ウインディ [編集]
No.059 タイプ:ほのお 通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる) もらいび(炎技を受けるとそれを無効にし、交換するまで炎技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:せいぎのこころ(悪技を受けると攻撃が1段階上がる) 体重 :155.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
いかく炎 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウインディ | 90 | 110 | 80 | 100 | 80 | 95 | 555 | いかく/もらいび/せいぎのこころ | |
130 | 605 | いかく・無振り | |||||||
146 | 621 | いかく・全振り | |||||||
ガオガエン | 95 | 115 | 90 | 80 | 90 | 60 | 530 | もうか/いかく | |
145 | 585 | いかく・無振り | |||||||
161 | 601 | いかく・全振り |
物理単炎 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウインディ | 90 | 110 | 80 | 100 | 80 | 95 | 555 | いかく/もらいび/せいぎのこころ | |
エンテイ | 115 | 115 | 85 | 90 | 75 | 100 | 580 | プレッシャー/せいしんりょく | |
ヒヒダルマ | 105 | 140 | 55 | 30 | 55 | 95 | 480 | ちからずく/ダルマモード |
初代からおなじみのほのおタイプ。
合計種族値は555と伝説のポケモンに迫るほど高く、あらゆる能力が平均以上なため、物理/特殊/両刀アタッカー・物理/特殊/両受けと様々な型で運用できる。
一方、恵まれた種族値を平坦に割り振られたため、突出した能力が無く、どの役割においてもライバルとの競合は避けられない。
アタッカーとしてはA110・C100・S95という数値はごく一般的で、ほのお単タイプゆえに豊富なサブウェポンを以てしても突破できない相手は多い。
物理主体だと耐久を犠牲にする技が主力となるため場持ちが悪い、特殊主体だと耐久は維持できるが範囲が狭まってしまう。
受けとしてはいかくやバークアウト・おにび・あさのひざしなど優秀な特性・技を備えるが、メジャーなじめん・いわ技に弱いことから役割対象は限られる。
いずれかの能力に特化させるよりは、仮想敵や環境にあわせた調整を施す方が総合力の高さを活かせるだろう。
第七世代では同じくほのおタイプでいかくを持つガオガエンが登場。
より優れた一致技の範囲と耐久、エスパー・いたずらごころ無効耐性を持つ強豪であり、自身の主戦場となるダブルにおいても立場を脅かされている。
自身への変更点としては、新技もえつきるの習得が挙げられる。
高威力かつ命中安定だが使用後にほのおタイプを失う、連発は一切効かないなど癖の強い技で、オーバーヒートとは一長一短。
アタッカー型では採用しにくいが、耐久型では弱点を無くすことができ、使い方次第では有用な技となりうる。
ウインディに限った話ではないが、石で進化するポケモンなので進化後に覚えるレベル技は少ない。
フレアドライブなどの重要な技も、習得前に進化したり、進化後に忘れさせると再習得できないため、育成の際は要注意。
タマゴ技にしておけば、進化後でも再習得できる。
特性考察 [編集]
- いかく
- 積み技や半減技読みで出したり、交代読みで出して相手の攻撃を下げる。おにびと合わせると更に効果的。
アタッカーでも耐久型でも安定するので一番無難な選択肢。
いかくを入れるとテッカグヤやマッシブーンなどのじしんを無振りでも余裕を持って確定耐えするため、
これらへの役割を意識するなら必須。
いかく炎としてはガオガエンの壁があるが、しんそくやあさのひざし、インファイトなどにより差別化は容易。
- もらいび
- 元々半減なので耐性としての旨味は少なく、主に火力強化として扱われる。
ハッサムやナットレイと組み、相手の炎技読みで繰り出す事で発動を狙う。
持ち物によってはかなりの火力となり、強引に押し切る事が可能となる。
- せいぎのこころ
- 隠れ特性。「はたきおとす」や「ふいうち」を受けることで、こだわりハチマキと同等の火力を得る。
リターンは大きいが被ダメージ・居座りが前提となるため、得意とする反動技や撃ち逃げとの相性はイマイチ。
シングルではポリゴン2など「はたきおとす」を誘うポケモンと組ませた上で、自身はZクリスタルを持つなどして彼らと交代すればローリスク。
ダブルでは味方にふくろだたき等のあくタイプの技で殴ってもらうのも手だが、テラキオンというライバルがいる。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレアドライブ | 炎 | 120(180) | 100 | 反動1/3 火傷10% | 物理の主力技。高めの耐久が犠牲になるのが痛い。 | |
インファイト | 闘 | 120 | 100 | 防御特防↓ | バンギラスを初めとする岩タイプ、ヒードラン、カビゴン、ラッキー等、撃つ相手は多い。 H252バンギラスは無補正140振り・たつじんのおび以上なら無振りで確1。 | |
ワイルドボルト | 電 | 90 | 100 | 反動1/4 | 水タイプに有効だが、一撃で倒せる相手ばかりではない。 ファイアローやリザードンにも有効だが、これも反動には注意。 | |
かみくだく | 悪 | 80 | 100 | 防御↓20% | エスパー・ゴーストピンポイントとローリターンだが、数少ないローリスク技でもある。 特に炎も格闘もしんそくも通らないガラガラA、シャンデラ、ブルンゲルに。 ラティオス・ラティアスにも有効。 | |
しんそく | 無 | 80 | 100 | 優先度+2 | 物理特殊問わず必須技。この技だけで大きなアドバンテージが取れる。 | |
ニトロチャージ | 炎 | 50(75) | 100 | 素早さ↑100% | 最速ならテッカニン、無振りでも103族まで抜ける。 | |
じならし | 地 | 60 | 100 | 素早さ↓100% | 対炎として使える他撃ち逃げしても役に立つ事も。抜ける範囲は上と同じ。じしんは覚えない。 | |
げきりん | 竜 | 120 | 100 | 行動固定 使用後混乱 | ドラゴンタイプに撃ちたいが、大抵のドラゴンに先手を取られてしまう。 行動不能でしんそくが使えなくなるのも痛い。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
オーバーヒート | 炎 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | いかくして炎技を撃ち逃げするのが主体ならコレ。役割破壊としては微妙。 | |
もえつきる | 炎 | 130(195) | 100 | 炎タイプ消失 | 使用後タイプなしになるため炎タイプとしての居座りができなくなるが、こちらは特攻が下がらない。 ただし交代しない限り一発しか撃てない。 | |
だいもんじ | 炎 | 110(165) | 85 | 火傷10% | タイプ一致技。上記2つの特殊技との違いは居座り可能な点。 | |
ねっぷう | 炎 | 95(142) | 90 | 火傷10% 相手全体攻撃 | タイプ一致技。やや命中不安だが、ダブルバトルに於いて相手全体攻撃である点は優秀。 | |
かえんほうしゃ | 炎 | 90(135) | 100 | 火傷10% | 命中、PP等の点から耐久ウインディ向き。 | |
ソーラービーム | 草 | 120 | 100 | 溜め攻撃 | 晴れ下で溜め無しで撃てる。補正無しで36振ればHP振りラグラージ、トリトドン共に確1。 2倍ではパルシェンならば無補正無振りでからをやぶる前のH極振りでも確1。 | |
りゅうのはどう | 竜 | 85 | 100 | - | 無振りラティアスを確2にするには性格補正か強化アイテムが必要。教え技。 | |
バークアウト | 悪 | 55 | 95 | 特攻↓100% | 耐久型の選択肢。再生回復もあるので特殊軽減は嬉しい効果。 | |
めざめるパワー | ※ | 60 | 100 | - | 4倍でも火力不足は否めない。 | |
ほのおのうず | 炎 | 35(52) | 85 | 交代縛り | 耐久型の場合の選択肢。しめつけバンド+やけどと併せると1ターンに約22%削れる。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 備考 | |||
おにび | 炎 | 85 | 耐久型に必要。物理ポケモンの弱体化に。火傷ダメージが1/16に落ちてしまったため、ダメージ優先ならどくどくで。 | |||
どくどく | 毒 | 90 | 対耐久型。一部の耐久型はこっちも手。鋼を呼ばない点も◯。 | |||
あさのひざし | 無 | - | 耐久型用。回復量が天候依存なので注意。特に型がバレてバンギラスを出されるとかなり厳しくなる。 | |||
ほえる | 無 | - | 積み型や耐久型を流すのに使えるが、ややピンポイント気味か。特性ぼうおんに無効。 |
Zワザ考察 [編集]
火力は無補正252振りで計算。
Zワザ | 元にする技 | 威力 | 解説 | |
---|---|---|---|---|
ダイナミックフルフレイム | フレアドライブ | 190 | こだわりハチマキよりも高倍率で反動ダメージもなし。 H252シールドフォルムギルガルドや同テッカグヤが確定1発。同メガクチートがいかく込みでも確定1発。 | |
オーバーヒート | 195 | C↓↓なし。上記の相手も同様に確定1発。 | ||
ぜんりょくむそうげきれつけん | インファイト | 190 | BDダウンのデメリット無視。 H252マンムーや同カビゴンが確定1発、同ヒードランに92.9%~110.1%で乱数1発(62.5%)。 | |
スパーキングギガボルト | ワイルドボルト | 175 | 反動ダメージなし。 H252メガリザードンYが確定1発、B特化ギャラドスにいかく込みで99%~116.8%の乱数1発(87.5%)。 | |
ブルームシャインエクストラ | ソーラービーム | 190 | 晴れでなくともタメなしで打てる。 H252カバルドンやADチョッキドサイドンが確定1発。D特化カバルドンには74.4%~88.3%。 | |
アルティメットドラゴンバーン | げきりん | 190 | 行動固定と混乱なし。 A特化でH252メガリザードンXを確1。無振りメガボーマンダをいかく抜きなら確1。 |
型考察 [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性:いかく/もらいび
性格:いじっぱりorようき
努力値:HA252orAS252ベースで調整
持ち物:ホノオZ/いのちのたま/たつじんのおび/ラムのみ/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ
確定技:フレアドライブ/しんそく
優先技:インファイト
選択攻撃技:ワイルドボルト/かみくだく/じならし/ニトロチャージ/もえつきる/オーバーヒート
物理炎の差別化としてやはりしんそくの存在が大きい。
特性はいかくもよいが、反動技やインファイトで耐久が下がるので、もらいびで炎に繰り出しやすくするのも手。
ようき90族抜きに調整するくらいなら必要努力値からいって最速にした方がメリットが大きい。
ワイルドボルトを入れての最速ギャラドス抜きなら必要努力値はいじっぱりでS252、ようきの場合はS148振り。
ギャラドスがメガシンカした場合、4倍弱点にならず逆に狩られてしまう事も多いので注意。
確定技とインファイトはシャンデラやブルンゲルに受けられてしまう。
かみくだくの他、じならしやワイルドボルトがあれば対抗可能。
- 型サンプル
- 性格 :いじっぱり
努力値:HA252
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:フレアドライブ/インファイト/かみくだく/しんそく
こだわりハチマキではなくともHに振るメリットは多い。
- 耐久面
いかく込みで、いじっぱりA252+ハチマキorA1段階ブーストのテッカグヤおよび
いじっぱりA252+いのちのたまマッシブーンのじしんまで耐久無振りでも確定で耐える。 - 攻撃面
いじっぱりA252フレアドライブでH252テッカグヤを高乱数(80%)1発、
下降補正無振りのもえつきるorオーバーヒートでH252マッシブーンを確1。
HB特化のテッカグヤでもいのちのたまで中乱数1、こだわりハチマキで確1。 - 素早さ
素早さ無補正でもS236振りで最速マッシブーン(テッカグヤも)を抜く事ができるので
既にみがわりが張られている状況でない限り、先制の1発で仕留められる。
安定した対応が難しいと言われるテッカグヤ(とマッシブーン)を型を問わずに処理できるのは大きい。
こだわりハチマキ前提ならH44-S236-残りAと振れば、HB特化テッカグヤのフレアドライブ確1圏内を維持しつつ、
火力UP系持ち物がない場合のテッカグヤじしんのダメージ+フレアドライブの反動まで確定で耐え、かつ最速のテッカグヤを抜ける。
フルアタ構成になりやすいし、とつげきチョッキはどうだろう。
耐久無振りでも無補正C振りゲッコウガのハイドロポンプを確定耐えして、A特化インファイト+しんそくで倒せるようになる。
相手がいのちのたまやたつじんのおびを持ってる想定なら耐久調整が必要になるけど。あとZなみのり以上は流石に耐えられない。
↑持ち物に追加。
特殊アタッカー型 [編集]
特性:いかく/もらいび
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:特攻252 素早さ調整 残り耐久
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ/Zクリスタル
確定技:だいもんじorオーバーヒートorかえんほうしゃ/しんそく
選択攻撃技:ソーラービーム/りゅうのはどう/めざめるパワー
選択補助技:おにび/どくどく
物理型にない利点は、反動なしのメインウェポンがあることと、
りゅうのはどうやめざパでドラゴンにもある程度対抗できることくらいか。
耐久を活かす特殊型はシングルよりはダブル向きといえる。
- 下降補正無振りの物理火力について
- インファイト
B特化しんかのきせきラッキー:35.3~41.8%(たつじんのおび:42.1~49.8% いのちのたま45.8~54.1)
H252バンギラス:80.1~94.6%(たつじんのおび:95.1~112% いのちのたま:確1)
- ワイルドボルト
いかく込みで無補正無振りギャラドス:63.5~75.2%(たつじんのおび:75.8~89.4% いのちのたま:81.7~96.4%)
H252エンペルト:38.7~46%(たつじんのおび:46~54.4% いのちのたま:50.2~59.6%)
耐久型 [編集]
HBベース [編集]
特性:いかく
性格:ずぶとい
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:あさのひざし/おにび
選択技:かえんほうしゃorほのおのうず/バークアウト/もえつきる/しんそく/みがわり
先発おにび撒き兼物理受け。
特性により物理への受け出しもできるが、先発おにび撒きの方が安定する。
PGLのSMシーズン5シングルでは、ずぶといは27.0%で2位、ゴツゴツメットは23.3%で1位。
炎単タイプには良い面もあり、ガオガエンとは違いミミッキュの「ぽかぼかフレンドタイム」を半減にできる。
「いかく」+「おにび」+「あさのひざし」により、対ミミッキュ性能は高い部類。
技スペが厳しいが「ニトロチャージ」または「じならし」1回で、ばけのかわをはがしつつ最速ミミッキュの上を取れるというのも長所。
HDベース [編集]
特性:いかく
性格:おだやか
努力値:HD252 をベースに調整
持ち物:たべのこし/オボンのみ
確定技:あさのひざし
選択技:かえんほうしゃorほのおのうず/バークアウト/しんそく/おにび/どくどく/ほえる/みがわり/まもる
タイプ上有利な炎、草、フェアリー等の特殊ポケモンやおにび撒きのゴーストを受ける。
地面や岩タイプのサブウェポンを受けにくいため物理受けよりも安定する。
物理耐久もいかくで多少は補える。耐久力を活かすため攻撃技は特殊を中心とする。
- 型サンプル
- 特性 :いかく
性格 :おだやか
努力値:HD252
持ち物:たべのこし
技構成:かえんほうしゃ/バークアウト/どくどく/あさのひざし
バークアウト+あさのひざしで受け切り、どくどくやかえんほうしゃで状態異常をばら撒く。
【ダブル】物理アタッカー型 [編集]
特性:いかく
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252 or HS調整
持ち物:こだわりハチマキ/Zクリスタル(主にホノオZ)/オボンのみ/いのちのたま
確定技:フレアドライブ/しんそく
選択技:まもる/ワイルドボルト/インファイト/かみくだく/てだすけ
フェアリーの一貫を止められる特性いかく持ち。性格はいじっぱりが多く、火力に一点集中している。
この型におけるいかくは交代によって何度も発動させるのではなく、相方のポケモンの生存率も上げて対面突破を狙うもの。
バークアウトやおにびといった火力を下げる補助技は、フレアドライブとの相性が悪いので基本入らない。
カプ・レヒレやカミツルギと組まされることが多い。
いかく持ちのランドロスはほのおタイプの天敵だが、こちらもいかくで火力を削げる。
なにより、単タイプなのでリザードン(メガY)やウルガモス、ヒードランと違って4倍弱点を突かれないのが強い。
環境にカプ・レヒレが蔓延し、ミストフィールドを展開されることが多くなったことでおにびの使用率が減ったことがこの型の増加に繋がった。
もちろん、この型とカプ・レヒレとの相性も良好。特性ミストメイカーでサイコフィールドを上書きしてくれるのでしんそくも使いやすい。
炎+水フェアリーの攻撃範囲も優秀である。
現環境においてはウインディと同様に物理アタッカーのいかく炎でありながら、ねこだましに加えエスパー・ゴーストへの役割遂行なども兼ねられるガオガエンの後塵を拝しやすい。Sで上回っていることやしんそく・あさのひざし・インファイト・ワイルドボルト習得を活かしたいところ。
【ダブル】特殊アタッカー型 [編集]
特性:いかく
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:CS252 or HS調整
持ち物:こだわりメガネ/Zクリスタル(主にホノオZ)/オボンのみ/いのちのたま
確定技:ねっぷうorかえんほうしゃorだいもんじorオーバーヒートorもえつきる(複数採用あり)
選択技:しんそく/まもる/バークアウト/めざめるパワー/りゅうのはどう/おにび/てだすけ/ソーラービーム(クサZ)
AC種族値に大きな差が無いため、いかく回避目的で特殊型も採用しやすい。CSともに上回っているためガオガエンとも差別化しやすいが、技範囲は極めて狭い。
【ダブル】おにびバークアウト型 [編集]
特性:いかく
性格:おくびょう
努力値:HP252 素早さ252
持ち物:オボンのみ/たべのこし/ぼうじんゴーグル/ゴツゴツメット/ふうせん
確定技:かえんほうしゃ/バークアウト/おにび
優先技:あさのひざし/まもる
選択技:ねっぷう/だいもんじ/インファイト/しんそく/てだすけ
高火力で対面突破する上の型とは異なり、いかく・おにび・バークアウトで味方にかかる縛りを解除しつつ敵を削っていくのが主。
こちらは小回りの利く点で優れている。
- 炎技について
- 基本はかえんほうしゃ。ダブル補正のかかったねっぷうではメガクチート・モロバレルなどの遂行対象に対し火力不足である。
おまけにギルガルドにワイドガードで防がれ、いかくが仇となるキリキザンへの確定数も落ちる。
アタッカーではない以上、敵2体を殴ることは求めるべきではない。
- 調整例
- 努力値:204-0-52-20-4-228
実数値:191-x-107-123-101-158
B:A194キリキザンのランク+1いのちのたまふいうち耐え
C:H141D90キリキザンをかえんほうしゃで乱数1発(最低乱数以外1発)
S:最速霊獣ランドロス抜き(スカーフ判別)
対ウインディ [編集]
- 注意すべき点
- 特性いかくを軸に様々な戦術を展開してくる。
アタッカーとしては物理/特殊が自在で、持ち物もこだわり系・いのちのたま・Zクリスタルどれも好相性。
ほのお技としんそく・インファイトでの攻撃範囲に加え、豊富なサブウエポンは採用率が高くはないとはいえ不意の一撃を食らうと痛い。
耐久としてもおにびとの組み合わせでさらに物理耐久を増したり、バークアウトで特殊面にも隙を見せず、
さらにはもえつきるでの相性操作まで可能と、単なるほのおタイプに止まらない強みを持つ。
これらの補助効果がほとんど相手への付与であるためウインディを倒してなお状況が改善しない場合もある。
- 対策方法
- 単タイプであるが故に炎技以外の火力は平凡なため、みず・ほのお・ドラゴンタイプでなら安定して受けられる。みずで受ける場合はワイルドボルトに注意。
おにび持ちの個体が多いので、おにびを撃たれても影響が少ない特殊型やラム持ち、ほのおタイプで受ければ安全。
特性がいかくである場合、有利な相手でなければいかく再利用のために逃げていく傾向が強いので、交代先を意識して立ち回ることも大事。