アマージョ - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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アマージョ [編集]

No.763 タイプ：くさ
通常特性：リーフガード (晴れの時に状態異常にならない)
　　　　　じょおうのいげん（先制技を無効化する）※アマカジ、アママイコのとき「どんかん」
隠れ特性：スイートベール（自分と味方のポケモンが眠らなくなる）
体重　　：21.4kg（けたぐり・くさむすびの威力40）

第7世代出身のくさタイプ。
専用特性「じょおうのいげん」により相手の先制技をシャットアウトできることが大きな個性で、「いたずらごころ」持ちのサポーターや先制技頼みの重火力アタッカーを牽制できる。
自身の種族値配分・習得技のラインナップも良好で、中速帯のアタッカーとして申し分ない性能を誇る。

しかし、くさタイプの宿命として攻撃面・耐性面ともに不安が残る。
サブウェポンの豊富なアマージョは攻撃面の問題をある程度クリアしているが、一致技の通りが悪いためにアタッカーとしての汎用性を欠く。
耐性面に関しては言わずもがなで、多方面から役割破壊を受けるために高めの耐久値も過信できない。

また、ただ先制技を防ぎたいだけならカプ・テテフの方が汎用性が高くそちらに枠を奪われがちである。
引いてもフィールドが残るあちらとは違い、アマージョは対した相手の先制技しか規制できないため、クチート・ハッサム・ギルガルドのような相性不利な重火力アタッカーを牽制しきれない。
十分に個性的な性能を持つものの今一つ扱いにくく、採用率も伸び悩むのが実情である。

VGC2019-SUNでは、カイオーガを牽制するためにくさタイプ全般が評価されており、アマージョも例に漏れず採用率を伸ばしている。
主因となる対カイオーガ性能はもちろんのこと、じょおうのいげん・フェイント・てだすけによるダブル適性を買われている。
通常環境においても、シングルよりはダブルの方が明確な役割を持たせやすい。

ネタ考察やマイナー考察はアマージョ/ノートにあります。

特性考察 [編集]

リーフガード

晴れている時のみ状態異常を防ぐ。特性発動前に状態異常になっていた場合は回復できない。
類似特性が多く基本的にそれらの劣化であるため有用性は低く、粉技はもともと無効。
そのため、下記の2つを優先したい。

じょおうのいげん

専用特性。ハギギシリのビビッドボディと同じ効果。
優先度+1以上の技をすべて無効化する。はやてのつばさ・いたずらごころなどの特性由来の技も対象。
シングルはもちろん、ダブルでは味方にも効果が及ぶため基本はこれ。
カプ・テテフのサイコメイカーと比べた場合、味方の先制技を邪魔しない点が優秀。
なお、相手のまもるやこのゆびとまれといった味方を対象とした先制技は無効化できない。
かたやぶり先制技は防げないが、両立できるポケモンは非常に少ないため警戒の必要性は薄い。
とはいえ、過信は禁物なので気に留めておくようにはしたい。

スイートベール

隠れ特性。自身と味方の眠り状態を防ぐ。とはいえ自身は草タイプであるため粉技による催眠はもともと無効。
カバルドンのあくび展開阻止や、Zさいみんじゅつ持ちへのストッパー用とピンポイント気味。
どうしてもパーティでそれらが重い場合のみ選択肢となりうる。

技考察 [編集]

攻撃技	タイプ	威力	命中	効果	解説
パワーウィップ	草	120(180)	85	－	タイプ一致技。命中不安だが最大火力。
タネばくだん	草	80(120)	100	－	タイプ一致技。低威力だが非接触。
トロピカルキック	草	70(105)	100	攻撃↓100%	タイプ一致技。専用技。低威力だが追加効果が優秀。
とびひざげり	闘	130	90	外すと反動	対鋼。タネばくだん・トロピカルキックより高威力。
ローキック	闘	65	100	素早↓100%	対鋼。追加効果が優秀。
けたぐり	闘	20~120	100	-	威力不安定。最大時はとびひざげりに近い威力が出せて反動もない。
はたきおとす	悪	65/97	100	道具排除	対ゴースト。追加効果が優秀だが、メガストーン・Zクリスタルには無効。
じゃれつく	妖	90	90	攻撃↓10%	タマゴ技。対ドラゴン。格闘・悪にも抜群。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	対草。攻撃しつつ撤退。流し際に。
アクロバット	飛	55/110	100	－	対草・虫。消費アイテムやなげつけるとあわせて。
フェイント	無	30	100	優先度+2	タマゴ技。タスキ潰しに。ダブルではまもる解除可。飛び膝読みにも強い。
がむしゃら	無	－	100	－	USM教え技。じょおうのいげん、フェイントと好相性。
なげつける	悪	－	100	道具消費	かえんだまやでんきだまとあわせて。
ギガインパクト	無	150	90	行動不能	Zワザ化で威力200必中。草も格闘も通らない飛行を強引に粉砕できる。
しねんのずつき	超	80	90	怯み10%	USM教え技。対毒。メイン技は全て半減されてしまうので貴重な対抗手段。
変化技	タイプ		命中	解説
リフレクター	超		-	サポート用。物理耐久を強化。
ひかりのかべ	超		-	サポート用。特殊耐久を強化。
こうごうせい	草		-	タマゴ技。回復技。壁やトロピカルキックとあわせて。
どくどく	毒		90	ダメージ源。
はねる	無		-	Zワザ化で攻撃3段階UP。
てだすけ	無		-	ダブル用。特性と合わせて味方のサポートに回ることも可能。

型考察 [編集]

基本アタッカー型 [編集]

特性：じょおうのいげん
性格：ようき/いじっぱり
努力値：AS252orHA252
持ち物：こだわりスカーフ/きあいのタスキ/こだわりハチマキ/いのちのたま/とつげきチョッキ/でんきだま（なげつける採用時）
確定技：パワーウィップorトロピカルキック/とびひざげり
選択技：とんぼがえり/じゃれつく/はたきおとす/しねんのずつき/アクロバット/なげつける/フェイント/がむしゃら

純粋な物理アタッカー型。鋼にはとびひざげり、草にはアクロバットやとんぼがえりで対抗。

特性により先制技を無効化できるため、素早さを補えれば上を取れる相手が増える。
こだわりスカーフを持たせるなら性格はようき推奨。最速スカーフで実数値204（130族+α）。
物理相手に先手でトロピカルキックを撃つことで擬似的な耐久補強にもなる。
でんきだま＋なげつけるも可能。こちらは無補正無振りで115族抜き、68振りで130族抜き。

先制技によるタスキ潰しも受けないので、きあいのタスキとの相性もよさそうだが、
不一致弱点や一致等倍程度なら無振りでも耐えられる程度の耐久はあり、
一致弱点を突かれる炎や飛行、毒には有効打が無い事が多く、退いた方がよいので
先手でトロピカルキックやとんぼがえりを撃てるこだわりスカーフの方が有用だろう。
火力補強のこだわりハチマキやいのちのたま、特殊水への安定感が増すとつげきチョッキ等も候補。

耐久型 [編集]

特性：じょおうのいげん
性格：わんぱく
努力値：HB252
持ち物：ゴツゴツメット/かえんだま（なげつける採用時）
確定技：トロピカルキック/こうごうせい
優先技：とんぼがえり/ひかりのかべorリフレクター
選択技：とびひざげり/じゃれつく/フェイント/どくどく/アロマセラピー/なげつける/はたきおとす

物理耐久に特化し、トロピカルキックとこうごうせいで受ける型。
先発で相手の火力を下げ起点を作り、とんぼがえりで後続に繋ぐことも可能。

上の基本アタッカー型と比べてギャラドスやカプ・ブルルなどを安定して受けられる。
対面であれば技構成によるが、ようきガブリアスやミミッキュなども。
一方、上から殴れなくなるためマンムーやルカリオに対しては弱くなる。

素早さを調整するなら4振りカプ・ブルル抜き（36振り）程度。
更に振ると無振りギャラドスを抜くこともできるが、抜けなくても受けられる上にS振りギャラドスも多く安定しない。

【USUM】タスキがむしゃらフェイント型 [編集]

特性：じょおうのいげん
性格：ようきorせっかちorむじゃき
努力値：AS252ベースで耐久調整・H4n+1調整など　耐久個体値を下げるのもあり
持ち物：きあいのタスキ
確定技：がむしゃら/フェイント
優先技：みがわりorとんぼがえり(両立可)
選択技：パワーウィップorタネばくだんorトロピカルキック/はたきおとす/ローキック/とびひざげり/じゃれつく

後手がむしゃら+先手フェイントで1:1交換を狙う。次に出てくる相手が鈍足なら再度がむしゃら、こちらより速くてもフェイントでタスキ潰しできる。
特性じょおうのいげんによりねこだましでのタスキ潰し、しんそくでのフェイント妨害、先制技による先手がむしゃら妨害などに強い。
相手より速ければ普通に攻撃、みががむ展開を狙う、とんぼがえりで撤退など。起点化してくる相手へもみががむ展開が刺さる。
あえて倒さずビーストブーストやじしんかじょうの起点にすることも可能。
耐久個体値を下げ上記展開を確実にする手もあるが、タスキを貫通してくる対メガガルーラなどへの耐久調整も良い。
その場合、タスキ発動圏内に入らない攻撃にはみがわりでの体力調整が効果的。

[ダブル]サポート兼アタッカー基本型 [編集]

特性：じょおうのいげん
性格：いじっぱりorゆうかんorようき
努力値：AS252ベースで耐久調整
持ち物：とつげきチョッキ/半分回復実/Zクリスタル/きあいのタスキ
確定技：パワーウィップorトロピカルキック
優先技：とびひざげりorけたぐり
攻撃技：じゃれつく/とんぼがえり/はたきおとす/フェイント
補助技：まもる/てだすけ

特性による先制技封じや、てだすけ・フェイントなどのサポート性能を持ちながら、高い攻撃性能を持つアタッカー型。
選出画面にいるだけでねこだまし等の先制技を使うのを躊躇させることができたり、選出時点で出しづらくさせることができる。
代表的なねこだまし使いのガオガエンに打点を持たせるために格闘技は優先したい。

対アマージョ [編集]

注意すべき点

特性による先制技封じと、トロピカルキックによる攻撃低下が厄介。
とびひざげりを始めとするサブ技、壁やこうごうせい等の補助技も豊富。

対策方法

クリアボディ、まけんき、あまのじゃく持ちや特殊アタッカーならトロピカルキックに強い。
ほのお・ひこう・どくタイプはアマージョの主力技を半減しつつ一致弱点を突ける。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]