マスキッパ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

マスキッパ [編集]

No.455 タイプ:くさ
特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない)
体重:27.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
鈍足両刀単草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
マスキッパ7410072907246454ふゆう
モジャンボ1001001251105050535ようりょくそ/リーフガード/さいせいりょく
ラランテス7010590809045480リーフガード/あまのじゃく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「ふゆう」により、じめん無効


攻撃が高めの単くさタイプ。特性は異なるものの、種族値だけ見ればほぼモジャンボラランテスの劣化。
ラランテスとは「ねむりごな」や「やどりぎのタネ」などで差別化可能だが、問題はモジャンボ
ふゆう」による独自の耐性を活かしたいが、地面技はもともと半減なのでメリットは少なく、
寧ろフィールド効果の恩恵を受けられないデメリットの方が大きい。
なお、通常ルールの範囲外だが、さかさバトルにおいては地面弱点を打ち消せるため、一転して有用な特性となることを付記しておく。

マスキッパが覚えてモジャンボ・ラランテスが覚えない有用そうな技
かみくだく・たくわえる・むしくい・いえき・アシッドボム

・かみくだく:性能安定。相手の持ち物・素早さに依存しない。
・たくわえる:たくわえるマスキッパ<ドわすれモジャンボ。特殊耐久も追いつかない。
・むしくい:相手のきのみを利用できることがあるむしタイプのウェポン。但し一致技と半減されるタイプが被り、さかさバトルでも他のサブで事足りることが多い。
・いえき:なやみのタネによるねむりごな無効を回避可。味方のケッキングに有効。じしん無効と噛み合っている。

モジャンボはかみくだくを「はたきおとす」、たくわえるを「リフレクター」「ドわすれ」、いえきを「なやみのタネ」で代用できる。
 ラランテスはかみくだくを「はたきおとす」、むしくいを「きゅうけつ」で代用できる。

この中でアシッドボムはうまく使えれば火力補強になりうるもので、モジャンボやラランテスは代用できそうな技がない。
通常は呼ぶ鋼に容易に無効化されるため有効に扱うことは難しいが、さかさバトルにおいては無効化されず、計5タイプの弱点を突けるウェポンとなる。
しかし元の耐久や素早さが低いため撃つタイミングを掴みにくく、現状では差別化になりえるほどの有用性は見出しづらいといえる。

現状ではモジャンボを始めとした他の草ポケモン種族値・習得技・特性で大きく差を付けられているのが正直な所。
但し個性が埋もれがちなだけで、A100の他技考察にある通りの必要最低限の技は揃っており、性能そのものは戦力外レベルではない。
差別化が難しい以上差別化を気にせず汎用性重視で運用したほうが使いやすい場合が多い。

USUMでは新たにじごくづき、きりばらいを習得。



特性考察 [編集]

ふゆう
隠れ特性はなくこれのみ。
耐性で元々地面は半減なうえに、各種フィールドの恩恵が受けられない。
一応、物理耐久は高くないので半減と無効の差はそれなりにあるが、その点を加味してもミスマッチと言える。
耐久型の場合じわれが効かないという点はメリットだが、そのじわれ自体も一撃技の中では採用率は低めである。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
パワーウィップ120(180)85-タイプ一致技。高威力・命中不安。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。中威力・命中安定。
タネマシンガン25(37)*2~5100-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。
5発ならパワーウィップを超えるが期待値は3発。
かみくだく80100防御↓20%一貫性は高い。A特化で無振りゲンガーを中乱1(62%)。
じごくづき80100音技封印かみくだくと同威力。ほろびのうたやほえるを重く見るなら。
はたきおとす65/97100道具排除追加効果が優秀だが、メガストーン・Zクリスタルには無効。
むしくい60100きのみ奪取対草。アッキやタラプ、オボン持ちに撃てればおいしい。
おんがえし102100-草技とあわせて鋼以外には等倍以上。
しぜんのめぐみ-80~100100-相性補完に。きのみを消費するので一度きり。
特殊技タイプ威力命中効果解説
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収タイプ一致技。回復効果付き。
くさむすび20~120
(30~180)
100-タイプ一致技。威力不安定。100.1kg以上ならエナジーボール超え。
ヘドロばくだん90100毒30%対草。毒で火力補強も狙える。
まとわりつく20100拘束ダメしめつけバンドやどくどくとあわせて。
めざめるパワー-60100-相性補完に。4倍狙いで炎・氷・岩など。
変化技タイプ命中解説
ねむりごな75起点作りに。草やぼうじんには無効。
しびれごな75妨害技。電気や草に無効だが、地面には有効。
やどりぎのタネ90削り技兼回復技。草以外の相手には刺さる。
つるぎのまい-攻撃を強化。全抜きを狙うなら素早さ補強も欲しい。
たくわえる-防御・特防を補強。Zワザ化でHP全回復。
こうごうせい-回復技。天候変化に注意。
いかりのこな-ダブル用。優先度+2ですべての技を自分が受ける。粉技なので草タイプには無効。
きりばらい-ステルスロックや壁の解除に。

型考察 [編集]

物理型 [編集]

性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 耐久調整
持ち物:こだわりハチマキ/Zクリスタル/とつげきチョッキなど
確定技:パワーウィップorタネばくだんorタネマシンガン
優先技:かみくだく/むしくい
攻撃技:はたきおとす/おんがえし/めざめるパワー(炎)
補助技:つるぎのまい/ねむりごな/しびれごな/やどりぎのタネ/みがわり/いえき

モジャンボの劣化だが、あえて使うならかみくだく、むしくいをいれたい。
草技はパワーウィップ推奨。タネばくだんではリーフィアラランテスに劣る。
耐久はほぼ劣化のため差別化には使えない。

耐久型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:HBorD252
持ち物:たべのこし
確定技:まとわりつく
攻撃技:ギガドレインorエナジーボール/めざめるパワー(炎)
補助技:こうごうせい/ねむりごな/しびれごな/やどりぎのタネ/たくわえる/みがわり/いえき

有利な相手を拘束し、やどりぎのタネやたくわえる、ギガドレインで粘る。
モジャンボでも同様の型が作れる上に数値上はほぼ上位互換。何らかの差別化を考えたい。
高耐久の草タイプとしてはメガフシギバナ等も壁となる。
こちらは差別化としてまとわりつくが有用だが、耐久数値には圧倒的な隔たりがある。

物理耐久指数
ポケモン無振全振
マスキッパ1370824616
メガフシギバナ2216535904
モジャンボ2537540158
特殊耐久指数
ポケモン無振全振
マスキッパ1370824616
メガフシギバナ2170035343
モジャンボ1225023184

物理特化ではたくわえる1回で素のモジャンボに届かず、2回積んでようやく約1.4倍となる。
特殊特化はモジャンボとほぼ同等だが、メガフシギバナは同じく約1.4倍の指数。
この指数の割合はおおよそ「確定2発のダメージが確定3発になる」ことに相当し、
言い換えればモジャンボに行動回数で勝るために2回、メガフシギバナと並ぶために1回の行動が必要であることになる。
たくわえるは役割遂行のための最低限の耐久を確保するものと考え、ここ以外での差別化を考えるべきだろう。


対マスキッパ [編集]

注意すべき点
攻撃・特攻共に高めで型が読みにくい。草技の他にかみくだく・はたきおとす等の悪技も覚える。
ねむりごな、やどりぎのタネでの妨害や、つるぎのまい、たくわえる等の積み技も厄介。
ふゆうにより地面技(特にじわれ)やどくびし、ねばねばネットが効かない。
対策方法
鈍足なため上を取りやすい。
草単タイプゆえ弱点も多く、耐久も高くなく不一致弱点でも対処可能。
まとわりつくを中心とする耐久型にもちょうはつで対応できる。

外部リンク [編集]