エンニュート - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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エンニュート [編集]

No.758 タイプ：どく/ほのお
通常特性：ふしょく（鋼タイプや毒タイプであっても毒状態にすることができる。）
隠れ特性：どんかん（「メロメロ」「ゆうわく」「ちょうはつ」が効かない。）
体重　　：22.2kg（けたぐり・くさむすびの威力40）
ぬし　　：81.0kg（けたぐり・くさむすびの威力80）

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唯一の「どく×ほのお」タイプ。
C111・S117と高速アタッカー気質な種族値を持ち、素で115族抜き抜きになるSは絶妙な調整。

ヒードランに次ぐ2体目のフェアリー1/4耐性持ちであり、一見するとフェアリーキラーとしての素質があるかに見える。
だが、実際のレーティング環境におけるフェアリーは自身より速いカプ・コケコ・こだわりスカーフ所持率の高いカプ・テテフ・行動保証のあるミミッキュが大半を占めている。
鈍足相手でも先制技持ちのマリルリなどはあまり有利とはいい難く、フェアリーキラーとしての役割をいまひとつ活かしきれない。
USUMでは近い性能でステータスと範囲に優れるアーゴヨンも登場し、単純な特殊どくのエースとしては採用理由を見出しにくい。
高速ほのおとしての性質を活かしていきたい。

紙耐久な上に弱点はメジャーだが半減タイプも多く、特に1/4のタイプには十分に後出ししていける性能がある。
また、専用特性「ふしょく」によるどくみがの一貫性の高さは特筆すべき魅力であり、アンコール・かなしばりなどの小技も豊富でねこだましによるダブル適性も持つ。
純粋なアタッカーとしてよりも、高い素早さと多彩な技・独特の耐性に着目し、コンボや味方との連携重視で動いたほうが強力かつ個性を引き出しやすい。

エンニュートに進化できるのは♀のヤトウモリのみであることに注意。
各地方の御三家やイーブイ、ミツハニー等と同じく♂：♀が7：1の類なので、厳選と育成にはやや手間がかかる。

UMではぬしサイズのエンニュートが手に入る。
特性はふしょくで固定、有用な遺伝技のうちねこだましが使用不可。
耐性上撃たれにくいが、くさむすびとけたぐりの威力も高くなるため戦術的な採用価値は特にない。

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ネタ考察やマイナー考察はエンニュート/ノートにあります。

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特性考察 [編集]

ふしょく

エンニュートの固有特性。どく・はがねタイプも毒/猛毒状態にできる。
どくどくがヒードランや高耐久のどくポケモンに一貫する強力な必中状態異常技になる一方、耐久型で戦うには耐久種族値が低すぎるのが難点。
どくタイプをヘドロばくだん等の追加効果でも毒状態にできるが、はがねタイプにどく攻撃が有効になるわけではないので、はがねタイプには実質「どくガス」「どくどく」のみが対応技になる。
フィールドの影響を除きこの特性で毒/猛毒にできないのは特性めんえき、ぜったいねむり、マジックミラーと、状況限定だがリミットシールド、リーフガードのポケモン。
なお、ふしょくは自分にも有効であるため、どくどくだまを持たせると猛毒状態になってしまう。
マジックミラー・シンクロ・マジックコートで跳ね返された毒・猛毒状態にはふしょくの効果は乗らない（自身が毒タイプか鋼タイプなら通常通り無効化する）。

どんかん

隠れ特性。高めの素早さと特性どんかんによるちょうはつ無効から、アンコール/かなしばり/いちゃもん/ちょうはつなどの変化技を使い分けられる。
ちなみに、どんかんには相手のアンコール、かなしばりを無効化する効果はない。
その他トレースポリゴン２にどくどくの一貫性を作らせない点で、フルアタでもこちらが候補に入る。

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技考察 [編集]

Zワザ考察 [編集]

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型考察 [編集]

基本アタッカー型 [編集]

特性：ふしょくorどんかん（補助技採用時）
性格：おくびょう
努力値：CS252orCS調整
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/Zクリスタル/ふうせん
確定技：だいもんじorオーバーヒートorかえんほうしゃ/ヘドロウェーブorヘドロばくだん
攻撃技：りゅうのはどう/めざめるパワー（地/岩/氷）/ねこだまし/はたきおとす
補助技：どくどく/おにび/ちょうはつ/アンコール/わるだくみ

素早さを活かした高速アタッカー型。現環境に多い鋼やフェアリーに強い。
サブウェポンに乏しく弱点を突ける範囲は狭いので、わるだくみや持ち物で火力を補う。
準速だとガブリアスと同速で、他にも抜きたい相手がいるため基本的にSに性格補正をかける。

ふしょくどくみが型 [編集]

特性：ふしょく
性格：おくびょう
努力値：HSベースBD調整、余りC
持ち物：くろいヘドロ
確定技：どくどく/オーバーヒートorかえんほうしゃorだいもんじ/みがわり
優先技：まもる
選択技：ヘドロウェーブorヘドロばくだんorベノムショック/アンコール/かなしばり

一定の流し性能を生かし、一貫性の高いふしょく+必中どくどくでどくみが戦法を取る型。
耐久型のでんじはなどの補助技読みはもちろん、鋼・フェアリータイプとの対面状況でも交代読みのみがわりが決まりやすい。
耐性受けで一部のポケモンを受け出しから起点にすることも可能なため、一度みがわりさえ置ければ高いハメ性能を持つ。

安定性を求めるなら技構成はどくどく/みがわり/まもる/炎技だが、
素のSが高いためまもるを抜いた構成もあり。アンコールやかなしばりで強引に起点を作ることが可能。
炎技・毒技の2ウェポンにすればフィールドで状態異常を無効化するカプ・レヒレ入りの構築に対しても腐らなくなる。

ふしょくまもしば（みがしば）型 [編集]

特性：ふしょく
性格：おくびょう
努力値：HSベース/BSベース
持ち物：くろいヘドロ
確定技：どくどく/まもるorみがわり/かなしばり
優先技：アンコール
攻撃技：かえんほうしゃorだいもんじorオーバーヒート
変化技：ちょうはつ/おにび

単純なふしょく毒撒きにとどまらず、後続の起点作りなどサポートを重視する場合に採用する型。
覚える変化技のレパートリーから多くの戦術が採れる。まもしば、みがしば、みがわりアンコ、かなしばアンコ等々。
どくみがが難しい状況でも相手の使用技を制限しつつ後続に繋ぐことが可能。

まもるorみがわり→かなしばり→アンコールを通せれば相手に強制的にわるあがきを使わせることができる。
こだわり型は勿論、相手ポケモンからの有効打が一つしかない場合は特に決めやすく、相手が交代してもしなくても確実に毒撒きの起点が作れる。
例を挙げるとじしん/こおりのつぶて/つららばり/ステルスロックの技構成が多いマンムーなど。

まもるとみがわりは選択、前者ならスカーフへの安全な様子見として使えHPも削らないが、Zワザに貫通される。
後者はHPを削る代わりにZワザにも強く状態異常の回避にも使えるが、相手の上を取れていないと機能しない。

その他の技

ねこだまし：シングルでは有用性は低い。ダブルならほぼ必須。
わるだくみ：積んで攻めるなら上のアタッカー型で。
いちゃもん：アンコール・かなしばりの方が使い勝手が良い。

【ダブル】基本型 [編集]

特性：どんかんorふしょく
性格：むじゃきorおくびょう
努力値：CS252 or HS252
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/Zクリスタル/ふうせん
優先技：ねこだまし/まもる
攻撃技：ねっぷうorだいもんじorオーバーヒートorかえんほうしゃ/ヘドロばくだん/りゅうのはどう/めざめるパワー（地/岩/氷）/はたきおとす
補助技：おにび/てだすけ/ちょうはつ/かなしばり/アンコール/どくどく/みがわり

単なるアタッカーとするよりは、S117からのねこだましや、てだすけ、かなしばり等ダブルで有用な補助技を活かしたい。
フェアリー技1/4は魅力だが、カプ・テテフ・カプ・レヒレ・メガサーナイト辺りは複合タイプで抜群を取られ、
スカーフやトリックルーム等の素早さ操作手段を持っている事が多いので注意。
C実数値148以上の珠だいもんじ、162以上の帯だいもんじでH振りメガメタグロスが確定1発。メガ、Z、こだわりアイテムに頼らずHSメガメタグロスを上から落とせるのはエンニュート、ファイアロー、アギルダーのみ。

ヘドロウェーブは味方も巻き込む全体攻撃になるので、Zワザ化前提でもない限りダブルでは使いにくい。

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対エンニュート [編集]

注意すべき点

どく/ほのおの攻撃範囲は広く、フェアリー1/4を始めとした8タイプへの耐性も優秀。
高い素早さからの必中どくどくは、特性ふしょくによりどく・はがねでも無効化できない。
起点作りサポート型やどくみが耐久型、わるだくみアタッカー型など戦法も豊富。

対策方法

いわタイプなら一致技両方半減しつつ弱点を突ける。じめん4倍なのでじしんも有効。
みずしゅりけんやロックブラストがあればタスキ・みがわり対策も万全。
各種補助技はちょうはつで封じられるが、いたずらごころ持ちでないと先制しづらい。

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覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

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タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

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遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]

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