パーティ考察/ダブル [編集]
ダブルバトルについてレーティングで使用できるパーティに対する考察するページです。
ポケモン1匹単位でなく、特定の組み合わせ(コンボ)を中心としたパーティ全体での考察を狙いとしています。
ルールや仕様についてはダブルバトル/基礎知識にあります。
まずは組み合わせやパーティをまとめて、基本的な動かし方やパーティの特徴(弱点)などを記述して下さい。
組み合わせの記述と、パーティ全体の記述が全くの同文である場合は、パーティ全体の記述と併合して下さい。
軸 [編集]
マリキッス(マリバレル) [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
マリルリ | ノーマルZ オボンのみ | アクアジェット | じゃれつく | はらだいこ | まもる | ちからもち | ||
トゲキッス | ゴツゴツメット | エアスラッシュ | このゆびとまれ | まもる | おいかぜ しんぴのまもり | てんのめぐみ |
トゲキッスのこのゆびとまれでサポートされている間に、マリルリのはらだいこを成功させる。
おいかぜ下でも、トリックルーム下でも、どちらでも調整ができる絶妙な素早さがある。
てんのめぐみ+エアスラッシュの60%ひるみも脅威。
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
モロバレル | ゴツゴツメット | ギガドレイン ヘドロばくだん クリアスモッグ | いかりのこな | キノコのほうし | まもる | さいせいりょく | 最遅 |
トゲキッスの代わりに、いかりのこなが使えるモロバレルが採用される事もあり、マリバレルと呼ばれる。
いかりのこなはこのゆびとまれの下位互換ではあるが、モロバレルは他にキノコのほうしも覚えてトリル下でも強い。
レートでのコンビの使用率はトゲキッスの方が高い。
エルゲン(レパゲン) [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ゲンガー | ゲンガナイト | シャドーボール | ヘドロばくだん | かなしばり | まもる | のろわれボディ →かげふみ | ||
エルフーン | きあいのタスキ | アンコール | うそなき | おいかぜ | まもる ちょうはつ ムーンフォース | いたずらごころ |
いたずらごころアンコールで相手の補助技を縛り、うそなきでメガゲンガーの火力をサポートする。
最速いたずらごころ+おいかぜ使い。ゲンガーのかなしばりで強制わるあがき(かなしばりアンコール)のコンボができる。
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
レパルダス | きあいのタスキ | ねこだまし | アンコール | うそなき | イカサマ ちょうはつ | いたずらごころ |
同じく、いたずらごころでアンコール・うそなきが使えるレパルダスが採用される事もあり、レパゲンと呼ばれる。
エルフーンとの違いは、レパルダスはおいかぜを覚えないが、ねこだましとタイプ一致のイカサマを覚える。
レートでのコンビの使用率はエルフーンの方が高い。
ホロウビアル [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ケンホロウ | ピントレンズ | つじぎり | おいかぜ | まもる(みきり) | ちょうはつ さいみんじゅつ | きょううん | 最速 | |
ワルビアル | ロゼルのみ とつげきチョッキ ジメンZ | いわなだれ | じしん | まもる ばかぢから | はたきおとす つけあがる | いかりのつぼ | 最速 |
ケンホロウのきょううん+ピントレンズ+つじぎり(急所ランク+1技)の確定急所で、
ワルビアルのいかりのつぼを発動させて物理攻撃を最大ランクまで上げる。
最速ワルビアルは最速ケンホロウの素早さ-1。
ケンホロウのつじぎりはタイプ不一致でワルビアルには半減。
タイプ相性でケンホロウはじしんが無効。
さらにケンホロウはおいかぜ等の優秀なサポート技がある。
これ以上に相性が良いコンビはいないのではなかろうか。
つじぎりを持って行かれるこのゆびとまれ(いかりのこな)要員には弱い。
またタスキを持てない関係上、Zワザ等の大火力でどちらかが一撃で落とされるとコンボが不成立になってしまう。
なお、Zおいかぜ(急所+2)+きょううん+つじぎり でも確定急所になる。
展開速度が遅い上、Zワザ枠を使うのであまりお勧めはしないが、一応参考までに。
エルテラ(マニュテラ) [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
エルフーン | きあいのタスキ | ふくろだたき | アンコール | おいかぜ | まもる めざめるパワー炎 | いたずらごころ | ||
テラキオン | イワZ いのちのたま こうかくレンズ | いわなだれ | インファイト せいなるつるぎ | まもる | じしん でんこうせっか | せいぎのこころ |
エルフーンがテラキオンにふくろだたきをし、せいぎのこころを連続で発動させて攻撃を上げる。
いわなだれやじしんといった全体攻撃を持つため、このコンボによって高い制圧力を得る。
じしんを切って先制技のでんこうせっかを採用する場合もある。
草タイプゆえエルフーンが怒りの粉によって袋叩きを吸われないのも高評価。
天敵カミツルギを倒すためだけにエルフーンにめざめるパワー炎を搭載する事もある。
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
マニューラ | きあいのタスキ | ふくろだたき | ねこだまし | はたきおとす | つららおとし | プレッシャー |
同じく、ふくろだたきを使えて素早いマニューラが採用される事もあり、マニュテラと呼ばれる。
エルフーンとは違い、ねこだましが使えて攻撃性能が高い。その分、ふくろだたきのダメージは増える。
レートでのコンビの使用率はエルフーンの方が高い。
ギシリカニ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ケケンカニ | いのちのたま こうかくレンズ くろいてっきゅう | いわなだれ | アイスハンマー れいとうパンチ | じしん | まもる | いかりのつぼ | S個体値2or3 最遅 | |
ハギギシリ | くろいてっきゅう きあいのタスキ(LV.1) | こおりのいぶき | トリックルーム | まもる | サイコファング ちょうはつ | ビビッドボディ | 最遅 LV.1も可 |
トリックルームの発動から、ハギギシリのこおりのいぶきをケケンカニに撃ち、
いかりのつぼを発動させてケケンカニの物理攻撃を最大ランクまで上げる。
ビビッドボディでねこだまし無効が好相性。
ハギギシリにくろいてっきゅうを持たせると素早さ実数値は43になる。
ケケンカニの最遅も43なので、素早さ個体値2or3(実数値44)にする事で、
トリル下で確実にいかりのつぼを発動させてからケケンカニで攻撃できる。
ハギギシリをLV.1で使用する場合は、ケケンカニを最遅で使用できる。
その場合、ケケンカニにくろいてっきゅうを持たせる事で実数値21になり、
トリル下で最遅20族よりも先に行動できるようになる。
範囲技、連続攻撃技、メガガルーラ、このゆびとまれ(いかりのこな)要員には弱い。
アロライコケコ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ライチュウ(アローラのすがた) | アロライZ きあいのタスキ | ねこだまし | サイコキネシス | 10まんボルト | くさむすび まもる アンコール | サーフテール | ||
カプ・コケコ | いのちのたま デンキZ | マジカルシャイン | 10まんボルト | まもる | ボルトチェンジ めざめるパワー氷 ちょうはつ | エレキメイカー |
エレキメイカー下のライチュウ(アローラのすがた)は、サーフテールで素早さが倍になり、
電気タイプの技の威力が1.5倍の高速高火力アタッカーとなる。電気Z技も1.5倍で優秀。
電気技の通りが悪い相手には途端に火力不足に陥るため、控えでの対策は必須。
テテフライド [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
フワライド | サイコシード | シャドーボール アクロバット | おいかぜ | おにび | にほんばれ | かるわざ | ||
カプ・テテフ | エスパーZ いのちのたま こだわりメガネ | サイコキネシス | ムーンフォース | シャドーボール | マジカルシャイン まもる ちょうはつ 10まんボルト | サイコメイカー |
サイコメイカー+サイコシードでかるわざを発動させ、高速化したフワライドがカプ・テテフをサポートする。
おいかぜによって上からカプ・テテフの火力で蹂躙したり、おにびでカプ・テテフを物理攻撃から守る。
雨パ対策としてフワライドに、にほんばれを覚えさせることが多い。
フワライドはサイコフィールドの恩恵を受けられないものの、元々ねこだましは無効化できる。
他のカプと組まれることもある。おいかぜ要員は他にバルジーナ・ルチャブルなど。
かるわざ要員も多岐にわたり、サワムラー、ジュカイン、アギルダーなど幅広い運用が見込める。
アギデスナテテフ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
アギルダー | サイコシード | みずしゅりけん | アシッドボム | いのちがけ | まもる | かるわざ | ||
シロデスナ | じゃくてんほけん | シャドーボール | だいちのちから | すなあつめ | ドわすれ | みずがため | ||
カプ・テテフ | こだわりスカーフ エスパーZ いのちのたま こだわりメガネ | サイコキネシス | ムーンフォース | シャドーボール | マジカルシャイン まもる ちょうはつ 10まんボルト | サイコメイカー |
サイコメイカー+サイコシードでかるわざを発動させ、高速化したアギルダーがカプ・テテフをサポートし、
様子を見てシロデスナにみずしゅりけんを撃つ事で、じゃくてんほけんでAC2段階上昇と、みずがためでB4~6段階上昇する。
ドわすれを積めばシロデスナが要塞化する。アシッドボムでD2段階下降させた後のサイコキネシスの突破力も非常に高い。
ツンデマル [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
トゲデマル | きのみジュース | ねこだまし | がむしゃら | ニードルガード | てだすけ アンコール | がんじょう | LV.1 | |
ツンデツンデ | シュカのみ ヨプのみ | いわなだれ | ジャイロボール | トリックルーム | まもる | ビーストブースト | 最遅 |
※【全国ダブル専用】WCS2018ルールではLV.50統一のため使用できない。
トリックルームの発動から、がむしゃら+ツンデツンデの攻撃を押し付ける組み合わせ。
トゲデマルの高いサポート性能と頑丈による居座り性能により、決まってしまった場合対策は困難。
この2体だけでトリパとして完結しており、Z技枠もメガシンカ枠も自由に割り振れるのが最大の強み。
弱点は、ちょうはつ、先制技、連続攻撃技、メガガルーラ、かたやぶり。
相手からのねこだましはニードルガード&まもるで防げるが、フェイントには注意。
また、ツンデツンデを一撃で倒してくる高火力特殊炎等にはねこだましを撃ちたい。
だがねこだまし無効のズガドーンは、Zだいもんじか晴れ+オーバーヒートでH252ツンデツンデを確定一発なので要注意。
逆に言えばそれ以外の相手にはかなり有利に戦う事ができる。
軸/天候利用系(晴れ) [編集]
リザバナ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
フシギバナ | いのちのたま きあいのタスキ | ヘドロばくだん | ねむりごな | まもる | ギガドレイン くさのちかい | ようりょくそ | ||
リザードン | リザードナイトY | ねっぷう | まもる | ソーラービーム おいかぜ | かえんほうしゃ オーバーヒート ほのおのちかい | もうか →ひでり |
晴れ下で高火力のメガリザードンYをようりょくそで高速になるフシギバナでサポート。
御三家なので誓い技を採用することもできる。
くさのちかい+ほのおのちかいで威力150の炎技になり、相手の場はひのうみになる。
4ターンの間、ほのおタイプ以外のポケモンは毎ターン、最大HPの1/8のダメージを受ける。
ドレコー [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
コータス | もくたん(ひのたまプレート) | ねっぷう | ふんか | まもる | だいちのちから ソーラービーム かえんほうしゃ | ひでり | ||
ドレディア | クサZ | リーフストーム | おさきにどうぞ | ねむりごな | まもる | ようりょくそ |
晴れ下でのふんかを最大限に活かすことを目的とした組み合わせ。
ようりょくそドレディアがおさきにどうぞを高速で使うことにより、コータスに最大威力のふんかを撃たせる。
ヒードランを呼びやすいため、コータスのサブはだいちのちからを推奨。
ふんかの通りが悪い水タイプや岩タイプにはドレディアがリーフストームをZワザ化して対処。
軸/天候利用系(雨) [編集]
トノグドラ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ニョロトノ | だっしゅつボタン オボンのみ | ねっとう | れいとうビーム | まもる | てだすけ ほろびのうた | あめふらし | ||
キングドラ | ミズZ | だくりゅう | れいとうビーム | まもる | あまごい ハイドロポンプ りゅうせいぐん | すいすい |
すいすい+雨による強化を受けたキングドラで攻める。
キングドラにミズZを持たせることで、相手2体攻撃のだくりゅうと単体超火力のスーパーアクアトルネードを使い分けられる。
双方フリーズドライが弱点で、特にキングドラは4倍なので注意。
ペリラグルンパ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ラグラージ | ラグラージナイト | たきのぼり | じしん | まもる | いわなだれ れいとうパンチ | げきりゅう →すいすい | ||
ルンパッパ | ミズZ とつげきチョッキ | ねこだまし | ねっとう ハイドロポンプ | エナジーボール ギガドレイン | れいとうビーム | すいすい | ||
ペリッパー | きあいのタスキ しめったいわ | ねっとう ハイドロポンプ | ぼうふう | おいかぜ | まもる | あめふらし |
すいすい+雨による強化を受けたメガラグラージもしくはルンパッパで攻める。
ペリッパーが苦手な電気をラグラージが、ラグラージが苦手な草をペリッパーが叩くことができる。
ルンパッパは環境に多い雨パキラーに対して強気に出ていける。
おいかぜによってすいすい以外のポケモンを強化することも可能。
3匹ともフリーズドライを4倍で受けてしまうため注意。
軸/天候利用系(霰) [編集]
ノオーゲッコ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ユキノオー | ユキノオナイト | ふぶき | こおりのつぶて | エナジーボール ウッドハンマー ギガドレイン | まもる | ゆきふらし →ゆきふらし | ||
ゲッコウガ | いのちのたま こだわりスカーフ きあいのタスキ こだわりメガネ | ふぶき | ダストシュート | けたぐり | いわなだれ あくのはどう まもる たたみがえし | へんげんじざい |
霰下での必中ふぶきを高速のゲッコウガに撃たせる。
ゆきふらし要員はメガユキノオーが最も安定するが、
他にもキュウコン(アローラのすがた)、バイバニラ、アマルルガでも機能する。
相手に鋼やメガシンカで天候を変えてくるメガリザードンY等がいると辛いので、
パーティで対策をしておく必要がある。
パーティ/スタンダード系 [編集]
CHALK(ガルスタン) [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
クレセリア | ウイのみ | サイコキネシス | れいとうビーム こごえるかぜ | トリックルーム | てだすけ サイドチェンジ スキルスワップ にほんばれ | ふゆう | ||
ヒードラン | シュカのみ ふうせん ホノオZ | だいちのちから | ねっぷう | まもる | ラスターカノン みがわり かえんほうしゃ | もらいび | ||
モロバレル | ゴツゴツメット | ギガドレイン ヘドロばくだん クリアスモッグ | いかりのこな | キノコのほうし | まもる にほんばれ | さいせいりょく | 最遅 | |
ランドロス | こだわりスカーフ とつげきチョッキ ジメンZ | とんぼがえり | いわなだれ | じしん | ばかぢから はたきおとす まもる | いかく | れいじゅう | |
ガルーラ | ガルーラナイト | ねこだまし | ふいうち | すてみタックル おんがえし(やつあたり) | けたぐり まもる | きもったま →おやこあい | ||
カプ・レヒレ | マゴのみ こだわりメガネ | だくりゅう | ムーンフォース | まもる ねっとう | めいそう マジカルシャイン | ミストメイカー |
チョーク。構築名は5匹の英名のイニシャルを繋げたもの。メガガルーラスタンダード(ガルスタン)と呼ばれる。
高い性能を持った5匹が揃っており、そこから多種多様な戦術を取ることができる非常に完成度が高い構築。
第6世代で上位に君臨したスタン構築であり、第7世代に移行してもその強さはレートでも保証されているが、
カプ・コケコ、カプ・レヒレの台頭により、モロバレルのキノコのほうしが通り辛くなったため、
基本的にモロバレル枠と最後の1匹は自由枠。SMでは最後の1匹にカプ・レヒレを採用した「CHALKFini」が主流。
カプ・レヒレではなく、より上から圧力をかけられるカプ・コケコを採用する場合もある。
素早さ操作はクレセリアが担っている。スキルスワップを覚えさせてヒードランにふゆうを与えたり、
雨パ対策としてクレセリアかモロバレルに、にほんばれを覚えさせる事もある。
他にもモロバレル枠が、おいかぜサンダー、対鋼のウルガモス、対天候のバンギラス、
USUMにおいてはジャラランガ、アーゴヨン等もCHALKの派生パーティに組み込まれている。
ヒードラン枠が、範囲技に強いワイドガードを覚えたギルガルド、テッカグヤ、いかくとねこだましによる高い汎用性を備えたガオガエンの場合もある。
弱点は、メタグロス、ギルガルド、テッカグヤ等の格闘で抜群がとれない鋼。
対抗としてモロバレルの代わりに、ウルガモスが採用数を伸ばしている。
また、おいかぜをされた場合はクレセリアのこごえるかぜでは出遅れるため、トリックルームで対抗するしかない。
まだまだ強くトップに君臨しているが、環境に合わせてCHALKの形そのものは姿を変えつつある。
リザYスタン [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
リザードン | リザードナイトY | ねっぷう | ソーラービーム | まもる | おいかぜ かえんほうしゃ オーバーヒート | もうか →ひでり | ||
クレセリア | ウイのみ | サイコキネシス | れいとうビーム こごえるかぜ | トリックルーム | てだすけ サイドチェンジ スキルスワップ | ふゆう | ||
ランドロス | こだわりスカーフ とつげきチョッキ | とんぼがえり | いわなだれ | じしん | ばかぢから はたきおとす | いかく | れいじゅう | |
ジャラランガ | ジャラランガZ | かえんほうしゃ | スケイルノイズ | インファイト きあいだま | まもる | ぼうおん | ||
カプ・コケコ | いのちのたま | マジカルシャイン | 10まんボルト | まもる | ボルトチェンジ めざめるパワー氷 ちょうはつ | エレキメイカー | ||
カミツルギ | きあいのタスキ | スマートホーン | せいなるつるぎ | リーフブレード | まもる(みきり) おいかぜ | ビーストブースト |
高い制圧力を誇るメガリザードンYを軸としたスタン構築。
USUMで新たにZ技を習得したジャラランガとメガリザードンYの並びは相性も良く非常に強力で受けにくい。
他にも安易な受けを許さない高火力ポケモンが揃っており、殴り合いに非常に強い。
上から叩くのがベストなので、リザードンかカミツルギのどちらかにおいかぜを覚えさせたいが、
リザードンに覚えさせる場合、単体への炎攻撃ができなくなり、ワイドガードに弱くなる。
カミツルギに覚えさせる場合、場持ちが悪くなり、ランドロスの地震が打ちづらくなる。
双方の問題を解決するには、カプ・コケコ枠をおいかぜサンダーに変えればよいが、
そうすると電気の火力が落ち、相手カプのフィールドを変更できなくなる。
どれも一長一短だが、総合的に穴がないのはおいかぜリザードンだと思われる。
クレセリアにスキルスワップを覚えさせる事で、対天候パにメガリザードンYのひでりを再度発動させたり、
ランドロスのいかくを発動させたり、対カプにカプ・コケコで再度フィールドを書き変えたりできる。
他にもカプ・コケコ枠が、トゲデマル、カプ・レヒレ、カプ・テテフ。
カミツルギ枠が、ギルガルド、ヒードラン、テッカグヤ、ナットレイ。
クレセリア枠が、エルフーン、ミミッキュ等の別のサポート役の場合もある。
エルフーンを採用する場合、テラキオンとセットの場合もある(通称エルテラ)。
ミミッキュを採用する場合、カビゴンとセットの場合が非常に多く、
カビゴンのはらだいこを物理型カプ・コケコ等でじこあんじする事もある。
こういったカスタマイズ性の高さもこの構築の魅力であり、環境に適応しながらトップに立ち続けている。
弱点は、ねこだまし持ちが1匹もいない事と、こごえるかぜやトリックルームに弱い事。
素早さで上回る事が重要なパーティなので、上を取られると辛い。
特にトリックルームはクレセリアでトリックルームを返すくらいしか対抗策がない。
そのため、クレセリア、カミツルギの代わりに、カビゴン、ミミッキュを採用して、
対トリル性能を高めたスイッチトリパも着実に数を増やしている。
サザンテテフグロス [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
サンダー | サイコシード | 10まんボルト | ねっぷう | おいかぜ | はねやすめ めざめるパワー氷 まもる(みきり) | プレッシャー | ||
メタグロス | メタグロスナイト | アイアンヘッド | しねんのずつき | まもる | れいとうパンチ アームハンマー じだんだ かみなりパンチ | クリアボディ →かたいツメ | ||
トリトドン | ウイのみ たべのこし | だいちのちから | れいとうビーム | まもる | ねっとう じこさいせい だくりゅう | よびみず | ||
サザンドラ | アクZ | だいちのちから | あくのはどう | おいかぜ | まもる | ふゆう | ||
ランドロス | とつげきチョッキ こだわりスカーフ | とんぼがえり | いわなだれ | じしん | ばかぢから はたきおとす | いかく | れいじゅう | |
カプ・テテフ | こだわりスカーフ いのちのたま こだわりメガネ | サイコキネシス | ムーンフォース | シャドーボール | マジカルシャイン まもる ちょうはつ 10まんボルト | サイコメイカー |
相性補完に優れたパーティ。メタグロスが苦手な相手にサザンドラが、
サザンドラが苦手な相手にメタグロスが睨みを利かせる。
ここからカプ・テテフを投入し、サザンドラがおいかぜでサポートする構築が多い。
どちらかと言えばダブルの並びとしてはテテフグロスという場合が多く、サザンドラが補完となる。
高い素早さと火力、防御力を持ったメガメタグロスを主軸に、
隣のポケモンでメタグロスが苦手とするポケモンを倒していく。
メタグロスの技は非常にカスタマイズ性が高く、れいとうパンチの他にも、
アームハンマー、じだんだ、かみなりパンチ等容易に範囲を変える事ができて読みにくい。
カプ・テテフの持ち物は火力UP系アイテムも非常に強力。
その場合はおいかぜからカプ・テテフの高火力を押し付けていく流れを取る事が多い。
相手がこごえるかぜの場合でも、こちらはおいかぜで上をとりやすい。
他にもトリトドン枠が、クレセリア等のサポート役。
サザンドラ枠が、バンギラス、ガオガエン。
カプ・テテフ枠が、カプ・コケコ、カプ・レヒレ等の派生も存在する。
弱点は、高火力炎のメガリザードンYや、弱点をつきにくいギルガルド等。
解決するには、炎耐性を持った悪タイプで対抗する事が多く、サザンドラ枠を
対メガリザードンYはバンギラス、対ギルガルドはガオガエン等にかえたりする。
ただし、相性補完の面から見れば、サザンドラが一番優秀。
ねこだまし持ちが1匹もいない点は、カプ・テテフで対抗したい。
素早さの上をとるパーティなのでトリックルームに弱く、トリル持ちもいないためトリル返しも狙えないが、
主としてトリパを組んでいない限りは、持ち前の相性補完でやり切れる場合が多い。
総じてサザンテテフグロスは、CHALKメインのガルスタンには有利で、リザYスタンにはどうしても不利がつく。
ガルスタンは、リザYスタンには有利で、サザンテテフグロスには不利。
リザYスタンは、サザンテテフグロスには有利で、ガルスタンには不利。
この様に、上記2つの構築とは三つ巴のような関係にあり、
不利相手にどの様に対抗するかが各々のテーマである。
サナバレルガエン [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
サンダー | ミストシード デンキZ | 10まんボルト | ねっぷう | おいかぜ | はねやすめ めざめるパワー氷 まもる(みきり) | プレッシャー | ||
サーナイト | サーナイトナイト | サイコショック サイコキネシス | ハイパーボイス | トリックルーム | まもる | トレース →フェアリースキン | ||
モロバレル | ゴツゴツメット | ギガドレイン ヘドロばくだん クリアスモッグ | いかりのこな | キノコのほうし | まもる にほんばれ | さいせいりょく | 最遅 | |
ランドロス | こだわりスカーフ とつげきチョッキ ジメンZ | とんぼがえり | いわなだれ | じしん | ばかぢから はたきおとす まもる | いかく | れいじゅう | |
ガオガエン | ガオガエンZ とつげきチョッキ | ねこだまし | DDラリアット | フレアドライブ | まもる けたぐり | いかく | ||
カプ・レヒレ | マゴのみ こだわりメガネ | だくりゅう | ムーンフォース | まもる ねっとう | めいそう マジカルシャイン | ミストメイカー |
上記のガルスタン、リザYスタン、サザンテテフグロスの三つ巴からの脱却を目指したスタンパーティ。
SM時代から一部で注目されていた構築で、USUMでガオガエンのいかくが解禁されたため一気に台頭。
大半のパーティに互角以上に活躍できる見込みがあるが、見せ合いから有利に働く相手がいるわけではない。
相手の動きに合わせて、サンダーのおいかぜで上から叩くこともできるし、
モロバレルでサポートしつつ、サーナイトのトリックルームで下から動くこともできる。
物理耐久の低いメガサーナイトをランドロスのいかくやガオガエンで守り、
フェアリースキン+ハイパーボイスを半減する相手に対してガオガエンで圧力をかけられる。
ガオガエンはとつげきチョッキを持たせる場合もあり、その場合はまもるを切ってけたぐりになる。
最後の1匹は自由枠だが、状態異常から守れるカプ・レヒレが好まれている。
弱点は、おいかぜで上から、トリルで下から動けるようにした結果、その間をとる行動順位のままでは戦いづらいところ。
相手によって、おいかぜかトリックルームの選択を迫られ、見誤ると壊滅的な被害が及ぶが、はまればかなり優位になる。
序盤は、自分の動きたいように動くのではなく、相手のしたい事をさせないプレイングが求められる。
エルゲンブルル [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ゲンガー | ゲンガナイト | シャドーボール | ヘドロばくだん | かなしばり | まもる | のろわれボディ →かげふみ | ||
エルフーン | きあいのタスキ | アンコール | うそなき | おいかぜ | まもる ちょうはつ ムーンフォース | いたずらごころ | ||
ズルズキン | だっしゅつボタン とつげきチョッキ | ねこだまし | はたきおとす イカサマ | ドレインパンチ けたぐり | まもる(みきり) れいとうパンチ | いかく | ||
ランドロス | とつげきチョッキ こだわりスカーフ ジメンZ | とんぼがえり | いわなだれ | じしん | ばかぢから はたきおとす まもる | いかく | れいじゅう | |
ジャラランガ | ジャラランガZ | かえんほうしゃ | スケイルノイズ | インファイト きあいだま | まもる | ぼうおん | ||
カプ・ブルル | こだわりスカーフ とつげきチョッキ クサZ | ウッドホーン | ウッドハンマー | ばかぢから | いわなだれ まもる | グラスメイカー |
エルゲンを軸とした、他のスタンにはない縛り性能を取り入れたパーティ。
隙を見てジャラランガのZ技を決めたり、上から高火力ポケモンで圧力をかけて行く。
エルフーンのうそなきサポートで、ブレイジングソウルビート後もジャラランガのスケイルノイズでごり押しが可能。
エルゲンの並びでダブルの有効技である、まもる、ねこだまし、補助技等を躊躇させられるのは非常に強力。
ランドロス以外はグラスフィールドのHP回復の恩恵を受け、じしん等のダメージも半減する。
基本的にこちらはランドロスとカプ・ブルルの同時選出はしないのでデメリットはない。
ズルズキンとランドロスのいかく持ちが2匹いるので、物理攻撃相手には行動回数も確保し易い。
とつげきチョッキをズルズキン、ランドロス、カプ・ブルルのどのポケモンに持たせるかが考えどころ。
ズルズキンは、ねこだまし+いかく持ちなので、高相性のだっしゅつボタンを持たせるとして、
やはり不意のめざパ氷を警戒してランドロスにとつげきチョッキを持たせるのが最も安定か。
スカーフカプ・ブルルは、素早さ性格補正(ようき)と努力値S212で最速130族を抜ける(実数値201)。
ズルズキンをテラキオンに変えて、エルテラのふくろだだきコンボを組み込むのも良い。
弱点は、素早さで上をとるパーティなのでトリックルームに弱く、トリル持ちもいない事。
かげふみ+アンコールで相手のトリルを縛り、トリル返しを狙えるが、メンタルハーブには注意。
ズルズキン、カプ・ブルルは最遅でトリル下で戦えなくもないが、トリルアタッカーとしては少し速い。
パーティ/特殊構築系 [編集]
滅びパ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ピッピ | しんかのきせき | このゆびとまれ | てだすけ | まもる | いやしのはどう アンコール | フレンドガード | 最遅 | |
ジュゴン | オボンのみ | ねこだまし | かなしばり | ほろびのうた | まもる | あついしぼう | 最遅推奨 | |
ゲンガー | ゲンガナイト | シャドーボール | ほろびのうた | まもる | かなしばり おにび | のろわれボディ →かげふみ | ||
ゴチルゼル | たべのこし ウイのみ | サイコキネシス | トリックルーム | まもる | てだすけ いやしのはどう | かげふみ | 最遅 | |
ズルズキン | だっしゅつボタン | ねこだまし | はたきおとす | ドレインパンチ | まもる(みきり) | いかく |
攻撃はほとんどせずほろびのうたによって相手を倒すことを勝ち筋とした、他とは一線を画す特殊構築。
相手をかげふみで拘束してほろびのうたを使い、ねこだましやかなしばりなどでターン数を稼いでいく。
基本選出は、先発ゲンガーとズルズキン、控えジュゴンとゴチルゼルという形になる。
ゴーストやトリパ、ねこだましが効かない相手に対しては、このゆびとまれ要員のピッピを活用する。
ピッピ枠には、モロバレルやしんかのきせきプリン等も採用されることがある。
モロバレルは特性さいせいりょくで高耐久かつ、キノコのほうし・いかりのこな等強力な補助技を使える。
プリンは自身もほろびのうたを使え、耐性と耐久を活かしたサイドチェンジでゲンガー・ゴチルゼルを守れる。
ほろびのうたで敵味方のポケモンが全滅した場合、「最も倒れるのが遅かったポケモン」を所持していた方が勝ちとなる。
素早さが高いポケモンから倒れていくため、特に理由がなければピッピ、ゴチルゼルは最遅。
弱点は、ゴーストにかげふみが無効になった点と、まもる貫通のZワザが追加された点。
また、とんぼがえり・ボルトチェンジ・特性ぼうおんが天敵なので、最後の1枠に何らかの対策が欲しいところ。
特にダブルではメジャーでとんぼがえり所有率の高いランドロス、
特性がぼうおんでまもる貫通+能力上昇のブレイジングソウルビートを持つジャラランガ、
かげふみ無効かつ高火力でかげふみ持ちの弱点を突いてくるギルガルド辺りは意識しておきたい。
Zワザ枠が空いているので上手く活用して対抗しよう。
何らかの理由でほろびのうたのタイプが変わると、そのタイプを無効化する特性持ちにほろびのうたが効かなくなる。
そうでん・プラズマシャワー・プラズマフィストを受けると、ひらいしん・ちくでん・でんきエンジンに、
スキルスワップ等で特性がうるおいボイスになると、よびみず・ちょすい・かんそうはだにそれぞれ無効化される。
滅多にないが一応頭には入れておこう。
雨混合滅びパ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ピッピ | しんかのきせき | このゆびとまれ | てだすけ | まもる | いやしのはどう アンコール | フレンドガード | 最遅 | |
ペルシアン(アローラのすがた) | アクZ | ねこだまし | すてゼリフ | まもる | イカサマ ちょうはつ | ファーコート | ||
ゲンガー | ゲンガナイト | シャドーボール | ほろびのうた | まもる | かなしばり おにび | のろわれボディ →かげふみ | ||
ニョロトノ | オボンのみ | ねっとう | ほろびのうた | まもる | れいとうビーム てだすけ アンコール | あめふらし | ||
キングドラ | ミズZ | だくりゅう | れいとうビーム | まもる | あまごい ハイドロポンプ りゅうせいぐん | すいすい |
ニョロトノを採用し雨パと混合の滅びパ。一般的な滅びパとは違い、
メガリザードンY、コータスといった、晴れ下で大打点を与えてくるポケモンも受けられる。
うるおいボイスが解禁されたアシレーヌと、特性ちょすいやよびみずのポケモンを組ませて入れる選択肢もある。
ほろびのうたが水タイプになるので、特性で水技を無効化するポケモンには効かなくなる。
当然相手にその特性持ちがいれば効かなくなるので注意。
要塞ラッキー [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ラッキー | しんかのきせき | ちきゅうなげ | タマゴうみ ねむる | ちいさくなる | まるくなる どくどく | しぜんかいふく いやしのこころ | 最遅 | |
ツボツボ | ぼうじんゴーグル ウイのみ | ガードシェア | パワーシェア | まもる | はたきおとす どくどく まとわりつく | がんじょう くいしんぼう | 最遅 | |
ドーブル | きあいのタスキ | ねこだまし | だいばくはつ がむしゃら(LV.1) | このゆびとまれ | トーチカ ニードルガード | テクニシャン マイペース(LV.1) | 最遅 LV.1も可 | |
ハピナス | ノーマルZ ウイのみ | かえんほうしゃ チャージビーム | タマゴうみ ねむる | ちいさくなる | まるくなる どくどく | てんのめぐみ | 最遅 | |
ランクルス | オボンのみ カシブのみ | スキルスワップ | トリックルーム | まもる | どくどく サイコキネシス めざめるパワー炎 | マジックガード | 最遅 | |
メレシー | くろいてっきゅう メンタルハーブ | ガードシェア | トリックルーム | まもる | めざめるパワー炎 だいばくはつ スキルスワップ | がんじょう | 最遅 |
先発ドーブル&メレシーでトリックルームを成功させ、ドーブルはだいばくはつで退場。
その後、ラッキーを出してメレシーのガードシェアをラッキーに使って要塞化させる。
勝ち筋は、ちきゅうなげで削り切るか、相手の時間切れを待つか、相手のPP切れを待つ。
ラッキーのまるくなるのPPをMAXまで上げると64にもなるので、大抵は相手の方が先にPP切れになる。
メレシーは、くろいてっきゅうを持たせることでトリル下で、
カビゴン、オニシズクモ等のトリルアタッカーよりも先に行動できる。
めざパ炎は天敵のカミツルギ処理用。
ツボツボは、2匹目のガードシェア要員。トリデプスでも良い。
ガードシェアは重複するのでラッキーに再度かけることで更に耐久力を上げられる。
ぼうじんゴーグルは、いかりのこなでガードシェアを吸われないため。
技4は、はたきおとすを推奨。天敵のフィラのみ系+リサイクルを崩せる。
パワーシェア後は火力も上がる。
ハピナスは、ラッキーが苦手なベトベトン(アローラのすがた)等に対抗できるちいさくなる要員。
しんかのきせきをはたきおとされたり、ちょうはつされて負けるパターンへの解決策となる。
Zタマゴうみは、下がった能力ランクが元に戻る追加効果があるので、うそなき等にも強い。
ランクルスは、特性マジックガードをスキルスワップでラッキーに与える役。
どくどく等の状態異常に限らず、天候ダメージ、やどりぎのタネ、ゴーストタイプののろいにも耐性が付く。
弱点は、カミツルギや一撃必殺技持ち。カミツルギは特殊炎で対抗を。
一撃必殺技持ちには、メレシーにスキルスワップを入れて特性がんじょうをラッキーに渡す選択肢もある。
また耐久系の常として、ちょうはつやほろびのうたにも弱い。
両方覚える上にどくどく・ちきゅうなげが無効で、特性がかげふみのメガゲンガーは天敵。
他のメンバーで対処したいところだが、このままのパーティでは対処できない。
また、メガシンカ枠が残っている。
パーティ/天候利用系(晴れ) [編集]
ドーコーユータン [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
マリルリ | ノーマルZ オボンのみ | アクアジェット | じゃれつく | はらだいこ | まもる | ちからもち | 最遅推奨 | |
ドーブル | きあいのタスキ | ねこだまし | だいばくはつ がむしゃら(LV.1) | このゆびとまれ | トーチカ ニードルガード | テクニシャン マイペース(LV.1) | 最遅 LV.1も可 | |
クチート | クチートナイト | ふいうち | アイアンヘッド | まもる | じゃれつく いわなだれ | いかく →ちからもち | 最遅 | |
コータス | もくたん(ひのたまプレート) ホノオZ | ねっぷう | ふんか | まもる | だいちのちから ソーラービーム かえんほうしゃ | ひでり | 最遅 | |
トゲキッス | ゴツゴツメット | エアスラッシュ | このゆびとまれ | まもる | しんぴのまもり | てんのめぐみ | 最遅推奨 | |
ヤレユータン | メンタルハーブ ウイのみ | さいはい | トリックルーム | まもる | イカサマ サイコキネシス サイドチェンジ | せいしんりょく | 最遅 |
先発ドーブル&ヤレユータンでトリックルームを成功させ、ドーブルはだいばくはつで退場。
その後、コータスを出してヤレユータンのさいはいで、晴れ下最大威力のふんかを連続で撃たせる。
さいはいでふんかのPPは2ずつ減っていく。相手にプレッシャーがいる場合、PPは4ずつ減る。
トリックルーム後は、相手がまもるを多用する傾向にあるため、PPに注意が必要。
クチートは、いかく持ちでヤレユータンよりも遅く、トリル切れ後もふいうちで縛れる。
残り2匹は自由枠だが、マリルリ&トゲキッス(通称マリキッス)が採用される事が多い。
トリル下でなくとも機能し、ドーブルが弱いメガガルーラも受けられる。
弱点は、噴火が最大火力で打てなくなる先制技持ちや、晴れ以外の天候パーティ。
特に雨パは天敵で、天候合戦でも基本的には勝てない。
パーティ/天候利用系(雨) [編集]
限界雨パ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ニョロトノ | だっしゅつボタン オボンのみ | ねっとう | れいとうビーム | まもる | てだすけ ほろびのうた | あめふらし | ||
キングドラ | ミズZ | だくりゅう | れいとうビーム | まもる | あまごい ハイドロポンプ りゅうせいぐん | すいすい | ||
ラグラージ | ラグラージナイト | たきのぼり | じしん | まもる | いわなだれ れいとうパンチ | げきりゅう →すいすい | ||
ルンパッパ | とつげきチョッキ | ねこだまし | ねっとう ハイドロポンプ | エナジーボール ギガドレイン | れいとうビーム | すいすい | ||
ペリッパー | きあいのタスキ しめったいわ | ねっとう ハイドロポンプ | ぼうふう | おいかぜ | まもる | あめふらし | ||
ナットレイ | こだわりハチマキ | アイアンヘッド | パワーウィップ | ジャイロボール | はたきおとす どくどく | てつのトゲ |
トノグドラとペリラグルンパの2つの軸を組み合わせ、最大限に雨に特化させた構築。
通常の構築とは異なり、「苦手な相手は複数で殴り勝つ」ことをコンセプトとしている。
あまごいを覚えているキングドラや、あめふらしの2匹を同時に組み込むことで、
天候合戦に負けず常にすいすいを発動させることを目指す。
最後の1枠は、雨パミラーやトリパ対策としてこだわりハチマキを持たせたナットレイが採用される。
ナットレイの技4は自由であり、元祖となった構築ではラッキー対策にどくどくが採用されていた。
弱点は、ナットレイ以外のパーティ全体がフリーズドライで弱点を突かれる点。
4倍弱点になるポケモンが4体もいるので、フリーズドライを持っていそうなポケモンはなるべく早く処理したい。
雨クチブルル [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
ニョロトノ | だっしゅつボタン オボンのみ カクトウZ | ねっとう | れいとうビーム | まもる | てだすけ ほろびのうた きあいだま | あめふらし | ||
ルンパッパ | とつげきチョッキ | ねこだまし | ねっとう ハイドロポンプ | エナジーボール ギガドレイン | れいとうビーム | すいすい | ||
クチート | クチートナイト | ふいうち | アイアンヘッド | まもる | じゃれつく いわなだれ | いかく →ちからもち | ||
クレセリア | ウイのみ | サイコキネシス | れいとうビーム こごえるかぜ | トリックルーム | てだすけ サイドチェンジ どくどく | ふゆう | ||
ヒードラン | シュカのみ ふうせん | だいちのちから | ねっぷう | まもる | ラスターカノン みがわり かえんほうしゃ | もらいび | ||
カプ・ブルル | カクトウZ こだわりスカーフ | ウッドホーン | ウッドハンマー | ばかぢから | まもる いわなだれ | グラスメイカー |
メガクチートを軸にしつつ、相性のよい雨パ要素を取り込んだ構築。
雨+鋼アタッカーの攻撃範囲は単純に優秀であり、炎技からクチートを守れる点でも好相性。
雨にこだわらずとも、トリックルームを展開して上から叩く戦法も取れる。
カプ・ブルルはクチートをじしんから守れることに加え、カプ・レヒレやトリトドンといった雨パキラーに強い。
カクトウZはナットレイを確実に屠るために搭載される。
カプ・ブルルではなく、ニョロトノにカクトウZを持たせることもある。
ヒードランは自由枠だが、苦手な鋼に強いポケモンが推奨される。
弱点は、ナットレイに限らず相手の鋼の突破がつらいところ。
雨下ヒードランの半減炎では鋼を焼き切れないので、雨パでありながらニョロトノの選出を控える事もある。
パーティ/天候利用系(砂) [編集]
バンドリマンダ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
バンギラス | こだわりスカーフ じゃくてんほけん | いわなだれ | かみくだく ダメおし | けたぐり ばかぢから | れいとうパンチ まもる りゅうのまい | すなおこし | ||
ミロカロス | ビビリだま たべのこし ウイのみ | ねっとう | こごえるかぜ れいとうビーム | じこさいせい | まもる | かちき | ||
ボーマンダ | ボーマンダナイト | かえんほうしゃ だいもんじ | ハイパーボイス | すてみタックル りゅうせいぐん | まもる | いかく →スカイスキン | ||
ドリュウズ | ジメンZ | いわなだれ | アイアンヘッド | じしん ドリルライナー | まもる | すなかき | ||
ギルガルド | ゴーストZ じゃくてんほけん | シャドーボール | ラスターカノン せいなるつるぎ | キングシールド | ワイドガード かげうち | バトルスイッチ | ||
カプ・レヒレ | マゴのみ こだわりメガネ | だくりゅう | ムーンフォース | まもる ねっとう | めいそう マジカルシャイン | ミストメイカー |
砂始動役でもあるバンギラスは上からいわなだれを撃つためにこだわりスカーフを推奨。
ランドロスが蔓延る中ミロカロスで対抗。特性かちきでいかく持ちの選出を牽制する。
メガボーマンダは砂パとの補完に優れていることに加え、高火力ハイパーボイスが使える。
すなかきドリュウズはじしんを採用してもZ技で1度だけ単体攻撃ができて融通がきく。
ギルガルド枠にヒードラン、テッカグヤ。
カプ・レヒレ枠にカプ・テテフ、カプ・コケコ等も採用される。
弱点は、砂以外の天候パーティ。砂始動役もバンギラスしかいないため、天候合戦にも弱い。
晴れパの炎には、ドリュウズ、ギルガルド。雨パの水には、バンギラス、ドリュウズ。
霰パの氷には、ボーマンダが抜群をとられ、他の相手パーティの相性補完ポケにもこちらは抜群をとられやすい。
バンガンコケコ [編集]
種族名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 備考 | |
バンギラス | こだわりスカーフ じゃくてんほけん | いわなだれ | かみくだく ダメおし | けたぐり ばかぢから | れいとうパンチ まもる りゅうのまい | すなおこし | ||
ミロカロス | ビビリだま ウイのみ | ねっとう | こごえるかぜ れいとうビーム | じこさいせい | まもる | かちき | ||
ボーマンダ | ボーマンダナイト | かえんほうしゃ だいもんじ | ハイパーボイス | すてみタックル りゅうせいぐん | まもる | いかく →スカイスキン | ||
ルガルガン | こだわりハチマキ いのちのたま | いわなだれ | ドリルライナー | アクセルロック ストーンエッジ | かみくだく かわらわり ほのおのキバ まもる | すなかき | まひる | |
カプ・コケコ | カプZ | 10まんボルト | しぜんのいかり | まもる | マジカルシャイン ボルトチェンジ めざめるパワー氷 ちょうはつ | エレキメイカー | ||
テッカグヤ | たべのこし | ヘビーボンバー | やどりぎのタネ | まもる | ワイドガード | ビーストブースト |
ガーディアン・デ・アローラといわなだれやハイパーボイスによる相手全体攻撃の組み合わせ。
ドリュウズとの違いはルガルガンはいわなだれを一致で使え、元の素早さも速いところ。
基本的にはいわなだれを連打するため、少しでも火力を確保するためにこだわりハチマキを推奨。
上からいわなだれを撃ち続けることにより、相手の行動回数を減らすことができる。
ガーディアン・デ・アローラ使いは、カプの中で一番素早いカプ・コケコを採用。
相性補完としてテッカグヤの採用率が最も高く、次点はヒードラン。
ミロカロスは自由枠だが水タイプが好まれており、他には
マリルリ、トリトドン、カプ・レヒレ等が採用される。
弱点は、バンドリマンダと同様に、砂以外の天候パーティに弱い点。
また、ガーディアン・デ・アローラは、HPが4nに調整されたフィラのみ系持ちに撃った場合、
即座に回復されて結果的にZ技を消費して1/4ダメージしか与えられない。
特に撃ちたいクレセリア等の耐久相手に多いので、Z技化させない方が良い場合も多々ある。