リングマ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

リングマ [編集]

No.217 タイプ:ノーマル
通常特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる。やけどによる物理技の威力低下を無視する)※ヒメグマのとき「ものひろい」
        はやあし(状態異常の時に素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが下がらない)
隠れ特性:きんちょうかん(相手は木の実を食べられなくなる)※ヒメグマのとき「みつあつめ」
体重  :125.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
こんじょうノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リングマ9013075757555500こんじょう/はやあし/きんちょうかん
ラッタ558160507097413にげあし/こんじょう/はりきり
オオスバメ6085607550125455こんじょう/きもったま

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

高火力だが鈍足で耐久は並。状態異常に関わる2つの特性を持つ。
この特性を意図的に発動するため「かえんだま+こんじょう」もしくは「どくどくだま+はやあし」といった構成がベースとなる。
特にこんじょう発動時のからげんきの火力は凄まじく、B特化クレセリアを確2にできるほどの超火力。
からげんきとの補完に優れるじしんなどのサブウェポンも充実しており、同特性持ちの中でも一際高い攻撃性能を持つ。

火力・範囲とも優秀な一方耐性は貧弱かつ鈍足であるため、トリックルームなどのサポートがあると動きやすい。
全抜きも狙える高い攻撃性能を持つため、サポートする価値は十分にあるといえるだろう。

第7世代ではやけどのダメージが減ったため、こんじょう型が間接的に強化されている。



特性考察 [編集]

こんじょう
状態異常で攻撃力1.5倍。
からげんきとの相性もよく、技を縛らずにかなりの火力を手に入れられる。
ネックである素早さの低さも、トリックルーム下で運用すれば逆に活かすことができる。
第7世代から火傷のダメージが減ったため、はやあしかと相手に迷わせる、特性が奪われるなどの特殊な状況を考慮しない限り、持ち物はかえんだま一択になる。
はやあし
状態異常で素早さ1.5倍。
こちらもからげんきと相性が良く、最速で発動すれば106族まで抜ける。
しかし、こんじょう型には火力で大幅に劣るうえに、発動しても抜ける範囲は広くない。
超火力かつサポート次第では素早さも補えるこんじょう型と比べると、正直扱いづらい。
一応つるぎのまいなどの自主的な火力増強手段があるため、壁サポートによる積み前提で運用すれば使いやすくなる。
なお、こんじょうと違い火傷による物理攻撃力低下は防げないため、持ち物はどくどくだま一択になる。
きんちょうかん
隠れ特性。相手のきのみの発動を妨害する。
決して使えないわけではないが、発動状況がピンポイントで恩恵を感じる場面は少なめ。
状態異常玉に頼らない戦術を取る場合に候補となりうるが、火傷に強くなるこんじょうも有用なため選択となる。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
からげんき70(105)→
140(210)
100-状態異常により威力2倍、状態異常型のメインウェポン。
すてみタックル120(180)100反動1/3状態異常に頼らずに攻撃できる。
おんがえし102(153)100-同上。反動を嫌うなら。
インファイト120100防御・特防↓威力・範囲ともに優秀。鋼・岩に有効。
アームハンマー10090素早さ↓トリックルーム下なら攻撃しつつ上を取る範囲が広げられる。
じしん100100-こちらも鋼・岩に有効。ゴーストにも通るが浮いている相手に無効。
かみくだく80100防御↓20%ゴースト対策に。
ストーンエッジ10080急所ランク+1相性補完としては微妙だが、範囲は優秀。
いわなだれ7590ひるみ30%素早さが確保できるなら命中が高めでひるみ効果もある。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%命中安定で追加効果優秀な岩技。Sに振る型の場合は有用。
ほのおのパンチ75100やけど10%ハッサムナットレイパンプジンなどに。
れいとうパンチ75100こおり10%4倍ピンポイント。
かみなりパンチ75100まひ10% ギャラドスブルンゲルに。
なげつける~130100持ち物による状態異常玉を投げつけたり。そのときの威力は30。
変化技タイプ命中解説
まもる-安全に状態異常を発動させるために使用。読まれやすい。
あくび-交代読みや積み技を使う相手を流す。
つるぎのまい-はやあしで決定力を補うために。
ビルドアップ-相手の攻撃を耐えながら積めるかもしれない。
はらだいこ-いろいろとサポートが必要だが積めれば圧倒的な火力。
  • じゃれつくについて
    地面や格闘技と違いからげんきとの相性補完は無く、抜群でも等倍からげんき以下の威力なので4倍、ヤミラミミカルゲピンポイント。優先度は低い。
    からげんき、地面、格闘が通らない相手ならかみくだくの方が通りやすい。

型考察 [編集]

こんじょう型 [編集]

性格:いじっぱりorゆうかんorようき
努力値:攻撃252 HP252or素早さ調整
持ち物:かえんだま
確定技:からげんき
優先技:じしん(両立可)orインファイトorアームハンマー
選択技:かみくだく/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/なげつける
補助技:あくび/まもる

「まもる」で「こんじょう」を発動させてから超火力で殴る、リングマの基本型。
こんじょう発動時の火力は無補正A252振りでガブリアスをからげんきで確1にするほど。
サブウェポンはノーマル技との補完に優れる地面・格闘などの技を優先的に採用したい。

素早さが低く耐久も並なため、最速+おいかぜや最鈍+トリルなどのサポート前提での運用を推奨。
特に後者なら耐久に努力値が回せるため安定度も高く、レートでも8割以上の型が性格ゆうかんを選択している。
不要になったかえんだまはなげつけるで利用することも可能。特にミミッキュのばけのかわを剥がしつつやけどを負わせられるのは重要。

はやあし型 [編集]

特性:はやあし
性格:ようき
努力値:素早さ252 攻撃252orHP252
持ち物:どくどくだま
確定技:からげんき
優先技:つるぎのまい/じしん(両立可)orインファイト
選択技:かみくだく/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ    
補助技:まもる/みがわり/つるぎのまい/ビルドアップ/はらだいこ/あくび

最速はやあし発動で実値175。すぐ上にゴウカザルカミツルギなどがいるため惜しい数値。
「はやあし」ではやけどの攻撃低下は無力化できないので、持ち物はどくどくだま一択。

上を取って一致からげんきを叩き込むことを目的とした型であるため、必然的にライバルはオオスバメになる。
サブウェポンで差別化自体は容易だが、こんじょう発動時のオオスバメには火力・素早さ共に遅れをとることに留意。
環境のリングマはこんじょう型がほとんどなため、相手に読まれづらい点もはやあし型のメリットの一つではある。

タイミングを見計らって積み技を使えれば突破力が得られるが、逆に積まないと火力不足気味。
両壁などの耐久面を補強するサポートがあれば使いやすくなる。

型サンプル
性格 :ようき
努力値:AS252
持ち物:どくどくだま
技構成:からげんき/じしん/ほのおのパンチ/つるぎのまい

ガブリアス抜き調整のポケモンは抜いて倒せるが、Sで抜かれると基本負ける。

対リングマ [編集]

注意すべき点
こんじょう・はやあしという2つの特性のおかげで状態異常には滅法強い。
一度これらの特性を発動させてしまうと、高火力や高速で一気に全抜きも狙われてしまう。
耐久も並程度にはあるため半端な火力では耐えられて反撃される。
対策方法
素早さはあまり高くなく、耐久も並程度。上からの格闘技で大抵は落ちる。
こんじょうやはやあしを確実に発動させるためにかえんだまやどくどくだまを持っていることが多く、こだわりトリックも有効。

外部リンク [編集]