ギラティナ [編集]
No.487 ・アナザーフォルム タイプ :ゴースト/ドラゴン 通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす) 隠れ特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない) 体重 :750.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120) ・オリジンフォルム タイプ:ゴースト/ドラゴン 特性 :ふゆう(地面タイプの技を受けない) 体重 :650.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120) 専用道具:はっきんだま(オリジンフォルムになり、ゴースト・ドラゴンタイプの技の威力が1.2倍になる)
唯一の「ゴースト×ドラゴン」の複合タイプを持つ禁止伝説ポケモン。
極めて高い耐久力と優秀な耐性を誇る一方、メジャーな弱点も多く抱えているためあまり過信はできない。
専用アイテム「はっきんだま」を持たせることでオリジンフォルムとなる。
タイプと特性ふゆうにより、水・電気・炎・草半減、地面無効となるため、ゲンシグラードン・ゲンシカイオーガに出しやすい。
まもる貫通効果のあるシャドーダイブと、採用されやすい一般ポケモンであるガルーラやギルガルドに相性的に優位であるため、特にGSルールにおいての一貫性が高い。
第六世代ではゴースト→鋼の等倍化や、一部特殊技の威力低下により安定した立ち回りができるようになったが、
第七世代では強力なフェアリーが複数登場しており、ドラゴンタイプが足を引っ張る形になっている。
一方Zクリスタルによって、シャドーダイブがさらに使いやすくなった。マジックコートやうらみ、どくどくなどをZワザ化することで自慢の防御力をさらに強められるようになったのもうれしい。
形態考察 [編集]
アナザーフォルム [編集]
通常のフォルム。比較するとやや耐久寄りのステータス。
耐性も相まっての高い耐久力や、持ち物が自由であることが利点。
- プレッシャー
- 通常特性。隠れ特性のテレパシーがダブル専用のため、シングルなら一択。
高い耐久力との相性も良いため、ダブルでもこちらを選ぶ意義はある。
- テレパシー
- 隠れ特性。効果はダブル専用。
味方を巻き込む攻撃を戦法に組み込む場合に。
かたやぶりで無効化されるのは忘れずに。
オリジンフォルム [編集]
はっきんだまを持たせることでフォルムチェンジ。こちらはやや攻撃寄り。
持ち物が固定されてしまうデメリットはあるが、トリックやはたきおとす等で失われない。
特性ふゆうによる対グラードン性能や、持ち物を奪われないことが利点。
攻撃寄りとはいえ耐久自体はクレセリアやアルセウスと遜色ないレベルであるため、並みの攻撃では倒れない。
- ふゆう
- アナザーフォルムから特性が変化。オリジンフォルムの場合はこれで固定。
じしんに巻き込まれなくなるほか、グラードンのだんがいのつるぎを透かせるのが大きい。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
シャドーダイブ | 霊 | 120(180) | 100 | ※1 | 専用技。Zクリスタルやパワフルハーブを持てば即撃てる。詳細解説は下記。 | |
かげうち | 霊 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | S90にはありがたい先制技。 しんそく・フェイント・ねこだまし無効なので、優先度+1でも十分。 | |
シャドークロー | 霊 | 70(105) | 100 | 急所率+1 | タイプ一致だが、威力的にサブウェポンに近い。 | |
げきりん | 竜 | 120(180) | 100 | 行動固定 攻撃後混乱 | 高火力技だが使いにくく、フェアリーで止まる。 | |
ドラゴンクロー | 竜 | 80(120) | 100 | - | デメリットのないドラゴン技。撃ち分けたい場合に。 | |
ドラゴンテール | 竜 | 60(90) | 90 | 優先度-6 相手交代 | 流し性能を活かし、主に状態異常技やステルスロックと合わせて。 | |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | ゲンシグラードン、ディアルガ、レシラム、ゼクロムなど地面技は伝説戦で通りがよい。 | |
ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所率+1 | ホウオウ、レシラム、イベルタルへ。 | |
アイアンテール | 鋼 | 100 | 75 | 防御↓30% | ゼルネアスやフェアリーアルセウス対策。教え技。 | |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | 命中安定。S90なので怯みは期待できない。でんじはと合わせて。教え技。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
りゅうせいぐん | 竜 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | 高火力のドラゴン技。種族値的に二刀も可能なので打ちやすい。 | |
りゅうのはどう | 竜 | 85(127) | 100 | - | 安定したドラゴン技。耐久型などで。 | |
シャドーボール | 霊 | 80(120) | 100 | 特防↓20% | 特殊メイン技。伝説戦ではエスパーが多いので通りはよい。 | |
たたりめ | 霊 | 65(97)/ 130(195) | 100 | - | 状態異常と絡めて最高火力を出せる。 | |
はどうだん | 闘 | 80 | 必中 | - | ゴースト技と合わせて広い攻撃範囲を得られる。きあいだまは覚えない。 | |
だいちのちから | 地 | 90 | 100 | 特防↓10% | 伝説戦で地面技の通りはよい。 | |
10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | カイオーガやイベルタル対策に。 | |
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | 威力を求めるなら。カイオーガに対し特に有効。 | |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | カイオーガとグラードンの両方に抜群を取れる。 他の禁止伝説には半減されやすい。 | |
こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早↓100% | 全体攻撃。伝説戦はダブルが多いので特に有効。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 | ||
めいそう | 超 | - | 特攻↑特防↑ | 耐久が高いので積みやすい。要塞化も狙えるが、ちょうはつを受けやすいので注意。 | ||
マジックコート | 超 | - | 変化技反射 | 催眠技やちょうはつをはね返す。Zワザ化で特防2段階上昇。 | ||
おにび | 炎 | 85 | 火傷 | 物理アタッカーに。たたりめとセットで。 | ||
でんじは | 電 | 90 | 麻痺 | 低いSもカバーできる。たたりめとセットで。 | ||
どくどく | 毒 | 90 | 猛毒 | 対耐久型でのダメージソースに。たたりめとセットで。Zワザ化で防御1段階上昇。 | ||
みちづれ | 霊 | - | 瀕死 | S90なのでやや扱いづらい。ターン確保目的。 連続使用で必ず失敗。 | ||
みがわり | 無 | - | みがわり設置 | 状態異常回避や、交換読みなどで。 | ||
ねむる | 超 | - | HP全回復 | カゴのみと合わせて。 | ||
いたみわけ | 無 | 必中 | HP平均化 | 手軽に使える回復技。教え技。 | ||
おいかぜ | 飛 | -- | 素早2倍 | 自分自身も素早さ激戦区に位置するため有用。 | ||
うらみ | 霊 | 100 | PP削り | プレッシャーと合わせてPP10ぐらいの技なら容易に削れる。Zワザ化で全回復。 |
専用技「シャドーダイブ」について [編集]
1ターン目で姿を消し、2ターン目で攻撃する。
まもる・みきり・たたみがえし・ニードルガード・キングシールドなど、攻撃から身を守る技を貫通する。
第6世代は「ちいさくなるを使用した相手には必中+威力2倍」の効果があったが、SMから無くなっている。
型考察 [編集]
オリジンフォルム [編集]
アタッカー型 [編集]
性格:いじっぱり/ようき/ひかえめ/おくびょう/ゆうかん/さみしがり/せっかち/れいせい
努力値:攻撃252or特攻252/残り耐久or素早さ252
持ち物:はっきんだま
確定技(物理技):シャドーダイブorシャドークロー/げきりんorドラゴンクロー
確定技(特殊技):たたりめorシャドーボール/りゅうせいぐんorりゅうのはどう
優先技:かげうちorでんじは
選択技:ストーンエッジ/じしんorだいちのちから/はどうだん/アイアンテールorアイアンヘッド/アクアテール/おにび/おいかぜ
りゅうせいぐん→かげうちのコンボを有し、
ゴースト技+はどうだん(格闘技)の範囲の広さを有する。
また物理や特殊だけでも弱点対策が出来ており、技範囲が広い。
フェアリー対策でアイアンテールとアイアンヘッド追加。
物理受け型 [編集]
性格:ずぶとい/のんき/わんぱく/おくびょう/ようき
努力値:HP252 防御252 or 防御252 素早さ252
持ち物:はっきんだま
確定技:おにび
選択技:シャドーボールorたたりめ/りゅうせいぐんorりゅうのはどうorドラゴンクロー/はどうだん/かげうち/いたみわけ/みちづれ/どくどく
耐久はアナザーフォルムに劣るが、こちらはメガガルーラに搭載されることの多いノーマル、格闘技に加え、地面技を無効にできるのが利点。
ふいうちもおにびで空かすこともできる。
また、はっきんだまはたきおとすで失われないので、ゴーストタイプが苦手とするはたきおとすのダメージを軽減することができる。
さらにトリックが無効なのでスカーフトリックなどにも強い。
アナザーフォルム [編集]
特殊耐久型 [編集]
性格:おだやか
努力値:HP252 特防252 素早さ・耐久調整
持ち物:たべのこし/ロゼルのみ/ハバンのみ/カゴのみ/ゴーストZ
確定技:めいそう/シャドーボールorたたりめ またはりゅうのはどう
選択攻撃技:はどうだん/エナジーボール/10まんボルトorかみなり/こごえるかぜ
選択補助技:ねむる/ねごと/ほえるorドラゴンテール/でんじは/おにび/どくどく/みちづれ/みがわり/うらみ
瞑想を積んでの耐久型。
フェアリータイプの登場により、第5世代に比べドラゴンタイプの大技の撃ち合いが減ったため居座りやすさは増した。
HD252+ロゼルのみなら、ゼルネアスのジオコントロール後のムーンフォースを余裕で耐え、みちづれすることもできる。
うらみ+プレッシャーで相手のPPを6削れる。
みがわりからのゴーストZを使用したうらみを使うことで、こちらは無傷のまま相手のPP8クラスの主力技を使用不可能にすることができる。
まもみがプレッシャー型 [編集]
性格:おくびょうorようき
努力値:S252 H16n+1調整 残り耐久または火力
持ち物:たべのこし
確定技:まもる/みがわり
選択攻撃技:シャドーボールorたたりめ/りゅうのはどう/シャドーダイブorシャドークロー/はどうだん/じしんorだいちのちから/あくのはどう
選択補助技:どくどく/でんじは/おにび/めいそう/ほえる/うらみ
高い耐久と特性プレッシャーを活かした型。
どくどくで蓄積ダメージを狙ってもよいし、でんじはで麻痺させればみがわりを残したまま殴れる。
ターン数を稼げるシャドーダイブはこの型と相性がよいがシャドーダイブ自体のPPの少なさが気にかかる。
アタッカー型 [編集]
性格:いじっぱり/ひかえめ/ようき/おくびょう/ゆうかん/れいせい
努力値:A252orC252 H252or素早さ耐久調整
持ち物:じゃくてんほけん/いのちのたま/ラムのみ/こだわり系/半減実 など
物理技:かげうちorシャドーダイブ/じしん/げきりん/ストーンエッジ/アイアンヘッドorアイアンテール/
特殊技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/シャドーボール/はどうだん/だいちのちから/10まんボルトorかみなり
補助技:みちづれ/みがわり/でんじは/おにび/ほえる
オリジンフォルムと違い持ち物が固定されないので、自由度が高く、
高い耐久力をそのままに火力を高める道具を持つことでサイクル戦に強くした型。
こだわり系アイテムを持たせれば、オリジンよりも火力も多少出る。(ただし技が固定される)
- こだわりハチマキ
鋼技搭載でフェアリーに強くなり、専用技のダイブや、先制技かげうちの威力も確保できる - こだわりメガネ
シャドーボール&はどうだんの広範囲に、りゅうせいぐんの高火力で攻める事ができる
耐久が高いので、じゃくてんほけんとの相性もよい。
Sに関しては、伝説戦では遅い方なので、Sを捨てて他に回してもよいが、
伝説のS90はホウオウ、カイオーガ、グラードン、デオキシスD、ディアルガ、レシラム、ゼクロム
とかなりの激戦区。同速に勝てるようにSに極振りするのも手。
こだわりスカーフでもよいがアナザーフォルムのACでは若干火力不足。
対ギラティナ [編集]
- 注意すべき点
- ゴースト・ドラゴンという独特のタイプを持ち、8つの耐性を持つため種族値と相まって得意なポケモンにはとことん得意。
多くの補助技を覚え、難攻不落の要塞と化してしまうケースがある。攻撃性能も貧弱というわけではなく、
ゴーストの一貫性、条件付きではあるが最高火力を出せるたたりめが強力。
弱点タイプをつかれても、火力によっては痛くも痒くもない場合があり、要塞型のみならずじゃくてんほけんなども注意したい。
- 対策方法
- 5つの弱点を持ち、しかも禁止伝説戦ではメジャーなドラゴン・フェアリーなどを弱点に持つ。
ほとんどのポケモンが弱点をつけるので、こちらが弱点を突かれなければ処理するのは難しくない。
イベルタル・ゼルネアスが理想的。弱点タイプになれるアルセウスも有力。
耐久力を活かすタイプのポケモンなので、きあいのタスキの所持はまずない。
きあいのタスキや半減実を所持すれば、こちらが弱点を突かれるポケモンでも倒せることがある。
要塞化される前に火力でねじ伏せたい。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | タマゴ未発見 | |
性別 | 性別不明 |