ボーマンダ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ボーマンダ [編集]

No.373 タイプ:ドラゴン/ひこう 
通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
体重  :102.6kg(けたぐり・くさむすびの威力100)

・メガボーマンダ
タイプ:ドラゴン/ひこう
特性 :スカイスキン(自分の使うノーマルタイプのわざがひこうタイプになり威力が1.2倍になる)
体重 :112.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ボーマンダ951358011080100600いかく/じしんかじょう
メガボーマンダ9514513012090120700スカイスキン
スカイスキンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
メガボーマンダ9514513012090120700スカイスキン
メガカイロス651551206590105600スカイスキン

ばつぐん(4倍)こおり
ばつぐん(2倍)いわ/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/かくとう/むし
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなしじめん

ドラゴン×ひこうタイプを持つ600族の一角。
メガシンカと合わせた圧倒的種族値が最大の特徴で、特性いかくおよびスカイスキンまで備えることもあり、火力・耐久・素早さのいずれにおいても禁止伝説級の水準を誇る。
スペックの高さ・習得技の豊富さから型も多岐に渡り、それぞれが対策必須級のパワーを持つトップメタの一体。
画一的に対処するのは困難だが、少なくとも何らかの対策は常に講じておきたい。

スカイスキンの存在もあって、ドラゴンよりはひこうタイプとしての性質が強いポケモンである。
多くのドラゴンフェアリーの増加により苦境に立たされているものの、フェアリーのほとんどはメガボーマンダを抜くことも一撃で倒すこともできず、その一致ひこう技を受けることもできない。
ゆえに安易なフェアリーの後出しを許さず、選出を抑制されることもない点が大きな強みとなる。
周知の通りひこう技は非常に通りがよいため、補完にもならないドラゴン技は不採用となるケースも多い。
特に物理型においては、ひこう技+じしんの相性補完が完璧であり、これの通らないサンダーボルトロスといった一部のポケモンを意識する場合のみ選択肢に入る程度。
りゅうのまい採用型ならば半減相手をも強行突破し得るため、じしんすら切ったひこう技1ウェポンの構成も決して珍しくない。

先述通り、最高クラスのステータスとカスタマイズ性が最大の強みであり、環境への順応性も非常に高い。
様々な性格とあらゆる努力値振りが考えられるポケモンであるため、往年のメガガルーラほどではないにせよ、環境や構築の要件に合わせていくらでも融通がきく。
第7世代においてはスカイスキンの弱体化、テッカグヤアーゴヨンの追加といった相対的弱化が図られたが、根本のステータスが圧倒的であり、いずれも自身の立ち回りによって解消しうるものであるため、未だエースとしての地位は揺るぎない。
むしろ、メガシンカの仕様変更により初速を気にする必要がなくなった点、枠を争っていたメガガルーラの減少を追い風に、現在もリザードンメタグロスと使用率1位を争うメガシンカポケモンとなっている。



形態考察 [編集]

通常ボーマンダ [編集]

攻撃と特攻がともに高く、ドラゴン技も強力なうえサブもあるのでフェアリー以外は受けられにくい。
天敵はやはりフェアリードラゴン技が無効になり、サブで弱点を突きにくい。
現環境においてはそのフェアリーが多く、ドラゴン技主体になりがちになる通常ボーマンダは厳しい立場に置かれている。
単純な火力(特にひこう技)、耐久、素早さなどはメガボーマンダに劣るものの、メガネ、Zクリスタル、タスキなどといった持ち物で差別化できる。

いかく
メガシンカ型ならまずこちらで確定。物理への繰り出し性能を高め、起点にできる範囲が広がる。
こだわり型の場合でも汎用性が高いがトレースには注意。
じしんかじょう
隠れ特性。こだわり型と相性が良く、ハチマキやスカーフで突破力を高めていける。そのため通常ボーマンダ前提。
メガシンカ前に相手を倒してA上昇、その後メガシンカして無双という流れを狙うならメガシンカ+りゅうのまいで充分。メガシンカ前はいかくもあるので尚更。

メガボーマンダ [編集]

<攻撃面>
特性スカイスキンにより、ノーマル技を主力として扱える。一致飛行技の通りの良さはりゅうせいぐん以外のドラゴン技を使う必要がなくなるほど。
物理はメインのすてみタックル・おんがえし(やつあたり)に加え相性補完のじしんが主で、りゅうのまいで火力補強も可能。
特殊は高威力のりゅうせいぐん、みがわり貫通のハイパーボイス、はがね対策のだいもんじもある。
<耐久>
メガシンカすることでBが大きく上昇し、Dもわずかに上昇するが、メガシンカ前はBとDが同値。
そのためAS振りの場合、端数をDに振ることでダウンロード対策が行える。
メガシンカ後はH95-B130-D90と堅牢で、特に物理はいかく込みならメガハガネールに匹敵するほど硬い。
大半の物理アタッカーを起点にでき、特殊技も大きく耐久に振ることで起点化範囲を増やせる。はねやすめの耐性変化を生かせば複数回積む隙を作れ、そのまま全抜きも狙える。
<素早さ>
メガシンカ時はS120、準速でも105族相当でガブリアス等を追い抜ける。
準速メガボーマンダ抜きや106~119族を意識した調整にはS補正を。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力[スキン]命中効果解説
すてみタックル120[216]100反動1/3スカイスキン対象技。最高火力だが反動が痛い。
あばれる120[216]100行動固定スカイスキン対象技。反動はないが行動固定が痛い。
おんがえし102[183]100-スカイスキン対象技。威力はやや劣るが十分高火力であり、安定した性能。
メタモン対策にやつあたりでも可。
からげんき70[126]/
140[252]
100-スカイスキン対象技。状態異常で威力倍増。主にやけど対策に。
ギガインパクト150[270]90行動不可スカイスキン対象技。最大火力。主にラス1に。
じしん100100-対電気・岩・鋼。メインのひこうタイプとの相性補完に非常に優れるサブウェポンの第一候補。
非接触な点も魅力。
ストーンエッジ10080急所ランク+1ほぼサンダーボルトロスピンポイント。命中不安。
いわなだれ7590怯み30%リザードンウルガモスに。高い素早さと相性の良い追加効果が強力。
かわらわり75100壁破壊威力不足でほぼバンギラスピンポイント。A特化で無振りバンギラスを確1。
アイアンテール10075防御↓30%通常ボーマンダ用のフェアリー対策。
命中不安だが積まなくともカプ・テテフくらいなら確1にできる。
メガボーマンダには高火力の飛行技があるので不要。
げきりん120(180)100行動固定タイプ一致技。行動固定が痛い。
ドラゴンダイブ100(150)75怯み20%タイプ一致技。高威力・命中不安。
「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。
ドラゴンクロー80(120)100-タイプ一致技。性能安定だが威力不足。
そらをとぶ90(135)95溜め攻撃タイプ一致技。通常ボーマンダのみ候補に入る。
特殊技タイプ威力[スキン]命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は効かない。両刀・撃ち逃げ向き。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。性能安定だが火力不足気味。
ハイパーボイス90[162]100-スカイスキン対象技。みがわり貫通。ダブルでは相手2体同時攻撃。
はかいこうせん150[270]90行動不可スカイスキン対象技。ラス1に。
りんしょう
(飛)
60/120
[108]/[216]
100-ダブル用。りんしょうパーティでも高速アタッカーとして採用される。
いびき50[90]100怯み30%スカイスキン対象技。催眠対策。みがわり貫通。追加効果が強力。
だいもんじ11085火傷10%ハッサムエアームドに。物理型でも採用価値はある。
かえんほうしゃ90100火傷10%だいもんじと選択。命中・PP重視。
ハイドロポンプ11080-浮いているいわタイプやヒートロトムに対して。
現環境ではピンポイント気味で、じしんや炎技で事足りる。
変化技タイプ命中解説
りゅうのまい--攻撃・素早さ補強。全抜きも目指せる。
どくどく90耐久型対策や、はねやすめとあわせて。
はねやすめ--回復技。耐性変化に注意。
みがわり--補助技対策や、交代読み、Z技透かしに。素早さが高いので有効な場面は多い。

型考察:メガボーマンダ [編集]

りゅうのまい採用型 [編集]

特性:いかく→スカイスキン
持ち物:ボーマンダナイト
確定技:りゅうのまい/すてみタックルorおんがえし
選択技:からげんき/じしん/りゅうせいぐんorげきりんorドラゴンダイブ/だいもんじorかえんほうしゃ/はねやすめ/みがわり

全ボーマンダの7割程度を占めるもっとも主流なメガボーマンダの型。
りゅうのまい採用タイプでは以上の要素は共通。

竜舞AS [編集]

性格:いじっぱり/ようき/むじゃき/やんちゃ
努力値:AS252 HorD4をベースに調整
優先技:りゅうせいぐん

りゅうのまいを採用しつつも、基本的にはりゅうのまいを使用せずに戦う型。
1ターン目に積んで2ターン目に1.5倍のダメージを与えるより、2ターン連続で1倍×2回攻撃するほうが総ダメージは大きい。
相手の手持ちに上を取られるポケモンがいるなら、積めば抜ける可能性があるものの、
積み際に高耐久の氷技持ちが出てくると返り討ちにあう恐れもある。

りゅうのまい+3ウェポンでの運用が多い。
ノーマル技は素早く高火力が出せるすてみタックルが基本。
B特化スイクン程度ならA特化すてみタックルで中乱2なので、これらのポケモンが控えにいるなら交代読みすてみタックルも選択肢になる。
さらに対策筆頭のギルガルドもA特化・Aランク+1のじしんよりA特化すてみタックル+じしんの方がダメージは多い。

HPに振らないため、ドラゴンを倒す際にHPを温存できるりゅうせいぐんも採用されやすい。

竜舞HAS [編集]

性格:いじっぱり/ようき/むじゃき/やんちゃ
努力値:HAS調整
優先技:はねやすめ

りゅうのまい無しでも戦えるが、積極的にりゅうのまいを積むことを考える型。
はねやすめの優先順位が上がるため、3ウェポンよりも2ウェポンが多くなる。
ノーマル技はすてみタックルが基本だが、HP管理を考えるならおんがえしもあり。

竜舞HD [編集]

性格:いじっぱり/しんちょう
努力値:HD252から必要な分ASに回す
確定技:はねやすめ

ボーマンダ・マンムー構築で穴となりやすいウォッシュロトムヒートロトムクレセリアジャローダなどのポケモンを起点にするための特殊耐久振り。
これらに対し基本選出で対応できるようになる一方で、メガガルーラなどに対するマークが甘くなるので、そちらを構築で補う形となる。
りゅうのまいに加え、はねやすめも確定。運用上、状態異常技を受けやすいのでからげんきの優先度が上がる。
高耐久で粘り強く積んでいくため、ノーマル技がからげんきのみという場合もある。
はねやすめでHPを取り戻せるので仮想敵の上を取れるならみがわりで状態異常を防いでもいい。だがつららばりやのろい等貫通するものもあるので注意。

りゅうのまい非採用型 [編集]

物理ベースセミフルアタ型 [編集]

特性:いかく→スカイスキン
性格:いじっぱり/やんちゃ/むじゃき/ようき
努力値:AS252ベース
持ち物:ボーマンダナイト
確定技:すてみタックル/じしん
選択技:りゅうせいぐん/だいもんじorかえんほうしゃ
変化技:はねやすめ/みがわり/どくどく

竜舞AS型からりゅうのまいを抜き、攻撃範囲を広げた型。
りゅうのまいを抜いたスペースにどくどくなどの変化技を入れてもよい。
ラティオスジャローダメガルカリオ等、準速では抜けないが最速なら抜けるポケモンを考えるならS補正。

特殊ベースセミフルアタ型 [編集]

特性:いかく→スカイスキン
性格:ひかえめ/うっかりや/むじゃき/おくびょう
努力値:CS252ベース
持ち物:ボーマンダナイト
確定技:りゅうせいぐん/ハイパーボイス/だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:すてみタックルorおんがえし/じしん/りゅうのはどう
変化技:はねやすめ/みがわり/どくどく

こちらは物理受けメタに特殊技で攻めるタイプの型。
サイクル向きの特殊型だと消耗が激しいので、耐性を変えつつ受けられて再びサイクルを回せるようになるはねやすめは噛み合っており使いやすい。

ハイパーボイスによりみがわり持ちに強くなるのも利点。
しかし、グライオンエアームドは楽に倒せても、ラッキーハピナスを絡められると苦しくなる。
無補正無振りすてみタックルでも補正有りB振りハピナス程度なら余裕の確2(与ダメージ196~232)だが、
こちらも反動で65~77ダメージ受けてしまう(無振りボーマンダのHPは170)。
相手にどくどくを入れられたり、何度もステルスロックで削られるうちに先にボーマンダが倒れてしまうことも。

ダブルバトルにおいては、環境を席巻するランドロスガオガエンの役割対象から外れるため、両ポケモンに不利な要素を持つガルーラメタグロスリザードンクチートゲンガー、また自身の物理型に優先して使われる要因となっている。

両刀型 [編集]

特性:いかく→スカイスキン
性格:むじゃき/うっかりや/やんちゃ
努力値:ASorCSベースで調整
持ち物:ボーマンダナイト
確定技:すてみタックルorおんがえしorハイパーボイス
優先技:りゅうせいぐん/だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:じしん/みがわり/どくどく

ボーマンダ特有の受けづらさを最大限活かす両刀型。
飛行もあるのでますます受けにくい。理論上は受けきれるポケモンは相当限られる。
しかし、補正をかけないと特殊は意外に火力が低いので、特殊主体の両刀ならC補正はかけるべきか。
Sは補正無しでもガブリアスを抜けるので、ラティオス等を対象にしないなら火力を優先したい。

物理主体の場合、りゅうせいぐんはガブリアスのさめはだ対策のほか、ミラー意識での採用が基本。
そのため、Sに補正を掛けて上から制圧する方が向いている。
最近はジャローダ等、準速では抜けないが最速なら抜けるポケモンも増加してきているので、それらを確実に仕留められる最速も優位度が上がった。
特に、物理は火力が足りているので、気兼ねなくSに補正を掛けやすいのもメリット。

どくどく耐久型 [編集]

特性:いかく→スカイスキン
性格:ようき/おくびょう
努力値:S252 H164 残りBDをベースに調整
確定技:はねやすめ/どくどく
優先技:みがわり
選択技:ハイパーボイス/すてみタックルorおんがえし/じしん/だいもんじorかえんほうしゃ

通称「毒羽ボーマンダ」。どくどくを撒いてはねやすめで耐久しつつ削る。
主流なりゅうのまいボーマンダを警戒して受けに来るクレセリアポリゴン2などの受けポケモンを逆に狩れる。
ただしテッカグヤエアームドには無力。

上からはねやすめとみがわりを使う必要があるため、明確な理由がなければ最速が基本。
耐性変化により氷技が2倍になり受けられるケースが増える。

優先・選択技について
みがわりやゴツゴツメットに強くするなら特殊型、火力を求めるなら物理型になる。
備考
みがわりどうしても2ウェポンにしたい場合を除き基本的に必須
ハイパーボイススキン対応。みがわり貫通の特殊技
すてみタックルスキン対応。高火力の物理技
おんがえし同上
じしんどくどく無効の毒・鋼対策
どくどくが通らない鋼や毒よりも、カプ・テテフなど毒では間に合わない相手や、
どくどくよりも迅速に処理することで被害を抑えたい相手を想定すべきなので、基本的には最大火力となるすてみタックル推奨。
はねやすめもあるため反動はそれほど致命的ではない。
努力値振りについて
H252振りでも実値202で、204に届かないのでみがわりがちきゅうなげを確定耐えする調整は不可能。
H164振りがベースで残りの92(+2)は個々に耐久したいラインを考えてBDに振り分け、残りはACで使う方に振る。
ただし、ダウンロード対策を行う目的で努力値をBよりもDに4以上多く振る方がよい。一般的に物理耐久はいかく込みで計算される。
努力値実数値解説・備考
H16419116n-1で固定ダメージ最小となるベース
A44171すてみタックルでH4振りカプ・テテフを確1(無振りでは乱1)
D0110無補正C振り霊獣ボルトロスのめざ氷が低乱1、同条件のメガリザードンYのめざ氷が中乱1
28114無補正C振り霊獣ボルトロスのめざ氷を確定耐え
92122無補正C振りメガリザードンYのめざ氷を確定耐え

型考察:通常ボーマンダ [編集]

メガシンカ型に比べると持ち物が自由で、他にメガシンカ枠を回せることが利点。
とはいえメガシンカ型には耐久力と素早さで大きく遅れをとり、スカイスキンも使えないことから単純なスペックではどうしても劣る。
相性の良いメガルカリオメガハッサムなどの鋼タイプのメガシンカポケモンと同時選出を狙うなど、パーティとの連携を重視した構築で採用したい。
メガシンカしないことからいかくを複数回利用できるため、味方のサポートもしやすい。

りゅうのまい物理型 [編集]

特性:いかく/じしんかじょう
性格:いじっぱり/やんちゃ/むじゃき/ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/ラムのみ/きあいのタスキ/Zクリスタル
確定技:りゅうのまい/げきりんorドラゴンダイブorドラゴンクロー
選択技:じしん/ストーンエッジorいわなだれ/かわらわり/アイアンテール/そらをとぶ/だいもんじorかえんほうしゃ

オーソドックスな積みアタッカー型。
特性はどちらも有用。いかくの場合カイリューと違い、物理相手に後出しで舞えるのが強み。
じしんかじょうなら突破力に優れるものの、素の耐久で運用する必要があるため運用難易度が高まる。

いのちのたまを持たせるとメガボーマンダを超える火力となり、多くの調整に対し高確率で一手早く倒せる。
以下は同じ技での確定数の比較。※どちらもA特化・Aランク+1前提。

対象メガストーンいのちのたま
じしんH振りギルガルド低乱1(12.5%)確1
げきりんB特化FCロトム確2高乱1(93.8%)
B特化サンダー確2中乱1(50%)

ボーマンダをメガシンカだと決め撃ちして止めに来た相手を押し切れる。
一貫性の高いすてみタックルやおんがえしは撃てなくなるが、大抵のフェアリーは舞えばそらをとぶで倒せるので実はそこまで辛くもない。アイアンテールで弱点をつくことも可能。
どの道ポリゴン2には敵わないがメガシンカ枠の節約にもなるため、メガボーマンダが警戒される環境での奇策として。

特殊型 [編集]

特性:いかく
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252
持ち物:ドラゴンZ/こだわりメガネ/いのちのたま
確定技:りゅうせいぐん/だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:りゅうのはどう/めざめるパワー(飛)/ハイドロポンプ/じしん/どくどく/ねごと

メガボーマンダを受けるため後出ししてくるポケモンに対し、高火力特殊技で役割破壊することを目的とした型。
ボーマンダ登場時点で相手は裏に別のメガポケモンがいる可能性を切るので、メガボーマンダを受けるための物理受けが後出しされやすい。
その物理受けを役割破壊することで、実際には控えている物理のメガシンカエースを通しやすくする。
この型はメガボーマンダという存在ありきのものであり、普通にりゅうせいぐんをメインとするサザンドララティオスとは目的が全く異なる。

第6世代ではシーズンを追う毎にこだわりメガネを持たせる型の知名度が増加傾向にあった。
第7世代では使用率が伸び悩んでいるが、ポテンシャルは秘めている。

こだわりメガネの利点はりゅうのはどう、めざめるパワー飛行という一貫を取る技を高めの火力で連発可能な点。そして、炎技の火力がメガボーマンダとは段違いになる点。
C特化@メガネのかえんほうしゃでH振りメガクチートを確1。メガボーマンダの場合はC特化だいもんじでも低乱1。

Zりゅうせいぐんはメガネと同威力だが、能力低下・技固定のデメリットが無いため、立ち回りの自由度が高まる。
反面、高火力を維持できず、その他の技も強化できないのが大きな欠点。

どくどく耐久型 [編集]

特性:いかく
性格:ようき/おくびょう
努力値:S252 HBD調整
持ち物:たべのこし/Zクリスタル
確定技:はねやすめ/どくどく
優先技:みがわり
選択技:りゅうせいぐんorりゅうのはどうorドラゴンクロー/じしん/だいもんじorかえんほうしゃ

毒羽ボーマンダはその性質上、非メガでも成立しやすい。メガ枠の偽装には大いに役立ってくれるだろう。


対ボーマンダ [編集]

注意すべき点
いかくによる物理への高い繰り出し性能、りゅうのまいによる抜き性能が強力。
メガシンカすると特性がスカイスキンとなり、ノーマル技を高威力の飛行技へと変貌させる。
ドラゴンよりも飛行としての側面が強く、火力も相まって安易なフェアリーの後出しを許さない。
物理型のみならず特殊型、耐久型も存在し、画一的な対策を受け付けない。
対策方法
特殊氷技が最も有効。高耐久のサンダーポリゴン2クレセリア等なら後出しから処理しやすい。
ただし、どくどく+はねやすめによる耐久型も一定数存在することに注意。
対面ならゲッコウガフェローチェ等なら最速メガボーマンダにも先制れいとうビームを撃てる。
タスキ持ちの特殊氷技でも安定する。
後出しから受ける場合、飛行技を半減しつつ、じしんで弱点を突かれないポケモンが望ましい。

 物理耐久もいかくで補っているため、まけんきやクリアボディ持ちも有利。
 メガシンカゆえ状態異常にも弱いが、からげんきやみがわりで対策されていることも多い。

+  対策可能なポケモン(一例)

外部リンク [編集]