ドデカバシ - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第七世代（サン・ムーン＆ウルトラサン・ウルトラムーン）

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ドデカバシ [編集]

No.733 タイプ：ノーマル/ひこう
通常特性：するどいめ（命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる）
　　　　　スキルリンク（連続技が必ず最大回数当たる）
隠れ特性：ちからずく（一部の技の追加効果がなくなり威力が1.3倍になる）※ツツケラとケララッパのときは「ものひろい」
体重　　：26.0kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

第七世代の序盤「ノーマル×ひこう」複合ポケモン。攻撃種族値と技範囲に優れる反面、鈍足で耐久も並程度。
「ちからずく」や「スキルリンク」+連続技のコンボを持つことが魅力だが、一致技には有用な特性適用技が無くあくまでサブウェポンの強化に留まる。
特攻も並程度にはあり、ばくおんぱ・オーバーヒートといった大技を覚えるため両刀運用も可能。
タイプや能力の違いがあるため、チラチーノとの差別化を考える必要はない。

専用技「くちばしキャノン」はデメリットもあるが、物理アタッカーへの牽制にはなる。
詳しくは後述するが、上手く活かせれば攻撃しつつ相手の物理アタッカーに火傷を撒くことができる。
扱いは容易ではないが、ドデカバシの大きな個性。

ネタ考察やマイナー考察はドデカバシ/ノートにあります。

特性考察 [編集]

スキルリンク

対象技のうち有用なものはタネマシンガンとロックブラスト。
実質威力125のくさ技といわ技により、一致技では物足りない攻撃範囲を補える。
とはいえ一致技と合わせても共にはがねタイプには半減されるため、貴重な個性とは言え相性補完としては微妙なライン。
炎技と合わせることで全タイプに等倍以上が狙えるようになるので覚えておきたい。
がんじょうやみがわりにも強いが、ミミッキュのばけのかわを貫通して倒すには火力が足りないので対策としては不十分。
(無振りミミッキュへA特化ハチマキタネマシンガンが28～33ダメ、H4振りの実数値が131なのでほぼ最高乱数を連続で引き続けない限り突破不可能)

するどいめ

回避戦法に強くなる。
基本はスキルリンクの方が優秀であるため、連続技を使用しない型のみの採用。
連続技を採用しない場合でも、サブウェポンの火力底上げができるちからずくの方が有用か。

ちからずく

隠れ特性。
強力な特性ではあるが、残念ながらメインウェポンは殆どが適用対象外。
ゴッドバードはちからずく適用対象の一致技だが、パワフルハーブがほぼ必須となってしまう。
さらに、ちからずくを加味してもZワザ化した方が威力が高い点も難点。
一方でねっぷう、ダストシュートなどサブウェポンの火力補強には大いに役立つ。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力 【ちからずく】	命中	効果	解説
ブレイブバード	飛	120(180)	100	反動1/3	タイプ一致技。反動が痛い。
くちばしキャノン	飛	100(150)	100	優先度-3	タイプ一致技。専用技。詳細後述。
ドリルくちばし	飛	80(120)	100	－	タイプ一致技。性能安定。
ゴッドバード	飛	140(210) 【273】	90	怯み30% 急所ランク+1	タイプ一致技。Zワザ化やちからずくで超火力に。基本的に一発しか撃てない。
おんがえし	無	102(153)	100	－	タイプ一致技。性能安定。
タネマシンガン	草	25*2~5	100	－	対岩・水・地面。命中安定・非接触。スキルリンク対象技。
ロックブラスト	岩	25*2~5	90	－	炎・飛行等に抜群で広範囲だがメインウェポンとは若干範囲が被る。スキルリンク対象技。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	攻撃しつつ撤退。鈍足を活かし後続の無償降臨に。
ニトロチャージ	炎	50 【65】	100	素早↑100%	対鋼。一応ちからずく対象技。 威力は控えめなので積み技感覚で。準速で100族、最速で115族まで抜ける。
ダストシュート	毒	120 【156】	80	毒30%	対妖。高威力だが範囲は被りがち。ちからずく対象技。
はたきおとす	悪	65(97)	100		持ち物排除でダメージ上昇。 メガストーンやZクリスタルには弱いが一致技との補完はまずまず。
特殊技	タイプ	威力 【ちからずく】	命中	効果	解説
ばくおんぱ	無	140(210)	100	－	タイプ一致技。性能安定。みがわり貫通。 物理技に目が行きがちだが、おんがえしを僅かに上回る指数を持つ。
オーバーヒート	炎	130	90	特攻↓↓	対鋼。ニトロチャージより通りやすい。
ねっぷう	炎	95 【123】	90	火傷10%	C低下なし、ちからずく対象。
ラスターカノン	鋼	80 【104】	100	特防↓10%	対岩。ちからずく対象技。 フェアリーにも抜群だが基本はブレイブバードのほうが有効なことが多い。
変化技	タイプ		命中	解説
おいかぜ	飛		－	味方の素早さ倍増。自身にも有用。くちばしキャノンと相性が悪い。
はねやすめ	飛		－	回復技。先制で耐性が一変。くちばしキャノンの火傷とあわせて。
フェザーダンス	飛		100	物理アタッカーを弱体化。 火傷と違い重ね掛けができるので受けの安定度が高まる。
つるぎのまい	無		－	攻撃を強化。抜き性能向上に。

固有技「くちばしキャノン」について [編集]

特徴

• 飛行タイプ物理技
• 威力100 命中100 PP15
• 非接触技
• 優先度-3（ターンの最初にクチバシを加熱する。きあいパンチの集中力を高める部分と同様）
• 技が発動する前に直接攻撃を受けると、そのポケモンをやけど状態にする（技はそのまま受ける）
• 特性「ぼうだん」で防がれる

ドデカバシの専用技。威力が高く、火傷効果も有用だが、必ず後攻になるデメリットは痛い。
もっとも素早さは高くないので、この技を使わなくても後攻になるケースが多い。

ドデカバシの弱点となるいわ・でんき・こおり技は非接触技が多く、高火力アタッカー相手だとそもそも耐えられないこともあるが、
発動前にひんしになっても火傷の効果は発生するため、まともな有効打が接触技しかない相手には牽制となりうる。
（ボーマンダ、メタグロス、ギャラドス、カイリュー、ハッサム、ミミッキュ、ラスターカノン非搭載のギルガルド等が該当する。積み技には注意。）
また、きあいパンチと異なり、発動前にダメージを受けてもひんしにならなければ技を発動できる。
タスキを持たせたり、耐えられる接触技を使ってくれる相手を上手く見極めよう。

豆知識

ねむり状態で使用しても、触れた相手を火傷させる効果は発動する（加熱を始める→直接攻撃を受ける→火傷を負わせる→ぐうぐう眠っている）。
こおり状態でも同様の効果が発生するが、こおり状態が治るといったことはない。
優先度-3なので、相手がカウンターや強制交代技を選択するとくちばしキャノンが先に発動するため、相手は火傷しない。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性：スキルリンク/ちからずく
性格：いじっぱり/やんちゃ/ようき/むじゃき/ゆうかん
努力値：A252 CS調整 残り耐久
持ち物：こだわりハチマキ/いのちのたま/とつげきチョッキ/Zクリスタル
確定技：ブレイブバードorくちばしキャノンorドリルくちばしorゴッドバード
優先技：タネマシンガン/ロックブラスト(スキルリンク) /ダストシュートorねっぷう(ちからずく)
攻撃技：おんがえしorばくおんぱ/とんぼがえり/ニトロチャージ/オーバーヒートorねっぷう/ダストシュート
補助技：おいかぜ/はねやすめ/つるぎのまい/フェザーダンス

スキルリンクを活かした基本的なアタッカー型。

素早さが微妙なので、耐久に厚く振るならくちばしキャノンも選択肢に入る。
くちばしキャノンを入れる場合、自分より遅い相手と戦う時を考え、もう一つ飛行技を入れるのもあり。
連続技の他には技スペースが一つ余りやすく、両立しても攻撃範囲が狭いとは思わなかった。

ニトロチャージやおいかぜで素早さを補うのならばある程度は耐久等の調整したい。

耐久は並程度だが決して低くもないため、フルアタ構成でいくのならばとつげきチョッキもあり。
ちなみに、AS252振りで残りの努力値をDに振れば、HP奇数（実数値155）とD偶数（実数値96）を両立できる。
ダウンロード対策にもなるため、先制技対策として安易にBに振るよりはDに振りたい（オーバーヒートを採用しないのなら）。

スカーフ型 [編集]

特性：スキルリンク
性格：ようき/むじゃき
努力値：AS252/AC調整S252
持ち物：こだわりスカーフ
確定技：ブレイブバード/タネマシンガン/ロックブラスト
選択技：とんぼがえり/オーバーヒート/おんがえし

微妙な速さをこだわりスカーフで補い、飛行・草・岩の3つの高火力技で奇襲をかける。
準速スカーフで最速100族を、最速スカーフで最速115族まで抜ける。
鋼への有効打が欲しい場合はオーバーヒートを採用しむじゃきを選択。

物理受け型 [編集]

特性：スキルリンク/ちからずく
性格：わんぱく/のんき
努力値：HB252ベース
持ち物：ゴツゴツメット/たべのこし/オボンのみ
確定技：くちばしキャノン/はねやすめ
攻撃技：とんぼがえり/タネマシンガン/ロックブラスト/ばくおんぱ/オーバーヒートorねっぷう/はたきおとす
変化技：どくどく/フェザーダンス

専用技のくちばしキャノンを活かして、ゴツゴツメットファイアローやハッサムのように立ち回る型。
直接攻撃を受けた場合は必ずやけどにさせ（おにびは命中85）、みがわり状態でもやけどにできる。
じめん無効のひこうタイプなので、いわ技を除けば誘う物理技は接触技が多く好相性。

耐久指数は特化してもA252ガブリアスのげきりんが高乱数2発(88.3%)と心もとないものの、
うまく接触技を誘って火傷とはねやすめを合わせれば十分に受けきれる。
また、無振りでもくちばしキャノンが無振りガブリアスを確3(37.7%～44.8%)とそこそこの火力を持つ点もポイント。

クチバシの加熱自体は先制発動なので、仮に相手の攻撃で倒されてしまってもやけどを残せる。
ただし被弾後に効果が発動するため、攻撃を食らうタイミングにはやけどの物理1/2効果はない。
特性や選択技はパーティと相談、特殊技採用時は性格のんきもあり。

対ドデカバシ [編集]

注意すべき点

高い攻撃種族値からの一致ブレイブバード、スキルリンクによる実質威力125の草・岩技もサブウェポンに持つ。
これらの攻撃技を全て半減することができるはがねに対してもオーバーヒートを撃てるため、安易な受け出しを許さない。
素早さは低めだが、ニトロチャージを覚えるので油断は禁物。
くちばしキャノンで物理アタッカーを牽制しつつ、おいかぜやフェザーダンスによるサポートに回ることも。

対策方法

耐久は並程度。弱点も電気・氷・岩とメジャーで、非接触技が多いためくちばしキャノンも怖くない。
最速スカーフでも115族抜きが限界なので、それよりも速いでんきタイプの特殊技で攻めるのが最安定。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

技マシン [編集]

タマゴ技 [編集]

教え技 [編集]

遺伝 [編集]

遺伝経路 [編集]