キリンリキ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

キリンリキ [編集]

No.203 タイプ:ノーマル/エスパー
通常特性:せいしんりょく(怯まない)
     はやおき(ねむりの継続ターンが本来の半分になる)
隠れ特性:そうしょく(草タイプの技を受けた時、その技を無効化し、攻撃が1段階上昇する)
体重  :41.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
ノーマル/エスパーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
キリンリキ708065906585455せいしんりょく/はやおき/そうしょく
ヤレユータン9060809011060490せいしんりょく/テレパシー/きょうせい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/あく
いまひとつ(1/2)エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性「そうしょく」の場合、くさ無効


ノーマル×エスパーという珍しい組み合わせの複合タイプを持つ。
耐性は少ないが弱点も少なく、サブウェポンも豊富と見どころはある。

しかし、合計種族値が低い上にバランスの悪い二刀流配分なため、どの能力も並以下。
習得できる攻撃技はエスパーとして見れば豊富だが、ノーマルとしてはありふれた技範囲。
なによりそれらを活かすには火力・素早さとも種族値が足りない。
変化技主体で行こうにもエスパータイプはサポート技に長けたポケモンが多いのが現実。
耐性が足りない上に中途半端な能力ゆえ明確な役割対象も得づらく、総じて採用機会には恵まれない。

第七世代にて同タイプにヤレユータンが登場した。
耐久面では完全に負けているため、Sの差や物理型の選択肢、特性で差別化したい。

USUMでサイコフィールドとサイコファングを習得。
前者はサポート、後者は物理型のメインウェポン候補に有用といえる。



特性考察 [編集]

せいしんりょく
怯まないためねこだましなどに強く出ることが出来る。
エアスラッシュや不一致あくのはどうを安全にミラーコートで返すことができるが、基本的にきあいのタスキ必須。
せいしんりょく+ミラーコートができるのはキリンリキだけだが、それだけで採用理由になるかは疑問が残る。
同タイプのヤレユータンも同じ特性を持つため、採用する場合は技や素早さの差を活かさないと劣化は免れない。
はやおき
低耐久なのでねむるを使った耐久型はほぼ不可能。
催眠技対策としても粉技に限ればそうしょくのほうが確実。
そうしょく
隠れ特性。草技を無効化し、一致エスパー技で草・格闘や草・毒に圧力をかけられる。
また攻撃上昇をバトンタッチで引き継ぐことができる。
第4世代以前の教え技(ふいうち・すてみタックル)とは両立できない。
エスパーでは唯一のそうしょく持ちだが、ノーマルだとミルタンクバッフロンメブキジカオドシシジジーロンなどライバル多数。
単純な攻撃面では層の厚いノーマルたちに劣りがちなので、差別化を意識するなら変化技の積極採用が望ましい。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特防↓10%安定した主力技。
サイコショック80(120)100-特防の高い相手を意識するなら。
ハイパーボイス90(135)100-教え技。みがわり貫通、特性ぼうおんに無効。
マジカルシャイン80100-悪タイプへの牽制として。
シャドーボール80100特防↓20%タイプ上有利なゴーストに対して。鋼にも通る。
10まんボルト90100麻痺10%水・飛行タイプ意識。特にギャラドス
かみなり11070麻痺30%命中は不安だが火力を求めるなら。
エナジーボール90100特防↓10%水・地・岩を意識するなら。
めざめるパワー-60100-4倍狙いで炎・氷など。こだわりメガネでもないと火力不足。
ミラーコート-100優先度-5きあいのタスキか耐久調整と合わせて。悪タイプには無効。
物理技タイプ威力命中効果解説
おんがえし102(153)100-物理のメイン技。
すてみタックル120(180)100反動1/3第三世代教え技。威力重視ならこちら。反動が痛い。
サイコファング85(127)100壁破壊命中安定かつ物理超最高火力。壁破壊も可能。USUMタマゴ技。
しねんのずつき80(120)90怯み20%ひるみを取るならこちら。ただし火力と命中は多少犠牲になる。
じしん100100-鋼・岩に有効で相性補完に優秀。
かみくだく80100防御↓20%対ゴーストタイプに。
ふいうち70100優先度+1第四世代教え技。とどめの一撃に。
変化技タイプ命中解説
でんじは90妨害技。地面や電気タイプには無効。
こうそくいどう-無振りでも積めばけっこう抜ける。
めいそう-火力を強化。
ドわすれ-特防を強化。
ひかりのかべ-サポート用。ドわすれと選択。
リフレクター-サポート用。
トリック100教え技。こだわりアイテム等の持ち物を押し付ける。
バトンタッチ-積み技、みがわり、そうしょくによる攻撃アップを引き継げる。

型考察 [編集]

特殊型 [編集]

特性:せいしんりょく/そうしょく
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:S252 C252or耐久調整残りC
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ
確定技:サイコキネシスorサイコショック
選択攻撃技:シャドーボール/10まんボルトorかみなり/エナジーボールorくさむすび/マジカルシャイン/めざめるパワー(炎or氷or地)/ふいうち/ミラーコート
選択補助技:めいそう/でんじは/ドわすれ/ひかりのかべ/リフレクター/こうそくいどう/バトンタッチ/マジックコート/トリック

単に殴るだけでは火力不足になりやすいのでミラーコートでの反撃やでんじは、壁等の補助技を使い分ける。
ギルガルドにはゴースト技読みで後出しでき、シャドーボールを叩きこめる点は他のエスパーにできないことだが、
無補正だとブレードフォルムでも確2になる。

そうしょく物理型 [編集]

特性:そうしょく
性格:ようき/いじっぱり
努力値:HA252ベースでBS調整
持ち物:Zクリスタル/きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ
確定技:サイコファングorしねんのずつき
攻撃技:おんがえし/じしん/かみくだく/ミラーコート
補助技:バトンタッチ/こうそくいどうorでんじは/みがわり

そうしょくと一致エスパー技でフシギバナモロバレルキノガッサ等に有利に出られる。
ただし数値不足なため単純にAS振りしても相手を確1にはできず、反撃で返り討ちに合う。
仮想敵に合わせて耐久と素早さを調整することが大事。

無補正188振り以上+A1段階↑のサイコファングでB特化メガフシギバナを確2にできる。
しかし、アタッカー型のC特化ヘドロばくだんはHD特化しない限り確2なので、基本的に先手を取らないと勝ち目はない。
S調整ラインとしてはフシギバナの調整先として多い4振りFCロトム抜き+1(28振り)や、最速50族抜き+1(68振り)はほしいところ。

H236振り(実数値175、16n-1)B60振りでA特化キノガッサのテクニシャンマッハパンチ確3
残り212をAに振れば無振りキノガッサはサイコファングで高乱1だが、きあいのタスキを考慮すると1撃で倒すことはほぼ不可能。
そうしょくで決定力は上げられるため、上述の通りフシギバナを意識も兼ねてある程度Sに回したほうが得策。


対キリンリキ [編集]

注意すべき点
ゴースト無効のエスパー。特性がそうしょくならば草も無効。
でんじはでの妨害やバトンタッチ、両壁などのサポート能力も高い。
対策方法
耐久は低いので等倍でもタイプ一致技なら致命傷を与えられる。
Sも半端なので上から叩くのも有効だが、返しのミラーコートには注意。悪タイプなら安心。

外部リンク [編集]