トルネロス [編集]
No.641 ・けしんフォルム タイプ :ひこう 通常特性:いたずらごころ(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手があくタイプだと技は必ず失敗する) 隠れ特性:まけんき(相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる) 体重 :63.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80) ・れいじゅうフォルム タイプ:ひこう 特性 :さいせいりょく(手持ちに戻るとHPが最大値の1/3回復する) 体重 :63.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
アルセウスとシルヴァディを除き、唯一のひこう単タイプのポケモン。
これだけで唯一無二の個性となるが、対となるボルトロスと比較されることが多い。
ボルトロスとは一致飛行技やねっぷう・こごえるかぜと言った相性補完に優れたサブウェポンの習得で差別化できる。
おいかぜの習得も特筆に値し、自身のみならず味方にもS上昇の恩恵を与えられる。
汎用性ではボルトロスに軍配が挙がるものの、種族値の優秀さも相まって十分に仕事はしてくれるポケモンと言える。
第7世代では新要素のZワザと好相性。ぼうふうやきあいだまの命中不安解消、くさむすびの威力固定化が可能。
いたずらごころによる変化技が悪やサイコフィールド下で無効化されるようになった点はマイナスだが、
おいかぜでのサポートは従来通り行えるためさほど問題はなく、全体的に見れば強化点の方が大きい。
禁止伝説解禁ダブルバトルであるGSルールに目を向けると、カイオーガとの組み合わせで非常に高い使用率を記録している。いたずらごころによる先制追い風、雨乞い、挑発でサポートでき、雨下の必中暴風によりカイオーガの苦手な草タイプに弱点を突くことが可能。
ゲンシカイキが解禁されていないWCSムーンシリーズにおいては天候も比較的維持しやすいため、存分にポテンシャルが発揮できる場所であると言えるだろう。
ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
形態考察 [編集]
化身フォルム [編集]
通常の姿。タイプ面ではボルトロスの劣化気味だが、いたずらごころ+おいかぜによりサポート性能では勝る。
ボルトロスがでんじはやいたずらごころ弱体化の影響を大きく受けているのに対し、こちらはほぼ影響無し。
ただし、アタッカー適性や技範囲で差別化できているとは言え先制おいかぜ使いとしてはさらに素早いエルフーンの存在が気がかり。
ファイアローとははやてのつばさの仕様変更によりトルネロスが優位な場面も出てきた。
- いたずらごころ
- 通常特性。変化技を先制で撃てる。
場がサイコフィールドでも先制でおいかぜができる。 - まけんき
- 隠れ特性。主にダブルバトルでいかくを受けてから物理アタッカーとして。おいかぜによるサポートもできダブル適性はそこそこ。
ただし、物理技のレパートリーは少なく、まともな技はばかぢからととんぼがえり、一致技はZ化必須のそらをとぶ程度。
霊獣フォルム [編集]
化身フォルムに比べ攻撃面が下がる代わりに、耐久面と素早さが上昇、特性がさいせいりょくに変更される。
120族を抜ける高い素早さ、とんぼがえり+さいせいりょくによるサイクル戦性能など、火力を除けば化身フォルム以上に優秀。
- さいせいりょく
- 耐久の上昇、とんぼがえりと好相性。フォルムチェンジで落ちる火力はいのちのたまで補い、さいせいりょくによる回復でいのちのたまダメージを補うことができる。
技考察 [編集]
※化身・霊獣ともに覚える技に違いは無い。
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ぼうふう | 飛 | 110(165) | 70 | 混乱30% | タイプ一致技。雨やZクリスタルとあわせて。 | |
エアスラッシュ | 飛 | 75(112) | 95 | 怯み30% | タイプ一致技。怯みも狙える。 | |
ねっぷう | 炎 | 95 | 90 | 火傷10% | 対鋼。ダブルでは相手全体攻撃。 | |
きあいだま | 闘 | 120 | 70 | 特防↓10% | 対岩・鋼。飛行技との相性補完に優れる。 | |
くさむすび | 草 | 20~120 | 100 | - | 対岩。威力不安定。 | |
こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。 | |
ヘドロウェーブ | 毒 | 95 | 100 | 毒10% | フェアリーに抜群だが、飛行技と範囲が被る。ダブルでは周囲全体攻撃。 | |
めざめるパワー | - | 60 | 100 | - | 対ギャラドスの電気・対リザードンの岩など。氷の場合はこごえるかぜと選択。 ヒードラン意識の地も悪くないがきあいだまで対応可 | |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
ばかぢから | 闘 | 120 | 100 | 攻撃・防御↓ | 対岩・鋼。能力低下が痛い。 | |
イカサマ | 悪 | 95 | 100 | - | 攻撃無振りでも使える攻撃技。いばるとあわせて。 | |
はたきおとす | 悪 | 65 | 100 | 相手の道具を無力化する | 追加効果狙いで。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退。さいせいりょくと相性がよい。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
おいかぜ | 飛 | - | サポート用。味方の素早さ強化。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。展開阻止に。 | |||
いばる | 無 | 85 | みがわりやイカサマとあわせて。 | |||
みがわり | 無 | - | 何かと有用。いたずらごころなら先制可能。さいせいりょくなら回復可能。 | |||
あまごい | 水 | - | 天候始動や上書き、ぼうふう必中化に。ねっぷうと相性が悪い。 | |||
なりきり | 無 | - | 禁止伝説ダブルバトルで。ゲンシカイオーガのはじまりのうみを再発動させて天候を奪い返す。 |
Zワザ考察 [編集]
型考察 [編集]
化身フォルム [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/各種Zクリスタル/こだわりメガネ/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:エアスラッシュorぼうふう
優先技:ねっぷう/こごえるかぜ/きあいだま
攻撃技:くさむすび/ヘドロウェーブ/ばかぢから/とんぼがえり/イカサマ
補助技:おいかぜ/みがわり/ちょうはつ/いばる
高い特攻と素早さを活かすアタッカー型。飛行+格闘+炎の攻撃範囲は非常に広い。
こごえるかぜを持たせればS操作ができるため、きあいのタスキと合わせれば環境に多い氷弱点相手などを対面処理できる。
ボルトロスとの差別化のためにもねっぷう・こごえるかぜは優先的に採用したい。
ぼうふうやきあいだまはZワザ化すれば必中で撃てる。
Zぼうふうなら無補正C振りで無振りメガボーマンダを98.8%~116.4%の高乱1(87.5%)、無振りガブリアスを96.7%~113.6%の高乱1(81.3%)。
一度限りなので使う場面をよく考える必要はあるが、相性は非常によいため持たせる価値は十分ある。
選択飛行技についてだが、目安としてC252エアスラッシュが無振りガブリアスを確3の威力。
持ち物がきあいのタスキの場合、等倍相手なら一度でも怯ませることができれば大抵は突破できると見てよい。
ぼうふうなら同ガブリアスを確2、Zクリスタルなど持ち物による火力補強が加われば多くのポケモンを乱数1発圏内に持ち込める。
追加効果に掛けるならエアスラッシュ+きあいのタスキ、早期処理で突破を狙うならぼうふう+火力補強アイテムといったところ。
おいかぜ脱出型 [編集]
特性:いたずらごころ
性格:ようきorおくびょう
努力値:S252 HorAorC252
持ち物:だっしゅつボタン
確定技:おいかぜ/アクロバットorぼうふうorエアスラッシュ
優先技:ちょうはつ/ばかぢからorきあいだま
選択技:くさむすび/ねっぷう/とんぼがえり/みがわり
先制おいかぜ→だっしゅつボタンでエースをサポートする型。いたずらごころによりスカーフを警戒しなくてすむのが利点。
素の素早さも高いため、しんそくやねこだまし以外の先制技に妨害されにくい点も優秀。
同様の先制おいかぜ使いにエルフーン・ファイアローがいるが、エルフーンとは攻撃性能、ファイアローとは格闘技で差別化可能。
霊獣フォルム [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:いのちのたま/ヒコウZ/こだわりメガネ/とつげきチョッキ/各種Zクリスタル/きあいのタスキ/ラムのみ
確定技:ぼうふうorエアスラッシュ
優先技:とんぼがえり/ねっぷう/こごえるかぜorめざめるパワー(氷)/きあいだまorばかぢから
攻撃技:ヘドロウェーブ/くさむすび
補助技:ちょうはつ/おいかぜ/みがわり
化身フォルム同様、飛+格闘の攻撃範囲を活かすアタッカー型。
攻撃面の種族値では劣るが、さいせいりょくによりいのちのたまの反動を回復できるメリットがある。
とんぼがえりとの相性もよい。耐久が上がったため、有利な相手には何度も繰り出していける。
おくびょうC252いのちのたま持ちの場合、無振りメガボーマンダに対し、めざめるパワー氷は確定1発だが、こごえるかぜだと68.8%の乱数1発になる。
確実な処理を狙うならメガネ以上の強化アイテムや、きあいのタスキとの併用が推奨される。
HPに36振ると実数値159となり、さいせいりょくの回復量・いのちのたまの定数ダメージの効率がよくなる。
ステルスロックのダメージが増えてしまうものの、さいせいりょくを加味すると利点の方が大きい。
すぐ下にメガボーマンダがいることを考えるとCから削ることになるので、そこまでしてH調整するかは仮想敵への確定数や乱数の確率と相談。
対トルネロス [編集]
- 注意すべき点
- フォルムによって種族値や特性が異なるため、それぞれの特徴を把握しておく必要がある。
化身フォルムはおいかぜでのサポート、霊獣フォルムは耐久を活かしたサイクル戦に長ける。
いずれのフォルムも特攻・素早さが高く、攻撃範囲も広いのでアタッカーとしても侮れない。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
No. | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第6世代 | ||||||||
技59 | やきつくす | 60 | 100 | ほのお | 特殊 | 15 | ||
技94 | ひみつのちから | 70 | 100 | ノーマル | 物理 | 20 | ||
秘04 | かいりき | 80 | 100 | ノーマル | 物理 | 15 | ||
秘06 | いわくだき | 40 | 100 | かくとう | 物理 | 15 |
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | タマゴ未発見 | |
性別 | ♂のみ |