ガルーラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ガルーラ [編集]

No.115 タイプ:ノーマル
通常特性:はやおき(ねむりの継続ターンが本来の半分になる)
     きもったま(ゴーストタイプにノーマルと格闘タイプの技が当たるようになる)
隠れ特性:せいしんりょく(怯まない)
体重  :80.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)

・メガガルーラ
タイプ:ノーマル
特性 :おやこあい(対象が1体の攻撃技を使用した後、4分の1の威力でもう1度同じ技が出せる)
体重 :100.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガルーラ1059580408090490はやおき/きもったま/せいしんりょく
メガガルーラ10512510060100100590おやこあい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

初代出身のノーマルポケモンにして、メガシンカポケモンの代表格。
メガガルーラの専用特性おやこあいは後述のように規格外の性能を持っており、第6世代の環境を一色に染め上げた事はあまりに有名。
第7世代ではおやこあいの弱体化を始め様々な面で性能の見直しが図られた結果、構築において役割を持ちにくい・サイクルを回しにくいノーマルタイプの弱みが露呈し、ボーマンダメタグロスリザードンといったポケモンにメガシンカ枠を明け渡すことが多くなったものの、未だ構築のエースたる能力は残しており、一定の採用率を示している。
特にダブルでは、その安定した性能とねこだましの習得からエースとしても補完としても採用しやすく、シングル以上の地位を保ち続けている。

第7世代における弱体化について
おやこあいの倍率低下(0.5→0.25)が最たるものだが、他にも間接的なマイナス要素が多い。
これらの逆風を受けてなお根本的な強みは健在であるが、第6世代のような暴力的運用は非常に難しくなっている。
  • ふいうちの弱体化(威力80→70)
  • サイコフィールドの登場(ねこだまし・ふいうちの規制)
  • Zワザの普及による対面性能低下(例を挙げるとカプ・コケコのエレキフィールド下デンキZ10まんボルトで耐久無振りは確1)
  • グロウパンチ・ひみつのちから技マシンの廃止
  • (USUMダブルにおいて)いかくガオガエンの流行
ボールについて
ガルーラは♀しかいないため♂からボールを遺伝させることができず、サファリボールに入れていると隠れ特性でないことが一発でバレる。
ミラー対面やダブルバトルでは相手はねこだましを打つリスクがなくなるためやや不利になる。
また、ウルトラボールに入れている場合、グロウパンチを覚えていないことも即座にバレる。隠れ特性でガンテツボールに入れている場合も同様。


形態考察 [編集]

通常ガルーラ [編集]

決して弱くはないが、メガガルーラのほうが圧倒的に強いため、わざわざ下位互換のこちらを使う利点がほとんどない。
一応ダブルバトルにおいてせいしんりょく型が一考の余地がある程度。

きもったま
ノーマル・格闘技が主軸な物理型では基本的にこれ。ゴーストタイプへの交代読みでメガシンカせずに殴るという選択肢が生まれる。
例えばギルガルドへの交代を読んでグロウパンチ→メガシンカじしんで落とせる。
ゴーストにもねこだましが通るという利点もある。第7世代ではミミッキュのばけのかわ対策の1手となる。
はやおき
特殊型などノーマル格闘技を使用しない場合に推奨。ふみんほど安定しないが、眠りに対して少し強くなる。
メガシンカすると早起きが無効になるようので注意。1ターンで起きなかったらメガシンカせずにねこだましや先制みがわりを使えば安全に2ターン目で起きられる。
せいしんりょく
隠れ特性。ダブルで推奨。相手のねこだましに縛られず行動できる。
なお、グロウパンチ・ひみつのちからを覚えさせたい場合、第6世代までの入手方法は第5世代のPDW限定なため(現在入手困難)、育成の際は注意。

メガガルーラ [編集]

能力が全体的に底上げされるとともに、非常に強力な特性おやこあいを得られる。
第7世代で全体的に下方修正が入り多少使用率は落ちたが、今世代でも主に対面系統の構築に入り環境での存在感を示している。
また、後述の通りきあいのタスキ・がんじょうに強いためバトン構築のエースとしても適性がある。

おやこあいの仕様上、ゴツゴツメットやてつのトゲなどの接触技へのスリップダメージが苦手。
AS振りの場合、端数の4をHに振るとHP181(6n+1)でゴツゴツメットダメージを6回耐える調整、Dに振ることでB<Dとなりダウンロード対策となる。

おやこあい
あらゆる攻撃技が2回攻撃になるため、単なる火力アップのみならず、きあいのタスキ・がんじょう貫通や追加効果の2回発動が行えてしまう。
ただし、いえきやスキルスワップ、デスカーンのミイラには注意。
  • 1回攻撃の技が2回攻撃になる。2回目の子供の攻撃はダメージが1/4のため実質の倍率は1.25倍。
  • 2回攻撃なので、相手のみがわり・きあいのタスキ・マルチスケイル・がんじょう・ばけのかわに強い。
  • 直接攻撃の場合、ゴツゴツメット、さめはだ、てつのトゲは2回攻撃の分ダメージを2回受ける。
    ほのおのからだ、せいでんき、どくのトゲ、メロメロボディ、ほうしの状態異常の判定も2回行われる。
    ぬめぬめだと素早さが2段階ダウンとなる。
  • 攻撃技の追加効果の判定も2回行われる。追加効果発生率は、いわなだれやのしかかりなどは30%→51%に、れいとうビームなどは10%→19%となる。
    ひみつのちからは子の攻撃にのみ追加効果が発生する。
    グロウパンチであれば攻撃が2段階上昇する反面、アームハンマーだと、素早さが2段階ダウンとなる。
  • 技の命中判定は1回目で行われる。1回目の攻撃が当たれば2回目の攻撃も必ず当たり、1回目の攻撃が外れれば2回目の攻撃も必ず外れる。
  • カウンターやミラーコート(2倍反射技)は、2回目の0.25倍攻撃を反射するので、被ダメージの40%しか返せない。
    メタルバースト(1.5倍反射)なら実質0.375倍の威力となり、被ダメージの30%しか返せない。
  • 変化技には適用されない。
  • ダブルバトル時に敵複数に攻撃する(いわなだれなど)場合には適用されない。ただしダブルでも敵残り1体なら適用される。
  • 固定ダメージ技の場合2回目のダメージ半減はない(ちきゅうなげ:50×2で100ダメージ)。カウンターも固定ダメージ技扱いで被ダメージの4倍を与える。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[おやこあい]
命中追加効果
(おやこあい)
備考
すてみタックル120(180)
[225]
100反動1/3高威力のメインウェポン。反動が痛い。
おんがえし102(153)
[191]
100-安定したメインウェポン。やつあたりとはほぼ差は無い。
ブレイククロー75(112)
[140]
95防御↓50%
(防御↓50%/↓↓25%)
グロウパンチの代わり。合計75%で防御を下げる。
積み技への耐性持ちにはグロウパンチより有効に働く。
ねこだまし40(60)
[75]
100優先度+3
怯み100%
ダメージ蓄積、決定力向上、ばけのかわ剥がし、
上を取られる相手を味方で削ってこれで潰すなど。
からげんき70(105)
[131]→
140(210)
[262]
100状態異常で威力倍火傷対策。ダブルにおいてそこそこの採用率を誇る。
発動が相手依存で火力が安定しない。範囲が狭くなる。
じしん100
[125]
100-非接触で高威力。対岩・鋼。
けたぐり~120
[~150]
100威力体重依存ガルーラミラーやバンギラスに強くする必要性がある場合に採用。
ドレインパンチ75
[93]
100HP吸収1/2ナットレイなど接触時ダメージを持つポケモンに強くなりつつ、
バンギラスやミラーにも強くなる。
その他バトン先として居座る場合の回復手段やサイクル回しなど。
シャドークロー70
[87]
100急所ランク+1対ゴースト技だがとりわけミミッキュに重きを置くなら。
ただし、無振り相手に急所込みで中乱1であり、
確1を取れるアイアンテールの方が分がある。
かみくだく80100防御↓20%
(防御↓32%/↓↓4%)
対ゴーストを重く見て採用するサブ。
防御ダウンによるごまかし性能も高め。
ふいうち70
[87]
100優先度+1対面性能を高める先制技。今作より威力低下。
アイアンテール100
[125]
75防御↓30%
(防御↓42%/↓↓9%)
無振りミミッキュを確1で落とせるが命中不安。
一応メガシンカを捨てZ化すれば襷・鬼火持ち以外は確実に処理できる。
れいとうパンチ75
[93]
100凍り10%
(凍り19%)
対ドラゴン・ボルトロスランドロス
火力が確1ギリギリなのでいじっぱり推奨。
ほのおのパンチ75
[93]
100火傷10%
(火傷19%)
メガハッサム確1・ナットレイへの有効打。
エアームドを処理対象から外し特攻努力値0かつ命中100でこれらの利を得る。
いわなだれ75
[93]
90怯み30%
(怯み51%)
特性おやこあいにより怯み51%の非接触技。
メタに対するごまかしにもなるサブ。
ミミッキュにたいして無償突破の芽を作れる。
がんせきふうじ60
[75]
95素早↓100%
(素早↓↓100%)
おやこあいにより相手の素早さを2段階ダウンできる。
いわなだれと選択。じならしと違い、相性で無効化されない。
ひみつのちから70(105)
[131]
100フィールド依存で
追加効果30%
過去作技マシン。非接触物理一致技。
ゴツゴツメット持ち、さめはだ、直接攻撃時に発動する特性などへのメタ。
仕様により追加効果判定が一回しかない。
追加効果は通常は麻痺だが、フィールドによって変わる。
グロウパンチ40
[50]
100攻撃↑100%
(攻撃↑↑100%)
特性おやこあいにより攻撃ランクが2段階上昇。
受けを不成立にする崩し技。ゴツゴツメットに注意。第6世代技マシン限定。
ちきゅうなげ-100固定ダメージおやこあいで固定50+50の計100ダメージ。壁構築、みがわり利用戦術、
エルフドラン等々他の技には成し得ない相手へのメタとなる。
第3世代or初代VC限定。
特殊技タイプ威力命中追加効果
(おやこあい)
備考
れいとうビーム90
[112]
100凍り10%
(凍り19%)
さめはだガブリアスや霊獣ランドロスなどの初手ステルスロック撒きへのメタ。
マルチスケイルカイリューは確1不可,D4ガブ確1には上昇補正必須。
凍り判定も2回ある。
かえんほうしゃ90
[112]
100火傷10%
(火傷19%)
エアームドハッサムナットレイへの役割破壊。命中安定。
Cに大幅に振るとH振りメガハッサム確1。火傷判定も2回ある。
だいもんじ110
[137]
85火傷10%
(火傷19%)
上記かえんほうしゃよりも威力が高い。
C特化でH振りエアームド、H振りナットレイが確1。やけど判定も2回ある。
シャドーボール80
[100]
100特防↓20%
(特防↓32%/↓↓4%)
ゴースト・エスパータイプの物理受けに刺さる。
ちきゅうなげ採用特殊型なら必須。
かみくだくやふいうちと違いノーマルに無効化される点に注意。
10まんボルト90
[112]
100麻痺10%
(麻痺19%)
ギャラドス、エアームド。麻痺判定も2回ある。
変化技タイプ命中解説
みがわり-状態異常の回避や交代読み、対ギルガルド等に。
どくどく90ゴツゴツメットで削られない物理受け対策。
いわなだれの怯みと併せればターン稼ぎにも期待できる。
+  折りたたみ
+  折りたたみ

型考察 [編集]

メガガルーラ物理型 [編集]

特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり/やんちゃ/むじゃき/せっかち
努力値:HA252ベースS調整 or AS252残りHが基本
持ち物:ガルーラナイト
確定技:すてみタックルorおんがえしorひみつのちから
選択物理技:ふいうち/じしん/グロウパンチ/けたぐり/ねこだまし/いわなだれ/かみくだく/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/からげんき
選択特殊技:だいもんじorかえんほうしゃ/れいとうビーム
選択補助技:みがわり

物理技をメインに攻める型。役割破壊の特殊技も十分に強力。

AS252とHA252をベースにSの調整先や性格を選択する。
●AS振りのメリット…激戦区100族で優位を取るため。ねこだまし(+すてみタックル)の場合、ミラー対決を制しやすくなる。
●HA振りのメリット…高耐久により撃ち合いに有利。格闘タイプの一致格闘技の大半を耐えうるほか、ゴツゴツメットやすてみタックル反動のダメージを耐えやすくなる。

グロウパンチorすてみタックル+ふいうちでガブリアスが落ちるほどの火力があるので、高速アタッカーでも止め辛い。

グロウパンチ軸 [編集]

特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり
努力値:攻撃252・HPor素早さ252
持ち物:ガルーラナイト
確定技:グロウパンチ
優先技:すてみタックルorおんがえしorひみつのちから
選択攻撃技:じしん/ふいうち/かみくだく/いわなだれ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/ねこだまし
選択補助技:みがわり

グロウパンチはダメージがあるつるぎのまい感覚で使え、おにびやいかくにも強い。
元々かなりの高火力だが、A2段階上昇のメガガルーラは物理受けでも止まりにくいほどの大火力。
今でもグロウパンチの採用率は高めで、恩恵を受ける物理技で固めるのがセオリー。
グロウパンチ+かみくだくでもB特化クレセリアは低乱数。

型サンプル
性格 :ようき
努力値:H4 A252 S252
技構成:すてみタックル/グロウパンチ/ふいうち/ねこだまし

グロウパンチ+すてみタックルorふいうちによる抜き性能&最速ねこだまし+すてみタックルによるミラー対決を含めた高いタイマン性能を持つ型。
ただしゴーストタイプのおにびで詰む。

ねこだまし軸 [編集]

特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり
努力値:攻撃252・HPor素早さ252
持ち物:ガルーラナイト
確定技:ねこだまし/すてみタックル(推奨)orおんがえしorひみつのちから
選択攻撃技:じしん/けたぐり/かみくだく/ふいうち/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/いわなだれ/からげんき

初手のねこだましにより安全にメガシンカができる点が優秀。
火力もゴウカザルのような低耐久相手ならねこだましで乱2となるなど馬鹿にできない。
サイクル戦になりやすいため、交代でA上昇が消えてしまうグロウパンチは採用されない。

A特化ねこだまし+すてみタックルの火力指数の高さは尋常ではなく
A特化ならば69840の火力が出る。これは無補正C252振りカイオーガの雨しおふきにおける火力指数(68175)を上回る。
H252ローブシンにも対面から勝てるようになる。

デメリットは、ノーマル技で2枠埋まるので、範囲が狭くなってしまう。
さらに格闘技を採用するとゴースト無効が3つとなることや、ゴツゴツメット持ちには被ダメージ>与ダメージになることなど。

みがわり軸 [編集]

特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり
努力値:HAベース、S調整
持ち物:ガルーラナイト
確定技:みがわり
優先技:すてみタックルorおんがえしorひみつのちから
選択攻撃技:いわなだれ/じしんorけたぐり/グロウパンチ/かみくだく/ふいうち/ほのおパンチ/れいとうパンチ/からげんき

ガルーラ対策の低火力高耐久ポケモンを起点にみがわりを展開していく型。
みがわりを盾にグロウパンチが積みやすく、高耐久でも強引に突破できる道筋を作れる。
例えばクレセリアのでんじはやロトムのおにび、ギルガルドのフォルムチェンジなどが狙い目。
残りの技3枠はPTとよく相談して組み立てる。みがわりで減ったHPは取り戻せないので特に接触ダメージに注意。

型サンプル1
性格 :いじっぱり
努力値:H132 D20 S調整 残りA
技構成:ひみつのちから/みがわり/グロウパンチ/ふいうちorじしんorれいとうパンチ

C無振りのスイクンクレセリアの攻撃をみがわりが耐えるように調整し、グロウパンチ積みから突破を狙う型。
みがわりを使う以上ゴツゴツメットや反動が痛いので、すてみよりひみつのちからが優先される。積まないと火力が微妙な点に注意。
203ガルーラは後出し物理受け狩り、この型は対面での突破を目指す。
型サンプル2
性格 :いじっぱり
努力値:H132 D20 S調整 残りA
技構成:すてみタックル/みがわり/いわなだれ/ふいうち

サンプル1と同じくスイクンクレセリアが仮想敵。いわなだれが非接触かつ約5割の怯みがで強引に突破を狙う。
すてみタックルを採用し、積まない展開でも本来の突破性能を維持できるのが優位点。
型サンプル3
性格 :いじっぱり
努力値:HAベース
技構成:すてみorひみつのちから/みがわり/じしん/ふいうち(orかみくだく)

基本型にみがわりを搭載したような型。
みがわり+ふいうちorじしんでギルガルドに対して有利に動ける。
先にみがわりを貼っておければメガゲンガーにも強く出られる。

メガガルーラ特殊型 [編集]

特性:はやおき推奨 → おやこあい
性格:むじゃき/せっかち/おくびょう/ひかえめ
努力値:CSベースで調整
持ち物:ガルーラナイト
選択特殊技:だいもんじ/れいとうビーム/10まんボルト/シャドーボール/きあいだま
選択物理技:すてみタックルorおんがえし(やつあたり)/けたぐり/ふいうち/ちきゅうなげ
変化技:みがわり/どくどく

ゴツゴツメット、おにび、いかくに強く、役割破壊がメインの特殊型。
当然ながら、単純な火力・突破力では物理型に劣る。
第7世代でおやこあいの倍率が下がったので、更に火力不足になった。
そのため物理ノーマル技を入れるのも手。

物理型だと思って出てくる受けポケモンに応じて技を選ぶ

【ダブル】通常ガルーラ:サポート型 [編集]

特性:きもったま/せいしんりょく
性格:ようき/わんぱく
努力値:HP252 素早さ252or耐久252
持ち物:だっしゅつボタン/ヨプのみ/きあいのタスキ/おうじゃのしるし
確定技:ねこだまし
選択技:各種攻撃技/こごえるかぜ/なげつける
    まもる/てだすけ/かなしばり/ほえる/しんぴのまもり/いばる/どくどく/にらみつける/みがわり

メガシンカを捨てサポートに徹する型。きもったまとねこだましの両立、またはせいしんりょくとねこだましの両立が魅力。
前者は他にはメガミミロップのみ、後者は他にコジョンドエビワラーニューラしか両立できない。

ねこだまし以外のサポート技はやや物足りないが耐久面の数値が高く、こごえるかぜで素早さ操作ができ、
見せ合いの時点で相手にメガガルーラ対策を強いる選出縛り性能と、
何よりも相手にメガシンカするポケモンを絞らせない利点がある。
また、地味に四天候技全て習得できるため、相手の天候パを妨害し、こちらに有利な天候に持っていくこともできる。

この型を使った並びとしてはほろびのうた持ちメガゲンガーと組み合わせたガルゲン滅びが有名。
そうしょく滅びマリルリ、霊獣ランドロス、モロバレルなどのスタンパに多いポケモンを構築に組み込み、
構築全体でガルーラがメガシンカするスタンパのように見せ、ほろびのうたを決めていく。
ねこだまし・まもると、かげふみ無効のゴーストを飛ばしてほろびのうたを通すほえる、行動制限をかけるかなしばりがよく採用される。
持ち物は、エルフテラキのふくろだたきコンボに怯えずにエルフーンにねこだましができるヨプのみ。

耐久振りする場合、メガガルーラの耐久ラインが非常にメタられていることに留意。
H振りの耐久力(212-100-100/指数21200)はメガガルーラのH4振り(181-120-120/指数21700)とほぼ同値、
HBDに振り分けた場合の耐久力(212-122-122)はメガガルーラのH252振り(212-120-120)とほぼ同値である。


相性考察 [編集]

一致弱点を突かれる格闘タイプの相手をできて、みかづきのまいで回復できるクレセリアとの相性がよい。


対ガルーラ [編集]

注意すべき点
特性おやこあいこそ弱体化されたものの、依然として高い耐久力と高火力に、
ねこだまし・ふいうちによる対面性能の高さ、いわなだれによるごまかし性能の高さが加わり、極めて高い汎用性を誇る。
物理受けで後出しから受け切ることはかなり厳しい。
おにびによる対策はからげんき・みがわり・特殊攻撃技(・ちきゅうなげ)には無力で、
接触攻撃技に対しゴツゴツメットでダメージを蓄積させ別のポケモンで縛るという対策はひみつのちから・特殊攻撃技に対しては無力となる。
縛ること自体も、ふいうちの存在から容易ではない。
対策方法
すべての型を1匹で対処することは厳しいので、複数のポケモンで対策するのが望ましい。
基本的には、メガガルーラを後出しから削るポケモンと、メガガルーラに先手を取れるポケモンの組み合わせ。
メガガルーラを削りさえすれば、先手を取れるポケモンで倒すことができる。先手を取れるポケモンは構築に複数入れておく。
また、見せ合いでメガガルーラの選出を抑制することも重要。特定の構成のメガガルーラであれば対応できるポケモンを多く用意し、
どの構成のメガガルーラであっても選出されにくいようにする。
+  折りたたみ
+  折りたたみ
+  折りたたみ
+  折りたたみ
+  折りたたみ

外部リンク [編集]