ミノマダム(くさきのミノ) - ポケモン対戦考察まとめWiki|第七世代(サン・ムーン&ウルトラサン・ウルトラムーン)

ミノマダム(くさきのミノ) [編集]

No.413 タイプ:むし/くさ
通常特性 :きけんよち(相手がこちらの弱点となる攻撃技、一撃必殺、自爆技を覚えているかどうかがわかる)※ミノムッチのとき「だっぴ」
隠れ特性 :ぼうじん(天候によるダメージを受けない、粉系の技、及び特性「ほうし」を無効化)
体重:6.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
草/虫HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
くさきのミノ6059857910536424きけんよち/ぼうじん
ハハコモリ7510380708092500ようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん
パラセクト609580608030405ほうし/かんそうはだ/しめりけ
蝶舞草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
くさきのミノ6059857910536424きけんよち/ぼうじん
キレイハナ7580959010050490ようりょくそ/いやしのこころ
ドレディア7060751107590480ようりょくそ/マイペース/リーフガード
ミノマダムHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
くさきのミノ6059857910536424きけんよち/ぼうじん
すなちのミノ6079105598536424きけんよち/ぼうじん
ゴミのミノ606995699536424きけんよち/ぼうじん

ばつぐん(4倍)ほのお/ひこう
ばつぐん(2倍)こおり/どく/むし/いわ
いまひとつ(1/2)みず/でんき/かくとう
いまひとつ(1/4)くさ/じめん

進化の条件により3種類の姿を持ち、それぞれタイプ・種族値・覚える技が異なる。
いずれも合計値は424しかなく、HP・素早さが低いため何をやらせても厳しい。

草・虫タイプは弱点が多く攻撃範囲は狭いという不遇なタイプ。
その性質上耐久寄りの種族値でありながらタスキが候補に上がってくる。
弱点の多さを利用したタスキがむしゃらも可能だが、耐久が災いして中途半端に削られると厳しい。

同複合のパラセクトはキノコのほうし、ハハコモリは高い素早さを持つ。
特殊耐久の高さや、ちょうのまい、ふいうち、がむしゃら辺りが差別点か。

第七世代でむしのさざめき、ちょうのまいを習得。特殊虫型のメインウェポン&積み技となる。
またふいうちをレベル技で習得。特性ぼうじんでも先制技が使えるようになった。用途が多いため嬉しい追加である。

ガーメイルにも共通して言えることだが、隠れ特性のミノムッチは第五世代のPDW限定なため、
今や入手が非常に困難になっているので育成の際は注意されたし。



覚える技比較(主要なもの) [編集]

赤字は第四世代マシン技(ぼうじんと両立不可)。青字は教え技。

3ミノ共通くさきのミノすなちのミノゴミのミノ
物理技ふいうち
むしくい
がむしゃら
タネマシンガン
タネばくだん
じしん
じならし
じわれ
ロックブラスト
ジャイロボール
アイアンヘッド
ダストシュート
メタルバースト
特殊技むしのさざめき
シグナルビーム
サイコキネシス
シャドーボール
エレキネット
めざめるパワー
まとわりつく
リーフストーム
ソーラービーム
エナジーボール
くさむすび
ギガドレイン
だいちのちからラスターカノン
変化技スキルスワップ
どくどく
ねむる
ちょうのまい
せいちょう
こうごうせい
ステルスロックてっぺき
ステルスロック

特性考察 [編集]

きけんよち
一撃技や弱点技の存在を知ることができるので耐久型には有用。
弱点が多いくさきのミノは、発動しなかった相手に居座りやすくなる。
ぼうじん
隠れ特性。天候ダメージとキノコのほうし等の粉系の技を無効化する。
くさきのミノはもともと草タイプで粉技は無効なので恩恵は少ないが、天候ダメージを防げる利点はある。
相手がこちらの弱点技や一撃技を持っている場合、きけんよちが発動しない=ぼうじんであると見抜かれるので注意。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発には向かない。撃ち逃げやZクリスタルとあわせて。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収タイプ一致技。回復効果付き。
むしのさざめき90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。みがわり貫通。
まとわりつく20(30)100拘束ダメどくどくとあわせて。
シャドーボール80100特防↓20%対ゴースト。
サイコキネシス90100特防↓10%対毒・格闘。
めざめるパワー-60100-相性補完に。炎・氷・地面など。
物理技タイプ威力命中効果解説
ふいうち70100優先度+1先制技。遅いので相性がいい。
がむしゃら-100-削り技。タスキとあわせて。
変化技タイプ命中解説
ちょうのまい-特攻・特防・素早さ補強。特殊型の性能向上に。
こうごうせい-回復技。晴れ下で効果増大するが、苦手な炎技が強化されるので役割破壊のリスクが高まる。
また、雨や砂嵐で上書きされた場合は回復量が下がる。
どくどく90耐久型対策。
まもる-ターン稼ぎに。どくどく・たべのこしとあわせて。
みがわり-補助技対策や、どくどく・たべのこしとあわせて。

型考察 [編集]

特殊耐久型 [編集]

性格:おだやか
努力値:HD252
持ち物:たべのこし
確定技:こうごうせい/ギガドレイン
攻撃技:むしのさざめき/めざめるパワー(炎)/サイコキネシス/むしのていこう/まとわりつく
補助技:どくどく/ゆうわく/かげぶんしん/いばる/まもる/スキルスワップ/ちょうのまい

基本的に特殊電気、耐久型の水、草に対して繰り出す。
草に対して出していきたいのならむしのさざめきが必要。

無補正無振りミロカロスのれいとうビームは低乱3。ギガドレインやたべのこしがあればそれ以下。
再生回復もあるので受けることはできるが、どくどくがないと受けるだけで終わってしまう。
無補正C振りスターミーのれいとうビームは確3だが、珠だと中乱2なため交代からの受けは厳しい。
ウォッシュロトムはめざ炎さえなければ安定して受けられる。きけんよちで見抜けるが、めざ氷の場合もある。

後続に対してどくどくやいばる程度しか負担がかけられないので注意。
流し際にちょうのまいを積むのも良いが、炎技持ちの相手が来たら退くしかない。
不意のめざ炎ぐらいなら一発は耐えるが、一発耐えてもどうしようも無い。

耐久力で勝るとはいえ、かんそうはだでの水受け+キノコのほうしを撃ち逃げできるパラセクトのほうが優秀と言わざるを得ない。
加えてくさとしての役割がメインになるため、よりマイルドな耐性を持ちちょうのまいを覚えるくさとの差別化も必須。むし技は欲しい。

タスキがむしゃら型 [編集]

性格:ゆうかんorれいせい
努力値:AC252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:がむしゃら/ふいうち
選択技:リーフストーム/サイコキネシス/シャドーボール/めざめるパワー(氷/炎)/どくどく

弱点の多さと遅さを逆利用し、きあいのタスキ発動からのがむしゃらを決めることに特化した型。
後攻がむしゃら→ふいうちで1体持っていくことを狙う。
努力値は、耐久と素早さに振る必要が全くないためAC特化になっている。

ふいうちの威力低下により、半端に削られると相手を倒すのが非常に困難となった。
またタスキを貫通してくる連続技使いには注意。

タスキアタッカー型 [編集]

性格:ひかえめorおっとり
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:リーフストーム/がむしゃら
攻撃技:むしのさざめき/サイコキネシス/シャドーボール/めざめるパワー(氷/炎)/ふいうち
補助技:どくどく/ちょうのまい

C特化からの一致リーフストームを軸にしつつ、弱点の多さを逆に利用してタスキがむしゃらを狙う型。
素早さに振ることで、準速で実数値は88となり、無振り67族(ランターン)以下に先制することができる。
これ以下の素早さで草弱点のポケモンは結構多く、意表を付けるだけでなく役に立つことも多い。
1体倒した後でも、鈍足耐久ポケモンに対しがむしゃらができる可能性も。
耐久個体値をわざと低くすればドータクンのジャイロボール程度でタスキ発動まで持ち込むことも可能。

注意点として、素早さ無振りハッサムローブシンなどの自分より遅い先制技使いは上の型でないと対処できない。
ただし数はそこまで多くない。ゴローニャマリルリなら相性で押していけるが、前者はロックブラスト、後者は草食型に留意。


対ミノマダム(くさきのミノ) [編集]

注意すべき点
特殊耐久が高く、ギガドレインやこうごうせいで回復も可能。
一致リーフストームやちょうのまいにより高火力で攻めてくることも。
弱点を突いてもタスキで耐えられ、がむしゃら+ふいうちで返り討ちにあう。
対策方法
4倍弱点である炎、飛行タイプは草・虫半減なので後出しから押せる。鋼タイプも有効打ありなら可能。
めざ炎程度は耐久振りなら耐えられるし、そうでない場合はタスキ持ちなので一発は耐えられると思った方がよい。
ミノマダムすべてのミノにいえるが、後攻がむしゃら+ふいうちがあるので
余裕があるなら軽く体力を削ってから弱点技で一気に倒しにいくといい。

外部リンク [編集]