ニョロボン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ニョロボン [編集]

No.062 タイプ:みず/かくとう
通常特性:ちょすい(水タイプの技を受けた時、その技を無効にし、HPを最大値の1/4回復する)
     しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ゆうばくを無効にする)
隠れ特性:すいすい(雨の時に素早さが2倍になる)
体重  :54.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
水/格闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニョロボン909595709070510ちょすい/しめりけ/すいすい
ケルディオ91729012990108580せいぎのこころ
すいすい物理HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニョロボン909595709070510ちょすい/しめりけ/すいすい
カブトプス60115105657080495すいすい/カブトアーマー/くだけるよろい
ジーランス10090130456555485すいすい/いしあたま/がんじょう
フローゼル85105558550115495すいすい/みずのベール
ツンベアー9513080708050505ゆきかき/ゆきがくれ/すいすい
メガラグラージ1001501109511070635すいすい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/むし/いわ/あく/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「ちょすい」の場合、みず無効


一般ポケモンでは唯一のみずかくとう複合タイプ。
90以上のHP・ぼうぎょ・とくぼう種族値と7つの耐性を併せ持ち、安定した耐久を持つ。
また特性「ちょすい」により水・氷技を主軸としている水タイプに強いのが特徴。
弱点も5つと多めだが、耐久力を生かして弱点保険発動に備えるといった戦い方ができなくもない。
さいみんじゅつやアンコールなどの搦め手も覚える。

一方で攻撃面はやや心許ない。
物理のタイプ一致技は癖のあるものを除くと威力80前後で、特殊は高威力のものを覚えるが特攻が70と中途半端。
どちらかに種族値が偏っている訳では無いので、ふるいたてるで両刀型にするのも手か。

第7世代ではファイアローが弱体化したが、代わりに弱点のフェアリーが増えてしまった。
VC版でじわれを覚えさせることで「こころのめ」→「じわれ」のコンボができるようになったのは強化と言える。
その際特性は「すいすい」固定だが、安定した耐久と雨下なら霰下ツンベアーより早くじわれを繰り出せると考えると悪くない。
勿論タマゴ技等と両立できず、レーティングバトルで使用できないので注意。

USUMにて教え技でじごくづきを入手。みがわりを貫通する音技を封じるため、みがわりとの相性が良い。
フェアリースキン持ちが高確率で持っているハイパーボイスを封じられるが、不一致半減の為あくまで選択肢に。
霊や超に抜群が取れる為相性補完としては中々。



特性考察 [編集]

ちょすい
水タイプに対して安定して受け出しすることができる。
安定して使いやすいので雨パでの運用でなければこれを選択。
しめりけ
場づくり後や起点化回避のだいばくはつ退場、スキンだいばくはつの阻止など。
ズガドーンのビックリヘッドも不発にできるが、元々半減なうえに効果がピンポイントなため有効活用は難しい。
すいすい
隠れ特性。雨パのアタッカーとして使用する場合に選択。最速でこだわりスカーフ持ち111族と同速の実数値268。
数多くのライバルがいる水枠はおろか、格闘枠としても打点不足なのが難点。メガラグラージツンベアーの格闘技との差別化が必要だが、一致きあいパンチ(Z)と一致かわらわり、一致きあいだま(Z)くらいしか差別化要素がない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
たきのぼり80(120)100怯み20%安定した一致技。すいすいなら怯みも狙える。
きあいパンチ150(225)100-教え技。物理格闘の最高火力。交換読みまたはみがわりと併せて。
カクトウZで威力200。
じごくぐるま80(120)80反動1/4かわらわりより威力が高いとはいえ、命中率と反動ダメージが見合ってない。
かわらわり75(112)100壁破壊安定性と追加効果が優秀。
ローキック65(97)100素早さ↓100%最速で当てれば130族を抜ける。
ともえなげ60(90)90強制交代・優先度-6交換読みで流したり、積んでくる相手を流したり。
グロウパンチ40(60)100攻撃↑100%殴れる積み技として有用。
じしん100100-高威力・広範囲だが水・格闘と攻撃範囲が被る。毒タイプに。
れいとうパンチ75100凍り10%教え技。飛行・草・ドラゴンに。
いわなだれ7590怯み30%飛行や虫タイプに。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%最速で当てれば130族を抜ける。
どくづき80100毒30%草・フェアリーに。
じごくづき80100音封じ教え技。エスパーやゴーストに。みがきあ型なら音技封じとしても使える。
しっぺがえし50→100100後攻時威力2倍エスパーやゴーストに。ローキックやがんせきふうじとの相性は悪い。
がむしゃら-100-耐久力の高さゆえに扱いが難しい。みがわりやしんくうはと併せて。
じわれ-30一撃必殺第1世代わざマシン限定。こころのめとのコンボが可能。
特殊技タイプ威力命中効果解説
きあいだま120(180)70特防↓10%命中は不安だが特殊型最高火力のメインウェポン。
ハイドロポンプ110(165)80-高火力の一致技。雨時ならC無振りでもそれなり。
なみのり90(135)100-命中重視。
ねっとう80(120)100火傷30%追加効果のやけどが強力。
れいとうビーム90100凍り10%飛行・草・ドラゴンに。
ふぶき11070凍り10%命中不安だが威力を重視するなら。
サイコキネシス90100特防↓10%珍しく覚える。ドヒドイデのような毒タイプに。
しんくうは40(60)100優先度+1第4世代教え技限定。貴重な先制技。
めざめるパワー-60100-水タイプに対する草・電気など。
変化技タイプ命中備考
さいみんじゅつ60命中は不安だが、当たれば積んだり流したりと状況を大きく変えられる。
どくどく90耐久ポケモンに。
アンコール100補助技や半減技を縛れれば積む隙を作れる。
ビルドアップ-攻撃と防御を強化できる。
はらだいこ-攻撃を最大まで強化。すいすいと両立させて全抜きを狙う。
みがわり-交換読み、状態異常の回避、がむしゃら用の調整、きあいパンチ、きのみの発動などに。
あまごい-使用感は積み技に近い。
ふるいたてる-攻撃と特攻を1段階上昇。はらだいこと違い耐久を削らない。

型考察 [編集]

はらカム型 [編集]

特性:ちょすいorすいすい
性格:ようきorいじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ調整 残り耐久(HP4n調整)
持ち物:カムラのみ
確定技:はらだいこ/みがわり
選択技:かわらわり/れいとうパンチ/いわなだれ/たきのぼり/じしん/じごくづき

同じ戦術の使い手の中でも、SとAは控えめだが耐久と耐性のおかげで繰り出し性能は群を抜く。特に対水の性能が非常に高い。
サンダースクロバットなどの130族を抜けること、同速にキノガッサもいることから最速が安定。

たきのぼり&かわらわりだけでは止まる相手も多いため残りの攻撃技はパーティに合わせて選ぼう。
H252テッカグヤくらいであればたきのぼりでギリギリ確1になるがそれ以上の耐久を持つ相手は怪しい。

第6世代で雨が永続でなくなり、すいすい&はらだいこの抜き性能が落ちてしまった。
よって、カムラのみを使うこの型でも特性の候補にすいすいも入る。
基本的に雨下で運用し、必要に応じてカムラのみを発動させる。

HP個体値が30以上の場合努力値を24振らないとHPが4nにならないため、個体値28or29を狙うのもアリ。

Zさいみんじゅつ型 [編集]

特性:ちょすいorすいすい
性格:ようきorいじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:エスパーZ
確定技:はらだいこ/さいみんじゅつ
選択技:かわらわり/れいとうパンチ/いわなだれ/たきのぼり/じしん

叩き台として。レートに数%いる模様。
ZさいみんじゅつでSを上げつつ起点を作り、はらだいこでAを上げる型。
命中不安+持ち物が1戦中1回しか使えないZクリスタル固定なのは気がかり。

物理型 [編集]

特性:ちょすい/すいすい
性格:いじっぱり/ようき
努力値:HP252 攻撃252 or 攻撃252 素早さ調整 残りHP 
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ/Zクリスタル
確定技:たきのぼり
選択攻撃技:かわらわりorローキック/ともえなげ/れいとうパンチ/じしん/いわなだれorがんせきふうじ/どくづき/きあいパンチ(カクトウZ)
選択補助技:どくどく/さいみんじゅつ/アンコール/ビルドアップ/あまごい/ふるいたてる

普通の物理型。特性すいすいで使う場合はすばやさ調整。
技の範囲は広いが火力は弱点を突くことが前提のため、これを使っておけば間違いないという戦法はない。

素では若干火力が足りないが、たつじんのおびなどの強化アイテムを持たせれば
H252ナットレイ・B252しんかのきせきラッキーを確2、れいとうパンチでH4ガブリアスを確1と痒いところに手が届くようになる。

技スペースが余るためピンポイント技を入れやすい。
れいとうパンチ:ボーマンダ・ガブリアス・グライオン・ドダイトス・ランドロス
岩技:リザードン・ウルガモス・ファイアロー
どくづき:エルフーン・カプ・ブルル

特殊型 [編集]

特性:すいすい/ちょすい
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:特攻252、素早さorHP252をベースに調整
持ち物:こうかくレンズ/いのちのたま/オボンのみ/Zクリスタル
確定技:なみのりorハイドロポンプ/きあいだま
攻撃技:れいとうビームorふぶき/しんくうは/サイコキネシス/めざめるパワー(電)
変化技:アンコール/さいみんじゅつ/みがわり

物理技は威力が低かったり、癖のある技が多い点を重く見た特殊型。
かくとうタイプに特殊技を中心に戦うポケモンは少ない為、差別化は不要。

高火力の格闘技が使えるのがメリットなのできあいだまは確定。全体的に命中率が低めなのは弱点。

みがきあ型 [編集]

特性:ちょすい
性格:いじっぱり
努力値:HP252 攻撃252 or 素早さ調整 残りHP 
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/火力アップ系
確定技:みがわり/きあいパンチ
選択攻撃技:たきのぼり/れいとうパンチ/じしん/いわなだれorがんせきふうじ/どくづき/じごくづき
選択補助技:さいみんじゅつ/アンコール/ビルドアップ

基本は耐性の増えるちょすいがよいだろう。ねっとうも怖くない。
ただしハイパーボイスは通るのでフェアリースキン相手は素直に引くかどくづきで。

持ち物はみがわりのHP確保のオボンのみ、みがわりを貼る前に火傷になった時の対策のラムのみがお勧め。
技構成としてはきあいパンチ/みがわり/サブウェポン1/サブウェポン2or補助技が基本。
鈍足のでんじはをみがわりで躱してアンコールすればきあいパンチの試行回数が増える。


対ニョロボン [編集]

注意すべき点
耐久が高めでみず/かくとうの独特の耐性を持ち、さいみんじゅつやアンコールなどの補助技も豊富。
はらだいこを覚えるため積む隙を与えると全抜きされかねない。
特性がすいすいであれば雨下で更に脅威が増す。
対策方法
メインの格闘技や水技はきあいパンチ、かわらわりなど癖の強いものや火力不足なものばかりなので、格闘を半減できる高耐久のポケモンであれば受けきれる。
サブも火力不足であり、4倍弱点でない限り弱点を突かれてもそれほど痛くないだろう。
大事なのははらだいこの起点を作らせないこと。こだわりスカーフ持ちがいればカムラ持ちにも有利。
すいすい型の場合はニョロトノペリッパーがパーティーに入っているため、見せ合いの段階で天候対策ができれば問題は無い。

外部リンク [編集]