マリルリ [編集]
No.184 タイプ:みず/フェアリー 通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) ちからもち(物理技の威力が2倍になる) 隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けた時、その技を無効化し攻撃を1段階上げる) 体重 :28.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
水/妖 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マリルリ | 100 | 50 | 80 | 60 | 80 | 50 | 420 | あついしぼう/ちからもち/そうしょく |
ちからもち極振り | 152 | (522) | ||||||
アシレーヌ | 80 | 74 | 74 | 126 | 116 | 60 | 530 | げきりゅう |
カプ・レヒレ | 70 | 75 | 115 | 95 | 130 | 85 | 570 | ミストメイカー |
※「ちからもち」換算はおおよその目安。
※特性「あついしぼう」の場合、ほのお・こおり1/4倍
※特性「そうしょく」の場合、くさ無効
「みず×フェアリー」複合タイプの一匹で、同複合の中では物理アタッカー気質が強い。
数値の上ではわずかA50ながら、物理技の威力を2倍にする特性「ちからもち」により高い攻撃性能を誇る。
弱点3・耐性7の優秀な複合タイプ、平均以上の耐久を備えるため殴り合いに強く、一致技の等倍範囲も広い。
加えてはらだいこ+アクアジェットの両立はマリルリの大きな個性であり、ひとたび起点を見出せばそのまま全抜きを狙えるのも強さの肝。
総じて優秀なポケモンであり、フェアリータイプが追加された第6世代ではトップメタに君臨していた。
第7世代では以下の要因により採用率がやや減少している。
- 強力なフェアリータイプの増加
- 第6世代ではフェアリータイプ自体がまだ稀少で、マリルリの採用理由のひとつに「パーティーにフェアリー枠を設けられること」が挙げられたが、第7世代では強力なフェアリーが大幅に増えた。
マリルリそのものの存在意義を脅かすものはいないが、補完採用するだけならば他のフェアリーでもよいため、枠争いを理由に採用機会が減少した。
とりわけ同タイプのカプ・レヒレ・アシレーヌの登場は気になる。
それぞれ役割が異なるため差別化を意識する必要はないが、単にパーティーにこのタイプが欲しいだけならばそれらと比較されることになる。
- カプ・テテフの登場
- 強みのアクアジェットを封じてくる難敵がトップメタに追加された。
S実数値も無振りカプ・テテフ>最速マリルリのため素早さでは勝てず、はらだいこからのアクアジェット全抜きを簡単に止められてしまう。
そのため、はらだいこ型マリルリはカプ・テテフが入っているだけで選出しづらくなり、第6世代と比べて非常に動きづらくなった。
その一方でサイコフィールドが登場したとはいえ、トップメタのメガバシャーモを後出しからアクアジェットで止めることができる点は無二の魅力。
はらだいこ型の信頼性は低下したものの、サイコフィールド下でもダメージレースを制しやすいこだわりハチマキやZクリスタルを持つことで、再び環境に適合しつつある。
「みず×フェアリー」の一角として依然として需要は高く、シーズン5以降はKP上位に再び名前を見せるなど復権の兆しを見せている。
USUMでは教え技でアクアブレイクを習得。
たきのぼりに代わる命中安定のみず物理技として早くも定番化している。
威力差こそ微々たるものだが、鈍足のマリルリにとってはたきのぼりの怯み狙いよりもアクアブレイクの防御ダウンによる崩しの恩恵の方が大きく、耐久型との根比べを制しやすくなった。
特性考察 [編集]
- あついしぼう
- この特性自体は弱くはないが、ちからもちが無いと火力が低い上にもともと耐性で炎・氷半減のため恩恵が薄い。
そうしょくのように役割範囲を広げられるわけでもないため候補外。
- ちからもち
- 物理技すべてをデメリット無しで強化できる強特性。
概要部の通りマリルリの非常に大きな強みであるため、基本的にはこれ。
A特化で種族値換算152に相当する高い攻撃力を手にすることができる。
逆に言うとこの特性がないと低火力なため特性を無効化する技には注意。
またポリゴン2にトレースされるとHA特化はらだいこ状態へのイカサマダメージが76.8%~90.8%になり、
オボンのみの回復量込みでも確定落ちするため留意すること。
また、技の威力はそれほど高くないため、数値ほどの火力は出ず、弱点を突かないと意外と耐えられるので注意。
特化マリルリのじゃれつくは、陽気ガブリアスのげきりんの威力を下回る。
- そうしょく
- 隠れ特性。本来弱点である草タイプを無効化できるため恩恵は大きい。
キノコのほうしなどへの後出しは勿論、ちからもちのイメージが強いため対面でも草技を誘いやすく非常に相性がよい。
反面火力では大きく劣るため、物理エースではなく構築の穴埋めやサポートとして運用することになる。
なお、ムーンフォースやマジカルシャインといった特殊フェアリー技を覚えないため、育成には注意。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | ちからもち | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アクアジェット | 水 | 40(60) | 120 | 100 | 優先度+1 | タイプ一致技。マリルリの要。ちからもちなら必須技。 | |
アクアブレイク | 水 | 85(127) | 254 | 100 | 防御↓20% | USUM教え技。タイプ一致技。たきのぼりより威力が少し高くアクアテールより少し低い。 同じく命中安定のたきのぼりと比較して先手を取る場面を想定せず、威力を取るならこちらで確定。 | |
たきのぼり | 水 | 80(120) | 240 | 100 | 怯み20% | タイプ一致技。S振りやトリル構築なら怯みが期待できる。 | |
アクアテール | 水 | 90(135) | 270 | 90 | - | タイプ一致技。威力の高い水技。命中不安。仮想敵への確定数確保で採用。 | |
じゃれつく | 妖 | 90(135) | 270 | 90 | 攻撃↓10% | タイプ一致技。フェアリーメイン技。水技と合わせて範囲が広い。 | |
ばかぢから | 闘 | 120 | 240 | 100 | 攻撃防御↓ | ナットポリ2への有効打かつガルーラ対面時の安定択。 | |
はたきおとす | 悪 | 65→97 | 130→195 | 100 | 道具落下 | 呼ぶ受けのカゴのみやたべのこしなどを落とせる。 | |
かわらわり | 闘 | 75 | 150 | 100 | 壁破壊 | 威力不足だが壁破壊とデメリットなしなので価値はある。 | |
すてみタックル | 無 | 120 | 240 | 100 | 反動1/3 | S振り時に。A252振り+6段階上昇でHB特化メガフシギバナを確1。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | ||
ねっとう | 水 | 80(120) | 100 | 火傷30% | タイプ一致技。そうしょく耐久型などの主力技。火傷撒きとしても使えるか。 | ||
れいとうビーム | 氷 | 90 | 100 | 凍り10% | そうしょく型で。ガブリアス、ボーマンダなどを迅速に処理できる。 | ||
変化技 | タイプ | 命中 | 備考 | ||||
はらだいこ | 無 | - | アクアジェットと対になるマリルリの肝。Zはらだいこでちょうはつ無効のHP全快→体力半減+攻撃UP。 | ||||
どくどく | 毒 | 90 | そうしょく型で候補。 | ||||
ほろびのうた | 無 | - | 居座るポケモンに対する圧力となる。 | ||||
アンコール | 無 | 100 | ルリリ限定タマゴ技。はらだいこやアクアジェットと両立不可。 主にそうしょく型での採用になるが、ほろびのうたとも両立不可なため選択となる。 | ||||
てだすけ | 無 | - | ダブル用。ちからもち以外のサポート型で。 |
Zワザ考察 [編集]
Zワザ化によりいずれも必中・非接触
Zワザ | 元にする技 | 威力 | 解説 | |
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スーパーアクアトルネード | アクアテール | 175(262) | A特化でB4ガブリアスを確1、H252ハッサムも確1なためメガシンカ前なら後出し不可(メガ後は確2) 。 後続への負担を重視する場合やA努力値を節約しつつ確定数を満たす場合に。 | |
アクアブレイク・たきのぼり | 160(240) | A特化で無振りガブリアス高乱数1 (81.3%)、無振りメガリザードンX確1。補正なしでもH252カプ・テテフを確1。 | ||
ラブリースターインパクト | じゃれつく | 175(262) | A特化でH252カプ・レヒレを中乱1(56.3%)、H252メガボーマンダをいかく込みで乱1(75%) | |
Zはらだいこ | はらだいこ | - | 挑発無視+発動前にHPが全回復。生存さえすれば必ず発動できるようになる。 オボンのみとは一長一短。 |
型考察 [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性:ちからもち
性格:いじっぱりorようきorわんぱく
努力値:HAベースにBDS調整 or AS252
確定技:アクアジェット/じゃれつく
みず・フェアリーの攻撃範囲とちからもちによる高火力を活かしたアタッカー型。
バシャーモ、ドリュウズ、ウルガモス、ランドロスなどをアクアジェットで先制で攻撃できる。
以前は全抜きも狙え汎用性に秀でたオボンのみ型が圧倒的大多数であったが、
環境の変化にあわせて火力アップアイテムで早期にダメージレースを制する型が増えつつある。
こだわりハチマキ [編集]
性格:いじっぱりorようきorわんぱく
努力値:HAベース BDS調整
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:アクアジェット/じゃれつく
選択攻撃技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ばかぢから/すてみタックル/はたきおとす
基本はいじっぱりHAベース。ようきは交代時のフシギバナなどをすてみタックル2発で落とすことを狙う場合採用。
- オボンのみとの比較
- ○隙のない高火力アクアジェットによる、高い縛り性能。
○高火力撃ち逃げができるため、苦手な相手にも高負担を狙える。
●はらだいこによる高い全抜き性能は持てない。
●撃ち分けができないため、水・フェアリーの広い技範囲を若干活かしにくい。
総:序盤は高火力による切り崩し、終盤に高火力アクアジェットの高い掃除性能。
こちらの型はサイクル戦向きと言えるだろう。ただしはらだいこ型のような「隙を見て全抜きを狙う」のは難しく、
サイクル繰り出し性能自体は下記のとつげきチョッキに劣る。
- とつげきチョッキとの比較
- ○単純にこちらのほうが高火力で、流し際にも負担をかけやすい。
○終盤の抜き性能もこだわりハチマキ+アクアジェットによりこちらが勝る。
●繰り出し性能で劣る。
●オボンのみと同じく、撃ち分けの点で範囲はとつげきチョッキが勝る。
総:どちらもサイクル戦向きのため、「高火力アタッカー」「終盤の掃除役」「広範囲アタッカー」「高い繰り出し性能」のどれが必要か、パーティに応じて決めて採用するとよい。
オボンのみ [編集]
性格:いじっぱりorようき
努力値:HAベース BDS調整 or AS252(ようき)
持ち物:オボンのみ
確定技:はらだいこ/アクアジェット/じゃれつく
選択技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ばかぢからorかわらわり/すてみタックル/はたきおとす
素の高いタイマン性能に加え、はらだいこ→アクアジェットというオプションを兼ね備える重火力物理アタッカー。
状況に応じて、はらだいこせずに攻撃する運用と、攻撃6段階アップのアクアジェットでの全抜きを使い分ける。
はらだいこをしなくても十分火力があるため、柔軟な運用ができる点が極めて優秀。
オボンのみを持たせることで、50~75%のダメージを受けてもオボンのみで回復してはらだいこを成功させられる。
HPはHP最大の状態ではらだいこを使用した際に必ずオボンのみが発動するように2n(偶数)調整する。
HP252振りだと実値が207なので不可。
4n調整にするとオボンのみの回復効率に無駄がない。
マリルリの場合、HP実数値206より204の方が、HP,防御,特防のバランスが2:1:1に近づくため合理的。
折りたたみ |
ノーマルZ [編集]
性格:いじっぱり(推奨)orわんぱくorようき
努力値:HAベース BDS調整
持ち物:ノーマルZ
確定技:はらだいこ/アクアジェット/じゃれつく
選択攻撃技:ばかぢから/はたきおとす/アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/すてみタックル
ZはらだいこはHPを全回復後にはらだいこを発動する効果。
- Zはらだいこ(Zクリスタル)の利点、欠点
- ○生き残ってさえいれば、どんな残HPでも発動できる。
○はたきおとすやトリックに強い。
○ちょうはつを受けていても発動できる。
●Zワザ枠を消費する。
●Zはらだいこをしなければ回復しないので、瞬間的な総合耐久ではオボンに劣る。
50%前後のダメージに対してオボンのみなら後出しから行動できるが、Zクリスタルではできない。(例:ガブリアスのじしんに対してなど)
オボンのみによる実質125%のHPと違うので、後出しを強く考慮するならガブリアスや霊獣ランドロスのじしん2耐えなどの耐久調整を推奨。
性格にわんぱく追加。上記のじしん2耐えなどの努力値を満たしたい場合は、種族値の高いBに上昇補正を掛けたほうが無駄が出ない。
A実数値103以上(補正なしA252振りで102)の数値を必要とせず、努力値を耐久に多くまわす場合はわんぱく推奨。
- 型サンプル
- わんぱくH124 A252 B132
実数値H191 A102 B128 D100 S70
じゃれつく/たきのぼり/アクアジェット/はらだいこ
A252ガブリアスのじしん最高乱数2発以外耐え(急所非考慮での瀕死率0.39%)
Aに補正を掛けないため特化の場合と比べて多少確定数の変動が出ることに注意。
相手の削れた終盤での登用やステルスロックによる補佐が欲しい。
フェアリーZ/ミズZ [編集]
性格:いじっぱりorようきorわんぱく
努力値:HAベース BDS調整
持ち物:フェアリーZ/ミズZ
確定技:じゃれつく/アクアジェット/アクアテールorアクアブレイク(ミズZの場合)
選択攻撃技:ばかぢから/はたきおとす/アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/すてみタックル
選択補助技:はらだいこ/どくどく
はらだいこを狙うにはHP管理がシビアであるため、こだわりハチマキに近い運用が基本。
こだわりハチマキと違い、水・フェアリーの非常に広い技範囲を活かしつつ、瞬間大火力で崩しを狙うアタッカー。
等倍なら大抵のポケモンはZワザ+アクアジェットでほぼ確実に落とせるため、サイクル崩し・タイマン両面に優れた型。
とつげきチョッキ [編集]
性格:いじっぱりorわんぱく
努力値:HAベース BDS調整
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:アクアジェット/じゃれつく
選択攻撃技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ばかぢから/はたきおとす
主にサザンガルドマリルリなどのサイクル戦構築に導入されるマリルリ。
とつげきチョッキにより繰り出し性能を高め、序盤は一貫性の高い技を撃ち、終盤はアクアジェットで抜いていく。
HP252振りでHBDが207-100-100となり、最も硬くなる2:1:1の比率と比べHPが高くなる。
定数ダメージや207が16n-1という切りよい値であることを差しおいて最も硬くなるように振るならば、少しHPを削ってBDに回す。
ふうせん [編集]
性格:いじっぱりorわんぱく
努力値:HAベース BDS調整
持ち物:ふうせん
確定技:アクアジェット/じゃれつく
選択攻撃技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ばかぢから/はたきおとす
選択補助技:はらだいこ
物理ドラゴン、特に対ガブリアスにおいて後出しを安定させるために採用されるアイテム。
りゅうのまいカイリューなどにも対面からほぼ負けなくなる。
ランク+1のA特化いのちのたまじしんが、H252マリルリをステルスロック込みでほぼ確定1発。
ふうせんを持つことで有効打をしんそくのみにでき、またそのしんそくは確定耐えする。
また前述の通りガブリアスはほぼ流せるので、はらだいこを搭載し全抜きを狙うのも一考。
ガブリアスの採用率の高さから十分に起点を狙うことができる。
ラムのみ [編集]
性格:いじっぱりorようきorわんぱく
努力値:HAベース BDS調整
持ち物:ラムのみ
確定技:アクアジェット/じゃれつく
優先技:アクアブレイクorたきのぼり
選択攻撃技:はたきおとす/ばかぢから/じならし
選択補助技:はらだいこ
非常に誘いやすいおにびに対する、ミストフィールドに頼らない場合のほぼ唯一の対抗手段。相手がほのおのからだでも安定する。
アタッカーとしては耐久が高いため、どくどく耐性を得ることもかなり嬉しい。
そうしょく型 [編集]
特性:そうしょく
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:たべのこし/カゴのみ
確定技:ねっとう/どくどく
選択技:まもるorねむる/みがわり/ほろびのうたorアンコール
ちからもち型の存在により、見せ合いで役割対象となる草の選出を誘うことが最大の長所。
相手にジャローダやキノガッサなどの草の選出を強いた上で戦闘の場で腐らせることができる。
おまけにマリルリに対し相手に草を後出しさせた上で展開することが見込める。
火力が乏しいこの型における攻撃技はねっとうが基本。ナットレイを火傷でごまかせ、
そうしょくと判明後ジャローダに代わって出てくるポケモンに火傷で負担をかけることができる。
ほろびのうたは起点化阻止以外にも、対バトン構築・対レパルガッサ・対ピクシーなどで使用可能。
当然ながらちからもち型とは役割対象が全く異なる。
また、多くの草を相手にできるが、毒複合のフシギバナ等は無理。数は少ないが電気複合のカットロトムも同様。
【ダブル】滅び構築導入型 [編集]
特性:ちからもちorそうしょく
性格:アタッカーベース:いじっぱりorようき
サポーターベース:耐久または素早さの上がる性格、技に応じてAまたはCに下降補正
努力値:アタッカーならHAS調整 サポーターならHBDS調整
持ち物:オボンのみ/たべのこし/ラムのみ/メンタルハーブ など
確定技:ほろびのうた
優先技:まもる
選択物理攻撃技:アクアブレイクorたきのぼり/アクアジェット/じゃれつく/はたきおとす/かわらわりorばかぢから
選択特殊攻撃技:ねっとう
選択補助技:いばる/みがわり など
ほろびのうた構築の起動要員となる。通常のアタッカーと判別が難しく、ちょうはつを呼びにくいのが評価点。耐久も高めである。
また、かげふみ要員であるゴチルゼル・ソーナンス・メガゲンガーが厳しい悪タイプやシャンデラに強いのも評価点。
アタッカーベースなら上記のポケモンを強く縛れる。サポートベースの場合は耐久にがっつり振って長く居座らせたい。
対マリルリ [編集]
- 注意すべき点
- ちからもちのおかげで攻撃力がかなり高い。また耐久も高く、弱点のサブウェポンでは落としにくい。
具体的には無補正C252サンダースの10まんボルトをH252振りで確定で耐えるほどの耐久。
水+フェアリーの複合タイプにより広い攻撃範囲を持ち、加えてアクアジェットがあるので非常に高いタイマン性能を持つ。
はらだいことアクアジェットの両立により全抜きされる可能性もある。
アタッカー型の裏をかいたそうしょく型も存在するため、型の見極めが重要。
草弱点が一貫するパーティで採用されている場合はそうしょく型の可能性がある。
- 対策方法
- 一番の対策はタイプ一致技で先制して弱点を突き、何もさせずに倒すこと。
できればアクアジェットに耐性のあるポケモンが望ましい。
具体的にはフシギバナ、ドククラゲ、ウォッシュロトムなど。
また、マリルリの攻撃技はほぼ接触技であるため、ゴツゴツメットなどでスリップダメージを稼ぎつつ立ち回るのも有効。
脚が遅いため上からのZワザなど強化アイテム持ちの高火力で一気に叩くのも有効。
カプ・テテフならサイコフィールドでアクアジェットを無効化し、H252マリルリを無補正C252メガネサイコキネシスで確1。
アマージョも特性で先制技を無効にしつつ上から弱点を突けるがそうしょくに注意。