ガマゲロゲ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ガマゲロゲ [編集]

No.537 タイプ:みず/じめん
通常特性:すいすい(雨の時に素早さが2倍になる)
     どくしゅ(接触技で攻撃したとき、相手を30%の確率でどく状態にする)
隠れ特性:ちょすい(水タイプの技を受けたとき無効化し、HPを最大値の1/4回復する)
体重  :62.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
水/地HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性くさむすびの威力
ガマゲロゲ1059575857574509すいすい/どくしゅ/ちょすい80
ヌオー958585656535430しめりけ/ちょすい/てんねん80
ラグラージ10011090859060535げきりゅう/しめりけ80
ナマズン1107873767160468どんかん/きけんよち/うるおいボディ40
トリトドン1118368928239475ねんちゃく/よびみず/すなのちから60

ばつぐん(4倍)くさ
ばつぐん(2倍)---
いまひとつ(1/2)ほのお/どく/いわ/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

特性「ちょすい」の場合、みず無効
技「フリーズドライ」で4倍のダメージを受ける


耐性が優秀なみずじめんタイプ。同タイプの中では最も素早さが高い。
バランス型の種族値と3種類の特性によりさまざまな戦い方ができ、動きが読まれづらい。
ただ毒に関する要素が多い代わりにみずタイプの物理技を未だ覚えられず、ストーンエッジも覚えないので特攻より高い攻撃種族値を持て余している。
一方でそこそこある特攻を活かし特殊型にしようとすると今度はこおりタイプのウェポンがこごえるかぜ止まり、となんともちぐはぐな技ラインナップとなっている。
このためアタッカーにする場合流行しているフェアリーはもちろんくさへの打点として毒技の優先度が高くなっている。

第六世代では相性補完に優れるファイアローとの組み合わせが多かったが、第七世代ではファイアローが弱体化。
一方で新たに追加されたテッカグヤが同様に相性補完が優れており、新たな組み合わせとして考えられる。
また、あめふらしを得たペリッパーも互いに4倍弱点をカバーし合える関係にあり、すいすいアタッカー型が強化された。
ただしフリーズドライが一貫する上、基礎スペックはメガラグラージの方が高い。すいすいを採用するならZクリスタルの優先度は高いか。
ガマゲロゲとZワザの相性は良く、広範囲と高威力を両立できる。

USUMでベノムトラップ、じだんだを習得したがアクアブレイクは未習得。
物理メインで育成する際は留意。



特性考察 [編集]

すいすい
独自の攻撃範囲を活かして、雨パのアタッカーを務めるならこれ。メガラグラージとはタイプ・攻撃範囲が被るが持ち物が自由。
また非メガ枠であるため雨パと相性のいいメガハッサムメガメタグロスなどの鋼タイプのメガ枠と同時選出可能な点で差別化可能。
すいすいで唯一おさきにどうぞを習得。雨下では自分で殴ったほうが良い場合も多いがダブルでは一定数の採用が見られる。
どくしゅ
発動すれば貴重なダメージソースとなり火力の補強に繋がるが、肝心の一致技の大半が非接触のため、発動機会は少ない。
確率も3割なので発動は運次第であり、わざわざ使いづらい接触サブウェポンメインで運用する利点も皆無であるため、ちょすいを優先したい。
主な対応技はどくづき、くさむすび、~パンチ系の技、がむしゃらなど。
ちょすい
隠れ特性。みず技に耐性が付き、サイクル戦や耐久型で役に立つ。
ウォッシュロトム等を毒守戦法の起点にできる。
無天候で運用するなら噛み合いの悪いどくしゅよりもこちらを優先したい。
なお、かたやぶりで貫通されるため注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果接触備考
じしん100(150)100-×タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
どくづき80100毒30%対草。どくしゅとあわせて追加効果51%。
いわなだれ7590怯み30%×対虫・飛行。地面技との相性補完に優れる。すいすいなら怯みを狙える。
がんせきふうじ6095素早↓100%×追加効果が優秀。サポート用。
れいとうパンチ75100凍り10%対草・ドラゴン。水技との相性補完に優れる。れいとうビーム・ふぶきは覚えない。
ドレインパンチ75100HP吸収回復効果付きだが一致技と範囲はかなり被る。ピンポイントな役割破壊技としても威力不足。
がむしゃら-100-一発は耐える耐久とS操作を合わせて。どくしゅも乗るがおまけ程度。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力・命中不安。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。中威力・命中安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
ねっとう80(120)100火傷30%タイプ一致技。追加効果狙い。耐久型で。
だいちのちから90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
きあいだま12070特防↓10%ナットレイサザンドラに。
くさむすび20~120100-対水。威力不安定。スイクン等に。接触技。
ヘドロウェーブ95100毒10%対草。フェアリーにも。ダブルでは周囲全体攻撃。
こごえるかぜ5595素早↓100%追加効果が優秀。れいとうビームの代用にするにはいまいち火力不足。
めざめるパワー-60100-4倍狙いで炎・氷・電など。
変化技タイプ命中備考
どくどく90ダメージ源。耐久型に。
みがわり-様子見や、どくみがまも型に。
あまごい-すいすいの発動に。積み技感覚で。
ステルスロック-サポート用。高い流し性能を活かして。
まもる-どくみがまも型に。

型考察 [編集]

どくどくみがまも型 [編集]

特性:ちょすい
性格:おくびょう
努力値:H228 D調整 余りS
持ち物:たべのこし
確定技:ねっとう/みがわり/どくどく/まもる

高いHP、そこそこの素早さ、水・電気無効による高い流し性能の3点を活かし、
どくどくみがまもを仕掛ける型。対電・耐久水・受けループが採用理由。
相性補完に優れるファイアローと組むことが多く、おにびの火傷からみがまもも狙える。

基本運用は、耐久水や電に後出ししてみがわりを出す。
この時、相手が居座りみがわりが残ればどくどくをし、まもる→みがわり→まもる→みがわり・・・で完封する。
みがわりを出した際、相手が交代した場合はどくどくを入れ、
その際先手が取れればそのまま前述同様、まもると先手みがわりで削りにかかり、
先手が取れなければ一旦交代し、2サイクル目にみがわりを残した状態からまもると後手みがわりで削り落とす。

どくどくみがまも自体は最速が基本的だが、役割対象のれいとうビームやめざ氷をみがわりが1耐えできる特殊耐久を確保し
起点にできるようにするため特殊耐久を調整する(型のオリジナルより)。
特防に振れば役割対象の氷技のみならず、クレセリアのサイコキネシスなどをみがわりが耐えることができるが、
素早さに振ればキノガッサ抜き調整のサンダーなどに先手を取れるのでバランスが難しい。

攻撃技は対受けループを担う上でエアームドを火傷で機能停止させるためねっとう。他の技はエアームドに通らない。
砂無効・ステルスロック半減の耐性も相俟って受け回されることに強く、バンギムドーには滅法強い。
ラッキーに対してはみがわりがちきゅうなげを1耐えできるが、
特性プレッシャーがないのでノイクンのようにPP枯らしができず、突破されることはないもののジリ貧となることには留意。
メガフシギバナには火傷を狙うこと止まりとなる。

スイクンより優れた耐性を持ち、ウォッシュロトムを完封できるなどきっちり運用すれば強力な一方で、
ノイクンのような数値は有していないため、例え水が抜群で通るアタッカー相手であっても
撃ち合いをする展開となれば簡単に落とされてしまう扱いが難しいポケモンである。

すいすいアタッカー型 [編集]

性格:ひかえめorおくびょう
特性:すいすい
努力値:CS252
持ち物:いのちのたま/Zクリスタル/こだわりメガネ/たつじんのおび
確定技:ハイドロポンプ
優先技:ヘドロウェーブorヘドロばくだん/だいちのちから
攻撃技:きあいだま/くさむすび/こごえるかぜ/なみのりorねっとう/めざめるパワー(電/氷)
補助技:ステルスロック/あまごい/どくどく

技範囲が広く、サブウェポンの組み合わせ次第で多くの雨パメタに対して等倍以上取れるカスタマイズ性が魅力の雨アタッカー。
一方で火力は控えめでC特化@珠+雨ハイドロポンプが無振りガブリアスに対して乱1(75%)であり、ゴリ押しはしづらい。
また攻撃種族値の方が高いが水物理技を一切覚えないうえ、現環境で物理地面技が有効な相手が少ないため特殊一本のほうが使いやすい。
素早さは準速すいすい発動時で実数値252であり、最速スカーフガブリアス(253)をぎりぎり抜けない。

前述したとおりサブウェポンは豊富で、特に環境に多いフェアリーに刺さる毒技は優先度高め。
他の特殊雨アタッカーが苦手とするカプ・レヒレやとつげきチョッキカプ・ブルルに刺さる点は評価できる。

だいちのちからはドヒドイデエンペルト・かんそうはだドクロッグに刺さるほか、じしんと違いグラスフィールド下でも威力減退しない。
きあいだまはナットレイに有効だが一致草技で4倍弱点を突かれるため基本は交代読みで。
くさむすびはメガギャラドスメガヤドランスイクンなどの重い水タイプへの有効打。
氷技はめざめるパワーとこごえるかぜしか無いため、氷技を切ってドラゴンの処理は控えに任せるのも一考。

持ち物はミズZなら耐久を削らずに水技を高火力で撃てるが、一度きりなのでタイミングが難しく、サブウェポンの火力も出ない。
いのちのたまならすべての技の火力を補強でき確定数も変わってくるが、それでもギリギリの乱数が多く持ち前の耐久を削ってしまう。
こだわりメガネは高火力を維持でき耐久も削らないが、豊富な技範囲の撃ち分けができなくなるなど、それぞれにメリット・デメリットがある。
耐久を活かし一発耐えつつ要所でゴリ押すならミズZ、対面重視で上から制圧するならいのちのたま、電気無効を活かしサイクル意識で立ち回るならメガネと、
パーティとの兼ね合いや戦い方に応じて選択すると良い。

同タイプのアタッカーにメガラグラージがいるが持ち物が自由かつメガ枠を消費しないため、差別化の必要性は薄い。
構築の際は、あちらと違い非メガ枠であることを大いに活かせると良い。

ちょすい型 [編集]

特性:ちょすい
性格:火力補正の性格、耐久補正の性格どちらでも問題ない
努力値:H252をベースに耐久調整、残りAC
持ち物:オボンのみ/ゴツゴツメット/たべのこし
確定技:じしんorだいちのちから
優先技:ステルスロック
攻撃技:なみのりorねっとう/れいとうパンチorめざめるパワー(氷)orこごえるかぜ/はたきおとす/くさむすび/ヘドロウェーブ
補助技:どくどく

優秀なタイプ構成に加えて水無効を持つ。すいすいアタッカーと違いこちらはサイクル戦向け。

ラグラージとの比較
◎特性ちょすいによる耐性強化。
○14上回る素早さ種族値。
○はたきおとすを覚える。
●耐久値ではラグラージがやや上回る。
●A種族値もラグラージが上。
トリトドンとの比較
◎ステルスロックを覚える。
○素早さで大幅に勝る。
○はたきおとすを覚える。
●耐久種族値でトリトドンが上回る。
●トリトドンはじこさいせいを覚える。

たきのぼりを覚えないため、水技を入れる場合は特殊ベースにしたいが、
種族値上+威力も高いじしんがやや使いにくくなる。れいとうパンチorめざパも必要。
そのため、水技をいっそのこと搭載しないのも一つの手。地面+氷の物理技で広範囲に対処できる。

技スペースが厳しいため採用できるかは微妙だが、強力な技であるはたきおとすを覚える。


対ガマゲロゲ [編集]

注意すべき点
物理か特殊か判断しにくいので受けづらい。一致技を両方半減できるくさタイプも毒技やれいとうパンチで返り討ちにあう。
相性補完に優れる味方とサイクルを回すこともあれば、居座ってどくみがを仕掛けてくることも。
対策方法
耐久型はどくみが設置、アタッカー型は味方のあめふらしから入ることが多いので、ちょうはつや天候上書きで妨害する。
くさタイプで攻めるなら、毒・氷も等倍以下のメガフシギバナナットレイが安全。
くさむすび持ちのカプ・コケコなら、一緒に組まれやすいペリッパーテッカグヤにも強い。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

5th~7th威力命中タイプ分類PP備考
オタマロガマガルガマゲロゲ
--1*ようかいえき40100どく特殊30*SM以降
111あわ40100みず特殊30
111なきごえ-100ノーマル変化40
-11ちょうおんぱ-55ノーマル変化20
-11りんしょう60100ノーマル特殊15
555ちょうおんぱ-55ノーマル変化20
999りんしょう60100ノーマル特殊15
121212バブルこうせん65100みず特殊20
161616マッドショット5595じめん特殊15
202020アクアリング--みず変化20
232323さわぐ90100ノーマル特殊10
272828だくりゅう9085みず特殊10
313333あまごい--みず変化5
--36*ようかいえき40100どく特殊30*7thでは進化時
343739じたばた-100ノーマル物理15
--44ドレインパンチ75100かくとう物理10
384249エコーボイス40100ノーマル特殊15
424753ハイドロポンプ11080みず特殊5
455159ハイパーボイス90100ノーマル特殊10

技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
技06どくどく-90どく変化10
技07あられ--こおり変化5
技09ベノムショック65100どく特殊10
技10めざめるパワー60100ノーマル特殊15
技15はかいこうせん15090ノーマル特殊5
技17まもる--ノーマル変化10
技18あまごい--みず変化5
技21やつあたり-100ノーマル物理20
技26じしん100100じめん物理10
技27おんがえし-100ノーマル物理20
技31かわらわり75100かくとう物理15
技32かげぶんしん--ノーマル変化15
技34ヘドロウェーブ95100どく特殊10
技36ヘドロばくだん90100どく特殊10
技39がんせきふうじ6095いわ物理15
技42からげんき70100ノーマル物理20
技44ねむる--エスパー変化10
技45メロメロ-100ノーマル変化15
技48りんしょう60100ノーマル特殊15
技49エコーボイス40100ノーマル特殊15
技52きあいだま12070かくとう特殊5
技55ねっとう80100みず特殊15
技56なげつける-100あく物理10
技66しっぺがえし50100あく物理10
技68ギガインパクト15090ノーマル物理5
技78じならし60100じめん物理20
技80いわなだれ7590いわ物理10
技83まとわりつく20100むし特殊20
技84どくづき80100どく物理20
技86くさむすび-100くさ特殊20
技87いばる-85ノーマル変化15
技88ねごと--ノーマル変化10
技90みがわり--ノーマル変化10
技94なみのり90100みず特殊15
技100ないしょばなし--ノーマル変化20

過去作技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
第6世代
技28あなをほる80100じめん物理10
技94ひみつのちから70100ノーマル物理20
技98グロウパンチ40100かくとう物理20
秘04かいりき80100ノーマル物理15
秘06いわくだき40100かくとう物理15

タマゴ技 [編集]

5th6th7th威力命中タイプ分類PP備考
いびき50100ノーマル特殊15教え
しろいきり--こおり変化30
だいちのちから90100じめん特殊10教え
どろあそび--じめん変化15
どろばくだん6585じめん特殊10
ねごと--ノーマル変化10技88
みずのはどう60100みず特殊20教え
リフレッシュ--ノーマル変化20
おさきにどうぞ--ノーマル変化15教え
Uベノムトラップ-100どく変化20

教え技 [編集]

5th6th7th威力命中タイプ分類PP備考
とびはねる8585ひこう物理5
さわぐ90100ノーマル特殊10Lv
けたぐり-100かくとう物理20
れいとうパンチ75100こおり物理15
ハイパーボイス90100ノーマル特殊10Lv
こごえるかぜ5595こおり特殊15
だいちのちから90100じめん特殊10タマゴ
いびき50100ノーマル特殊15タマゴ
はたきおとす65100あく物理20
ドレインパンチ75100かくとう物理10Lv
いえき-100どく変化10
ステルスロック--いわ変化20
がむしゃら-100ノーマル物理5
おさきにどうぞ--ノーマル変化15タマゴ
きあいパンチ150100かくとう物理20
みずのはどう60100みず特殊20タマゴ
じだんだ75100じめん物理10
ねごと--ノーマル変化10技88

遺伝 [編集]

タマゴグループ水中1
孵化歩数5120歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2560歩)
性別♂:♀=1:1
進化条件オタマロ(Lv.25)→ガマガル(Lv.36)→ガマゲロゲ

遺伝経路 [編集]

習得方法覚える系統
いびきレベルトドゼルガ系統
自力BW2~USUM:教え技
おさきにどうぞリレーミミロップ系統(陸上/人型)/ミルホッグ系統/チラーミィ(陸上)→ウパー(陸上/水中1)
自力ORAS~USUM:教え技
しろいきりレベルラプラス/ヌオー系統/ハスボー/ペリッパー系統/アメタマ/エンペルト系統
だいちのちからレベルサニーゴ(Lv47)
自力BW2~USUM:教え技
どろあそびレベルヌオー系統/ミズゴロウ/ジーランス/トリトドン系統/マッギョ/ナマコブシ
どろばくだんレベルニョロモ/ニョロゾ/ヌオー系統/ヌマクロー/ラグラージ/トリトドン系統/マッギョ
ベノムトラップレベルドヒドイデ系統
リフレッシュレベルサニーゴ(Lv13)/ミロカロス(Lv7)