エビワラー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

エビワラー [編集]

No.107 タイプ:かくとう
通常特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる) ※バルキーのとき「こんじょう」
     てつのこぶし(パンチ技の威力が1.2倍になる) ※バルキーのとき「ふくつのこころ」
隠れ特性:せいしんりょく(怯まない) ※バルキーのとき「やるき」
体重  :50.2kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
てつのこぶしHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
エビワラー50105793511076455するどいめ/てつのこぶし/せいしんりょく
ゴウカザル761047110471108534もうか/てつのこぶし
ローブシン10514095556545505こんじょう/ちからずく/てつのこぶし
ゴロンダ9512478697158495てつのこぶし/かたやぶり/きもったま

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)むし/いわ/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

パンチ系の技を豊富に覚え、特性「てつのこぶし」で威力を底上げできる。
てつのこぶし対象ではないもののとびひざげりなどの高威力技も習得でき、サブウェポンも豊富である。

しかし速攻型ならゴウカザル、ビルドレイン型ならローブシンという強豪がいて厳しい立場にある。
前者はれいとうパンチを覚えないため技で差別化ができるものの、後者は習得技の傾向が似通っており火力・物理耐久とも大きな隔たりがある。
特防は高いものの致命的に低いHPが足を引っ張り、実質的なローブシンとの特殊耐久指数の差も微々たるもの。
ゴウカザルが覚えないれいとうパンチの搭載と、ローブシンよりも高い素早さを活かした調整が差別化の鍵となりうる。



特性考察 [編集]

するどいめ
命中低下なし+相手の回避上昇無視。
ちいさくなるなどの回避戦術に強くなるが役立つ場面が限定的。
回避戦術を使うピクシースターミーベトベトンはいずれもタイプ相性で不利な相手であり、この特性を持ってしても役割を持つことは難しい。
一応、トレース対策にはなるが、それだけならてつのこぶしでいいため候補外。
てつのこぶし
適用技が多くもっとも扱いやすい。
ただし、特性適用対象の一致技はどれも火力や発動条件に難がある。
火力を求める場合はとびひざげりで良いため、基本はサブウェポンの威力底上げ用の特性と考えると良い。
せいしんりょく
隠れ特性。ひるまなくなる。
シングルだと役立つ場面が少ないため、あえてこの特性を選ぶ理由は薄い。
ダブルであれば採用率の高いねこだましで怯まなくなるため、構築次第では採用の余地はある。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力鉄拳命中効果解説


とびひざげり130(195)-90-高威力だが外したときのダメージが痛い。
インファイト120(180)-100防御・特防↓安定して高火力が出せるが、耐久が下がるのがややもったいない。
きあいパンチ150(225)270100-かなりの威力だが読みが必要。
スカイアッパー85(127)15390-クセはないが威力も微妙。
ドレインパンチ75(112)135100HP吸収威力は低めだが追加効果が優秀。
ローキック65(97)-100素早さ↓100%当てればそこそこの相手を抜ける。
グロウパンチ40(60)72100攻撃↑100%威力は低いが、攻撃しつつ火力アップを狙える。


ストーンエッジ100-80急所ランク+1格闘技との相性補完に優れる。
いわなだれ75-90怯み30%威力は低いが命中を重視するなら。
じしん100-100-高威力・広範囲だが格闘技と範囲が被る。毒やギルガルドを意識するなら。
れいとうパンチ7590100凍り10%飛行タイプや4倍ドラゴンに有効。他の格闘ポケモンとの差別化にも。
かみなりパンチ7590100麻痺10%ギャラドスヤドランブルンゲル等に。
ほのおのパンチ7590100火傷10%ハッサムナットレイヘラクロスには有効。
カウンター--100優先度-5きあいのタスキと合わせて。しかし、低HPなので使いにくいか。


マッハパンチ40(60)72100優先度+1てつのこぶし込みでそこそこの威力に。
バレットパンチ4048100優先度+1威力は落ちるがゴーストに無効化されず、フェアリーへの有効打にも。
フェイント30-100優先度+2威力は低いが先制技の撃ち合いに強い。
ねこだまし40-100優先度+3
怯み100%
きあいのタスキ・がんじょう・マルチスケイル潰しやダメージの上乗せに。
変化技タイプ命中備考
どくどく90耐久ゴースト・エスパーへの対抗策として。
ビルドアップ-攻撃と防御を強化。ドレインパンチと相性がいい。
こうそくいどう-半端な素早さを補う。
みがわり-きのみの発動やきあいパンチとのコンボで。

型考察 [編集]

物理基本型 [編集]

特性:てつのこぶし
性格:いじっぱりorようき
努力値:攻撃252 残りHPor素早さ252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ
確定技:インファイトorとびひざげり
選択技:バレットパンチ/マッハパンチ/ねこだまし/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/ストーンエッジ/がんせきふうじ/じしん/カウンター/フェイント

ドレイン型 [編集]

特性:てつのこぶし
性格:いじっぱり
努力値:攻撃252 HPor素早さ252
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:ドレインパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/バレットパンチorマッハパンチ
選択技:ほのおのパンチ/ストーンエッジ/がんせきふうじ

とつげきチョッキ+ドレインパンチを主軸に殴り勝つ。
ほとんどローブシンの劣化なので、ゴーストにも効く先制技であるバレットパンチの優先度は高い。

汎用性能を求めるなら確定技の4つで決まりだが、役割によっては選択技が採用されることもある。

高速移動型 [編集]

特性:てつのこぶし
性格:いじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ調整 残りHP
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:こうそくいどう
候補技1:インファイトorとびひざげりorドレインパンチ
候補技2:かみなりパンチ/れいとうパンチ/ストーンエッジorいわなだれ
候補技3:ほのおのパンチ/じしん

カイリューメタグロスに種族値と技範囲で劣りがちだが一致格闘技が強み。
格闘タイプの技を最低1つは入れないと上記2種の劣化になりがち。
残りの技スペースは相性補完兼4倍弱点狙いの候補技群2から選択するといい。

ほのおのパンチの優先順位は低め。
狙いめの鋼草、氷草に対してはインファイトと威力差が無く鋼虫ピンポイント気味。
相性補完の面でもストーンエッジがあれば事足りる。

調整例
  • 攻撃252素早さ252振り
    スカーフガブリアス抜き抜き。
    れいとうパンチで耐久無振りガブリアス確1。
    H205B115ガブリアス乱1(93.8%)。
    A182ガブリアスのげきりん確1。
  • HP188振り残り素早さ
    A182ガブリアスのげきりん確2。
    その残りを素早さに回すと、実数値104となり無補正スカーフ85族抜きまでができる。
    同耐久にはH92B60もしくはH44B100でも可。
  • 素早さ無振り
    スカーフ65族(120族+3)と同速。
型サンプル
性格 :いじっぱり
持ち物:ラムのみorいのちのたま
技構成:ドレインパンチ/れいとうパンチ/ストーンエッジ/こうそくいどう

火傷と麻痺で機能停止し、一度退くと再び積むことが難しいため、ラムのみはほぼ必須か。
対ゴーストで積める機会は多い。
素早さ種族値でこちらが劣る相手に死に出しすればスカーフを警戒され、手負い相手に出せば先制技を警戒される。

シャンデラを呼ぶのでストーンエッジが欲しいが、耐久無振りならかみなりパンチ(いのちのたま)で確2、HP振りでも高乱数2。
相手からのだいもんじはいのちのたまのダメージ込みで耐える。
HB振りブルンゲルはかみなりパンチ(いのちのたま)で確2だが、のろわれボディが発動せず、かつおにびが外れないと倒せない。
耐久ゴーストは相手にしないほうが無難。

【ダブル】せいしんりょく基本型 [編集]

特性:せいしんりょく
性格:いじっぱり/ようき
努力値:HA/ASベースで調整
持ち物:たつじんのおび/とつげきチョッキ/半減実 など
確定技:インファイト/ねこだまし
選択肢:ほのおのパンチ/かみなりパンチ/れいとうパンチ/いわなだれorストーンエッジ/フェイント/ファストガード など

せいしんりょくをいかし、怯むことなく相手を攻め立てる。
アタッカーとして攻めるだけでなく、ねこだましやファストガードなどの搦め手も覚えるが、やはりおにびには弱い。

同じような役割を持つコジョンドには火力、素早さともに劣っているがこちらは三色パンチとインファイトを覚えるため、差別化には特に困らないだろう。


対エビワラー [編集]

注意すべき点
サブウェポンが豊富で攻撃範囲はかなり広い。
三色パンチ、ドレインパンチ、マッハパンチ等は特性の影響で種族値以上に火力が出る。
対策方法
耐久も速さも平凡なのでエスパーゴーストで上から殴るのが手っ取り早い。
おにびや一般的な格闘受けも有効。ブルンゲルヤドランサマヨールなど。

外部リンク [編集]