コロトック - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

コロトック [編集]

No.402 タイプ:むし
通常特性:むしのしらせ(HPが残り1/3以下になると、虫タイプの技の威力が1.5倍になる)※コロボーシのとき「だっぴ」
隠れ特性:テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる) ※コロボーシのとき「にげあし」
体重  :25.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
テクニシャン虫HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
コロトック778551555165384むしのしらせ/テクニシャン
ハッサム70130100558065500むしのしらせ/テクニシャン/ライトメタル

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/いわ
いまひとつ(1/2)くさ/かくとう/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性テクニシャンと個性的な技を多数習得することが特徴の単むしタイプ。
ところが、65というランク一段階上昇では130族を抜けず、トリル下で運用するには速すぎるという痛し痒しな素早さが足を引っ張る。
おまけに耐久力もサメハダーを多少上回る程度の紙であり、行動回数を稼ぐことが難しい。
また、テクニシャンの対象となるめぼしい技が少なめなのも気がかり。
むしくい・つばめがえし以外では、有用なはたきおとす・かわらわり・きゅうけつなどは対象外、低威力先制技は一切無いために恩恵は薄めに感じられる。

同じ特性を持つハッサムとは耐性・火力とも雲泥の差があり、C種族値も同じなので特殊面でも差別化は不可能。
4倍弱点がないとはいえ上述の通り耐久が低く、そもそも等倍で一発耐えることすら危うい。
また、上記の有用攻撃技はきゅうけつを除くとストライクがどれも覚えるうえにつばめがえしもタイプ一致となるため、フルアタ構成は基本的にストライクの劣化となってしまう。

そのハッサムとの差別化に使えそうな技は「うたう」「ほろびのうた」「ねばねばネット」「がむしゃら」「ちょうはつ」など。
ねばねばネット+ほろびのうたで相手の素早さを下げるコンボが狙え、他のねばねばネット使いとの差別化も可能だが、低種族値ゆえ2ターンかかる戦術は非現実的である。
また、キノガッサ等に縛られる等の問題もあり、より素早いドーブルの方が使いやすい。
一応ドーブルと違い攻撃性能が皆無というわけではないが、一貫性が最悪クラスの虫単色なので、さかさバトルでもなければほぼ強みとして機能しない。
がむしゃらもタスキやとどめばりとあわせれば強力なものの、先制技を持たず素早さも低いため、相手を突破するのは困難を極める。
ちょうはつも鈍足なため使いにくく、仮に他ポケモンの劣化は免れても、サポート型・アタッカー型共に実用性の薄い構成にしかならない。

行動自体が難しい以上奇を衒った差別化は無駄に終わりやすい。
その為劣化であることを割り切った構成のほうが運用しやすいことも多々あるため、育成の際には念頭に置かれたい。

USUMでは新たにとぎすます、じごくづきを習得。



特性考察 [編集]

むしのしらせ
HP3分の1以下で虫技威力1.5倍。
強化したところで虫技の範囲は狭いが、きあいのタスキとの相性は良い。
攻撃技を採用しない場合はこちら。トレース対策になる。
テクニシャン
隠れ特性。れんぞくぎり・むしくい・めざめるパワーなどの技を強化できる。
残りHPに依存しないため、強いて言えばこちらに軍配が上がるか。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力テクニシャン命中効果解説
きゅうけつ80(120)-100HP吸収タイプ一致技。回復効果付き。むしのしらせと相性が良い。
れんぞくぎり40(60)[90]
→80(120)
→160(240)
-95連続命中で
威力上昇
一致技。特性の恩恵で最初からそれなりの威力。
3段階目からは半減でも一致120技相当。
外すか別の技を挟むと威力がリセットされる。
むしくい60(90)135100きのみ奪取タイプ一致技。テクニシャン対象技。アッキやタラプ、オボン持ちに。
とどめばり50(75)112100相手瀕死で
攻撃↑↑↑
タイプ一致技。追加効果が強力だが、アタッカー型は厳しい。
まとわりつく20(30)45100拘束ダメどくどくやほろびのうたとあわせて。
おんがえし102-100-虫技とあわせてゴースト・鋼以外には等倍以上。
じごくづき80-100音技封印USUM教え技。対ゴースト。
A特化@ハチマキで無振りメガゲンガーを確1。
はたきおとす65/97-100道具排除追加効果が優秀だが、メガストーン・Zクリスタルには無効。
かわらわり75-100壁破壊対鋼。A特化で無振りキリキザンを確1。
つばめがえし6090必中-対格闘。テクニシャン対象技。
がむしゃら--100-削り技。タスキとあわせて。
めざめるパワー-6090100-テクニシャンなら任意のタイプを威力90で撃てる。対鋼の炎など。
C特化・炎でD特化ナットレイを乱2、H振りハッサムを低乱1。
変化技タイプ命中備考
うたう55起点作りに。命中難だがみがわり貫通。
どくどく90ダメージ源。耐久型対策。
ちょうはつ100補助技対策。鈍足なので使いにくい。
ほろびのうた-流し技。ねばねばネットとあわせて。まとわりつくとのコンボでも。
つるぎのまい-攻撃を強化。活かせる場面は少ない。
ねばねばネット-サポート用。ほろびのうたとあわせて。
みがわり-補助技対策や、むしのしらせの発動に。タスキとは相性が悪い。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性:テクニシャン
性格:いじっぱり/ようき/さみしがり/やんちゃ/せっかち/むじゃき
努力値:HAS調整
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/メンタルハーブ/オボンのみ/ラムのみ
優先技:がむしゃら/ほろびのうた
攻撃技:きゅうけつorむしくいorとどめばり/つばめがえし/じこくづきorはたきおとす/かわらわり/おんがえし/めざめるパワー
変化技:ちょうはつ/つるぎのまい/うたう/どくどく/いやなおと/みがわり/いばる/ねばねばネット

相手によって攻撃とサポートを使い分けたい。
アタッカー相手ならがむしゃらで削る、サポート型ならちょうはつやねばねばネットで起点作りを妨害するなど。
持ち物はタスキが最安定。

テクニシャンがあるとはいえ、物理火力はハッサムに劣る。めざめるパワーも同威力なので、単純なアタッカーは無理。
よって、耐久が低いことを逆利用したがむしゃら、個性であり起点になることを防ぐほろびのうたの優先度が高い。


対コロトック [編集]

注意すべき点
ほろびのうたが強力。まとわりつくと併用されると、拘束され落とされる。
反対にねばねばネットと併用されると、流し際にこちらの素早さを下げられる。
その他、タスキがむしゃらでの削り、はたきおとす・むしくいでの妨害など。
対策方法
種族値は低い。並の火力・耐久があればまず負けない。
しかし、積みの起点にしようとするとほろびのうたを使われたり
がむしゃらで瀕死寸前まで追い込まれることもあるので油断しないように。
ゴーストならがむしゃら無効。飛行・ふゆうならねばねばネット無効。

まとわりつく+ほろびのうたは3ターン以内に倒せれば交代できる。
ボルトチェンジ・とんぼがえり持ちなら倒さずとも対処できる。

外部リンク [編集]