バシャーモ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

バシャーモ [編集]

No.257 タイプ:ほのお/かくとう
通常特性:もうか(自分のHPが最大値の3分の1になったとき、炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:かそく(毎ターン素早さが1段階上がる)
体重  :52.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)

・メガバシャーモ
タイプ:ほのお/かくとう
特性 :かそく(毎ターン素早さが1段階上がる)
体重 :52.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バシャーモ80120701107080530もうか/かそく
メガバシャーモ801608013080100630かそく
炎/闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バシャーモ80120701107080530もうか/かそく
メガバシャーモ801608013080100630かそく
ゴウカザル761047110471108534もうか/てつのこぶし
エンブオー110123651006565528もうか/すてみ
能力値比較(AS252振り時)攻撃特攻素早
通常バシャーモ(素早さ補正)A172C130S145
命珠バシャーモ(素早さ補正)A223C169S145
メガバシャーモ(素早さ補正)A212C150S167
メガバシャーモ(攻撃補正)A233C150S152

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/ひこう/エスパー
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/あく/はがね
いまひとつ(1/4)むし
こうかなし---

第三世代のほのお御三家にして、「ほのお×かくとう」複合タイプの一角。
通常・メガ共に特性「かそく」を持ち、あらゆる相手を抜き去るポテンシャルを秘める。
攻撃面が高く技威力にも恵まれているため、アタッカーとしての運用はもちろん、
バトンタッチでS上昇を引き継ぐサポート役まで多種多様な活躍を見せるトップメタ。
耐久面は低いが、「かそく」によりスカーフ等での奇襲を受けず役割を遂行可能。

第七世代では以下の通り強化点が多い。

ファイアローの弱体化
はやてのつばさ」弱体化によりファイアローの個体数が激減。
第六世代においてはファイアローに縛られてしまうのが最大のネックだっただけに、その解消は非常に大きい。
サンダーウォッシュロトム等のファイアロー受けと組ませる必要性も低下し、構築の自由度が高まった。
カプ・テテフ(サイコフィールド)の登場
サイコフィールドの登場により、苦手とする先制技をシャットアウトできるようになった。
攻撃技はもちろん、「いたずらごころ」持ちの補助技に対しても耐性を付けられる。
味方として組ませた時だけでなく、相手が使用してきた際もフィールド効果を利用可能。
麻痺・でんじはの弱体化
麻痺による素早さの補正が1/4→1/2、でんじはの命中率が100→90に低下。
第六世代ではバシャーモをでんじはにより対処する構築が散見されたが、
かそく」2回で相殺可能になり、機能停止に陥りにくくなった。
カプ・レヒレの登場によるでんじはの採用率低下も追い風となる。
先制麻痺撒きでお馴染みだった化身ボルトロスも個体数が激減し、麻痺になることも稀になった。
Zワザの登場
フレアドライブやとびひざげりをデメリット無し・必中で撃てるほか、
かみなりパンチ等のサブウェポンのZワザ化による役割破壊も強力。

ミミッキュカプ・レヒレ等の強敵の登場は障壁となるものの、
総じて攻守共に強化されており、前作以上の活躍が期待できる。



形態考察 [編集]

通常バシャーモ [編集]

種族値はメガバシャーモの下位互換ながら持ち物の自由度が高く、
Zクリスタルでの役割破壊や、タスキからの積み技バトンが可能。

もうか
補強できるのは炎技のみなうえ、フレアドライブとの相性は悪い。
通常型では基本的に候補外。メガ型では採用の余地あり。詳細下記。
かそく
隠れ特性。ターン毎に素早さが上がり、多くの相手との縛り関係が逆転する。通常型なら基本はこれ。
バトンも可能だが、先制技のほか、まもる貫通のZワザにも注意。

メガバシャーモ [編集]

攻撃を中心にステータスが補強され、エースとしての適性が高まる。
持ち物が固定されるのは痛いが、物理アタッカーとしての能力は圧倒的。
火力・素早さが上がったことで、耐久面に努力値を割く調整もできる。

かそく
通常時の隠れ特性と同様だが、S80→100となる事で抜ける範囲が広まる。
特にカプ・テテフ@スカーフをかそく1回で抜けるのは大きい。
メガシンカ前の特性について
メガ型の場合、メガシンカすればかそくを得られるので、
メガシンカ前の特性はトレース対策としてもうかも一考。
ただしトレース持ちはいずれもバシャーモに後出しが効かず、
偶発対面してももうか=メガ型と見抜かれるリスクがある。
一長一短だが、やはりかそくの方が無難なケースが多い。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。反動が痛い。
とびひざげり130(195)90外すと反動タイプ一致技。反動が怖い。
ばかぢから120(180)100攻撃・防御↓タイプ一致技。能力低下が痛い。
けたぐり20~120
(30~180)
100-タイプ一致技。威力不安定。
かみなりパンチ75100麻痺10%ギャラドスカプ・レヒレに。
ストーンエッジ10080急所ランク+1リザードンウルガモスに。
いわなだれ7590怯み30%かそくとあわせれば怯みを狙える。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。
じしん100100-対炎・毒。ドヒドイデアーゴヨンに。
はたきおとす65/97100道具排除。対エスパー・ゴースト。追加効果が優秀だが、メガストーン・Zクリスタルには無効。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は効かない。両刀・撃ち逃げ向き。
だいもんじ110(165)85火傷10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
きあいだま120(180)70特防↓10%タイプ一致技。高火力・命中不安。
ソーラービーム120100溜め攻撃対水。晴れやZクリスタルとあわせて。
めざめるパワー60100-ボーマンダガブリアスランドロスに。
変化技タイプ命中解説
まもる-かそくの発動に。Zワザに注意。
みがわり-補助技対策や、かそくの発動に。
つるぎのまい-攻撃を強化。物理型の抜き性能の向上に。
ふるいたてる-攻撃・特攻を補強。両刀型の抜き性能の向上に。
つめとぎ-攻撃・命中率補強。とびひざげりやストーンエッジとあわせて。
きあいだめ-急所ランク+2。ピントレンズとあわせれば確定急所を狙える。
バトンタッチ-かそくや積み技、みがわりとあわせて。
おにび85物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。
オウムがえし-Zワザ化でオウムがえし前にAランク+2。ダブルでは味方のふんかをコピーする構築も。

Zワザ考察 [編集]

Zワザ元にする技威力解説
ダイナミックフルフレイムフレアドライブ190(285)反動無し。無補正A振りでB特化エアームドを確1。
オーバーヒート195(292)能力低下のデメリット無し・必中。
ぜんりょくむそうげきれつけんとびひざげり195(292)必中。まもる貫通(ダメージは1/4)。ゴーストには無効化されるが反動無し。
A特化でB特化ポリゴン2を中乱1。
ばかぢから190(285)能力低下のデメリット無し。
きあいだま190(285)必中。
ライジングランドオーバーじしん180無補正A振りでH振りAガラガラを確1。
ワールズエンドフォールストーンエッジ180A特化でB特化サンダーを低乱1。
ファイナルダイブクラッシュブレイブバード190反動無し。A特化でH振りジャラランガを確1。
Zオウムがえしオウムがえし---ZパワーでAランク+2。オウムがえしで返す技もZワザとして発動できる。
スパーキングギガボルトかみなりパンチ140A特化でH振りマリルリを中乱1。
ブルームシャインエクストラソーラービーム190溜め無し。
Zオウムがえしについて
まもる→相手の攻撃→Zオウムがえしの流れは他のポケモンでも狙えるが、
バシャーモはかそくがあるため、上からのZオウムがえしを決めやすい。
まもるを使っても、次ターンのZオウムがえしを警戒されにくいのも利点。
物理ドラゴンのげきりん等をZワザ化しつつ攻撃を強化できれば強力だが、
相手依存なので安定せず、タスキ+つるぎのまいのような汎用性は無い。

型考察 [編集]

メガバシャーモ [編集]

物理全抜き型 [編集]

特性:かそく
性格:いじっぱり(推奨)orようき
努力値:A252 S252or調整 残り耐久
持ち物:バシャーモナイト
確定技:フレアドライブ/とびひざげりorばかぢから
優先技:まもる
選択技:かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれ/じしん/はたきおとす/ブレイブバード
補助技:つるぎのまい/バトンタッチ

特性「かそく」と高威力の一致技で全抜きを狙うエース型。
攻撃はA特化バシャーモ@珠に劣るが、耐久を維持でき、素早さも勝る。
先に壁張りやステロ撒き等の場作りをしておくと抜き性能が上がる。

基本行動はまもる→かそく→攻撃となるため、一致技2種とまもるはほぼ確定。
残る1枠は相性補完のサブウェポンのほか、つるぎのまい・バトンタッチ等。

Sはカプ・テテフ抜きの220振りは欲しい。
準速ならかそく2回で最速雨下キングドラを抜ける。

通常バシャーモ [編集]

両刀型 [編集]

特性:かそく
性格:うっかりや/むじゃき/やんちゃ
努力値:CS調整 残りA
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/Zクリスタル
確定技:だいもんじorオーバーヒート/とびひざげり/めざめるパワー(氷)
優先技:まもる
攻撃技:ストーンエッジ/がんせきふうじ/かみなりパンチ/じしん/はたきおとす/カウンター/ソーラービーム(クサZ)
補助技:おにび/つるぎのまい

通常バシャーモの基本型とも言える両刀アタッカー型。
珠やZクリスタルを持たせれば役割破壊がしやすくなり、
タスキならタイマン性能が上がるため、対面構築向き。
準速だとかそく1回では最速130族を抜けないので注意。

持ち物考察
いのちのたま
抜き性能が上がる。めざめるパワーも補強できるのがポイント。
無補正C振りでもC特化メガバシャーモより高火力を出せるため、
本来苦手なメガボーマンダ霊獣ランドロスに強くなる。
+  折りたたみ
+  折りたたみ
+  折りたたみ
きあいのタスキ
確実に1発耐えてかそくを発動できる。確2を取れる相手とのタイマンには強い。
まもるの代わりにつるぎのまいを搭載したり、フルアタにする構成も考えられる。
Zクリスタル
一致技のデメリットや、サブウェポンの火力不足を解消できる。
一度きりだが、上手く役割破壊できれば全抜きもあり得る。
とりわけZソーラービームは呼ぶ物理受け水に刺さりやすい。
C特化ZソーラービームでH振りカプ・レヒレを中乱1。

物理型 [編集]

特性:かそく
性格:いじっぱり/ようき/むじゃき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/Zクリスタル/ラムのみ
確定技:とびひざげりorばかぢから/フレアドライブorブレイズキック
攻撃技:ストーンエッジorいわなだれ/かみなりパンチ/はたきおとす/じしん/ブレイブバード/だいもんじ
補助技:まもる/つるぎのまい

物理主体の型はメガバシャーモの方が好まれる傾向にあるため、持ち物で差をつけたい。
珠の場合、無補正A振りではA特化メガバシャーモに火力・素早さ共に劣るので非推奨。

バトン型 [編集]

特性:かそく
性格:ようき/わんぱく/ずぶとい
努力値:S調整 残り耐久
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん/ラムのみ/マゴのみ系/たべのこし/バシャーモナイト
確定技:バトンタッチ/まもるorみがわり(両立可)
積み技:つるぎのまい/ビルドアップ/ふるいたてる/つめとぎ/きあいだめ/かげぶんしん
選択技:とびひざげり/かえんほうしゃ/ほえる

能力上昇をバトンして後続をサポートする型。
バトン先は全抜き狙いの物理アタッカーのほか、
素早さが重要などくみが・やどみが持ちも候補。

バシャーモはアタッカー気質が強いためバトンは読まれにくいが、
先制技や流し技に弱い点は同じ。Zワザもまもる貫通なので厄介。

持ち物考察

きあいのタスキ
超火力のZワザも耐えられるが、連続技やスリップダメージに注意。
じゃくてんほけん
積み技とあわせれば1ターンでA3~4段階アップが可能。ただし発動は相手依存。
またバシャーモ自身の耐久が低いため、事前に壁張り等のサポートが必要になる。
ラムのみ
状態異常技対策の定番。第七世代では麻痺・でんじはの弱体化により需要低下。
マゴのみ系
みがわり連打で発動し、さらにみがわり2回分のHPを回復できる。S6段階アップが可能。
麻痺撒きやかげぶんしんとあわせれば、みがわりを残して積み技やバトンを使えることも。
たべのこし
まもる・みがわりとあわせて。第七世代ではマゴのみ系の強化により需要低下。
バシャーモナイト
メガシンカすることで耐久・素早さが上がり、積み技や先制バトンを決めやすくなる。

対バシャーモ [編集]

注意すべき点
強特性かそくと高火力の一致技・豊富なサブウェポンを併せ持ち、攻撃性能が非常に高い。
メガシンカはもちろん、珠やZクリスタルによる役割破壊も可能なため、受け出しは困難。
アタッカー型を装ったバトン型も存在し、読み違えるとパーティを半壊させられてしまう。
対策方法
相手の技やパーティ構築によるものの、比較的有利なポケモンは以下の通り。
+  折りたたみ
+  折りたたみ
+  折りたたみ

外部リンク [編集]