バンギラス - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

バンギラス [編集]

No.248 タイプ:いわ/あく
通常特性:すなおこし(天候が砂嵐になる)※ヨーギラスの時「こんじょう」
隠れ特性:きんちょうかん(相手は木の実を食べられなくなる)※ヨーギラスの時「すながくれ」
体重  :202.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)

・メガバンギラス
タイプ:いわ/あく
特性 :すなおこし(天候が砂嵐になる)
体重 :255.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バンギラス1001341109510061600すなおこし/きんちょうかん
メガバンギラス1001641509512071700すなおこし
すなおこしHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バンギラス1001341109510061600すなおこし/きんちょうかん
メガバンギラス1001641509512071700すなおこし
カバルドン108112118687247525すなおこし/すなのちから
ギガイアス85135130608025515がんじょう/すなおこし/すなのちから

ばつぐん(4倍)かくとう
ばつぐん(2倍)みず/くさ/じめん/むし/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/2)ノーマル/ほのお/どく/ひこう/ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

唯一の「いわ×あく」の複合タイプを持つ600族。
弱点・耐性ともに7つと得手不得手は半々のように思えるが、
実際は特性「すなおこし」により特殊アタッカー全般に強く、
優秀な攻撃技・補助技も豊富で多くの相手に有利に出られる。
素の能力の高さ、カスタマイズ性の高さから愛用者も多く、
シングル・ダブル問わずあらゆる環境でトップメタに名を連ねる強豪である。

同特性のカバルドンギガイアスと比べると、流し技や退場技に乏しいものの、
一致技の範囲の広さ、りゅうのまい・メガシンカによる抜き性能の高さなどで勝る。

第七世代ではファイアローの減少、はがねフェアリーの増加などは逆風だが、
タスキ潰し、天候上書き、いたずらごころ無効、エスパー技の一貫切りなど、担える役割は依然として多い。

鋼タイプでないにもかかわらず等倍が4タイプしかなく耐久値も高いためじゃくてんほけんとの相性が非常にいい。
とはいえ、現実には役割遂行を補強するバンギラスナイトやとつげきチョッキがメジャー。



形態考察 [編集]

通常バンギラス [編集]

メガシンカせずとも高い合計種族値を持つ。
豊富な技を活かせるZクリスタルやチョッキは特に相性が良い。
明確な「通常バンギラス+特定のアイテム」による仮想敵がない場合はメガバンギラスが優先される。
陽気最速でも、竜舞1回では117族までしか抜くことができない。

すなおこし
通常特性。基本はこれ。定数ダメージでの火力補強、特殊技への耐性向上などの利点がある。
天候始動役としてはカバルドンギガイアスに分があるものの、
これらの効果によりアタッカー性能を高め、自身がエースを務められる。
ただしこの影響は後続にも及ぶため、それを踏まえた構築が必要となる。
特性の発動順で、素早さが分かる事もある。
きんちょうかん
隠れ特性。相手のきのみを使えなくするが、耐久補強と定数ダメージを得られるすなおこしの汎用性には到底及ばない。
メガシンカ型においても、メガシンカと同時にきんちょうかんの効果が切れる[1]ため意味がない。
一応きんちょうかん+でんじはでラムのみを妨害しつつでんじはを撒けるが、バンギラスが退くor倒されると即発動するため、消耗前提である起点作り型との相性も微妙。
その他も砂嵐耐性を持たない味方にダメージが入らないといった消極的・限定的なメリットばかりなので、あえてこちらを採用する必要性は皆無と言える。
特性の発動順は素早さに関係なく最初なので、この特性で素早さ判定は出来ない。

メガバンギラス [編集]

メガシンカすることで特攻以外の能力が補強される。
H100 B150 D120(砂嵐で1.5倍)という圧倒的耐久値。
素早さ種族値も、竜舞1回で131族まで抜けるようになる71族となる。
火力を高める特性は持っていないが、A164は伊達ではなく、意地っ張りA252振り時のストーンエッジは火力指数35550[2]となる。
ただ、通常型の上位互換のようだが、持ち物の自由度の低さやパーティのメガシンカ枠を失うのは痛い。

すなおこし
メガシンカ時に再発動させることで、天候変化による対策を阻止できる。
自身より遅いペリッパーコータスと対面しても天候を奪い返せる。
メガシンカ前の特性について
他のメガシンカポケモンとの同時選出も見越し、すなおこしを選択するのが基本。
他の天候始動特性持ちを後出しされても、天候変化→メガシンカ→すなおこし発動となるため、問題無く上書き可能。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。高威力・命中不安。
いわなだれ75(112)90怯み30%タイプ一致技。りゅうのまいやスカーフとあわせれば怯みを狙える。
ダブルでは相手全体攻撃。
がんせきふうじ60(90)95素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。
かみくだく80(120)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。
イカサマ95(142)100-タイプ一致技。攻撃無振りでも使える攻撃技。
おいうち40(60)/
80(120)
100-タイプ一致技。相手交代で威力倍増。
読みが要るが退く相手を逃さず狩れる。
ダメおし60(90)/
120(180)
100-タイプ一致技。条件付きだが最大火力、主にダブル用。
味方との同時攻撃や、ステルスロックと合わせて。
状態異常や天候ダメージはターン終了時に判定が出るので適用外(設置技ダメージのみ例外)。
じしん100100-対鋼。ダブルでは周囲全体攻撃。
じだんだ75/150100-グラスフィールドに阻害されない単体地面技。主にダブル用。
まもる防がれた以外で失敗したり外れた場合、次のターンにダメージ2倍。
けたぐり20~120100-対悪・鋼。威力不安定。
ばかぢから120100攻撃・防御↓能力低下が痛い。撃ち逃げ向き。
れいとうパンチ75100凍り10%ボーマンダガブリアスランドロスに。
ほのおのパンチ75100火傷10%ハッサムナットレイに。
特殊技タイプ威力命中効果解説
あくのはどう80(120)100怯み20%タイプ一致技。スカーフとあわせれば怯みを狙える。
げんしのちから60(90)100全能力↑10%タイプ一致技。唯一の特殊岩技。
れいとうビーム90100凍り10%ボーマンダガブリアスランドロスに。
10まんボルト90100麻痺10%ギャラドスペリッパーに。
だいもんじ11085火傷10%ハッサムナットレイに。
かえんほうしゃ90100火傷10%だいもんじと選択。威力で劣るが命中で勝る。
だいちのちから90100特防↓10%クチートヒードランに。
きあいだま12070特防↓10%対悪・鋼。高威力・命中不安。
変化技タイプ命中解説
りゅうのまい-攻撃・素早さ補強。抜き性能の向上に。
でんじは90妨害技。電気や地面、ひらいしん等には無効。
どくどく90耐久型対策。毒や鋼には無効。
まもる-ターン稼ぎに。どくどくやすなおこしとあわせて。
みがわり-補助技対策や、交代読みで。
ステルスロック-サポート用。高い流し性能を活かして。
ほえる-積み技対策や、ステルスロックとあわせて。
ちょうはつ100補助技対策。耐久型に。

Zワザ考察 [編集]

Zワザ元にする技威力解説
ワールズエンドフォールストーンエッジ180(270)必中。A特化+砂でH220振りまでのメガボーマンダをいかく込みで確定。
いわなだれ140(210)ダブル用。全体攻撃と単体攻撃のスイッチ。
ブラックホールイクリプスかみくだく160(240)A特化+砂でB特化クレセリアを中乱数。
ぜんりょくむそうげきれつけんばかぢから190能力低下のデメリット無し。
ライジングランドオーバーじしん180グラスフィールド下でも威力低下無し。ダブルでの単体攻撃にも。
ダイナミックフルフレイムだいもんじ185無補正無振りでH振りエアームドを確1。
ほのおのパンチ140A特化+舞でB特化テッカグヤを中乱1。

型考察 [編集]

メガバンギラス [編集]

高耐久物理アタッカー型 [編集]

特性:すなおこし
性格:いじっぱり or しんちょう or わんぱく
努力値:H252 A252 or H252 BD調整 残りA
持ち物:バンギラスナイト
確定技:ストーンエッジorいわなだれ
選択技:かみくだくorおいうち(両採用可)/れいとうパンチ/じしん/けたぐりorばかぢから/ほのおのパンチ/ちょうはつ

火力・耐久ともに高いメガバンギラスの物理型。
対面性能・サイクル性能に優れる。
生半可な2倍弱点はおろか、特殊技なら2倍一致弱点Z技や不一致4倍弱点ですら耐えてしまえる。

技候補は多彩だが、岩技はタイプ一致かつ一貫性が高いので確定。
一致悪技は一貫性が高いが、威力の関係で等倍かみくだく<抜群サブウェポンとなるので、他のサブウェポンと選択。

耐久目安
H252振り
おくびょうゲッコウガのへんげんじざいZくさむすび64.7%~76.3%
いじっぱり霊獣ランドロスのじしん69.5%~82.1%
ひかえめカプ・テテフのきあいだま最高乱数以外耐え
おくびょうメガゲンガーのきあいだま中乱数1発(56.3%)
おくびょうアーゴヨンのわるだくみ後のZりゅうせいぐん中乱数1発(43.8%)
いじっぱりメガリザードンXのりゅうのまい後のげきりん75.3%~88.8%
ようきメガリザードンXのつるぎのまい後のげきりん中乱数1発(43.8%)
天候すなあらし時、おくびょうメガリザードンYのきあいだま中乱数(37.5%)
ひかえめC特化ウルガモスのZむしのさざめき中乱数(62.5%)
ひかえめC特化ウルガモスのちょうのまい1回後のむしのさざめき72.4%~85%

H252では乱数が絡む部分を確定で耐えたい場合には、努力値を回して対応する。
例えば、受けループでメガゲンガーやアーゴヨンにサイクルカットされたくない場合にHDベースで運用する等。

腕白は低速受けサイクルに意地っ張りメガリザードンの剣舞逆鱗確定耐えまで振ったH252 B108で採用される。

竜舞物理アタッカー [編集]

特性:すなおこし
性格:ようき
努力値:A252 S252 or S252 HBD調整 残りA
持ち物:バンギラスナイト
確定技:りゅうのまい/ストーンエッジorいわなだれ
選択技:かみくだく/れいとうパンチ/じしん/けたぐりorばかぢから/ほのおのパンチ/みがわり

無振りでも十分高い耐久から、スキを見てりゅうのまいを積んでいく型。
すなおこしによりタスキに強く、積めば全抜きを狙える。
メガシンカで素早さ種族値も上がるのでりゅうのまいを使いやすい。

最速で積めば130族、準速でも115族を抜ける。
2回以上積むこともできなくはないが、やはり1回の積みで攻撃に転じるケースを考えると、ほぼようきでの運用になる。

おいうちは抜き性能の低下・そもそも交代読みならりゅうのまいを使うことから不要。

ガブリアス霊獣ランドロスは、じしんを余裕で1回耐え、りゅうまいでS逆転してれいとうパンチで倒せる。
こだわりスカーフ持ちにはS逆転できず、じしん2発で倒されるので注意。
同様に、相手のきあいのタスキにも注意。先に挙げた2体にはすなあらしダメージが無効である。

全抜きの障害となる格闘などの苦手な相手は先に潰しておきたい。

通常バンギラス [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:すなおこし
性格:いじっぱり/ゆうかん/ようき
努力値:HA252をベースにSor耐久調整
持ち物:こだわりハチマキ/各種Zクリスタル/ラムのみ/オボンのみ/ヨプのみ/きあいのタスキ/じゃくてんほけん
確定技:ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ
優先技:かみくだくorおいうち
攻撃技:れいとうパンチ/じしん/けたぐりorばかぢから/ほのおのパンチ
変化技:ステルスロック/でんじは/どくどく/まもる/ちょうはつ/りゅうのまい

通常バンギラスの物理型。持ち物次第でメガバンギラスを超える火力・耐久を得られる。

持ち物考察
  • 火力系
    ハチマキは初ターンから高火力を出すことができる。一致技は無効タイプが無いのでリスクも小さい。
    Zクリスタルやじゃくてんほけんは攻撃範囲の広さを活かせる。りゅうのまいを積めれば更に強力。
  • 耐久系
    オボンやチョッキなら低火力の相手を流しやすく、タスキならタイマンに強くなる。
    ラムのみやヨプのみがあれば、おにびやきあいだまを持つゴーストの処理が安定する。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:すなおこし
性格:ひかえめ/れいせい
努力値:HC252
持ち物:たつじんのおび/こだわりメガネ/オボンのみ/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん/各種Zクリスタル
確定技:だいもんじ/れいとうビーム
特殊技:10まんボルト/あくのはどう/げんしのちから/だいちのちから/きあいだま
物理技:ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/おいうちorかみくだく
変化技:でんじは/ステルスロック

特殊型のメリットは読まれにくい点、いかくや物理受けに強い点など。
H振りカバルドンテッカグヤ程度なら、C特化で確2にできる。

一方で一致技の威力が低く、本来有利な相手に対して役割を持てなくなる。
C特化げんしのちからの火力指数は、下降補正無振りいわなだれにも劣る。
そのため物理技の併用も考えられるが、両刀型にする際は素早さに注意。
下降補正をかけると4振り50族+1となり、50族にも抜かれる恐れがある。

こだわりスカーフ型 [編集]

特性:すなおこし
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:いわなだれorストーンエッジ/かみくだく
優先技:れいとうパンチ
攻撃技:ばかぢからorけたぐり/じしん/ほのおのパンチ

スカーフで素早さを補い奇襲する型。最速で116族抜き。
りゅうのまいと異なり火力は上がらないものの隙が小さく、
霊獣ボルトロス等の速攻低耐久アタッカーを先制確1にできる。

特殊流し型 [編集]

特性:すなおこし
性格:いじっぱり/ゆうかん/しんちょう
努力値:H252 耐久調整 残りA
持ち物:とつげきチョッキ/ラムのみ/オボンのみ
確定技:おいうち
優先技:がんせきふうじorいわなだれorストーンエッジ
攻撃技:かみくだく/じしん/ほのおのパンチorだいもんじ/けたぐりorばかぢから/れいとうパンチ/ドラゴンテール/イカサマ
変化技:でんじは/ステルスロック/ほえる

すなおこしと耐久振りで特殊への役割を重視する型。
流しつつステルスロックやでんじはを撒けるほか、
退く相手を高威力のおいうちで狩ることもできる。

持ち物考察
  • とつげきチョッキ
    補助技を使えなくなるが、特殊技に対しては圧倒的な耐久力を得られる。
    具体的にはH振りだけでC特化カプ・テテフのムーンフォースが確3。
    そのぶん努力値を攻撃に多めに回し、おいうちで負荷をかけていきたい。
    岩技はストーンエッジのほか、追加効果狙いのがんせきふうじも候補。
  • ラムのみ
    おにびやさいみんじゅつ等の状態異常技に強くなるが、
    エスパーやゴーストはきあいだま持ちも多いので注意。
  • オボンのみ
    擬似的耐久力は1.25倍にしかならず、調整も難しい。
    格闘技やZワザ等の確1にされる大技に対しては無力。

受けループ導入型 [編集]

特性:すなおこし
性格:いじっぱり/ひかえめ/ゆうかん/れいせい
努力値:H252 D252orACS調整 残りD
持ち物:たべのこし
確定技:まもる/どくどく
物理技:かみくだく/おいうち/いわなだれorストーンエッジorがんせきふうじ
特殊技:あくのはどう/かえんほうしゃ/れいとうビーム/うずしお(HGSS限定)
変化技:ステルスロック/みがわり

たべのこしを持たせ、特殊受けとして受けループに導入する型。
まもるでターン数を稼ぎつつ、どくどくと砂ダメージで削る。

受けループ要員としては、回復ソースがたべのこししか無いのが難点。
補完に優れるテッカグヤメガフシギバナと組んでやどりぎを使うことで、回復量を増加させられる。
メガフシギバナの場合はこうごうせいの回復量が減る点に留意したい。
他には物理受けエアームドグライオンとの組み合わせも有名。

うずしおについてはノートに記載。

起点作り型 [編集]

特性:すなおこし
性格:わんぱく/ようき/ずぶとい など
努力値:H252をベースに火力・耐久・素早さ調整   
持ち物:レッドカード/ゴツゴツメット/きあいのタスキ/ヨプのみ/ふうせん/だっしゅつボタン/さらさらいわ
確定技:ステルスロック/ほえる
優先技:がんせきふうじorいわなだれorストーンエッジ/れいとうパンチorれいとうビーム
攻撃技:イカサマ/かみくだくorあくのはどう/じしんorだいちのちから/ほのおのパンチorかえんほうしゃorだいもんじ
補助技:でんじは/ちょうはつ

先発に繰り出し、ステルスロックを撒き後続のサポートをしていく型。
砂ダメージとあわせて相手を削り、エースアタッカーで全抜きを狙う。
ちょうはつを撃たれにくく、耐久力や流し性能も高いので遂行しやすい。

カバルドンギガイアスに比べ圧倒的な種族値を持つため、様々な調整が可能。
耐久面に振れば一致弱点も耐えるようになり、素早さに振れば先手で撒きやすくなる。
砂エースが苦手なメガボーマンダ霊獣ランドロスに氷技を撃てるのも強み。
補正なし無振りれいとうビームで、無振りメガボーマンダが低乱1、無振り霊獣ランドロスが高乱1。

持ち物考察
  • レッドカード
    相手後続を引きずり出して定数ダメージを与えられるが、一撃で倒されると効果が出ない。
    有効活用するには耐久・素早さともに厚く振る必要がある。
  • ゴツゴツメット
    対面の相手にダメージを蓄積させる。じしんには無効だがくさむすびには有効。
    ステルスロックや砂ダメージと異なり、タイプによって無効化・軽減されない。
  • きあいのタスキ・ヨプのみ・ふうせん
    耐久面を補強して確実にステルスロックを撒く。火力・素早さに特化できるため、
    がんせきふうじで負荷をかけつつ素早さ逆転→先制ステルスロックの流れも狙える。
  • だっしゅつボタン・さらさらいわ
    砂パ用。後続の砂エースに有利な状況を作ることに徹し、
    ドリュウズなどでつるぎのまいを積んで全抜きを狙う。

【ダブル】アタッカー基本型 [編集]

特性:すなおこし
性格:いじっぱり/ようき/ゆうかん
努力値:HA252 or AS252
持ち物:バンギラスナイト/じゃくてんほけん/こだわりスカーフ/Zクリスタル/いのちのたま/こだわりハチマキ/回復の実/とつげきチョッキ
確定技:いわなだれ/かみくだく
優先技:まもる
攻撃技:ばかぢからorけたぐり/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/じしんorじだんだ/かみなりパンチ
補助技:りゅうのまい/ちょうはつ/ほえる

一致いわなだれを持つ高火力・高耐久の砂起こし要員としてダブル適性も高い。
単体性能の高いグッドスタッフとしては勿論、天候上書き性能による対天候パとしての採用や、ドリュウズなどのすなかき要員と組ませるのも良い。
ただし、砂パ運用はじしんが全体を巻き込むため、ジメンZの併用やまもる、地面耐性を持つ裏との連携が必要で、シングルほど単純ではない。

バンギラスナイトならステータス全般を強化できるので最も安定度が高い。
スカーフによる先手一致いわなだれも強力で、怯みの追加効果もあって単純ながら強い。

多弱点かつ強力なステータスを持つゆえ集中攻撃を受けやすいが、逆手に取ってまもるで相手の攻撃を一手に引き受けられる場合もある。
よってこだわり型、チョッキ型以外ではまもるもほぼ確定技。りゅうのまいを持たせて積みエースを兼ねるのも良い。

【ダブル】ダメおしエース型 [編集]

特性:すなおこし
性格:いじっぱり/ようき/ゆうかん
努力値:HA252 or AS252
持ち物:バンギラスナイト/じゃくてんほけん/Zクリスタル/いのちのたま/こだわりハチマキ/回復の実/とつげきチョッキ
確定技:ダメおし/いわなだれ
優先技:まもる
攻撃技:ばかぢからorけたぐり/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/じしんorじだんだ/かみなりパンチ
補助技:りゅうのまい/ちょうはつ/ほえる/ステルスロック

最大火力のダメおしの使い手であることを活かしたエース。
こごえるかぜなどのS操作+全体ダメージを与えるポケモンと組ませ、それに続いてダメおしで殴る。
もしくは事前にステルスロックを撒き、終盤に登場した相手をステロダメージ(受け出し時のダメージにもダメおしは適用される)とともに一掃する運用が基本。

バンギラスの種族値ともなると無効化されない一致威力120技の火力はかなりのもので、持ち物も合わせればかなりの崩し能力に。
A特化メガバンギラスの2倍ダメ押しでH252クレセリア確1。事前のダメージやりゅうのまいを合わせれば突破できる相手はさらに増える。
相性の良い味方は高い素早さとエレキネットを持つカプ・コケコや、ランドロスなどステルスロックを撒けるポケモン全般。


対バンギラス [編集]

注意すべき点
合計種族値600に加え、特性すなおこしにより特防1.5倍と禁止伝説級の能力値を持つ。
メガシンカすると更に高まり、すなあらしも再始動されるため天候上書きでの対策も困難。
特殊アタッカーやタスキ持ちなど、多くのポケモンが見せ合いの時点で選出を縛られる。
型や構築も多種多様。後続のドリュウズや格闘受けにも注意して立ち回る必要がある。
対策方法
4倍弱点の格闘技が最も効果的。特に格闘タイプのポケモンはバンギラスの一致技も両方半減できるので天敵中の天敵。物理技ならすなあらしの影響も受けない。他にも弱点は多いものの、不一致弱点や特殊技では有効打になりにくい。
メジャーな物理アタッカー型に対し、比較的有利なポケモンは以下の通り。
ローブシン:一致技半減。高い物理耐久を持ち、サブウェポンでも弱点をつかれない。マッハパンチで縛れる。
バシャーモ:岩等倍・悪半減。かそくがあるのでりゅうのまい型も上から叩けるがじしんに注意。
メガクチート:一致技半減・すなあらし無効。メガシンカ前ならいかくもある。
メガルカリオ:耐久は低いものの、一致技半減・すなあらし無効。先制技もある。交代読みのじしんには注意。
霊獣ランドロス:特性いかく・一致じしん持ち。ドリュウズ対策としても優秀。
ゲッコウガ:Zハイドロカノンやけたぐりで突破可能。後続の物理受けにも強い。
ジャラランガ:インファイトやきあいだまでH252振りは確1。A上昇後ならA195ドレインパンチでH252振りメガバンギラスも中乱数。バンギラスからの有効打もれいとうパンチかげきりん程度である。

外部リンク [編集]


[1] きんちょうかんの効果は「特性きんちょうかんのポケモンが場にいる間のみ有効」であるため
[2] 補正ありA種族値130の一致120技に近い値