グラエナ [編集]
No.262 タイプ:あく 通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)※ポチエナのとき「にげあし」 はやあし(状態異常のときに素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが下がらない) 隠れ特性:じしんかじょう(相手を瀕死にすると攻撃が1段階上がる)※ポチエナのとき「びびり」 体重 :37.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
単悪 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グラエナ | 70 | 90 | 70 | 60 | 60 | 70 | 420 | いかく/はやあし/じしんかじょう |
115 | 465 | いかく無振り換算 | ||||||
ブラッキー | 95 | 65 | 110 | 60 | 130 | 65 | 525 | シンクロ/せいしんりょく |
アブソル | 65 | 130 | 60 | 75 | 60 | 75 | 465 | プレッシャー/きょううん/せいぎのこころ |
メガアブソル | 65 | 150 | 60 | 115 | 60 | 115 | 565 | マジックミラー |
第3世代で登場したあく単タイプ。
序盤ポケモンゆえ種族値が低く、火力・素早さ・耐久いずれも数値が足りない。
しかしブラッキーやアブソルには無い特性いかくやいかりのまえば等、独自の個性は持ち合わせている。
バークアウト、ふいうち、ちょうはつといったあくタイプらしい優秀な技も揃っているため、同単タイプとの差別化は難しくない。
複合タイプを含めるとワルビアルは特性が2つ被り、攻撃範囲・種族値とも完全劣化であるため意識せざるを得ないライバル。
単タイプゆえの弱点の少なさと、ふいうち・あくび・いかりのまえば・じゃれつくなどの技で差別化を狙いたい。
第七世代ではカプ系をはじめとする特殊フェアリーの増加が逆風となる。
いかくの意味がないうえ、フィールドによってはふいうちやあくびも封じられるため非常に動きづらい。
3色キバ・あくび・じゃれつくなど、有用なタマゴ技の大半がレベルで覚えられるようになったため、
タマゴ技の遺伝は他に有用そうなさきどりだけで十分になった。
特性考察 [編集]
- いかく
- 擬似的に防御を補強でき、B特化なら同条件ブラッキーとほぼ同等の耐久力を得られる。
回復技に乏しいため物理受けは難しいが、繰り出すだけで後続サポートになる点は優秀。
弱点の少ない単あくタイプでは唯一のいかく持ちであるため、差別化にも有用。
単純なアタッカーとしてはいかくワルビアルの壁を超えるのは難しいため、
弱点の少なさとあくび・いかりのまえばを活かした、サポート寄りの動きを取り入れたい。
- はやあし
- どくどくだまやかえんだま、まもるとあわせて。最速なら発動時に最速130族を抜ける。
スカーフと違い技を撃ち分けられるので、あくびやちょうはつ等の補助技も使える。
ただし耐久を削ることになる上、状態異常玉の発動で型を見抜かれるためスカーフのような奇襲性はない。
火傷による攻撃低下も防げないため、持ち物も扱いづらいどくどくだまで固定。
元の火力が低く実質持ち物なしなので決定力に欠け、まもるで技スペースも圧迫される。
欠点が多いため使いづらく、基本的に候補外。考察は雑記wikiに。
- じしんかじょう
- 隠れ特性。相手を倒せば攻撃が上がるため、アタッカー運用する場合に選択肢となる。
しかし、所詮攻撃種族値は90で一致技の最大火力も不安定なイカサマを除くとかみくだく(80)止まり。
ふいうちでの無双も狙えるが、より高い火力・素早さを持つドンカラスの方が適任。
より高い攻撃力と技範囲を持つワルビアルの存在も考えると、差別化が非常に難しい。
いかくと各種小技によるサポートも兼ねた動きがグラエナの魅力であるため、基本的に候補にはならない。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
かみくだく | 悪 | 80(120) | 100 | 防御↓20% | タイプ一致技。性能安定。 | |
ふいうち | 悪 | 70(105) | 100 | 優先度+1 | タイプ一致技。読みが要るが高威力の先制技。 | |
イカサマ | 悪 | 95(142) | 100 | - | タイプ一致技。攻撃無振りでも使える攻撃技。 ただし、相手の攻撃ランク補正の影響を受けるため、いかくとは相性が悪い。 | |
じゃれつく | 妖 | 90 | 90 | 攻撃↓10% | 対格闘・悪。悪技との相性補完に優れる。 | |
いかりのまえば | 無 | - | 90 | - | 優秀な削り技。ゴーストは呼びにくいので撃ちやすい。 | |
からげんき | 無 | 70/140 | 100 | - | 状態異常で威力倍増。はやあしとあわせて。 | |
ほのおのキバ | 炎 | 65 | 95 | 火傷10% 怯み10% | ハッサムやナットレイに。 | |
こおりのキバ | 氷 | 65 | 95 | 凍り10% 怯み10% | ボーマンダやガブリアス、ランドロスに。 | |
かみなりのキバ | 電 | 65 | 95 | 麻痺10% 怯み10% | ギャラドスやペリッパーに。 | |
バークアウト | 悪 | 55(82) | 95 | 特攻↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。ふいうちと相性が良い。 | |||
ほえる | 無 | - | 積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。 | |||
あくび | 無 | - | 流し技。起点作りに。 | |||
みがわり | 無 | - | ふいうち読みの補助技読みで。 | |||
よこどり | 悪 | - | ふいうち読みの積み技読みで。 | |||
まもる | 無 | - | はやあしの発動に。 | |||
さきどり | 無 | - | リスキーだが物理ドラゴンへの対抗策として。 | |||
どくどく | 毒 | 90 | 耐久型対策。毒や鋼には無効。 | |||
こわいかお | 無 | 100 | 相手の素早さを大きく下げる。いかくと合わせてサポートに。 |
型考察 [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性:いかく/じしんかじょう
性格:いじっぱりorようき
努力値:A252 HorS252
持ち物:きあいのタスキ/こだわりハチマキ/オボンのみ/Zクリスタル
確定技:ふいうち/あくび
優先技:いかりのまえば
攻撃技:かみくだく/じゃれつく/ほのおのキバ/こおりのキバ/かみなりのキバ
補助技:どくどく/さきどり/ちょうはつ/よこどり/ほえる
技は多彩だが、フルアタではアブソルやワルビアルの劣化になりがち。
差別化にも実用面でも有用なあくびは入れておきたい。
いかりのまえばで高耐久の相手や苦手なフェアリーを削ることもできる。
サポート型 [編集]
特性:いかく
性格:防御or特防↑ 攻撃or特攻↓
努力値:H252 S調整 残り耐久
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/ゴツゴツメット/レッドカード/半減実など
確定技:あくび/いかりのまえば
攻撃技:かみくだく/ふいうち/バークアウト/どろぼう
補助技:こわいかお/どくどく/ちょうはつ/よこどり/ほえる/あまごい/にほんばれ
あくびで相手を流しつつ、いかりのまえばで相手パーティの弱体化を狙う。
いかく、バークアウト、こわいかお等で積みアタッカーの起点作りも可能
対グラエナ [編集]
- 注意すべき点
- ふいうち・いかりのまえば・あくび等の厄介な技が豊富。
いかく・バークアウトでこちらを弱体化させるサポート型、
はやあし・じしんかじょうで攻めるアタッカー型が存在。
- 対策方法
- フェアリー等、悪に強い特殊アタッカーで上から叩く。
カプ系はフィールド効果でふいうちやあくびを無効化できる。