ストライク - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ストライク [編集]

No.123 タイプ:むし/ひこう
通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下のとき、むしタイプの技の威力が1.5倍になる)
     テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ふくつのこころ(怯むと素早さが1段階上がる)
体重  :56.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ストライク70110805580105500むしのしらせ/テクニシャン/ふくつのこころ
130130600しんかのきせき・無振り換算
ハッサム70130100558065500むしのしらせ/テクニシャン/ライトメタル
メガカイロス651551206590105600スカイスキン

ばつぐん(4倍)いわ
ばつぐん(2倍)ほのお/でんき/こおり/ひこう
いまひとつ(1/2)むし
いまひとつ(1/4)くさ/かくとう
こうかなしじめん

進化後のハッサムと合計種族値は同じ。火力と耐久で劣る代わりに素早さで大きく秀でる。
100族周辺を抜ける素早さと、通りの良い一致飛行技が使える点が持ち味。
進化前ポケモンであるためしんかのきせきにも対応しており、耐久の底上げも可能である。

問題はむし×ひこうという劣悪な耐性で、他の同複合タイプに漏れず繰り出し性能に致命的な欠陥がある。
しんかのきせきを適用してもこの耐性がネックで、役割破壊されやすく安定して受けられるポケモンは限られる。
アタッカーとして見た場合は同速かつ同タイプのメガカイロスがライバル。
こちらは持ち物こそ自由だが、飛行技の威力はスカイスキンおんがえし>こだわりハチマキつばめがえしである。
また、Z技はテクニシャン関係なく素の威力を参照するのでテクニシャンとZ技の相性が致命的に悪く、瞬間火力がどう頑張っても乏しい。
メガ枠を消費しないことや、とんぼがえりで差別化を図りたい。

ステルスロックでHPを半分減らされるタイプなのでHPは奇数に調整するのがよい。
無振りの時のHPは145となるため、4振りはしない方がよい。

第7世代では天敵であったファイアローが弱体化して環境からほぼ消えたのは追い風だが、
新たな環境トップメタとしてカプ・コケコが現れ、動きづらさは第6世代当時とあまり変わっていない。
エレキフィールド補正込み10まんボルトでしんかのきせき持ちでも確定一発で落ちるため、運用では補完の電気受けがほぼ必須といえる。



特性考察 [編集]

むしのしらせ
きあいのタスキと合わせれば発動自体は容易。
しかし、肝心の虫技の最大威力はシザークロスの80止まり。
さかさバトルでもなければ虫技を強化したところで恩恵は薄い。
テクニシャン
適用対象技が豊富。一致技だけでなくサブウェポンにも応用が効くため使いやすい。
特につばめがえしを強化し、威力90の安定物理飛行技が採用できることは大きな利点だろう。
ほか2つが採用メリットが薄いこともあるため、基本はこれで確定。
ふくつのこころ
隠れ特性。ひるむと素早さが上がる。
受動的で発動条件が厳しい上に、ガブリアスも超える素早さを持つストライクにとって発動機会に乏しい。
そもそもストライクは素早さを生かして先手で行動することで光るポケモンである。
よって後手に回ってひるみを受ける事自体を避けるべきであり、基本戦術と全く噛み合っていないといえる。
一応、ねこだまし対策にはならなくもないが、多弱点なため採用率の高いいわなだれ・エアスラッシュなどを受ければ致命傷になる点もミスマッチ。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力
[テクニ]
命中効果解説
つばめがえし60(90)
[135]
必中-テクニシャンでの主力技。
むしくい60(90)
[135]
100きのみを食べる主力技その2。
れんぞくぎり40(60)[90]
→80(120)
→160(240)
95連続命中で
威力上昇
一致技。特性の恩恵で最初からそれなりの威力。
3段階目からは半減でも一致120技相当。
外すか別の技を挟むと威力がリセットされる。
とんぼがえり70(105)100交代交代読みや退却に便利。
はたきおとす65→97100相手道具使用不可虫+飛行半減の鋼タイプに一応通る技。特にギルガルド
どろぼう60[90]100道具強奪テクニシャンで2回目以降も安定した威力。
ぶんまわす60[90]100-ダブルでは味方を巻き込み全体攻撃。
おいうち40[60]→80100-読みが外れてもある程度の威力が保証される。
ダブルアタック35x2[52x2]902回攻撃テク二シャンでおんがえし以上の威力に。
ギガインパクトを除けばカプ・コケコへの等倍最大威力。
でんこうせっか40[60]100優先度+1テクニシャンにより高威力の先制技に。
フェイント30[45]100優先度+2威力は下がるが他の先制技に先制できる。
かわらわり75100壁破壊鋼と岩に通る。虫飛格で範囲が広いが不一致等倍程度では火力不足。
カウンター-100優先度-5きあいのタスキまたはしんかのきせきの耐久を活かして反撃。
変化技タイプ命中備考
つるぎのまい-火力の強化、バトンタッチにも。
はねやすめ-しんかのきせき型なら相手によっては受け切れるか。
ひかりのかべ-サポート用。
こうそくいどう-バトンタッチ用。
きあいだめ-ピントレンズ持ちや特性きょううんにバトンタッチすれば100%急所攻撃ができる。
バトンタッチ-積み技やみがわりを引き継ぐ。
どくどく-耐久相手に。はねやすめと合わせて粘るのもよいが呼ぶ鋼には悪手。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:テクニシャン
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:しんかのきせき/きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ
確定技:とんぼがえり/つばめがえし
選択攻撃技:むしくい/ダブルアタック/どろぼう/はたきおとす/でんこうせっかorフェイント/かわらわり/おいうち/カウンター/きしかいせい/しぜんのめぐみ
選択補助技:つるぎのまい/はねやすめ/みがわり/バトンタッチ/どくどく

高めのASを活かしたアタッカー。
一致技の範囲を半減する相手にはどろぼうやはたきおとすが通りやすいため優先的に採用したい。
カプ・コケコは上から1撃で落とされる上に主力技すべてを半減されるため非常に厳しい相手。


対ストライク [編集]

注意すべき点
特性テクニシャンによる、優秀な効果を持つ低威力技の火力の底上げ。
しんかのきせきを持つと、めざめるパワー(岩)や不一致いわなだれぐらいは耐えられるようになるため、
先制はねやすめにより受け切られてしまう。
先制とんぼがえり、どくどく+はねやすめ、タスキカウンター、つるぎのまいやこうそくいどうのバトンタッチ。
対策方法
種族値はそこそこだが技威力の関係で火力はそこまで高くない。
カウンターを持っていることがあるため、物理攻撃で倒すならきあいのタスキを潰してから攻撃したい。
ステルスロックが4倍なので、撒ければ万全の対策といえる。
カプ・コケコであれば特殊電気技で一撃で落とせる上、ストライクからの有効打もない。

外部リンク [編集]