ペラップ [編集]
No.441 タイプ:ノーマル/ひこう 通常特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる) ちどりあし(混乱したとき回避率が上がる) 隠れ特性:はとむね(防御を下げられない) 体重 :1.9kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
一致ばくおんぱ | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ペラップ | 76 | 65 | 45 | 92 | 42 | 91 | 411 | するどいめ/ちどりあし/はとむね |
オオスバメ | 60 | 85 | 60 | 75 | 50 | 125 | 455 | こんじょう/きもったま |
バクオング | 104 | 91 | 63 | 91 | 73 | 61 | 490 | ぼうおん/きもったま |
ドデカバシ | 80 | 120 | 75 | 75 | 75 | 60 | 485 | するどいめ/スキルリンク/ちからずく |
数多い「ノーマル×ひこう」複合の一体にして、数少ない一致ばくおんぱ使い。
耐久面は脆いが、タイプ一致ばくおんぱ使いの中では最も特攻が高く、また混乱確定の専用技おしゃべりも覚える。
回避率上昇無視の「するどいめ」とみがわり貫通のおしゃべりのおかげで、回避頼りの戦法には滅法強い。
これらの相手を流してわるだくみを積んだり、おいかぜで起点を作ったりできる。
ただし、メインウェポンが両方とも音技であるため、特性「ぼうおん」には流されてしまう。
環境に多い特性ではないものの、非常に不利な相手であるため見せ合いから注意する必要がある。
第七世代では以下の要素により逆風に晒されている。
いずれも紙耐久でありおしゃべり頼りのペラップにとって痛いものばかり。
- 混乱の弱体化
混乱による自傷率が1/2→1/3に減少。
つまり、おしゃべりの弱体化と同義であり、わるだくみを積む隙を作りづらくなってしまった。 - カプ・レヒレの登場
特性ミストメイカーで状態異常耐性を付与するカプ・レヒレの登場により、おしゃべりの追加効果を掻き消されてしまう場面が増えた。
カプ・レヒレは使用率も高いため、選出段階で圧力をかけられてしまうことも多い。 - 新技のじごくづき
新技の「じごくづき」を受けると次のターンまで音技が使えなくなる。
SMでは使用ポケモンはマニューラとガオガエンのみだったが、USUMで教え技化。
搭載率はともかく、音技ありきのペラップにとっては見過ごせない点。 - 「ぼうおん」持ちの環境進出
厄介なブレイジングソウルビートを無効化できるため、特にダブルにおいてぼうおん持ちが増加。また、ジャラランガ自身もダブルで8割、シングルでも15%がぼうおん個体。
特性考察 [編集]
- するどいめ
- 他2つの特性が実用性に乏しすぎるため、消去法で確定。
みがわり貫通のばくおんぱ・おしゃべりと合わせて、回避戦法に滅法強くなる。
それらを上手く流せれば積む隙が生まれるのもポイント。 - ちどりあし
- 発動条件も効果も不安定であり、恩恵を感じにくい。
混乱の弱体化もあり混乱技の採用率もかなり減っているため候補外。 - はとむね
- 隠れ特性。紙耐久のペラップにとって、B下降技が飛んでくる、B下降の追加効果で確定数がずれるといったことはまずない。
それを差し引いてもあまりに限定的な効果であるため、こちらも候補外。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ばくおんぱ | 無 | 140(210) | 100 | - | タイプ一致技。みがわり貫通。ダブルでは周囲全体攻撃。 | |
おしゃべり | 飛 | 65(97) | 100 | 混乱100% | タイプ一致技。専用技。追加効果が優秀。みがわり貫通。 | |
ねっぷう | 炎 | 95 | 90 | 火傷10% | 教え技。対鋼。ダブルでは相手全体攻撃。 | |
めざめるパワー | 地 | 60 | 100 | - | 相性補完に。岩やヒードラン、ぼうおんマルマイン等に有効。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退。サポート後の退場や、交代読みで。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
うたう | 無 | 55 | 起点作りに。命中難だがみがわり貫通。 | |||
アンコール | 無 | 100 | 起点作りに。無効技・補助技狙いで。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。耐久型に。 | |||
わるだくみ | 悪 | - | 決定力向上に。おしゃべりや補助技でなんとか起点を作りたい。 | |||
おいかぜ | 飛 | - | サポート用。味方の素早さ倍増。 | |||
こうそくいどう | 超 | - | 素早さ強化。おいかぜと異なり、ターン制限無しだが効果は自分のみ。 |
Zワザ考察 [編集]
Zワザ | 元にする技 | 威力 | 解説 | |
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ウルトラダッシュアタック | ばくおんぱ | 200(300) | 最高火力。音技ではなくなるのでぼうおん持ちにも効く。 | |
ファイナルダイブクラッシュ | おしゃべり | 120(180) | 音技ではなくなるのでぼうおん持ちにも効く。無補正252振りで耐久無振りジャラランガを確1。 | |
ダイナミックフルフレイム | ねっぷう | 175 |
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
特性:するどいめ
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/ノーマルZ
確定技:ばくおんぱ/おしゃべり
選択技:ねっぷう/めざめるパワー(地)/アンコール/わるだくみ/ちょうはつ/うたう
おしゃべりは威力が低く、2倍弱点では等倍ばくおんぱを下回るものの、
無効タイプ無し・みがわり貫通で混乱100%の追加効果が強力。
先手を取れれば混乱により無償突破できる芽がある上、変化技により悠長な真似は許さない。
するどいめによってちいさくなる等の回避型ポケモンにも強い圧力をかけられる。
ペラップ単騎では運の要素が払拭できないが、きあいのタスキを持たせ、
後出しはせずCS252で確実に先制できる相手に投げていくと有効。
先制おしゃべりやうたうで起点を作ったり、タスキを盾にしたりしてわるだくみを積めばかなりのポケモンが確1圏内にはいるので全抜きも狙える。
ただし先制技や連続技、ラムのみには弱い。また高火力技が音技に偏っているのでぼうおん持ちが来たら流されざるを得ない。