パチリス [編集]
No.417 タイプ:でんき 通常特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる) ものひろい(毎ターン終了時に、そのターンに自分以外が消費した道具を拾って自分のものにする) 隠れ特性:ちくでん(受けた電気タイプの技を無効化し、最大HPの1/4を回復する) 体重 :3.9kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
サポート電気 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パチリス | 60 | 45 | 70 | 45 | 90 | 95 | 405 | にげあし/ものひろい/ちくでん |
デデンネ | 67 | 58 | 57 | 81 | 67 | 101 | 431 | ものひろい/ほおぶくろ/プラス |
トゲデマル | 65 | 98 | 63 | 40 | 73 | 96 | 435 | てつのトゲ/ひらいしん/がんじょう |
高めの特防と素早さ、特性「ちくでん」を持つサポート型のポケモン。
いかりのまえば、このゆびとまれなど電気タイプには希少な技を持つ。
攻撃性能は低くでんきタイプとしての役割は持たせにくいが、ほっぺすりすりを覚える点は優秀。
第六世代のダブルではひこう半減のこのゆびとまれ使いとしてファイアロー対策に採用されていたが、第七世代の弱体化により需要低下。
一方で新登場のカプ・コケコと相性が良く、エレキメイカー+エレキシードで防御上昇、ほうでん+「ちくでん」で回復などが可能。
ただしじしんが一貫するため、肝心のこのゆびとまれは活かしにくい。
特性考察 [編集]
- にげあし
- 対戦では効果が無い。トレース・スキルスワップ対策にも発動する可能性があるものひろいの方がまだいい。
- ものひろい
- 発動する状況が限定的なうえ、有用な持ち物が得られるとも限らない。
ダブルでは味方が消費した持ち物も拾えるが、コンボを組んでも成立させるのは難しい。
- ちくでん
- 隠れ特性。ほぼこちらで確定。電気を流したり、ボルトチェンジでのサイクル回しを阻止できる。
ひらいしんと異なり電気技を引き寄せられないが、味方の電気技を妨害することもない。
ただしかたやぶりには貫通され、トレースされるとボルトチェンジやほっぺすりすりが決まらなくなる。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
かみなり | 電 | 110(165) | 70 | 麻痺30% | タイプ一致技。雨やZクリスタルとあわせて。 | |
10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | 麻痺10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
ほうでん | 電 | 80(120) | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。ダブルでは周囲全体攻撃。 | |
ボルトチェンジ | 電 | 70(105) | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。攻撃しつつ撤退可能。無効化されやすい。 | |
エレキネット | 電 | 55(82) | 95 | 素早↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。 | |
ほっぺすりすり | 電 | 20(30) | 100 | 麻痺100% | タイプ一致技。タスキ潰しと麻痺撒きを兼ねる妨害技。 | |
くさむすび | 草 | 20~120 | 100 | - | 対地面。威力不安定。ガブリアスやランドロスには等倍。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退可能。無効化されないが低威力・接触技。 | |
ほしがる | 無 | 60 | 100 | 道具奪取 | 相手の持ち物次第では有用。 | |
いかりのまえば | 無 | - | 90 | - | 優秀な削り技。一貫性が高く、交代読みで撃ちやすい。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
でんじは | 電 | 90 | 妨害技。ふいうちやゴツゴツメットに強い。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。味方の特防を強化。 | |||
あまえる | 妖 | 100 | 相手の攻撃を弱化。呼ぶ物理アタッカー対策。 | |||
ゆうわく | 無 | 100 | 異性の特攻を弱化。ダブルでは相手全体対象。 | |||
うそなき | 悪 | 100 | 相手の特防を弱化。後続や相方の火力補強に。 | |||
いばる | 無 | 85 | 妨害技。ハイリスクハイリターン。 | |||
おだてる | 悪 | 100 | 妨害技。ローリスクローリターン。 | |||
このゆびとまれ | 無 | - | ダブル用。パチリスの採用理由。ちくでんとあわせて。 | |||
プラズマシャワー | 電 | - | ダブル向き。優先度+1。そのターン、ノーマル技が電気技に変化。ちくでんとあわせて。 |
型考察 [編集]
サポート基本型 [編集]
性格:素早さ上昇系or特防上昇系
努力値:H252 DorS252
持ち物:きあいのタスキ/ひかりのねんど/オボンのみ/シュカのみ/ふうせん
確定技:ほっぺすりすり/いかりのまえば
選択技:とんぼがえり(推奨)orボルトチェンジ/ひかりのかべ/いばる/みがわり/ゆうわく/攻撃技
特殊耐久と素早さ、ちくでんを活かしたサポート型。
最大の利点はちょうはつを受けずに麻痺を入れられるほっぺすりすり。
ラムのみを持てないメガシンカポケモン等には特に有効となる。
麻痺らせた後はとんぼがえりで様子を伺いつつ後続に繋ぐか、いかりのまえばで体力を削る。
ちくでんにより電気は流せるが、地面を呼びやすいので注意。
性格は大抵の特殊技を耐えるようになる特防系か、先制で壁を張るチャンスが増える素早さ系。
補正有りH252D156振りで無補正C振りラティオス@メガネのりゅうせいぐんを確定耐えする。
ちなみにC特化サザンドラ@メガネのりゅうせいぐんまで耐えるには補正有りH252D228振りが必要。
ほっぺすりすりといかりのまえばしか使わないと割り切るならとつげきチョッキも持ち物候補に入る。
D特化@チョッキでC特化ラティオス@メガネのりゅうのはどうを2耐えするほどの耐久になる。
耐久指数は39078と、特化ミロカロス並の高さ。ただし回復はできない。
【ダブル】サポート型 [編集]
性格:素早さ上昇系or防御上昇系or特防上昇系
努力値:H252 BorDorS252
持ち物:きあいのタスキ/ひかりのねんど/オボンのみ/シュカのみ/ふうせん
確定技:このゆびとまれ/ほっぺすりすり
優先技:いかりのまえば
攻撃技:とんぼがえりorボルトチェンジ/エレキネット
変化技:まもる/てだすけ/ひかりのかべ/いばるorおだてるorてんしのキッス/ゆうわく/うそなき/プラズマシャワー
種族値不足が目立つが、このゆびとまれ使いとしては希少な耐性でフィールドを支配する。
この指使いの中で電気無効・飛行半減のポケモンは他にエレキブル系統(XD限定)とライチュウ系統(第三世代配布限定)のみである。
飛行タイプと組ませれば、じしんを牽制しつつ、電気技を誘ってこのゆびとまれ+ちくでんで吸収することも可能。
この手のポケモンはちょうはつで無力化されてしまうものが多いが、パチリスはいかりのまえばとほっぺすりすりで対抗できる。
隙を見て「いばキー」等のコンボを行うのも良い。
プラズマシャワーは、相手のハイパーボイス等を電気タイプにし、ちくでんで回復に変える事ができる。
耐久調整目安として、無補正H252B156振りで無補正A振りガブリアスのじしんをダブル補正込みで確定耐え。
対パチリス [編集]
- 注意すべき点
- 特性ちくでんにより電気を流しつつ、後続をいかりのまえばやほっぺすりすりで妨害してくる。
有利対面を作ってもとんぼがえりで撤退されてしまう。これらの技はちょうはつでは阻止できない。
ダブルではこのゆびとまれを使い、相方を守る。安易に電気技を撃つと吸収される。