ラティオス [編集]
No.381 タイプ:ドラゴン/エスパー 特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない) 専用道具:こころのしずく(ドラゴンタイプとエスパータイプの技が1.2倍になる) 体重:60.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80) ・メガラティオス タイプ:ドラゴン/エスパー 特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない) 体重:70.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | 80 | 90 | 80 | 130 | 110 | 110 | 600 | ふゆう | |
メガラティオス | 80 | 130 | 100 | 160 | 120 | 110 | 700 | ふゆう | |
ラティアス | 80 | 80 | 90 | 110 | 130 | 110 | 600 | ふゆう | |
メガラティアス | 80 | 100 | 120 | 140 | 150 | 110 | 700 | ふゆう |
高速特殊竜 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | 80 | 90 | 80 | 130 | 110 | 110 | 600 | ふゆう | |
アーゴヨン | 73 | 73 | 73 | 127 | 73 | 121 | 540 | ビーストブースト | |
オンバーン | 85 | 70 | 80 | 97 | 80 | 123 | 535 | おみとおし/すりぬけ/テレパシー |
「ドラゴン×エスパー」複合タイプの準伝説ポケモン。対のラティアスより攻撃的なステータスを持つ。
第5世代までは高速かつ最高火力のりゅうせいぐん使いとしてレートで高い採用率を誇ったが、第6世代での大きな環境の変化以降トップメタから退いた。
第7世代では環境の逆風により使いづらさは否めないものの、高水準のステータスから高威力・広範囲の攻撃はやはり強力。
しかし、素早さ種族値110という値が現在では足を引っ張る形となっており、高速アタッカーとしても高速サポーターとしても上から縛られやすくなっていることが気がかり。
フェアリーやはがねのバリエーションも増え、肝心の攻撃面も思うように使えない場面も少なくない。
統計からも全盛期に比べて大きく採用率を下げていることが見て取れる。
エスパータイプであるが、特性がふゆうのため、サイコフィールドによるエスパー技1.5倍の恩恵を受けられないので注意。同時に先制技無効化の恩恵も得られない。
折りたたみ |
ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
形態考察 [編集]
通常ラティオス [編集]
高いCSから高威力の一致技で負担をかける典型的な特殊アタッカーであり、第五世代以前はトップメタとして活躍した実績を持つ。
ドラゴン無効のフェアリー、一致技半減のはがねへの有効打に乏しいものの、それでもなお有利対面での制圧力には見るべき点がある。
両壁やおきみやげをはじめとした変化技を備えることからサポート適性もあり、アタッカーのイメージの強さから裏をかくこともできる。
- ふゆう
- じめんの一貫切れるのは大きいが、各種フィールドの恩恵を得られないなどデメリットも。
メガシンカしても特性は同じであり、隠れ特性も存在しない。
メガラティオス [編集]
- 攻撃が40上がるが、活かせる技がじしんとはがねのつばさぐらいしかなく、メリットが薄い。
- その上イカサマ、混乱の自傷ダメージが増すデメリットもある。
- 特攻が30上がるが、こだわりメガネ、いのちのたま、Zクリスタル、こころのしずく等で充分。
- 両刀型にしようにもサイコショックである程度代用できる。
- 素早さ・特性・タイプが変わらないので役割に変化がなく、差別化点が少ない。
- 第6世代ではメガストーンの仕様を生かしてはたきおとす対策に使えたが、今作ではZクリスタルでも同じことができる。
以上の理由により、メガシンカ枠を消費してまで使う利点に乏しいため、メガシンカ型はノートに格納。
技考察 [編集]
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
りゅうせいぐん | 竜 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。連発は効かない。撃ち逃げやおきみやげとあわせて。 | |
りゅうのはどう | 竜 | 85(127) | 100 | - | タイプ一致技。デメリット無し。 | |
サイコキネシス | 超 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
サイコショック | 超 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。特殊受け対策。 | |
なみのり | 水 | 90 | 100 | - | 鋼に等倍。ヒードランやドリュウズに。 | |
10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | 鋼に等倍。水/飛行や鋼/飛行に。 | |
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | 雨やZクリスタルとあわせて。 | |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 鋼に半減。2倍では等倍りゅうせいぐん以下。 | |
くさむすび | 草 | 20~120 | 100 | - | 威力不安定。100.1kg以上ならエナジーボール超え。 | |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 対エスパー。ゴーストにも抜群。鋼にも等倍。 | |
めざめるパワー | -- | 60 | 100 | - | 相性補完に。対鋼の炎など。すごいとっくんとあわせて。 | |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対鋼だが環境に不一致じしん一撃で倒せるようなメジャーな仮想敵が存在しない。 H252ヒードランすら持ち物補正か龍の舞がないと確1にはできないため、 特殊水・電気・ゴースト技の方が有用。 | |
はがねのつばさ | 鋼 | 70 | 90 | 防御↑10% | 対フェアリーだが威力不足。水/フェアリーや鋼/フェアリーには等倍。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
みがわり | 無 | -- | 補助技対策や、ふいうち読みで。 | |||
めいそう | 超 | -- | 特攻・特防を補強。特殊方面を補える。 | |||
トリック | 超 | 100 | メガネやスカーフとあわせて。メガストーン・Zクリスタルには無効。 | |||
おきみやげ | 悪 | 100 | 自身の起点化回避や、後続の起点作りに。 | |||
リフレクター | 超 | -- | 物理アタッカー対策や起点作りに。Sが高く先制しやすい。 | |||
ひかりのかべ | 超 | -- | 特殊アタッカー対策や起点作りに。Sが高く先制しやすい。 | |||
サイコシフト | 超 | -- | Zワザ化で特攻2段階上昇。状態異常対策にもなる。 |
Zワザ考察 [編集]
Zワザ | 元にする技 | 威力 | 解説 | |
---|---|---|---|---|
アルティメットドラゴンバーン | りゅうせいぐん | 195(292) | こだわりメガネと同威力だが、デメリット無し・必中。 | |
マキシマムサイブレイカー | サイコキネシス | 175(262) | 無補正C振りで無振りウツロイド@とつげきチョッキを低乱1。 | |
サイコショック | 160(240) | 特殊攻撃と物理攻撃のスイッチ。 | ||
スーパーアクアトルネード | なみのり | 175 | 無補正C振りでH振りウルガモスを確1。H振りヒードランを高乱1。 H振りバンギラスをZなみのり+通常なみのりで高乱数。 | |
スパーキングギガボルト | かみなり | 185 | 必中。無補正C振りで無振りメガギャラドス、H振りテッカグヤを確1。 H振りカプ・レヒレを高乱1。H振りスイクンを中乱1。 | |
むげんあんやへのいざない | シャドーボール | 160 | 無補正C振りで無振りメガメタグロス、カプ・テテフを確1。 H振りギルガルド(シールド)には確定耐えされるのでじゃくてんほけんに注意。 |
型考察 [編集]
基本アタッカー型 [編集]
特性:ふゆう
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:C252S252をベースに調整
持ち物:各種Zクリスタル/いのちのたま/たつじんのおび/こころのしずく/きあいのタスキ
確定技:りゅうせいぐん/サイコキネシスorサイコショック
攻撃技:りゅうのはどう/なみのり/かみなりor10まんボルト/シャドーボール/くさむすびorエナジーボール/めざめるパワー(炎)
補助技:おきみやげ/ねごと/サイコシフト(エスパーZ)
高い特攻および素早さと、多数のサブウェポンで相手を粉砕する、ラティオスの基本形。
新たに追加されたZクリスタルだが、中でもドラゴンZとの相性は特筆に値する。
Zりゅうせいぐんは火力こそこだわりメガネと同等だが、能力低下・技固定のデメリットが無く必中で撃てる。
しかし何より重要なのは、最高火力とおきみやげを両立できる点。
りゅうせいぐんの弱点たる火力ダウンの隙をカバーでき、相手PTに打撃を与えた後は、即座に味方の起点作りに貢献していける。
起点作りを狙って出てくるメガシンカポケモンやウルガモス等への逆カウンターとしても、非常に有用なコンボであるといえよう。
また、はたきおとすの威力アップ対象外なのもプラス。
Zクリスタルを持つ場合はメジャーどころへの確定数がズレるため性格はひかえめもあり。
こだわりメガネ型 [編集]
特性:ふゆう
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252orHC252をベースに調整
持ち物:こだわりメガネ
確定技:りゅうせいぐん/サイコキネシスorサイコショック
選択技:りゅうのはどう/なみのり/かみなりor10まんボルト/シャドーボール/くさむすびorエナジーボール/めざめるパワー(炎)/トリック
火力を追求しこだわりメガネ+りゅうせいぐんで相手を粉砕する型。
無振りウルガモス程度なら先制確1にできる。
ドラゴン+水でほとんどの相手に等倍をとれるので、なみのりの優先度は高い。
第七世代では強力な鋼タイプ、テッカグヤへ有効な10まんボルトの需要も増加すると考えられる。
無補正C振り@こだわりメガネの10まんボルトでH振りテッカグヤ@とつげきチョッキを確2なので後出しを許さない。
こだわりスカーフ型 [編集]
特性:ふゆう
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252をベースに調整
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:りゅうせいぐん/サイコキネシスorサイコショック
選択技:りゅうのはどう/なみのり/かみなりor10まんボルト/シャドーボール/くさむすびorエナジーボール/めざめるパワー(炎)/トリック
こだわりスカーフを持つことで更なる速攻を仕掛ける。
同時に相手のスカーフや素早さが上昇するメガシンカ、特性や積み技で全抜きを狙うポケモンを迎撃するのが主な目的。
S110以上のポケモンは弱点を突いて落とせる相手が多いことや、耐久調整の余力から通常のアタッカー型以上のタイマン性能を誇る。
おくびょうなら火力が下がるものの、最速ガブリアス@こだわりスカーフやメガゲンガー、メガバシャーモやメガボーマンダ、からをやぶるパルシェンにも対応できる。
サポート型 [編集]
特性:ふゆう
性格:おくびょう
努力値:HSベース/CSベース
持ち物:ひかりのねんど/アクZ/きあいのタスキ/オボンのみ/ウイのみ/メンタルハーブ
確定技:おきみやげ
優先技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/リフレクター/ひかりのかべ/おいかぜ/ほえる
選択技:サイコキネシスorサイコショック/なみのり/かみなりor10まんボルト/シャドーボール/くさむすび/めざめるパワー(炎)
高い素早さによるサポートを狙う型。
両壁やおきみやげで起点を作り、強力な積みポケモンを降臨させるのが基本。
CやSが高いため、ちょうはつをされることが少なくサポートも決めやすい上、無振りでも攻撃性能が高い。また、壁を先制して張れるのでダメージを抑えやすい。
両壁&おきみやげはより耐久の高いユクシーでも可能なため、差別化のためにもSは最速推奨。準速だと最速ユクシーとほぼ変わらない。
壁張りにより確定数が変わりやすいのでウイのみ採用はあり。
おきみやげをZワザ化すると後続のHP全回復の効果が付き、ラティアスのいやしのねがい以上の性能となる。
壁張り以上に重点を置くならば、CSベースで汎用アタッカーに近い形での運用も充分考えられる。
対ラティオス [編集]
- 注意すべき点
- S110からの一致こだわりメガネりゅうせいぐん、アルティメットドラゴンバーン(Zりゅうせいぐん)の超火力。
サイコショックもあるため特殊受けやとつげきチョッキ持ちアタッカーに強い。
アタッカーであっても補助技のレパートリーが豊富なため戦術の切り替えが利く。
こだわりアイテムならトリック、Zクリスタルならおきみやげと、後続へ繋げる動きも得意。
加えて壁張り等のサポートもこなせるため、アタッカーのイメージだけで行動するとPTが半壊する恐れも。
- 対策方法
- 鋼、フェアリーに対する有効打に乏しく、サブウェポンで弱点さえ突かれなければ有利な戦いに持ち込める。