ノコッチ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ノコッチ [編集]

No.206 タイプ:ノーマル
通常特性:てんのめぐみ(技の追加効果の発動確率が2倍になる)
       にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
隠れ特性:びびり(ゴースト・虫・悪タイプの技を受けると素早さが1段階上がる)
体重  :14.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
まひるみHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ノコッチ1007070656545415てんのめぐみ/にげあし/びびり
トゲキッス85509512011580545はりきり/てんのめぐみ/きょううん
メブキジカ8010070607095475ようりょくそ/そうしょく/てんのめぐみ
メガガルーラ10512510060100100590おやこあい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第2世代出身のノーマルタイプ。
てんのめぐみによりずつきが6割怯みになるが、そのままだと素早さが低すぎるのでへびにらみの麻痺と合わせるまひるみ戦法が一般的。

のしかかり・ひみつのちからの追加効果が30%で麻痺なので、攻撃しつつ麻痺にさせるという戦略も取れるが、完全に運。

へびにらみ+ずつきのまひるみ戦法の場合、メガガルーラでも類似した戦法をとれる点に注意。
ノコッチは道具の自由さと、へびにらみで強引に速度を落とし怯みに持ちこむことができるのに対し、
メガガルーラは火力耐久ともに優れ、素早さ種族値が100と高く、
素早ささえ抜けていれば麻痺させなくとも現実味のある約5割でひるませることができてしまう。
麻痺+はねやすめのコンボやあくびで差別化を図りたい。

7世代でのしかかり、エアスラッシュ、ドラゴンダイブをレベルにて取得。
また麻痺による素早さ低下が1/4→1/2に弱体化。
無補正無振りでは抜けない相手がかなり多くなったので注意。
具体的にはノコッチは無補正無振りでS実数値65。
つまり実数値131以上、最速68族・準速79族・無振り111族より速い相手には麻痺でも上を取れない。

USUMでは攻撃力・素早さ共に上のメブキジカもずつきを習得したことで、同じく6割ひるみ戦法を取れるようになってしまった。
自力で相手を麻痺にする能力はこちらが上だが、あちらは素早さが多少あるので麻痺させずともひるみを狙える点で一線を画す。
麻痺撒きでパーティ全体のサポートも兼ねるような構築を心がけたい。



特性考察 [編集]

てんのめぐみ
追加効果発動率を2倍にする強力な特性。
麻痺と合わせれば、ずつきやエアスラッシュで高い怯み率のまひるみ戦法が狙える。
その他のサブウェポンの多くも高確率で追加効果が発動するため、基本はこれ。
怯み戦法が狙えるライバルとしてはトゲキッスメブキジカメガガルーラが上げられる。
種族値で大幅に遅れを取るため厳しいものの、地面に無効化されず命中安定のへびにらみが使える点は優位点といえる。
にげあし
対戦では無意味な特性。
トレース対策として無くはないが、てんのめぐみを欠いてしまうと低種族値なノコッチには採用理由を見いだせなくなってしまう。
トレースされる危険性を加味した上でも、基本はてんのめぐみを優先すべきだろう。
びびり
隠れ特性。ゴーストむしあくタイプの技を受けるとS上昇。
虫・悪技は等倍で受ける必要があるうえ、ゴーストに至っては耐性で無効化してしまう。
耐性と全く噛み合っておらず、基本はへびにらみでSを補うことができるため採用価値は薄い。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果てんのめぐみ備考
すてみタックル120(180)100反動1/3-威力の高い一致技。
ずつき70(105)100怯み30%60%威力は低いが怯み率が高い。麻痺と合わせて。
のしかかり85(127)100麻痺30%60%攻撃しつつ麻痺を撒ける。
じしん100100--鋼・岩に有効。
いわなだれ7590怯み30%60%ウルガモスフワライドヌケニン等に。無効のない怯み技。
ワイルドボルト90100反動1/4-ギャラドスブルンゲルエアームドフワライド等に。
アクアテール9090--じしんと範囲が被っている。
しねんのずつき8090怯み20%40%ゲンガーや、潰しにくる格闘に。
かみつく60100怯み30%60%威力は低いが怯みでゴーストをゴリ押せる。
いわくだき40100防御↓50%100%攻撃しつつ確実に防御を下げられる。
アイアンテール10075防御↓30%60%範囲は狭いがとぐろをまけば優秀な技に。
ドラゴンダイブ100(150)75怯み20%40%命中不安だが、ドラゴンに有効。のしかかりで対処不能なちいさくなるシャンデラにも。
がむしゃら-100--高耐久の相手も強引に削れる。
じたばた~200(300)100--HP低下時には最高火力。
特殊技タイプ威力命中効果てんのめぐみ備考
だいもんじ11085火傷10%20%無補正C252でHハッサムを確1。
れいとうビーム90100凍り10%20%H4ガブリアスを確1にするには強化アイテムがいる。
ふぶき11070凍り10%20%威力を求めるなら。
10まんボルト90100麻痺10%20%ギャラドスに。威力不足。
かみなり11070麻痺30%60%威力を求めるなら。麻痺率も高い。
チャージビーム5090特攻↑70%100%積み技感覚で使える。
シャドーボール80100特防↓20%40%ゴーストに有効。特防低下を狙える。
たたりめ65→130100--へびにらみや他の技の追加効果での状態異常が狙いやすい。
エアスラッシュ 7595怯み30%60%てんのめぐみとのコンボで6割で怯み。
変化技タイプ命中備考
へびにらみ100無効化されにくい優秀な麻痺技。怯みとの相性がいい。
どくどく90耐久型でのダメージ源に。
あくび-積んでくる相手を流す。
ステルスロック-サポート用。あくびでの流しと相性がいい。
とぐろをまく-攻撃・防御・命中を強化。
めいそう-特攻・特防を強化。
はねやすめ-回復用。麻痺と相性がいい。
いたみわけ-回復しつつダメージを与えられるが、HPが高めなので効果は薄いか。
ねむる-カゴのみが必要になるが、状態異常にも強くなる。
ねごと-ねむると合わせて。
みがわり-麻痺と相性がいい。がむしゃら、じたばた用の調整に。
マジックコート-読みは難しいが、ちょうはつ等を跳ね返せる。

型考察 [編集]

まひるみ型 [編集]

特性 : てんのめぐみ
性格 : ようき/わんぱく/しんちょう/いじっぱり
努力値 : S調整 残り耐久orA
持ち物 : たべのこし/カゴのみ
確定技 : へびにらみ/はねやすめ/ずつきorいわなだれ
選択物理技 : のしかかり
選択特殊技 : かみなり/ふぶき/だいもんじ
選択補助技 : マジックコート/ねむる/いばる/いたみわけorがむしゃら

特性てんのめぐみをいかしたまひるみ型。
麻痺にならない電気タイプ対策にいばるがあるといいが、第7世代で混乱の自傷率が低下したので注意。

第7世代から麻痺が弱体化したので、ある程度のS調整が必須になった。
一方ででんじはの命中率も低下したため、トゲキッスのでんじはと比べてへびにらみの優位性は以前より強まった。

【ダブル】てんのめぐみいわなだれ型 [編集]

特性:てんのめぐみ
性格:ゆうかん
努力値:A252 HBDで調整 S調整
持ち物:こだわりハチマキ/こうかくレンズ/たべのこし/おうじゃのしるし/こだわりスカーフ/カゴのみ
確定技:いわなだれ
選択物理技:かみつく/しねんのずつき/アイアンテール/いわくだき/のしかかり/じしん/アクアテール/ずつき
選択補助技:とぐろをまく/マジックコート/ねむる/いばる/いたみわけorがむしゃら/こうそくいどう

特性てんのめぐみをいかした全体怯み型。てんのめぐみ&いわなだれは他にはラッキーハピナスのみ。
全振り時にハピナスのほぼ倍の火力を出せる。また素早さも最も低くトリル下で先手を取りやすい。
物理・特殊耐久共にきせきラッキーに大きく劣る事に注意。

特殊アタッカー型 [編集]

特性 : てんのめぐみ
性格 : ひかえめorれいせい
努力値 : C252 H252or耐久調整
持ち物 : オボンのみ/ラムのみ/いのちのたま
攻撃技 : だいもんじ/ふぶきorれいとうビーム/みずのはどう/チャージビーム/エアスラッシュ
補助技 : あくび/へびにらみ/とぐろをまく/マジックコート

てんのめぐみの効果でチャージビームは必ず特攻が上がる。
特攻が低いので威力の高い技を使わないと火力が出ない。

てんのめぐみ+チャージビームはハピナスでも可能。
物理耐久でもB252ハピナス>H252ノコッチなので、ハピナスに使えない補助技を1つは採用したい。


対ノコッチ [編集]

注意すべき点
てんのめぐみで怯み率が強化されたへびにらみ+ずつきで相手の行動を制限するまひるみコンボが有名。
高いHPのおかげで耐久力もそれなりにあり、高速回復技のはねやすめも完備。
またてんのめぐみのおかげでチャージビームの特攻上昇が確実になる為特殊型も存在する。
対策方法
麻痺を完全無効に出来る電気タイプならまひるみを阻止できる。
鈍足な為、ちょうはつでコンボを封じることも容易。
ただしマジックコートには警戒する必要がある他、
補助技でなくひみつのちからなどの追加効果でまひを狙ってくるケースもある点は注意。

外部リンク [編集]