ドダイトス - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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ドダイトス [編集]

No.389 タイプ：くさ/じめん
通常特性：しんりょく（HPが1/3以下の時に草タイプの技の威力が1.5倍になる）
隠れ特性：シェルアーマー（相手の攻撃が急所に当たらない）
体重　　：310.0kg（けたぐり・くさむすびの威力120）

唯一の「くさ×じめん」の複合タイプを持つポケモン。
鈍足アタッカー型のステータスが特徴的。やどりぎのタネや能力値UP系の技も豊富に覚える。
物理アタッカーに多いいわ＋じめんの組み合わせを双方半減にできるほか、くさタイプが本来苦手などくが等倍、ほのおはじしんで牽制可能。
じめんタイプが本来苦手なみずも、くさ技があるので出てきにくい、と相互に補完している。

一方でほのおにはこちらも一致弱点を突かれるため繰り出せず、みずも相性補完のこおり技を持っていることが多いので、4倍弱点を突かれる。
めざめるパワー氷持ちの電気にも役割を持てず、鈍足なので上から叩かれやすいのも難点。
また、メジャーなじめんアタッカー（ガブリアス、ランドロス、ドリュウズ、マンムーなど）と比べると、攻撃種族値は控えめな部類。
くさタイプではグラスメイカーを持つカプ・ブルルに遠く及ばない。

一致技は共にくさ・むし・ひこうに半減以下にされてしまうが、サブウェポンはいわ・かくとう・あくなど豊富で攻撃範囲は広い。
そのため上から叩くことができれば強いが、先手を取られていると縛られやすいという状況が多く、素早さの勝敗で有利不利が大きく変わるポケモンと言える。

特性考察 [編集]

しんりょく

通常特性。草技の通りの悪さを補える。高耐久なので発動圏内で耐えることが多い。
ウッドハンマーを主力としている場合は反動で発動しやすい。
発動すればA特化ウッドハンマーでB特化スイクンを中乱1にできるが、反動でこちらも落ちる可能性が高い。

シェルアーマー

隠れ特性。弱点の関係で耐久には向かないが、思わぬ急所で計算が狂うということはなくなる。
のろいやたくわえるを積む際の安定感が増すが、第7世代ではランク0時の急所確率が1/24に低下した。
かたやぶりで無力化されるが、上述の通り急所に当たること自体稀なので考慮外でも良い。

技考察 [編集]

攻撃技	タイプ	威力	命中	効果	解説
ウッドハンマー	草	120(180)	100	反動1/3	タイプ一致技。威力は高いが反動が痛い。
タネばくだん	草	80(120)	100	--	タイプ一致技。威力は低いが反動は無い。
タネマシンガン	草	25(37)*2~5	100	--	タイプ一致技。威力不安定だが、きあいのタスキやみがわりに強い。 5発ならウッドハンマーを超えるが期待値は3発。 第4世代技マシン限定。レート戦使用不可。
じしん	地	100(150)	100	--	タイプ一致技。性能安定。
じならし	地	60(90)	100	素早↓100%	タイプ一致技。追加効果が優秀。飛行・ふゆうには無効。
ヘビーボンバー	鋼	40(60)~ 120(180)	100	ちいさくなる相手に 必中&2倍	対氷、トゲキッスやカプ・ブルルへの打点。
ストーンエッジ	岩	100	80	急所ランク+1	対虫・飛行。一致技との相性補完に優れる。
いわなだれ	岩	75	90	怯み30%	ストーンエッジと選択。 こだわりスカーフやロックカットと合わせて怯みを狙える。
がんせきふうじ	岩	60	95	素早↓100%	じならしと選択。威力・命中で劣るが、無効タイプ無し。
ばかぢから	闘	120	100	攻撃・防御↓	能力低下が痛い。撃ち逃げ向き。
かみくだく	悪	80	100	防御↓20%	草/ゴーストやラティオスに。
げきりん	竜	120	100	行動固定	対ドラゴン。行動固定が痛い。
変化技	タイプ		命中	解説
やどりぎのタネ	草		90	削り技兼回復技。草以外の相手には刺さる。
みがわり	無		--	補助技対策や、しんりょくの発動に。
ステルスロック	岩		--	サポート用。ウッドハンマーで退場可能。
ロックカット	岩		--	素早さ強化。準速で最速145族と同速。
つるぎのまい	無		--	攻撃を強化。味方でおいかぜや麻痺撒き等のサポートがあるとよい。
のろい	霊		--	攻撃・防御を補強。素早さ低下のデメリットは小さい。
たくわえる	無		--	防御・特防を補強。Zワザ化でHP全回復。
ドわすれ	超		--	Dを2段階UP。弱点は特殊技を受ける事が多い。
こうごうせい	無		-	回復技。晴れ以外で回復量が落ちる。 のろいやドわすれを積む間に受けたダメージを回復できる。
ワイドガード	岩		-	ダブル用。こごえるかぜやねっぷうで巻き込まれるのを防ぐ。

型考察 [編集]

基本アタッカー型 [編集]

性格：いじっぱり
努力値：A252 耐久調整 残りS
持ち物：ラムのみ/ヤチェのみ/いのちのたま/こだわりハチマキ/たつじんのおび/とつげきチョッキ/イバンのみ
確定技：ウッドハンマーorタネばくだん/じしん
攻撃技：ストーンエッジ/ばかぢから/じならし/かみくだく/ヘビーボンバー
補助技：やどりぎのタネ/ステルスロック/みがわり/のろい/こうごうせい

叩き台。素早さを特化させずに耐久調整して戦う。
下記の型と違い、やどりぎのタネなどを採用できるので比較的物理受けにも対抗しやすい。

受け、繰り出しメインのポケモン達にはよく刺さる。
ただし、おいかぜやトリックルームなどのフォローがないと働きにくいのがネック。

ヤチェのみやとつげきチョッキを持たせると特殊水・電気を安定して処理できる。
また、カプ・レヒレ、アシレーヌなどは氷技の所持率が低めなので有利。

ロックカット型 [編集]

性格：いじっぱり/ようき
努力値：AS252
持ち物：きあいのタスキ/ヤチェのみ/ラムのみ/いのちのたま/たつじんのおび
確定技：ロックカット/ウッドハンマーorタネばくだん/じしん
選択技：ストーンエッジorいわなだれ/かみくだく/ヘビーボンバー

隙を見てロックカットを積み、広い攻撃範囲からの全抜きを狙う。
準速だと最速145族（アギルダー等）と同速。最速だと準速スカーフガブリアス、最速スカーフ霊獣ランドロスまで抜ける。
ロックカットを搭載するため当然他の型と比べると攻撃範囲は狭まる。

氷を強く意識する場合はきあいのタスキかヤチェのみ、火力重視の場合はいのちのたまが安定する。
電気や地面・岩などの得意な相手に出し、積む機会を作っていくのが基本。

タスキかヤチェの場合、ウッドハンマーの代わりにタネばくだんも候補に入る。
火力不足は否めないが、ウッドハンマーの反動により退場してしまうケースも多い。

スカーフ型 [編集]

性格：ようき
努力値：AS252
持ち物：こだわりスカーフ
確定技：ウッドハンマー（推奨）orタネばくだん/じしん
攻撃技：ストーンエッジorいわなだれ/ばかぢから/かみくだく/ヘビーボンバー

攻撃範囲は広いが弱点多数で鈍足のため、致命傷を受けてしまうことが多い欠点を味方のサポートなしに単体で補い、
相手にとって想定外の素早さで奇襲することを目的とした型。
草・地面・岩・格闘の攻撃範囲はかなり広く、100族前後の比較的高速低耐久の相手に刺さりやすい。
特に炎タイプに対しては一致で弱点を突くことができ、相手も退いてくる可能性は低いためこの型のターゲットとなる。
電気タイプに対しても有利だが、ライコウ、サンダース、メガライボルト等、スカーフを持たせても抜けない相手には注意。

素早さ目安

最速スカーフで108族（ゴウカザル、テラキオン等）抜き。109族（エレザード等）とは同速。
ロックカット型とは初ターンの素早さと、フルアタにすることによる攻撃範囲の広さで差別化する。

耐久面目安

無補正C振りサンダースのめざめるパワー氷は耐久無振りでも確定耐え、ライコウはH20振りで確定耐え。
メガライボルトは無補正C振りオーバーヒートで確1にされるうえ、いかくがあるため一撃では落とせない。

攻撃面目安

• 無補正A振りウッドハンマー
  H振りマリルリ、ウォッシュロトムを確1。
  H振りバンギラスは確2、しんりょく込みならメガシンカされても中乱1。
• 無補正A振りじしん
  無振りウインディをいかく込みで確2、H振りだといかく無しでも中乱1。
  H振りシャンデラ、無振りデンジュモクを確1。

相性考察 [編集]

トドゼルガ・パルシェンなどの氷・水タイプと相性がよい。
ドダイトスの氷4倍弱点を1/4に抑えられ、それらの弱点の岩や電気にドダイトスは耐性がある。

対ドダイトス [編集]

注意すべき点

高水準の物理耐久を持ち、岩＋地面を両方半減にされる。
攻撃面もタイプ一致の草・地面に加え岩・格闘・ドラゴン等の幅広いサブウェポンがある。
特に草技は特性しんりょくで強化される恐れがあり、半端な物理耐久ではやすやすと突破される。
見た目通りの鈍重さも、トリックルームやおいかぜ、ロックカット等でカバーされる。

対策方法

氷4倍なので、対ドラゴン対策がそのまま通じる。飛行タイプの技にも弱いので、ボーマンダがいれば選出を縛る事ができる。
ただし、物理耐久はガブリアスを上回るので、ガブリアスを仮想敵として調整したこおりのつぶてなどでは仕留めきれない事が多い。
致命傷を負わせる事はできるので、次のターンで確実にとどめを刺せる方法を頭に入れて行動しよう。

外部リンク [編集]

• ドダイトス - ポケモン百科事典