ニドクイン [編集]
No.031 タイプ:どく/じめん 通常特性:どくのトゲ(接触技を受けると30%の確率で相手を毒状態にする) とうそうしん(相手と同じ性別だと技の威力が1.25倍、異なると0.75倍になる。性別不明には効果なし) 隠れ特性:ちからずく(追加効果がある技の追加効果が無くなり威力が1.3倍にあがる)※ニドラン♀、ニドリーナのとき「はりきり」 体重 :60.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
ニドキングと対を成す「どく×じめん」複合タイプ。
メインのどく技と補完に優れるじめん技をタイプ一致で扱え、4倍狙いのサブウェポンも豊富。
加えてそれらを特性ちからずくで一斉に補強できるため、独特かつ広範囲に高い火力を発揮する。
ただ、単純なアタッカーとしては、ACSで勝りふいうちやつのドリルも習得するニドキングに適性があるため、
あえてニドクインを採用するのであれば、耐久力を活かせる調整や構築を考えたいところ。
第七世代では役割対象のフェアリーが増加したものの、カプ・テテフやカプ・レヒレ、ミミッキュには複合タイプやSの関係上タイマンを制するのは難しい。
一方でカプ・コケコには非常に強く、コケコランドグロスといったカプ・コケコ絡みのサイクルに対しても優位に立てる。
めざめるパワー氷で4倍弱点を突かれず、くさやかくとうも等倍以下に抑えられることから、でんき受けとしても優秀である。
- ボールについて
- ニドラン♂×ニドラン♀の組み合わせで一見両方のボールを遺伝させることができそうだが、実はニドラン♀とニドラン♂は同種として扱われない[1]。
また、ガンテツボールやサファリボールと隠れ特性は両立できない[2]。
ニドキングとの技比較 [編集]
- ニドクインのみが覚える技
- どくどくのキバ/ロケットずつき[3]/つばめがえし/おいうち/かみくだく/あまえる
※PDW限定・初代VC限定技はマークの関係上レートで使用不可
ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
特性考察 [編集]
- どくのトゲ
- 接触技を受けた時に、相手を毒状態にできる可能性がある。
タスキ潰しになるものの、発動確率は30%と不安定。誘う弱点技のほとんどが非接触技である点もネック。
毒を狙うなら必中どくどくやどくびし、火力補強ならちからずくの方が有用。
- とうそうしん
- 同性に対しては技の威力が上がり、異性だと下がる。
ちからずく対象外のじしんやばかぢからも補強できるが、相手の性別に依存するため扱いにくい。
♀限定のラッキーやメガガルーラピンポイント気味で汎用性に欠ける。
- ちからずく
- 隠れ特性。追加効果が発生しなくなる代わりに技の威力が上がる。
種族値はA>Cだが、だいちのちからの火力がじしんを上回り、特殊サブウェポンも軒並み威力100超えの大技となる。
珠の反動が無くなるのもメリット。耐久を削ることなく高火力の技を撃ち分けられる。
じならしやこごえるかぜでS操作を狙わない限り、基本的にこちら。
技考察 [編集]
Zワザ考察 [編集]
ノートに保管中。
Zワザはちからずく対象外なので、ニドクインとの相性はいまひとつ。
必中・まもる貫通などの利点はあるものの、常時高火力のいのちのたまの方が有用。
型考察 [編集]
ちからずく特殊型 [編集]
特性:ちからずく
性格:ひかえめ/ずぶとい
努力値:HC252ベース
持ち物:いのちのたま/とつげきチョッキ/くろいヘドロ
確定技:だいちのちから
優先技:れいとうビームorふぶき/かえんほうしゃorだいもんじ
攻撃技:ヘドロウェーブ/10まんボルトorかみなり/きあいだま/いわなだれ
補助技:ステルスロック/どくどく
攻撃範囲の広さと特性による火力補強を活かしたアタッカー型。
耐性やSの関係で縛られることも多いためエースではなく補完としての採用になるが、多くのトップメタに有効打を持てる。
調整や構成次第で様々な相手を見れるので、パーティや仮想敵によってカスタマイズしたい。
持ち物は特性と相性が良い珠が最有力。サイクル戦における場持ちを優先する場合はチョッキやヘドロも候補。
攻撃技は物理・特殊共に豊富だが、メイン・サブ共に特殊技の方が高威力のため、ほぼ特殊一本での運用となる。
ちからずく・C特化@珠で種族値換算161相当と、メガシンカポケモンにもひけをとらない火力を発揮できる。
例としてだいちのちからでH振りメガメタグロスを確1、れいとうビームでH振り霊獣ランドロス@チョッキを確1。
主な役割対象はカプ・コケコをはじめとした電気と、その取り巻きとなる飛行や鋼。
ニドキングよりも耐久が高いため、有利対面で相手を流しやすいだけでなく、メガボーマンダなどの高火力アタッカーを対面から撃破することも可能。
タイプ相性上はフェアリーにも強いが、カプ・テテフやカプ・レヒレには上から一致弱点を突かれ、ミミッキュには毒技が等倍なので、彼らに役割を持てるとは言い難い。
- 型サンプル
- 性格 :ずぶとい
努力値:204-x-92-156-4-52
持ち物:いのちのたま
H:実数値191(16n-1)
B:A特化マリルリのアクアジェットで低乱2
無補正A振りメガメタグロスのしねんのずつきで中乱1
無補正A振りガブリアスのじしんで確2
C:だいちのちからでH振りメガゲンガー、メガクチートを確1
ヘドロウェーブでH振りマリルリを確1、FCロトムを確2
れいとうビームでH振りメガボーマンダを確1、霊獣ランドロス@チョッキを中乱1
かえんほうしゃでH振りナットレイを確1、テッカグヤを確2
10まんボルトでH振りギャラドスを確1、オニシズクモを確2
S:4振り81族、準速50族抜き
ステロどくびしサポート型 [編集]
特性:ちからずく/どくのトゲ
性格:ずぶとい/おだやか/おくびょう/わんぱく/しんちょう/ようき
努力値:HB252orHD252ベース
持ち物:くろいヘドロ/オボンのみ/レッドカード/きあいのタスキ/シュカのみ/ふうせん
確定技:ステルスロックorどくびし(両立可)/だいちのちからorじしんorじならし
攻撃技:れいとうビームorこごえるかぜ/だいもんじ/がんせきふうじ/ドラゴンテール/いかりのまえば
補助技:ちょうはつ/どくどく/ほえる
設置技2つに加え、それらと相性の良い技を多数習得するため、サポート役としても優秀。
どくびしを排除する毒タイプや、毒無効の鋼タイプを一致地面技で牽制できるのが強み。
地面タイプでどくびしを覚えるのは自身とニドキングのみ。耐久力で勝るため撒きやすく、流し性能も高い。
飛行タイプには氷技や岩技、ステルスロックが刺さる。
因みにどくびしとステルスロックの両立は、ニドキング・ドーブルを除けば他にオムスター・フォレトス・ウツロイドのみ。
彼らとは4倍弱点が無い、ちょうはつを撃たれにくい、流し技を覚えるといった点で差別化できる。
じならしなどのS操作技はちからずくだと追加効果が発生しないため、これらを採用するなら特性はどくのトゲを選択。
なお、ドラゴンテールはちからずくでも相手を交代させられるので問題無い。
努力値は行動回数を確保するための耐久ベースが基本だが、ACSも調整しておくと攻撃技やちょうはつを使いやすくなり、起点化回避に繋がる。
耐久をタスキに一任する、AC無振りでも使えるいかりのまえばを入れるなど、持ち物や技構成次第で振り方も変わってくる。
対ニドクイン [編集]
- 注意すべき点
- 兎に角多彩な技と、ちからずく+珠による火力、ニドキングを上回る耐久力を持つ。
弱点を突いても耐えて反撃されたり、有利対面を作って流しつつ負荷をかけてきたりと、タイマンにもサイクル戦にも強い。
- 対策方法
- 積み技や先制技に乏しく、追加効果による不意の状態異常や能力低下で崩される恐れもない。
そのため、タスキやチョッキ持ちのアタッカーなら撃ち合いで優位に立てる。Sはニドキングより遅く上を取りやすい。
弱点を突かれにくく高耐久のラッキーやクレセリアは受け出しやすいが、でんじはやどくどくは効かないので注意。
外部リンク [編集]
[1] 前述の場合は従来通りニドラン♀のボールのみ遺伝する。第七世代からニドラン♂×メタモンでニドラン♂からボールを遺伝させることはできる
[2] サファリボールは第四世代まででしか使用できず、隠れ特性は第五世代で追加されたものであるため。ガンテツボールは第七世代で復刻したがニドラン♀もニドラン♂もSM・USUMで出現しない。
[3] 初代VC限定でニドキングも習得可
[4] 初代VC限定でニドクインも習得可
[5] PDW限定でニドクインも習得可