ラランテス - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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ラランテス [編集]

No.754 タイプ：くさ
通常特性：リーフガード（晴れの時に状態異常にならない）
隠れ特性：あまのじゃく（自分の能力ランクの変化が逆転する）
体重　　：18.5kg（けたぐり・くさむすびの威力40）
ぬし　　：58.0kg（けたぐり・くさむすびの威力80）

第七世代出身のくさポケモン。
特性「あまのじゃく」と鈍足の組み合わせが特徴的で、ダブルバトルを主戦場とするトリックルームアタッカー。
トリルエースとしては独特の技範囲を持ち、「いかく」連打や数値受けでごまかされない点が大きな個性である。
初登場時には貧弱なタイプと習得技から見向きもされなかったポケモンだが、USUMでのばかぢから・はたきおとす習得以降研究が進み、ダブルバトルでは一定の採用率を叩き出すポケモンにまで成長している。

「あまのじゃく」はばかぢからでの活用や「いかく」メタとしての機能以外に、味方のあまえるやうそなきでの活用、さらに味方をじこあんじで強化させられるなどコンボ要素が多い。
メガバクーダやメガクチートなどと組み合わせたい。

その一方、根底が鈍足のくさという不遇要素の掛け算であることには変わりなく、活かすには一工夫必要なポケモンである。

ネタ考察やマイナー考察はラランテス/ノートにあります。

特性考察 [編集]

リーフガード

通常特性。晴れのときに状態異常を防ぐ特性。晴れになる前に受けた状態異常は治らない。
また、混乱は防げずねむることもできない。かたやぶり持ちの相手からの技にも無効。
火傷を防げるため、晴れ状態でソーラーブレードの火力が失われない点がメリット。
消極的な理由だがあまのじゃくの場合積み技を使用すると逆に能力が下がるため、それを嫌う場合もこちらとなる。

あまのじゃく

隠れ特性。ラランテス自身の技で恩恵があるものはリーフストームとばかぢから。
リーフストームの場合は素早さと耐久で勝り、へびにらみも覚えるジャローダの方が総合的には使いやすい。
ばかぢからならカラマネロよりも攻撃が高く回復技も両立できる点で差別化が容易なため、今後の比較対象はこちらになるだろう。
自身の攻撃だけでなく、相手からのいかくやがんせきふうじで能力を下げられた時にも発動するので
これらの特性・技を持つ相手を牽制しやすく、リーフストームやばかぢからを使わなくても候補にはなる。
ただし、つるぎのまい、せいちょう等の積み技やじゃくてんほけんでの火力補強はできなくなる。
また、かたやぶり+能力変化技は逆にならず通常通りとなる。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
リーフブレード	草	90(135)	100	急所ランク+1	タイプ一致技。性能安定。
はなふぶき	草	90(135)	100	－	タイプ一致技。非接触。ダブルでは周囲全体攻撃。
ソーラーブレード	草	125(187)	100	溜め攻撃	タイプ一致技。専用技。晴れやZクリスタルとあわせて。
ばかぢから	闘	120	100	攻撃・防御↓	USUM教え技。あまのじゃくで攻撃しつつ擬似ビルドアップに。
はたきおとす	悪	65(97)	100	持ち物排除	USUM教え技。一貫性の高いサブウェポンだが、メガストーンやZクリスタルは排除できず低威力。
つじぎり	悪	70	100	急所ランク+1	USUM新規基本技。Zワザ化する場合や持ち物を落とせない場合ははたきおとすより高威力。
ダブルチョップ	竜	40*2	90	-	USUM教え技。あまのじゃく+A特化なら呼ぶボーマンダのいかくを利用し、交代読みでH4振りを中乱1(50.27%)。 きあいのタスキやみがわりにも強いが、タイプ一致ではないのでこちらはおまけ程度。
どくづき	毒	80	100	毒30%	対草、フェアリー。炎・飛行にも等倍。
きゅうけつ	虫	80	100	HP吸収	対草、エスパー。とつげきチョッキを持たせていても使える回復技。積み技とあわせて。 ヘドロえきに注意。
つばめがえし	飛	60	必中	－	対草・虫。4倍ピンポイント。
かわらわり	闘	75	100	壁破壊	対鋼。壁構築に強くなる。
しっぺがえし	悪	50/100	100	－	鈍足と相性がよい。草半減の相手にも通りやすい。
特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
リーフストーム	草	130(195)	90	特攻↓↓	タイプ一致技。あまのじゃくと相性がよい。
エナジーボール	草	90(135)	100	特防↓10%	タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン	草	75(112)	100	HP吸収	タイプ一致技。積み技とあわせて。
くさむすび	草	20~120 (30~180)	100	－	タイプ一致技。威力不安定。最大でもリーフストーム以下だが、命中安定で能力も低下しない。
ソーラービーム	草	120(180)	100	溜め攻撃	タイプ一致技。晴れやZクリスタルとあわせて。
めざめるパワー	－	60	100	－	相性補完に。炎・氷・岩など。
ウェザーボール	無	50/100	100	－	天候に応じてタイプ・威力が変化。
はかいこうせん	無	150	90	行動不可	ラス1やZクリスタルとあわせて。
変化技	タイプ		命中	解説
こうごうせい	草		-	回復技。晴れ下では効果増幅。
アロマセラピー	草		-	状態異常に強くなる。味方の回復にも。
せいちょう	無		-	攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。あまのじゃくでは採用できない。
つるぎのまい	無		-	攻撃を強化。物理メインならこちらでも。あまのじゃくでは採用できない。
しぜんのちから	無		-	フィールドに応じて出る技が変化。通常はトライアタック。
どくどく	毒		90	ダメージ源。耐久型対策。

型考察 [編集]

物理軸型 [編集]

特性：あまのじゃく
性格：ゆうかん
努力値：H252 A252
持ち物：いのちのたま/オボンのみ/混乱実/とつげきチョッキ/Zクリスタル
確定技：ばかぢから
選択技：リーフブレードorはなふぶき/リーフストーム/しっぺがえしorはたきおとす/ダブルチョップ/きゅうけつ/みがわり/まもる

トリル下からばかぢからで攻撃しつつ攻撃と防御を積み突破を図る型。
威嚇で攻撃が上がるのが強み。メガクチートなどを止めようと威嚇持ちに交代すればラランテスが強化されるため、瞬間火力が高い味方ポケモンの隣で戦わせている場面が最も有効。
草タイプでありながら後出し威嚇ガオガエンをトリル下でワンキルできる。

両刀となるリーフストームは物理数値受けの突破や鬼火による停止を防ぐ機能があるほか、物理草技を採用しない場合は草打点にもなる。
キングシールドで攻撃が上がるため、悪技があればギルガルドにも強く出られるが、確定1発で倒せはしない点に注意。

ダブルチョップを覚えるもののメガボーマンダを苦手とするため、それに強い相方が良好。

特殊軸型 [編集]

性格：れいせい
特性：あまのじゃく
努力値：HC252
持ち物：いのちのたま/オボンのみ/混乱実/とつげきチョッキ/ノーマルZ
確定技：リーフストーム/めざめるパワー(炎/地/氷)
選択技：ギガドレイン/はかいこうせん/ウェザーボール/ばかぢから/しぜんのちから/みがわり/まもる

物理に比べ、リーフストームで特攻を2段階ずつ上げられる点と高威力・タイプ一致により初撃からそれなりの火力で積めるのが出るのが利点。
一方で耐久を上げることができないのとサブウェポンの有能さでは劣る。

ノーマルZを持たせるとウェザーボールZ・しぜんのちからZにより範囲を補強できる。
こちらも特殊数値受けを崩せるばかぢからは採用の余地がある。

ギルガルドを苦手とするため、それに強い相方が良好。

対ラランテス [編集]

注意すべき点

殴りながら攻撃を上げるばかぢからと、特攻を上げるリーフストーム。
攻撃が高く、特性あまのじゃくによりいかくやキングシールドが逆効果。
特殊型は草技に耐性がないとまず受けられない。
物理型は攻撃・防御を上げつつ回復して居座ってくる。

対策方法

高威力のサブウェポンに乏しく、やどりぎのタネや粉技などの搦め手も覚えないので、
草・虫・格闘に耐性のある特殊アタッカーなら楽に対処できる。鈍足なので上も取りやすいがとつげきチョッキには一応注意しておこう。
ばかぢからやリーフストームで積まれる前であれば、HPが満タンならトリックルーム下でも先制できるはやてのつばさファイアローでもよいが、残っているサイコフィールド等の先制技封じに注意。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]