ズルズキン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ズルズキン [編集]

No.560 タイプ:あく/かくとう
通常特性:だっぴ(ターン終了時に1/3の確率で状態異常が治る)
     じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
隠れ特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
体重  :30.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
悪/格闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ズルズキン65901154511558488だっぴ/じしんかじょう/いかく
ゴロンダ9512478697158495てつのこぶし/かたやぶり/きもったま
威嚇+猫騙しHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ズルズキン65901154511558488だっぴ/じしんかじょう/いかく
カポエラー5095953511070455いかく/テクニシャン/ふくつのこころ
ガオガエン9511590809060530もうか/いかく

ばつぐん(4倍)フェアリー
ばつぐん(2倍)かくとう/ひこう
いまひとつ(1/2)いわ/ゴースト
いまひとつ(1/4)あく
こうかなしエスパー

エスパーゴーストタイプに強いかくとうタイプ。同複合タイプは他にゴロンダのみ。
攻撃種族値は控えめだが高威力なとびひざげりを覚えられ、悪複合によりゴーストを呼びづらい。
りゅうのまいやビルドアップ、特性「じしんかじょう」など火力を補う手段も揃っている。
耐久は素でも高めな上、「いかく」やドレインパンチで補強・回復でき、「だっぴ」なら状態異常にも強い。
特性や技の組み合わせ、調整次第で様々な運用が可能なポケモンである。

ただし、如何に攻撃種族値の低さを補う手段が揃っているとはいえ、それでも高火力とはいい難い点には留意。
特に火力インフレの進む現環境では顕著であり、一致技両方に耐性を持つフェアリーが蔓延ることもあって以前よりもダメージレースを制しづらくなっている。
そのうえ、そのフェアリーには4倍弱点を突かれるためまさに天敵。上手く交代を読んでも攻撃種族値の低さゆえ、不一致どくづき程度では落とせないこともザラ。
りゅうのまいで補える素早さも最速で112族までしか抜けないため、素早さインフレの進む今の環境では心もとない。
総じて環境は逆風であるため、器用貧乏で終わらないようパーティ単位でのサポートをしてやりたいところである。

いかく」とねこだましを両立でき、その他サポート技も豊富なため、ダブル適性が高い。
カポエラーとは耐久、対エスパーゴースト性能、「いたずらごころ」耐性などで差別化可能。
しかし第七世代はミミッキュ・カプ系を中心に第六世代以上にフェアリー環境となっており、非常に肩身が狭い。
特にねこだましを無効化するカプ・テテフはダブルでも人気であり、対策は必須と言える。
第六世代では相性補完に優れるメガサーナイトとの並びが注目されていたが、こちらも現在ではより補完に優れ火力もあるガオガエンに席を奪われがち。
Zクリスタルの登場でメインのはたきおとすが通りにくくなったこともあり、シングル・ダブルとも厳しい立ち回りを強いられる。


ネタ考察やマイナー考察こちらにあります。



特性考察 [編集]

だっぴ
火傷や麻痺、毒で機能停止せず、ねむるからの素早い回復も見込める。
耐久型に強く、積んで居座る際の安定感が増す。
同特性の格闘タイプは存在しないが、同様に状態異常に強いこんじょう持ちは多い。
特にビルドレイン型ではローブシンの存在が気がかり。
じしんかじょう
こだわりスカーフやりゅうのまいと合わせて全抜きを狙える。Zワザで一体倒してからの無双も可能。
同特性ヘラクロスとはタイプや技が違うものの、火力・素早さでは劣る。
いかく
隠れ特性。物理への繰り出し性能・流し性能を高める。ハチマキでの撃ち逃げと相性が良い。
ドレインパンチで回復しつつ、有利な相手には何度も繰り出していける。
ダブルでは特に有用だが、特性まけんきクリアボディあまのじゃくには注意。
ライバルはカポエラーガオガエン。素早さや耐性、火力では劣るが素の耐久力はこちらが上。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
とびひざげり130(195)90外すと反動タイプ一致技。ゴーストは呼びにくいので撃ちやすい。
きあいパンチ150(225)100優先度-3タイプ一致技。補助技・交代読みや、みがわり・Zクリスタルとあわせて。
ドレインパンチ75(112)100HP吸収タイプ一致技。回復効果付き。ビルドアップと相性が良い。
かみくだく80(120)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。
じごくづき80100音技封じ教え技。音技を使うサーナイトなどはタイプ相性が悪いため、基本ははたきおとすやかみくだくで良い。
はたきおとす65(97)/
97(145)
100道具排除タイプ一致技。追加効果が優秀だが、メガストーン・Zクリスタルには無効。
しっぺがえし50(75)/
100(150)
100-タイプ一致技。後攻なら威力倍増。
鈍足との相性は良いが、流し際には威力が上がらない。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対虫・飛行。格闘定番のサブウェポン。
もろはのずつき15080反動1/2高威力だが反動が痛い。Zクリスタルとあわせて。
しねんのずつき8090怯み20%対毒・格闘。一致技とあわせて全ポケモンに等倍以上。
どくづき80100毒30%対フェアリー。ミミッキュには等倍。
れいとうパンチ75100凍り10%対飛行。4倍ドラゴンにも。
ほのおのパンチ75100火傷10%対虫。ハッサムにも。
かみなりパンチ75100麻痺10%対飛行。ギャラドスに。
アイアンテール10075防御↓30%対フェアリー。水/フェアリーや電気/フェアリーには等倍。
アイアンヘッド80100怯み20%対フェアリー。りゅうのまいとあわせれば怯みを狙える。
ドラゴンテール6090優先度-6
相手交代
とつげきチョッキでも使える積み技対策。フェアリーには無効。
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
カウンター-100優先度-5物理技を倍返し。鈍足との相性は良いが、高耐久・いかくとの相性は悪い。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。ゴーストは呼びにくいので撃ちやすい。
変化技タイプ命中解説
どくどく90耐久型対策。鋼は呼びにくいが、毒には注意。
ちょうはつ100補助技対策。遅いので使いにくい。
りゅうのまい-攻撃・素早さ補強。じしんかじょうと相性が良い。だっぴなら状態異常に強い。
ビルドアップ-攻撃・防御を補強。ドレインパンチと相性が良い。だっぴなら状態異常に強い。
ドわすれ-特防を強化。特殊アタッカーへの交代読みで。
ねむる-回復技。だっぴなら素眠りを狙える。
まもる-たべのこしやだっぴのターン稼ぎに。ダブルではみきり推奨。
ほえる-起点回避に。元々遅いため後攻のデメリットはあまり気にならない。

型考察 [編集]

とつげきチョッキ型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱり
努力値:H244 A252をベースにS調整
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:ドレインパンチ
優先技:はたきおとすorかみくだく(両立可)
攻撃技:とびひざげり/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/ドラゴンテール/どくづき/ストーンエッジorいわなだれ/ねこだまし/いかりのまえば

とつげきチョッキを持つことで特防特化並みの耐久を維持し、控えめな火力をA振りで補う型。
いかくによる対物理性能、ドレインパンチによる延命力により、タイマン性能が高い。
広い攻撃範囲といかくによる流し性能により、サイクル戦にも適している。

反面、積み技が使えないことや火力増強アイテムが持てないことにより、抜き性能に乏しくダメージレースも制しづらい。
例として特化ドレインパンチの火力指数は17550。同条件ローブシンの同技が23737(てつのこぶしなら28484)とかなりの開きがある。
場合によっては火力重視のとびひざげりとの同時採用も十分考えられる。

火力が控えめな上に、この型においては補助技(特にほえる)が使えないため、起点回避が難しいことが最大の難点。
ドラゴンテールがあれば多少誤魔化せる場合もあるが、呼ぶフェアリーには無効なため、むしろ悪手になる場合すらある。
攻撃範囲の広さを生かして的確に弱点を突いていかないと、マリルリなどに容易に起点化されるため注意。

りゅうのまいアタッカー型 [編集]

性格:ようき
特性:いかくorじしんかじょうorだっぴ
努力値:S252 HorA252
持ち物:ラムのみ/たつじんのおび/いのちのたま/きあいのタスキ/Zクリスタル
確定技:りゅうのまい/とびひざげりorドレインパンチ
選択技:はたきおとすorかみくだく/ストーンエッジ/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/しねんのずつき/どくづき/アイアンヘッド/ちょうはつ

1回舞えば112族まで抜ける。りゅうのまい、じしんかじょうをいかに発動させるかが鍵。
Aランク+2のとびひざげりでH振りウォッシュロトムやB特化ナットレイを確1にできる。

スタイルは1回舞ってからとびひざげりか、耐久振りで2回舞ってからドレインパンチのどちらか。
2回舞う場合でも最速推奨。素早さがギリギリな上、2回舞わないと動けすらしないというのは運用上問題がある場面が多い。

相手の持ち物(特にスカーフやいのちのたまなど)を見誤り下手にりゅうのまいを積んでしまうと何もできずに落ちてしまう。
フェアリーがいるときは注意。Aランク+1どくづきorアイアンヘッドでは無振りカプ・テテフすら確1にできない。

  • HPと攻撃の努力値調整について
    HPに振った方が安定性が増し、積むチャンスは増える。
    しかし火力不足が深刻で、とびひざげりでも一撃で倒せない相手が多いため、道具による攻撃補正が役に立つ。

特性の候補 [編集]

いかく
シングル・ダブル問わず有用な強特性。
じしんかじょう
りゅうのまいとの相性がよく爆発的に火力が増強できる。
だっぴ
りゅうのまい警戒でおにびやでんじはなどの状態異常技をうたれることが多く、
上手くだっぴが発動すれば無双もできる。
発動確率は1/3だが、まもるで発動機会を稼ぐこともできる。

持ち物の候補 [編集]

Zクリスタル
高火力で一体倒し、じしんかじょうを発動させる。
無補正A振り・Aランク+1のZとびひざげりでB特化ポリゴン2@奇石を確1。
たつじんのおび
一度攻撃を耐えてからりゅうのまいというケースが多いため、HPを削るいのちのたまとは相性が悪い。
豊富なサブウェポンを活かし、的確に弱点を突くことで火力を補いたい。
無補正無振り・Aランク+1のれいとうパンチで無振りガブリアスを確1。同条件ストーンエッジで無振り霊獣ボルトロスを確1。
きあいのタスキ
舞えれば相性が逆転するポケモンも多い。行動が約束されるのはかなりの利点。
最悪ファイアローと対面してもストーンエッジで倒すこともできる。

技の候補 [編集]

ドレインパンチ
耐久があり攻撃範囲も広いので、リスクのあるとびひざげりよりも優先されることも。
確定数をずらすことでさらにりゅうのまいを積むチャンスもできる。
HじゃなくてBDに振ることで相対的な回復量は増えるが無駄は多い。耐久に振る場合H全振りが安定か。
努力値の割り振りはビルドアップ型での考察も参考に。
等倍にゴリ押しするとびひざげりと、弱点に命中安定で撃つドレインパンチでは用途が違うため、両立するのもアリ。
ただし、とびひざげり/ドレインパンチ/悪技/りゅうのまいだとフェアリーへの有効打がないので注意。
もろはのずつき
高威力だが、反動が痛い。H振りやドレインパンチとあわせて。
ストーンエッジ
反動はないが威力は劣る。もろはのずつきとは仮想敵に合わせて適宜使い分けで。

ビルドアップ型 [編集]

特性:いかくorだっぴorじしんかじょう
性格:わんぱくorしんちょうorいじっぱり
努力値:H252 A252orD252or調整
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ラムのみ/カゴのみ/ヨプのみ
確定技:ビルドアップ/ドレインパンチ
攻撃技:かみくだくorはたきおとすorじごくづき/ストーンエッジ/ドラゴンテール/れいとうパンチ/ほのおのパンチ
補助技:ねむる/ドわすれ/ちょうはつ/みがわり

ビルドアップを積んでドレインパンチで回復しながら戦うor眠ってから攻撃。
だっぴで状態異常に強いというのは積みアタッカーとしては心強い。
H4振りサザンドラはA特化ドレインパンチで確2、無補正A振り・Aランク+1のドレインパンチで高乱1。
サザンドラを意識するなら必ずしもいじっぱり必須ではない。

みがわりは積みの起点作りに。
とびひざげり読みでゴーストタイプを出されることがあるが、
みがわり後ならゴーストは悪技を警戒し、ビルドアップを積むチャンスを作ることができる。
そのほか様子見にも。たべのこしとの相性もよい。

ビルドアップ型をやるうえではローブシンの存在が気になる。
物理の火力耐久、先制技の存在、対格闘でローブシンに劣るため、
ズルズキンを使うなら、エスパー・ゴーストに強い点や特殊耐久の高さでローブシンと差別化したい。

特性の候補 [編集]

いかく
序盤の物理耐久を補強できる。
だっぴ
居座り型なので状態異常に強くなるのはうれしい。発動率は1/3なので過信は禁物。
じしんかじょう
ビルドアップ+じしんかじょうでかなりの火力が出る。
ただし状態異常に弱くなるので、ラムのみや、ねむる+カゴのみでケアする必要がある。
ねむるを入れる場合、火力を重視するならとびひざげりを。

持ち物候補 [編集]

カゴのみ
特性だっぴなら素眠りのケアもできるが、安定を求めるなら。
2回目のねむるでも素眠りよりは早く動ける可能性が高い。
ちなみにだっぴで眠ったターンに起きない確率は2/3、次が4/9、次で8/27でこの次のターンに確実に起きる。
オボンのみ
まもるorみがわり採用しないなら。積んだ後の安定感が段違いに。
ラムのみ
汎用状態異常対策。

努力値調整について [編集]

耐久
しんちょうH252D4振りでC特化サザンドラのりゅうせいぐんをCダウン込みで2耐え。わんぱくならH252D150振り。
性格と振り方は何を想定するかで調整してもいいのかもしれない。

わんぱくでD252振るよりしんちょうで特防調整して残り防御のほうが硬くなる。
BDがVとして、わんぱくB4D252振りで実数B149D167。
しんちょうだとB124D132振りで実数B151D167。

ビルドアップの性質上、こうげきとぼうぎょの実数値が2の倍数になれば無駄がない。とはいえ微々たるもの。
仮想敵をつくるなら252振りよりは調整したほうが、すばやさや火力にも余裕をもてる。

防御特化でもきあいだまが飛んでこない限り特殊はHP振りだけでも耐えられる。
C特化ランクルス@珠のきあいだまで高乱1。このあたりが気になるなら特防寄りにするかドわすれを。

耐久型でもいわれているとおり、たべのこしとまもるの相性がよい。
あとたべのこしを持たせる場合、実数値161(HVに164振り)で16n+1となり無駄が少ない。
ここまでHを減らすと素の耐久が少し下がるので考えものではあるが。
オボンの場合ならH全振りでちょうど4nになる。
すばやさ
素早さ個体値がVの時28振りで4振り60族抜きができる。
ラプラスのぜったいれいどなどもみがわりで防げるようになる。
こちらが積んでると、向こうとしては一撃必殺で対処してこようとするから、みがわりと4振り60族抜きは相性よい。
+  折りたたみ

こだわりハチマキ型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱり(推奨)orわんぱくorしんちょう
努力値:HA252をベースに耐久調整、残りS
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:はたきおとす/ドレインパンチ
優先技:とびひざげり
攻撃技:かみくだく/かみなりパンチ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/どくづき/アイアンヘッド

独特なタイプ構成と優秀な特性いかくにより、流し性能はわりと高く有利不利も分かりやすい。
控えめなA種族値をハチマキで補い、交代先に高負担を狙っていく。

受け出し相手にかなりの圧力をかけることのできるはたきおとすは確定。
一致で威力も高く、サイクル戦に向いた有効な追加効果を持つ。
ドレインパンチも確定。ハチマキ火力のため回復しながら相手に負担をかけられる。
撃ち合いになっても体力負けしにくい。

とびひざげり
最大の採用理由はメガガルーラ確1を狙うため。また、序盤のサイクル崩しを狙う高火力技。
悪複合によりゴーストを呼びにくいのも評価点。
かみくだく
中盤以降のサイクルにおいて、安定火力の悪技が欲しい場合採用。

こだわりスカーフ型 [編集]

特性:いかく
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:とびひざげり/はたきおとすorじごくづき
選択技:ストーンエッジorもろはのずつき/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/どくづき/アイアンヘッド

フェアリー技で落とされる前に、先手で攻めることを重視した型。
最速にすればメガガルーラガブリアスラティオスゲンガーなど先手で弱点をつける相手が多い。
ただ若干火力が足りないので、ある程度相手を削っておくか、味方の先制技での後処理が必要。
そこそこある耐久といかくによって繰り出し・流し性能は高い。

技ごとの仮想敵への確定数
とびひざげり :H4振りメガガルーラを乱1(96%~113%)。
じごくづき  :H4振りゲンガーを確1。H4振りラティオスを確2(82%~97%)。
ストーンエッジ:H4振り化身ボルトロスを確2(77%~91%)。
れいとうパンチ:H4振りガブリアスを確2(76%~91%)。
かみなりパンチ:H振りギャラドスを確2(81%~97%)。いかく込みでも確2(55%~65%)。

【ダブル】いかく基本型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱりorわんぱくorしんちょう
努力値:H252 AS調整 余り耐久
持ち物:だっしゅつボタン/オボンのみ/ラムのみ/たべのこし/ロゼルのみ/とつげきチョッキ/Zクリスタル
確定技:ねこだまし/はたきおとすorかみくだく/ドレインパンチorとびひざげりorけたぐりorかわらわり
攻撃技:バークアウト/イカサマ/いわなだれ/がんせきふうじ/れいとうパンチ/いかりのまえば/どくづき/アシッドボム
補助技:ファストガード/ちょうはつ/よこどり/ほえる/みきり

いかくとねこだましを両立し、カポエラーとは違い一致悪技によりエスパーゴーストに有効打がある。
いかくとねこだましを両立するのはズルズキンとカポエラーガオガエンのみ。
カポエラーにはない対ゴースト性能が求められる場合に採用される。よって悪技は確定。
またガオガエンの登場により格闘技も必須になってしまった。ガオガエンはばかぢからを覚えるため、ドレインパンチだと差別化としては少々火力不足。

A特化した状態で、かみくだくをZ化することで
無振りメガメタグロス、Hギルガルド、Hメガゲンガー、HBゴチルゼルが確1になる。
いかくの存在は若干憂慮すべき点ではあるものの
サポートではなくアタッカーを兼ねるのであればこれらも候補になる。

ガオガエンの台頭により、かなり厳しい立場に置かれている。
下記にある通りズルズキンが勝っている要素が非常に少なく、わざわざズルズキンを採用する必要が薄くなってしまった。
上記にあるかみくだくZもガオガエンの持つ専用Z技に大きく劣る。

ガオガエンとの比較
○一致格闘技による対あく性能。
○ファストガード、いかりのまえばなどのサポート性能。
●4倍弱点を持つ。
●火力で大きく負ける。
●とんぼがえりを覚えない。
  • ズルズキンのみ習得できる有用な技
    いかりのまえば/がんせきふうじ/いわなだれ/ファストガード/みきり/イカサマ
  • ガオガエンのみ習得できる有用な技
    とんぼがえり/DDラリアット/ばかぢから/フレアドライブ/おにび/じしん/がむしゃら
カポエラーとの比較
○ 一致悪技による対ゴースト性能。
○ 種族値上の耐久力で完全に勝る。
○ ドレインパンチによる延命力。
○ ちょうはつ・よこどり・バークアウトを覚える。
● 4倍弱点を持つ。
● ワイドガード・フェイントを覚えない。
● やや鈍足。
  • ズルズキンのみ習得できる有用な技
    ドレインパンチ/ちょうはつ/よこどり/ほえる/いかりのまえば/がんせきふうじ/はたきおとす/バークアウト/イカサマ
  • カポエラーのみ習得できる有用な技
    インファイト/ワイドガード/フェイント/てだすけ/がむしゃら
  • 両者ともに習得できる有用な技
    けたぐり/かわらわり/ファストガード/いわなだれ/みきり

対ズルズキン [編集]

注意すべき点
多くの格闘が苦手とするエスパーやゴースト、状態異常に強い。
耐久が高め。防御はいかく、特防はとつげきチョッキで更に補強。
りゅうのまいやビルドアップもあり、型を読み違えると複数回積まれる恐れも。
対策方法
フェアリータイプなら一致技を半減し、4倍弱点を突ける。
チョッキ型は落としにくいが、グロウパンチでしか火力を補強できないのでこちらが落とされる心配はほぼ無い。
竜舞型は先制技やスカーフ、ビルドアップ型は特殊技に弱い。鈍足なのでちょうはつも有効。
ねこだましでタスキやがんじょうを潰されることもあるため、それらを所持したポケモンを対面させるのは避けよう。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

5th6thSM威力命中タイプ分類PP備考
ズルッグズルズキンズルッグズルズキンズルッグズルズキン
111111にらみつける-100ノーマル変化30
1212121211ずつき70100ノーマル物理15
-1-1-1すなかけ-100ノーマル変化15
-1-1-1だましうち60-あく物理20
555555すなかけ-100ノーマル変化15
999999だましうち60-あく物理20
161616161212いばる-85ノーマル変化15
11111616けたぐり-100かくとう物理20
232323232020しっぺがえし50100あく物理10
202020202323かわらわり75100かくとう物理15
272727272727なしくずし70100ノーマル物理20
313131313131とびひざげり13090かくとう物理10
343434343434こわいかお-100ノーマル変化10
383838383838かみくだく80100あく物理15
424542454245からげんき70100ノーマル物理20
455145514551ロッククライム9085ノーマル物理20
495848584858きあいパンチ150100かくとう物理20
536550655065もろはのずつき15080いわ物理5

技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
技01ふるいたてる--ノーマル変化30
技02ドラゴンクロー80100ドラゴン物理15
技05ほえる--ノーマル変化20
技06どくどく-90どく変化10
技08ビルドアップ--かくとう変化20
技10めざめるパワー60100ノーマル特殊15
技11にほんばれ--ほのお変化5
技12ちょうはつ-100あく変化20
技15はかいこうせん15090ノーマル特殊5
技17まもる--ノーマル変化10
技18あまごい--みず変化5
技21やつあたり-100ノーマル物理20
技23うちおとす50100いわ物理15
技27おんがえし-100ノーマル物理20
技31かわらわり75100かくとう物理15
技32かげぶんしん--ノーマル変化15
技36ヘドロばくだん90100どく特殊10
技39がんせきふうじ6095いわ物理15
技41いちゃもん-100あく変化15
技42からげんき70100ノーマル物理20
技44ねむる--エスパー変化10
技45メロメロ-100ノーマル変化15
技46どろぼう60100あく物理25
技47ローキック65100かくとう物理20
技48りんしょう60100ノーマル特殊15
技52きあいだま12070かくとう特殊5
技56なげつける-100あく物理10
技66しっぺがえし50100あく物理10
技68ギガインパクト15090ノーマル物理5
技71ストーンエッジ10080いわ物理5
技80いわなだれ7590いわ物理10
技82ドラゴンテール6090ドラゴン物理10
技84どくづき80100どく物理20
技86くさむすび-100くさ特殊20
技87いばる-85ノーマル変化15
技88ねごと--ノーマル変化10
技90みがわり--ノーマル変化10
技95バークアウト5595あく特殊15
技97あくのはどう80100あく特殊15
技100ないしょばなし--ノーマル変化20

過去作技マシン [編集]

No.威力命中タイプ分類PP備考
第6世代
技28あなをほる80100じめん物理10
技59やきつくす60100ほのお特殊15
技67かたきうち70100ノーマル物理5
技94ひみつのちから70100ノーマル物理20
技98グロウパンチ40100かくとう物理20タマゴ
秘04かいりき80100ノーマル物理15
秘06いわくだき40100かくとう物理15

タマゴ技 [編集]

5th6th7th威力命中タイプ分類PP備考
カウンター-100かくとう物理20
かみなりパンチ75100でんき物理15教え
しねんのずつき8090エスパー物理15教え
だましうち60-あく物理20Lv
ドレインパンチ75100かくとう物理10教え
ドわすれ--エスパー変化20
ねこだまし40100ノーマル物理10
ほのおのパンチ75100ほのお物理15教え
みきり--かくとう変化5
れいとうパンチ75100こおり物理15教え
りゅうのまい--ドラゴン変化20
ファストガード--かくとう変化15
Uアシッドボム40100どく特殊20
Uグロウパンチ40100かくとう物理206th:技98

教え技 [編集]

5th6th7th威力命中タイプ分類PP備考
アイアンヘッド80100はがね物理15
アイアンテール10075はがね物理15
いかりのまえば-90ノーマル物理10
イカサマ95100あく物理15
うらみ-100ゴースト変化10
けたぐり-100かくとう物理20Lv
ダブルチョップ4090ドラゴン物理15
ほのおのパンチ75100ほのお物理15タマゴ
かみなりパンチ75100でんき物理15タマゴ
れいとうパンチ75100こおり物理15タマゴ
てっぺき--はがね変化15
しねんのずつき8090エスパー物理15Lv
いびき50100ノーマル特殊15
はたきおとす65100あく物理20
ドレインパンチ75100かくとう物理10タマゴ
げきりん120100ドラゴン物理10
よこどり--あく変化10
りゅうのはどう85100ドラゴン特殊10
きあいパンチ150100かくとう物理20Lv
じごくづき80100あく物理15
あくのはどう80100あく特殊15技97
ねごと--ノーマル変化10技88

遺伝 [編集]

タマゴグループ陸上/ドラゴン
孵化歩数3840歩
性別♂:♀=1:1
進化条件ズルッグ(Lv.39)→ズルズキン

遺伝経路 [編集]

※全てドーブルで代用可能

習得方法覚える系統
アシッドボム
USUM以降
レベルアーボック系統/スカタンク系統
カウンターレベルケッキング系統/ルカリオ/ルガルガン(夜/夕)/バンバドロ系統
かみなりパンチ自力教え技(8BP)
グロウパンチ
USUM以降
レベルルカリオ
旧自力6th:技98
しねんのずつき自力教え技(8BP)
だましうち自力Lv.1
ドレインパンチ自力教え技(8BP)
ドわすれレベルゴルダック系統/オオタチ系統/ヌオー系統/マンムー系統/
ケッキング系統/ホエルオー系統/バクーダ系統/コータス/ビーダル系統/
バオップ/ココロモリ系統/クイタラン
ねこだましレベルペルシアン系統/コノハナ/エネコロロ系統/ブニャット系統/
レパルダス系統/コジョンド系統/ニャオニクス系統
ファストガードレベルジュカイン系統/ルカリオ/コジョフー/ニャオニクス♂/ルガルガン(昼)
ほのおのパンチ自力教え技(8BP)
みきりレベルジュカイン系統/ザングース/アブソル/ルカリオ/ミルホッグ系統/コジョンド系統
りゅうのまいレベルギャラドス/カイリュー系統/キングドラ系統/チルタリス/オノノクス系統/ジャラランガ系統
れいとうパンチ自力教え技(8BP)