ブニャット - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ブニャット [編集]

No.432 タイプ:ノーマル
通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) ※ニャルマーのとき「じゅうなん」
     マイペース(混乱状態にならない)
隠れ特性:まけんき(相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる) ※ニャルマーのとき「するどいめ」
体重  :43.8kg(けたぐり・くさむすびの威力60)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性「あついしぼう」の場合、ほのおこおり半減


見た目に反する素早さが売りのノーマルポケモン。
しかし攻撃力は物理ノーマルの中で水準は低く、より高い火力・素早さを持ち、より攻撃的な特性を持つエテボースチラチーノに歯が立たない。
技で差別化するならじたばた、じゃれつく、ふいうち、いかりのまえば、さいみんじゅつ、じならし等を採用したいところ。
HPを252振りにすると実数値が178と偶数になるので、定数ダメージを気にするなら244振りに留める事を推奨。

3種類の特性はいずれも何らかの技・効果に耐性を付けられるもの。
特に隠れ特性のまけんきは、いかくや補助技の多いダブルでは非常に有用な特性。
ねこだまし、じならしも覚えるので、シングルよりもダブルの方が活躍できるだろう。

じゃれつくとふいうちは進化前のニャルマーでしか覚えられないので要注意。
他の多くのポケモンのように進化後に思い出すことはできない。
タマゴ技に有用な技が少ないので、遺伝スペースを割いてじゃれつくとふいうちを両親に覚えさせ、タマゴ技化させれば再度思い出させることは可能になる。



特性考察 [編集]

あついしぼう
炎・氷技を半減できるものの、素の耐久が低いため後出しや流しをさせるのは困難。
H振りでそれなりに耐えられる様になるが、直接対決する際の保険として考えた方が良い。
サポート技で妨害を狙うなら。
マイペース
いばる対策になるが、混乱の自傷率低下に伴い需要も低下。
ダブルでは味方とのコンボが考えられるが、まけんきの方が有用か。
まけんき
隠れ特性。いかくやキングシールドに強くなる。ダブルではシングル以上に発動が期待できる。
とはいえギャラドス霊獣ランドロス等のメジャーないかく持ちの弱点を突ける技は無い。
こごえるかぜ等で他の能力が下げられた時にも発動するが、能力低下自体は防げないので注意。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
おんがえし102(153)100-タイプ一致技。性能安定。
とっておき140(210)100-タイプ一致技。工夫が要るが高威力で連発可。
かたきうち70(105)/140(210)100-タイプ一致技。死に出しで威力倍増。
じたばた20~200(30~300)100-タイプ一致技。最大威力は一番。タスキやこらえるとあわせて。
じゃれつく9090攻撃↓10%バンギラステラキオンに。
シャドークロー70100急所ランク+1対ゴースト。性能安定。
どろぼう60100道具奪取相手の持ち物次第では有用。消費アイテムとあわせて。
はたきおとす65/97100道具排除追加効果が優秀だが、メガストーン・Zクリスタルには無効。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。
じならし60100素早↓100%対岩・鋼。追加効果が優秀。ダブルでは周囲全体攻撃。
じだんだ75/150100技失敗時に
威力2倍
ダブルでの単体攻撃用に。先制技などが透かされた後の選択肢として。
つばめがえし60必中-4倍ピンポイント。2倍では等倍おんがえし以下。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。不利対面回避に。
ふいうち70100優先度+1読みが要るが高威力の先制技。
でんこうせっか40(60)100優先度+1タイプ一致技。ふいうちより低威力だが使いやすい先制技。
ねこだまし40(60)100優先度+3
怯み100%
タイプ一致技。タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
いかりのまえば-90-削り技。ゴースト以外の相手には通る。
変化技タイプ命中解説
さいみんじゅつ60つめとぎと相性良い。命中1段階上昇時の催眠術の命中は80%。
ただし、素の状態で2発撃ったほうが一発でも当たる確率は高い(84%)。
いばる85妨害技。イカサマと相性が良い。
ちょうはつ100補助技対策。素早いので使いやすい。ふいうちと相性が良い。
つめとぎ-攻撃・命中率補強。とっておきやさいみんじゅつとあわせて。
あまえる100物理アタッカー対策。イカサマとは相性が悪い。
みがわり-補助技対策や、じたばた・いばるとあわせて。
こらえる-じたばたとあわせて。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性:マイペースorあついしぼうorまけんき
性格:ようき/いじっぱり
努力値:S252 H244 or A252
持ち物:いのちのたま/ラムのみ/オボンのみ/ヨプのみ/ノーマルジュエル/シルクのスカーフ/レッドカード/ウイのみ
攻撃技:おんがえし/じゃれつく/シャドークロー/どろぼう/はたきおとす/とんぼがえり/じならし/いかりのまえば/ふいうち/でんこうせっか/ねこだまし
補助技:さいみんじゅつ/あまえる/ちょうはつ/よこどり/みがわり

叩き台。A種族値が高いエテボースチラチーノと異なり、ねこだましとでんこうせっかを両立できるのは評価点。
ただ、Aに振っても素の攻撃やサブウェポンの威力が低いため、アタッカーとして活躍させることは厳しい。

まけんきが発動すれば補えるが、素早さを下げられた場合で長居させるのは危険。
ねこだまし→とんぼがえりで削って、補助型や積みアタッカーにはちょうはつを撃ち、有利な後続に繋ぐ。
生還できたなら、終盤に手負いのポケモンを狩ることもできる。

Hに振る場合、耐性の増えるあついしぼう推奨。具体的にはH244でおくびょうC252振りメガリザードンYの晴れオーバーヒートも確定耐え。
いかりのまえばを複数のポケモンに撃つためにレッドカードを持たせてもよい。
基本は先発で出し、ねこだましやいかりのまえばでダメージを負わせ、
有効な相手であればちょうはつやあまえるやはたきおとすで骨抜きにして後続へ繋げる。

マイペースならば、第七世代で強化されたウイのみ(実の味が嫌いな=ウイの場合はC下降性格のポケモンが混乱する)を食べても、ようきのブニャットは混乱せず、
C下降補正性格(いじっぱり、ようきなど)の物理型が使うむしくい・ついばむに対して混乱を誘発するといった芸当が一応可能。
状況が非常に限定的なうえ、自傷率低下によりリターンも少ないが、いばるよりは低リスクか。

じたばた型 [編集]

特性:マイペースorまけんき
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:チイラのみ/きあいのタスキ
確定技:じたばた
物理技:どろぼう/はたきおとす/シャドークロー/とんぼがえり/ふいうち/でんこうせっか/ねこだまし
補助技:ちょうはつ/こらえる/つめとぎorふるいたてる/みがわり

高い素早さからの一致じたばたで最高火力を狙う型。
こらえる+チイラのみと、きあいのタスキ+つめとぎで型が分かれる。
こらえるは第四世代技マシン限定技なので、多くの場合は後者で狙うことになるだろう。

無補正A振り・Aランク+1・HP1のじたばたで無振りメガガルーラを確1。
HPが半端に削られてしまったら、みがわりでHPを調整して火力を少しでも上げたい。

とっておき型 [編集]

特性:まけんき
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/シルクのスカーフ/ノーマルZ
確定技:とっておき
選択技:ねこだまし/まもる/つめとぎ 等の中からいずれか1つ

他のノーマルポケモンでおなじみのとっておき型。
エテボースのほか、すなかきムーランドやてきおうりょくデカグース等ライバルが多いので、
まけんきを活かしてダブルでやるのが向いていると思われる。

基本はねこだまし→とっておきだが、
ダブルバトルではまもるが重要なため、ねこだまし→まもる→とっておき、
もしくはまもる→とっておきという構成でもよいだろう。
死にだし限定となるが、かたきうちを採用すれば初ターンから威力140技を撃てるようになる。

【ダブル】まけんきサポート型 [編集]

特性:まけんき
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/シルクのスカーフ/ノーマルZ
確定技:ねこだまし/とっておきorおんがえしorからげんき
攻撃技:はたきおとすorじごくづきorシャドークロー/でんこうせっかorふいうち/とんぼがえり/じならしorじだんだ/アイアンテール/いかりのまえば
補助技:まもる/ちょうはつ/うそなき/さいみんじゅつ/よこどり

ガオガエンランドロス等のいかくを牽制できるねこだまし使い。ニャオニクス♀と比べると補助技や耐久では劣るが、ガオガエンに対して相性不利でない事ととっておきの超火力、Sの違いで差別化は容易。


対ブニャット [編集]

注意すべき点
高い素早さと、いかくや補助技を起点にできるまけんきの存在。
じたばたやとっておきなど、状況次第で高威力の一致ノーマル技のほか、
さいみんじゅつ、いかりのまえば、はたきおとすなどの搦め手も多い。
対策方法
元々の火力は低めで、高威力のサブウェポンにも乏しいため、並以上の耐久力を持つゴーストいわはがねポケモンであれば楽に受けられる。
おにびやでんじは、トリックルームに弱い。

外部リンク [編集]