクルを回しつつ高負荷をかけていくのが基本となる。
相性が良い後続はカバルドン霊獣ランドロスなどの物理受け地面。
特にカバルドンは天候書き換えによりひでりのターン切れを防げる点で優秀。

襷も持てないからめざパは不要では
↑サイクル主体で使う場合交代読みでドラゴンに撃つ機会が多々ある。
自分より速い相手と対面してから撃つものではない。

火力目安(C特化)
晴れ下かえんほうしゃでH振りポリゴン2@奇石を確2。オーバーヒートでH振りメガフシギバナを高乱1。
ソーラービームでH振りマリルリウォッシュロトムを確1。
めざめるパワー氷で無振りガブリアスを確1。※無補正C振りでも確1。
耐久目安(無振り)
A特化メガボーマンダのおんがえしで確1。
A特化ミミッキュのZシャドークローで確2。+かげうちで確定。
C特化霊獣ボルトロスの10まんボルトで確1。ボルトチェンジで確2。

対面性能重視型(HBベースアタッカー) [編集]

性格:ひかえめ
努力値:HBS調整 残りC
確定技:かえんほうしゃorだいもんじ/ソーラービーム
優先技:ニトロチャージ/めざめるパワー(氷)
選択技:特殊アタッカー型参照

耐久に振ることで対面性能が上がり居座りやすくなる。
ニトロチャージを積めば抜き性能も上がる。

H252・B116振りでA特化メガボーマンダのすてみタックルを確定耐え。
これだけの耐久があれば不一致岩技や先制技にも強く安定感がある。
特殊技も無補正C振り霊獣ボルトロスの10まんボルトを確定耐えできる。

調整例
H252 B116 C100 D4 S36(実数値:H185 B113 C211 D136 S125)
B:A特化メガボーマンダのすてみタックルを確定耐え
  無補正A振りガブリアスのがんせきふうじを確定耐え
C:だいもんじで無振りカプ・テテフを確1
  めざめるパワー氷で無振りガブリアスを確1
D:端数
S:最速テッカグヤ抜き

積み型 [編集]

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252 BorD4
確定技:だいもんじorかえんほうしゃ/ニトロチャージorりゅうのまい
特殊技:ソーラービーム/きあいだま/めざめるパワー(氷)/エアスラッシュ/りゅうのはどう
物理技:じしん

有利対面から積んで全抜きを狙う。
ガブリアスなどを後出しされても、ニトロチャージでタスキを潰しつつS逆転が可能。
りゅうのまい+じしんならヒードランでも止まらないが非常にピンポイント。

炎技は威力重視でだいもんじを採用したい。
抜き性能が下がるオーバーヒートは非推奨。

【ダブル】特殊アタッカー型 [編集]

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252orHBS調整 残りC
確定技:ねっぷう/まもる
選択技:ソーラービーム/おいかぜ/オーバーヒートorかえんほうしゃorだいもんじorほのおのちかい/エアスラッシュ/きあいだま

ダブルではメガシンカによるひでり発動が天候始動・メタとして重宝される。
ようりょくそや炎技持ち、水弱点のポケモンと相性が良いほか、
単体性能の高さから、晴れパ要素のない構築でもグッドスタッフ的に採用されうる。

晴れ下ねっぷうは強力だがワイドガードに弱いため、単体炎技の併用も多い。
他には水対策のソーラービーム、ルンパッパジャラランガに刺さるエアスラッシュなどが有用。

耐久に振っておいかぜを採用すると、多くの相手との縛り関係が逆転する。
H252・B148振りでA特化霊獣ランドロスのいわなだれをダブル補正込みで確定耐え。
無補正A振りメガメタグロスのフィールド下しねんのずつきも耐えるので処理が安定する。
ただしSを落とすとカプ・テテフのエスパーZやメガガルーラのねこだまし+すてみタックルなど本来縛られない相手に縛られるようになるため注意。
特殊面はH振りのみだとC特化サンダーの10まんボルトを確定耐えする程度。

通常リザードン [編集]

サンパワー型 [編集]

特性:サンパワー
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252 BorD4
持ち物:いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/リザードナイトY/ホノオZ
確定技:だいもんじorかえんほうしゃorねっぷう/ソーラービーム
選択技:エアスラッシュ/きあいだま/ニトロチャージ/りゅうのはどう/にほんばれ

キュウコンコータスなどから晴れ状態でつなぎ、特性サンパワーを軸に攻めるアタッカー。
ひでりと異なりサブウェポンも補強され、火力指数はYを上回る。
メガネやスカーフで更に攻撃性能を高めたり、Zにほんばれで天候始動しつつSを上げたりも可能。
構成自体はYと似通っているため、状況に応じてメガシンカできるリザードナイトYも選択肢。

無補正C振り晴れ下だいもんじでH振りメガガルーラを低乱1。メガネならH振りクレセリアを高乱1。
ダブルでのねっぷうもコータスのふんかより高威力となるうえ、残りHPに関わらず連発できる。
天候上書きやまもる・タスキ持ちなどで止まらないよう、パーティ全体でサポートしたい。


対リザードン [編集]

注意すべき点
2種類のメガシンカを持ち、その両方が対策必須級の強さ。
性能もまるで異なり、メガシンカ先が不明のままだと対策ポケモンの後出しが安定しない。
どちらも高い突破力を持ち、読み違えからパーティ壊滅に追い込まれる。
メガリザードンX
かたいツメによる高火力に加え、炎・ドラゴンの広い技範囲。
火力と素早さを上げるりゅうのまい、火力を大きく上げるつるぎのまい、攻撃しながら素早さを上げるニトロチャージと積み技が豊富。
ひとたび積まれると上から叩く・高耐久で受けるといった対策が通じなくなり、全抜きされかねない。
耐性変化と物理耐久の上昇も厄介。おにび・はねやすめを用いた物理受けも存在する。
メガリザードンY
C159とひでりにより、1ターン目から超火力の炎技とソーラービームを撃てる。
天候の奪い合いにも強く、炎でありながら水や雨パでは対策しにくい。
上からの崩し性能が高く、サイクル崩壊を招きやすい。
ダブルでは全体技のねっぷう・おいかぜを扱えるため、更に脅威的。
対策方法
・シングル
見せ合いの時点でメガシンカ先を判別できれば対策しやすい。
主な指標は物理・特殊の比率、電気・地面の一貫性、水タイプの有無など。
単体で見ればXはカプ・レヒレなどの物理受け、Yは天候上書きや上からの岩技で対処可能。
後出しは読み外しのリスクが伴うため、とんぼがえり・ボルトチェンジでの有利対面作りが有効。
ステルスロックも効果覿面。メガシンカ前ならXでも半分削れる。
 
・ダブル
Yでの運用が大多数。高火力・全体攻撃のねっぷうを受け切るのは困難なので、シングル同様に速攻で落としたい。
しかし不一致いわなだれ程度は調整次第で耐えられ、おいかぜでS逆転される恐れもある。相方のワイドガードにも注意。
天候上書きを狙うなら、メガバンギラスやいたずらごころ持ちで。
なお、Xの場合はげきりんやじしんを扱いにくいため、シングルほどの脅威は無い。
+  折りたたみ

外部リンク [編集]