ディアンシー [編集]
No.719 タイプ:いわ/フェアリー 通常特性:クリアボディ(相手に能力ランクを下げられない) 体重 :8.8kg(けたぐり・くさむすびの威力20) ・メガディアンシー タイプ:いわ/フェアリー 特性 :マジックミラー(マジックコートが有効な技を跳ね返す) 体重 :27.8kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
第6世代の幻のポケモンであり、数少ないいわ・フェアリー複合を持つポケモン。
素の能力は耐久寄りだが、メガシンカすると耐久値が下がる代わりに火力と素早さが上がり、速攻アタッカー気質となる。
第7世代からメガシンカしたターンからS110で動けるようになった。その一方で仮想敵としていたダークライが環境から激減したことは欠点か。
グラードンとカイオーガにはタイプ一致で弱点を突かれてしまう点に注意。
また、同じく第7世代からは専用技「ダイヤストーム」の防御アップが2段階に上昇。発動確率は50%と非常に高く2体同時攻撃なので、ダブルバトルでその真価を発揮する。
S110は禁止級では速い方で、並み居る飛行やドラゴン達を抜き去り、高火力で弱点を突けるようになる。
同じ禁止級ではホウオウ、レックウザ、レシラム、イベルタルの一致技を半減以下に抑えられる。
しかし、115族であるメガレックウザにはメガシンカしてもS逆転出来ない欠点がある。
耐久無振りでは通常ディアンシーのBDでも陽気メガレックウザのじしん(シングル)をギリギリ耐える程度であり(83.2%〜99.2%)、メガシンカした場合ではH252振り,B20振りしないと確定耐え出来ない。
命の珠を持ってくる場合も多く、耐えるのは結構大変。
逆にムーンフォースでメガレックウザを確定で倒すには実数値201相当(無補正164振り)が必要。
つまり、通常ディアンシーでは特殊補正と道具を用意しないと倒せず、メガシンカした場合でも火力と耐久の為に素早さを犠牲にすることになるのである。
その為、ACS振りだけだとタイマンでメガレックウザに勝つ事は厳しいと言わざるを得ない。
確実に勝つなら火力と耐久にガッツリ振ったり、ロックカットで先手を取る事をオススメする。
メガシンカ後は特性マジックミラーにより、おにびやでんじは、ステルスロック等を受けないのも優秀。
非メガシンカ型でも、型を読まれないうちはちょうはつを撃たれにくくなるという利点になる。ただし、かたやぶり系統にはマジックミラーを貫通されるため過信は禁物。
禁止級のフェアリータイプのポケモンはディアンシーの他、ゼルネアス・プレートアルセウス・マギアナを含めて4種。
ゼルネアスはジオコントロールによる高い突破力を持ち、アルセウスは高いSと広い攻撃範囲を、マギアナは鋼複合による優秀な耐性を持っている。
単純なアタッカーにすると前半の2体の劣化になってしまうので、完全なアタッカーというよりはマジックミラーを活かしたアタッカー兼サポーターの方が差別化でき、動きやすいだろう。
ちなみに、耐久無振りメガディアンシーの耐久指数は16250-16250となり、換算するとH種族値90、BD種族値80相当である。具体的にはいかくなし無振りウインディと同じくらい。
HP252振りなら耐久指数は20410-20410となる。
ネタ考察やマイナー考察はディアンシー/ノートにあります。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ダイヤストーム | 岩 | 100(150) | 95 | 防御↑↑50% | 命中安定の岩技。非メガシンカ下降補正でもホウオウ確1。 第7世代から追加効果が2段階上昇に変更。メガシンカで下がる物理耐久を補いやすくなった。 | |
がんせきふうじ | 岩 | 60(90) | 95 | 素早さ↓100% | サポート用に。 この技をメガシンカ前の状態で使い、メガシンカと合わせて素早さ逆転する手もある。 | |
だいばくはつ | 無 | 250 | 100 | 自分瀕死 | サポート後の自主退場に。 メガシンカした時の無補正A振りの威力(シングル)はH4振りゲンシカイオーガ確1にする。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
ムーンフォース | 妖 | 95(142) | 100 | 特攻↓30% | 多くの伝説ドラゴンへの有効打になるメガシンカ型のメイン。 | |
パワージェム | 岩 | 80(120) | 100 | - | 第7世代で習得。タイプ一致技。 | |
だいちのちから | 地 | 90 | 100 | 特防↓10% | 岩とフェアリーを半減する鋼への有効打。火力は控えめ。 | |
サイコキネシス | 超 | 90 | 100 | 特防↓10% | 浮いてるどくタイプなどへの有効打。 | |
サイコショック | 超 | 80 | 100 | 防御で換算 | 補助技を使う場合などに有効。 | |
めざめるパワー | 炎 | 60 | 100 | - | ハッサムやナットレイへの炎が有用か。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
まもる | 無 | - | どくどくによるダメージ稼ぎ。 | |||
めいそう | 超 | - | メガシンカ前は耐久があるので積みやすい。 | |||
ロックカット | 岩 | - | メガシンカ前は鈍足なので1回積んで並程度。 メガシンカ後で抜けない相手を意識するなら。 | |||
ステルスロック | 岩 | - | 伝説戦では刺さる相手が多い。 | |||
トリックルーム | 超 | - | 遅いので使いやすい。だいばくはつで退場可能。 | |||
どくどく | 毒 | 90 | 耐久型のダメージ源に。 | |||
リフレクター | 超 | - | メガシンカすると耐久が下がるので自分のためにもなる。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | 同上。 |
型考察 [編集]
メガディアンシー [編集]
両刀寄りアタッカー型 [編集]
性格:むじゃき/せっかち/おくびょう/ようき
努力値:S252 AC調整orH調整 残りACS
持ち物:ディアンシナイト
確定技:ダイヤストーム/ムーンフォースorマジカルシャイン(ダブルのみ)
選択攻撃技:だいちのちから/パワージェム/だいばくはつ/めざめるパワー(炎)
選択補助技:まもる/めいそう/ステルスロック
技が少ないため物理特殊を絞りづらく、高い能力を活かすためにも両刀が基本となる。
メガシンカにより素早さと火力が飛躍的に上昇。伝説に多いドラゴンや飛行に一致弱点技を撃てるのは非常に優秀。
しかし、H振りの相手には耐えられることも多く、耐久も低下したため、返しの一手であっさり落ちてしまうことも。
その点を考慮して耐久調整するのも手。
特性のマジックミラーは厄介なダークホールへの対策となり、タイプも合わさってダークライを強く抑制できる。
メガシンカするタイミングにも留意し、出す相手をしっかり見極めることが重要。
特性を考慮しないなら、プレートアルセウスの方がSも耐久も高くなり、攻撃範囲も広い。
状態異常で機能停止しないという長所を活かすような戦い方をしたい。
ロックカット型 [編集]
性格:ゆうかん/れいせい/ひかえめ
努力値:AC調整 残り耐久
持ち物:ディアンシナイト
確定技:ロックカット/ムーンフォース
選択攻撃技:ダイヤストームorパワージェム/だいちのちから/だいばくはつ/めざめるパワー(炎)/サイコキネシス
選択補助技:めいそう
元の耐久を活かして1ターン目はロックカットを積み、2ターン目にメガシンカして戦う型。
下降補正無振りでもメガシンカ後は準速スカーフウツロイド抜き抜きになるので、素早さは調整程度で良い。
技スペースを1つ消費するが、使える技は元々少ないので気にならない。
素早さに努力値を振らずに済むのが長所。AC252振りにしても十分戦える。
耐久に努力値も回してもよいが、メガシンカ前の耐久を意識した振り方にすること。オススメは無補正メガレックウザのじしん→(こちらメガシンカ後の)しんそく耐え。
H252振りなら確定耐えだが、H220でも高乱数耐えが可能。
メガシンカ後は既にダメージを受けていることが殆どなので普通の型より脆くなりがち。
1ターン目に攻撃を受けるので使用感はトリックルームに近い。
初手メガシンカの選択がある為、ゼルネアスと違って挑発を受けにくい。積んだ後もいたずらごころなどで止まりにくいのが良い。
通常ディアンシー [編集]
サポート型 [編集]
性格:ずぶとい/のんき/わんぱく/おだやか/しんちょう/なまいき
努力値:HB252/HD252
持ち物:ひかりのねんど/メンタルハーブ/ディアンシナイト
確定技:ステルスロック/だいばくはつ
選択攻撃技:ムーンフォース/ダイヤストームorパワージェムorがんせきふうじ/めざめるパワー(炎or地)
選択補助技:リフレクター/ひかりのかべ/トリックルーム/しんぴのまもり
先発で出してステルスロックや壁を貼って大爆発で退場する型。
伝説戦でも持ち前の高耐久で仕事を完遂できる。
だいばくはつ以外の攻撃技を採用しない場合、がんじょうメレシーに(だいばくはつの威力以外)劣る。
少しもったいないように見えるが、ディアンシナイトを採用してやるのもよい。
伝説戦ではメガシンカを上手く使えるポケモンが少なく、メガシンカを使わずとも強力なアタッカーになれるポケモンも多い。
またメガシンカしてやることで、自主退場持ちのマジックミラー持ちサポート要員という唯一無二の存在になれる。
差別化どうこうより、単純にサポート要員としての使い勝手が抜群にあがる。
耐久は下がるので、ちょうはつなり状態異常なりの対応如何でメガシンカしたい。
壁ターンの恩恵は少なくなるが、伝説戦なら2、3ターンもあれば十分だろう。
耐久型 [編集]
性格:ずぶとい/のんき/わんぱく/おだやか/しんちょう/なまいき
努力値:HB252/HD252
持ち物:たべのこし/カゴのみ
確定技:ダイヤストーム/どくどく
選択技:リフレクター/ひかりのかべ/めいそう/しんぴのまもり/ムーンフォース/ねむる/まもる
高耐久を活かしてどくどくの定数ダメージで削っていく。
回復技はねむるしかないが耐久を強化する方法が豊富なので補える。
相性考察 [編集]
カットロトムはディアンシーの弱点を全て半減以下にできる。
対ディアンシー [編集]
- 注意すべき点
- フェアリー+じめん+いわによる攻撃範囲の広さが魅力的。ほぼ全てのポケモンに等倍以上を取ることができる。
メガシンカ後は素早さ・攻撃・特攻が大きく上昇するため、油断できない火力で攻撃技が飛んでくる。
特性のマジックミラーにより、でんじはどくどくダークホールなど、状態異常技で黙らせられないのも大きい。
メガシンカを使わず、自慢の耐久力で粘る型も存在。
- 対策方法
- Hが低いため、ラッキーやメガガルーラなどのちきゅうなげが鬼門。特に耐久力で粘る型なら、これが一番安定する。
また弱点が多くメジャーなタイプばかりなので、先制で一致弱点を突いてやるのも手。
カイオーガやジラーチなどで先手を取ることができれば、大きなダメージを与えてやることもできるだろう。
鋼が4倍弱点であることを活かし、ハッサムやゲノセクトなど虫/鋼タイプで攻めるのもよい。
めざめるパワー炎には注意が必要だが、厳選難易度が高いのでほとんど採用されない。
伝説戦では地面タイプが通りやすいので、グラードンやアルセウスなどのじしんも有効。
メガシンカして攻撃特攻が上がるとはいえ、一致技の威力は100止まりなので、ある程度耐久力が高いポケモンなら受けられる。
ただし両刀型も多いので、どちらかに不安要素を抱えるポケモンで受けるのは危険である。
耐久も下がるとはいえ、FCロトムと同程度と決して低くはないので、弱点以外の技での一撃KOはなかなか難しい。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | タマゴ未発見 | |
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性別 | 性別不明 |