セレビィ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

セレビィ [編集]

No.251 タイプ:エスパー/くさ
特性:しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
体重:5.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
禁伝草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
セレビィ100100100100100100600しぜんかいふく
シェイミ(ランドフォルム)100100100100100100600しぜんかいふく

ばつぐん(4倍)むし
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/かくとう/じめん/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第2世代の幻のポケモン。
エスパー/くさという複合タイプで弱点が非常に多い。
一方で耐性も多く、ミュウと同様に種族値ALL100なので耐久値も悪くない。じゃくてんほけんで逆手に取ってみるか。
高威力一致技のリーフストームや、一致技と補完に優れただいちのちから、やどりぎのタネやとんぼがえりもあり、サイクル戦適性があるといえる。

同種族値・同特性でくさタイプのシェイミや、同種族値でエスパーミュウとは差別化したいところ。
シェイミはランドフォルムの場合は耐性の差、スカイフォルムの場合は耐久力の差が大きく出るほか、
一致エスパー技やステルスロック、ふいうち、わるだくみなどの存在が大きな差別化ポイント。
ミュウとは、くさタイプの抵抗力やしぜんかいふくとバトンタッチの相性で差別化できる。

VC版クリスタルで確実に入手できるようになったが、確定5Vという仕様上、選べるめざめるパワーはでんき/こおり/ドラゴン/あく/はがねの5タイプのみ。
ただし電気は教え技のでんげきはの劣化なので実質4タイプといっていい。
なお、現時点で唯一色違いのセレビィが入手できる手段でもある。

+  折りたたみ

相手への「わるだくみ」「ふいうち」不所持バレを避けたいので、基本的にプレシャスボール入りの採用を推奨。

<場に出た時に判明する情報>
・モンスターボール入り[1]は「わるだくみ」を覚えていない。
・ゴージャスボール入り[2]と色違いはどちらも覚えていない。


技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓最高火力。とんぼがえりと相性が良く、わるだくみやバトンタッチとの相性は悪い。
エナジーボール90(135)100-安定した一致技。
ギガドレイン75(112)100ダメージの半分吸収教え技限定。耐久は悪くないので他のメイン技の代わりにできるか。
ソーラービーム120(180)100-晴れ下なら無反動高威力で出せる。
くさむすび20~120100-不安定だが伝説戦には重いポケモンも多く、エナジーボールの威力を上回ることも。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%もう一つの一致技。サイコショックは覚えない。
みらいよち120(180)100-2ターン後に攻撃。
攻撃が発動する前までに交代すればリーフストームの能力低下を無視可能。
シャドーボール80100特防↓10%伝説戦で多いエスパーに有効。
マジカルシャイン80100-対ドラゴン、悪。
だいちのちから80100特防↓10%教え技限定。対炎、鋼。
シグナルビーム75100教え技限定。対草。
げんしのちから60100全能力↑10%対炎、飛行。威力は低め。
追加効果はバトンタッチと相性が良いが発動率が低すぎる。
チャージビーム5090特攻↑50%積み技感覚で。飛行にも有効。
めざめるパワー60100-対虫、草、鋼。ゲノセクトに有効。上記の通りVC版産では採用できない。
物理技タイプ威力命中効果解説
タネばくだん80(120)100-教え技限定。安定した一致技。
しねんのずつき80(120)90怯み20%教え技限定。もう一つの一致技。素早いため怯みを狙いやすい。
ふいうち70100優先度+1第四世代教え技限定。先制技。対エスパー、ゴーストにも有効だが読みが必要。
しぜんのめぐみ-100-一回限りの奇襲。
つばめがえし60--対草、虫。必中効果付き。
なげつける-100道具により変化対エスパー、ゴースト。追加効果狙いでも。
変化技タイプ威力命中効果解説
やどりぎのタネ-90毎ターン体力吸収便利な技だが弱点が多いので生き残りにくい。主に後続のサポートとして。
つるぎのまい--攻撃↑↑物理アタッカーを務める場合の積み技。
わるだくみ--特攻↑↑第四世代配布限定。特殊アタッカーを務める場合の積み技。
じこさいせい--HP半分回復天候に左右されない再生回復技。
ほろびのうた--3ターン後場内全員瀕死禁止級で他に使えるのはアルセウスくらい。
ステルスロック--相手登場時体力削減後続のサポートとして撒く。とんぼがえりで後続につなげやすい。
バトンタッチ--交代+能力変化引継つるぎのまいやわるだくみなどによる能力アップを後続に渡せる。

Zワザ考察 [編集]

Zワザ元にする技威力解説
ブルームシャインエクストラリーフストーム195(292)無補正C252振りだとH252振りゲンシカイオーガ乱数1発 (37.5%)。
同条件でH252振りゲンシグラードンには確2と惜しい威力である。
タネばくだん160(240)こちらなら無補正A252振りでH252振りゲンシカイオーガ確1。
マキシマムサイブレイカーみらいよち190(285)特大のエスパー技。即放てる。
ライジングランドオーバーだいちのちから175無補正C252振りだとH252振りゲンシグラードン乱数1発 (25%)。

型考察 [編集]

特殊基本型 [編集]

性格:おくびょうorむじゃきorせっかち
努力値:攻撃&特攻調整 素早さ252
持ち物:きあいのタスキ/各種半減実/Zクリスタル
確定技:リーフストームorエナジーボールorくさむすび/サイコキネシスorみらいよち
選択特殊技:だいちのちから/シャドーボール/でんげきは/みずのはどう/マジカルシャイン
選択物理技:ふいうち/とんぼがえり
選択補助技:じこさいせい/みがわり/でんじは/めいそう/わるだくみ(配布限定)/バトンタッチ/ほろびのうた

叩き台。高威力の特殊技で攻める。
ジラーチに倣って、リーフストーム→みらいよち→交代orとんぼがえりで特攻ダウンを無視できる。
わるだくみ型も、この型とほぼ同じなので統合しました。

スカーフ型 [編集]

性格:ひかえめorおくびょう
努力値:CS全振り/C全振りS調整残りH
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:リーフストーム/トリック
優先技:だいちのちから
選択攻撃技:エナジーボールorギガドレインorくさむすび/サイコキネシス/めざめるパワー(炎)/とんぼがえり/マジカルシャイン
選択補助技:いやしのねがい/なやみのタネ/でんじは

スカーフ型には特に手痛い麻痺状態にされても交代すれば特性によって治るという強みを持っている。
シェイミにはないトリックやとんぼがえり等の重要技が習得できるため差別化は容易。

物理型 [編集]

性格: ようきorいじっぱり
努力値:素早さ252 攻撃252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/じゃくてんほけん/カムラのみ/ラムのみ/Zクリスタル
確定技:タネばくだん
選択技:しねんのずつき/しぜんのめぐみ/ふいうち/とんぼがえり/つるぎのまい/バトンタッチ/こらえる/でんじは

特殊技を受けに来た相手を逆手に取った物理型。
火力不足感が強まるが、カイオーガにはこちらのほうがダメージを与えられる。
カイオーガは特防の高さを持ち味としているため、こちらを見ても引いてくることは少なめ。

滅びサポート型 [編集]

性格:おくびょうorようき
努力値:S252 HorBorCorD252
持ち物:オボンのみ/各種半減実/きあいのタスキ
確定技:とんぼがえり/ほろびのうた
選択肢:でんじは/リーフストーム/やどりぎのタネ/いやしのねがい/ステルスロック

ほろびのうた⇒とんぼがえりで相手を半強制的に流し、後続を動きやすくするセレビィオンリーワン戦術。
リーフストームとしぜんかいふくも、とんぼがえりとの組み合わせが良好なセレビィ独自の組み合わせ。

ステルスロックを配置しておくと流した際にダメージも蓄積させられるが、自前で撒く余裕はない。
事前に他のポケモンで撒いておくのが現実的(一応セレビィ自身も習得可能)

サポートに徹するならいやしのねがいもあり。
ただし、ほろびのうたでの流し際に使うと損をするのでタイミングには注意。


対セレビィ [編集]

注意すべき点
エスパー草という伝説では少し珍しいタイプであり、草タイプということもあって多くの補助技を覚える。
映画配布限定だがわるだくみという積み技も習得できるため、パーティによっては苦しい展開を強いられることも。
種族値は伝説にしては並だが、Sは100と速い方。弱点は多いものの、きあいのタスキで強引に耐えられることもある。
対策方法
鋼タイプに対する有効打がだいちのちから程度しかなく、タイプ一致で4倍弱点を付いてくるゲノセクトが最大の鬼門。
また技をほぼ半減することができるイベルタルもかなり苦しいので、この2匹を中心に対策するのが理想的。ただしマジカルシャインには注意。
弱点が多くきあいのタスキを持っていることも多いため、ステルスロックやまきびしが有効に働く。とりあえず撒くだけでも、抑えつけることができる。
また補助技を有する個体が多いため、ちょうはつも有効である。

外部リンク [編集]


[1] 第3世代またはVC第2世代産
[2] 第6世代ポケモンバンク特典